日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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Ride with Mask. コロナ禍中の自転車趣味のエチケットとして。

 ’20/5/25日付で、首都圏を含む日本全国の、新型コロナウイルス感染拡大に関する非常事態宣言が解除されました。

 宣言の解除により、私もテレワークを解除され、社内勤務に戻ることとなりました。
 まあ、テレワーク期間と言いつつ、5月中は「人が外に出ない間に片付けるぞ!」という形で実施された現場対応で、半分くらいは外に出ていましたけれどね……。

 そして、現在の状況を見ますと……。
 解除されたのは「非常事態」の宣言だけであり、まだ新型コロナ騒動の「終息」には至っていないのですよね……。

 外出などの制限が少しずつ、取り払われていく段階となっていますが、まだまだ「3密」を避けた行動が求められる毎日となっています。

 という前置きから、本題です。
 非常事態宣言が解除され、そろそろ外出や渡航範囲の制限なども、徐々に緩和されていきそうです。
 この流れの中、自転車趣味活動も徐々に再開して行こうと考えている皆様も多いと思います(私も同じです)。

 しかし、まだ終息し切っていない新型コロナウイルスの感染拡大騒動。
 以前のように、無防備で走り回ることは、やはり避けるべき状況が続いていると考えて良いでしょう。

 自転車関係の情報誌や情報発信サイトでも、マスクの装着による、感染拡大防止策をきちんと整えた上での趣味活動が推奨されています。

 というわけで、今回は手元にあったマスクをいくつか、自転車で使用してみた感想などを簡単にまとめましょう。

 なお、いまだに一部で誤解されたままのようなので解説しておくと、マスクは「自分が感染することを予防する」ために装着するものではありません。
 「自身が無症状感染者だった場合に、ウイルスを周囲に撒き散らさない」ために装着する、いわゆる周囲の皆様の健康を守るための装備です。

 この新型コロナウイルスは、厄介なことに、感染していても多くの人(約80%と言われています)はほとんど症状が現れませんが、それでも免疫がウイルスを消し去るまで、ウイルスの体外放出が続くことが報告されています。
 自身がウイルスを撒き散らさない行動をとり、それを社会全体で実施することで、社会生活の中での感染リスクを低く保つことが、自身を守ることにも繋がると思われます。

 というわけで、今回の話が、どこまで皆様の役に立つ情報なのかよくわかりませんが、興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


 さて、マスクライドですが、私同様、花粉症持ちのサイクリストの皆様は、一度くらい、試したことがある方も多いのではないでしょうか。

 私が過去に試した感じ(ドラッグストア販売の不織布マスク使用)では、花粉症シーズンはまだまだ低温期であるためか、速やかにマスク内に結露が発生。
 それで全体が濡れてしまうと、不織布が顔に貼りつき、呼気が通らず窒息するかと思うほどの息苦しさになる、という散々な結果になりました。

 ま、普通に考えて、マスクは鼻と口を覆うわけですから、呼吸に制限がかかるのは当たり前なのですが……。

 とはいえ、その中でもできるだけ快適に走れる装備はどれだ、ということで、以下の3種類を比較してみました。

 なお、試してみた条件ですが、ミニベロで、「息苦しくならない程度の強度」を強く意識して、都内のサイクリングロード(ま、多摩川なんですけど ^^;)をソロで1〜2時間程度、走った場合となっています。
 ロードでトレーニングとか、そういう条件だと全然違った話になると思いますので、ご注意ください。


1.不織布マスク


20053001.jpg
多くの方がマスク、と言えば、
多分、このマスクを思い浮かべると思う。

ピントが後ろに抜けているのは気にしないで欲しい。
普段、自撮りをやらないオッサンなので、
失敗しただけである。


利点
・(コロナ禍以前は)コンビニ等で気軽に買える(買えた)。
・(コロナ禍以前は)単価が安く、使い潰して惜しくない(だった)。
・立体構造で口元を広く覆うため、飛沫拡散防止効果は高い(と思われる)。

欠点
・(コロナ禍発生後は)在庫がない店が多くなった。
・(コロナ禍発生後は)単価が上がっており、無駄使いし辛くなった。
・意外に表裏を間違いやすい。
・鼻梁の固定ワイヤーや頬の接触部で肌荒れが起きる場合もある。

 「サージカルマスク」とも言われ、コロナ禍以前はコンビニ、ドラッグストアなどで普通に入手できたマスクです。

 私は花粉症持ちであるため、例年、結構な数をストックしてあった(使い切っていないのに、新しいものを買い増していた)のが幸いし、現在までのところ、コロナ禍中に在庫を切らさずに来ています。
 まあ、今後、第二波が来たら……と考えると、あまり無駄使いはできませんが……。

 とりあえず、最もスタンダードであろうこのマスクを使用した感じですが……。

 最近は花粉症シーズンと違って低温期ではないためか、内部結露は発生せず、また、プリーツ構造の本体を大きめに膨らませておくことで、息の通りが阻害されることはありませんでした。
 ヒルクライムなどの激しい運動をしない限り、ロードでも意外と使えるかもしれません。

 とはいえ、'20年5月末現在、まだ入手困難が続いている地域も多いようですし、何よりコロナ禍発生前と比べて、単価も高くなっているので、使い捨て気分で使い潰すのが少々もったいないのも確かですよね……。
 ドラッグストアでなく、何でここに?というような場所では、かなり安く売られているようですが、品質に大いに問題がある、という噂もあり、個人的にはそんな物に手を出したくない、が本音だったりしますしね……。

2.布マスク


20053002.jpg
これはいわゆる手作りマスク。
(近所の無人販売で入手)

政府から配られた(る)ガーゼマスクも、
このカテゴリーに入ると思う。
不織布マスクが登場するまでは、
マスクといえばガーゼマスクだった。


利点
・最悪、手作りなどで対応できる。
・デザインのバリエーションが豊富で、お気に入りの品を選べる。
・最近はスポーツブランドから、運動中の装着を考慮した製品も販売されている。

欠点
・強烈に蒸れて暑い。
・長時間使用だと、汗や他のもので濡れて大変。
・スポーツ用の製品は入手の機会が限られる。

 不織布マスクが品薄であることから、最近脚光を浴びている(と個人的に思っている)のが、この布マスクです。

 不織布マスクは、市販品でも医療用の材料を使っている場合も多いため、さすがに性能面では見劣りする場合も多いですが、飛沫拡散防止の効果は十分ある、とされる報告も多くあるようです。
 最近の手作りマスクは、単なる長方形ではなく、画像の物のように、鼻梁や顎先を覆うように、上下に張り出しがある場合が多く、機能的にもかなり優れたものが多いと思います。

 なお、私が使用している布製マスクは、近所の手芸教室前に、無人販売の形で出ていたものです。
 テレワーク中の仕事の合間の気分転換や、買い物程度の外出に不織布マスクを使ってしまうのは勿体なかったので、洗って使えるこちらを使っていました。

 そして、これを自転車用に使ってみた感想ですが……。

 予想はしていましたが、運動を想定して作られているわけではないので、ものすごく息がこもり、蒸れて暑い(^^;)。
 日常生活ならともかく、夏場の運動中に使用するのは、さすがに厳しいものがありそうです。

 そういえば仙台勤務中に聞いた話では、東日本大震災直後に食品などを購入する際の大行列に並ぶ間、マスクを装着しているのといないのとでは、体感の寒さが全然違った、なんて事があったのを思い出しましたよ……。
 (顔を布や不織布で覆っている上に、呼気が中で一旦、温められることで、冷たい外気が直接、体に入らないため)

 で、仙台勤務中には、私もマスクを一種の防寒具のように使っていたのでした……。

 というわけで、さすがに布マスクは、運動中の装備としては少々、厳しい気がします。
 スポーツブランドが、運動中の装着を想定して作っている、という製品が最近は出てきているようなので、そちらを使うのであれば、また違うのかもしれませんが、手元にない&販売が始まっても瞬時に売り切れるような状況らしいので、試せないのが残念です……。

 あ、ついでに。

 政府が緊急対策として配布するとしていたマスクですが、私の居住地域では既に配布され、現在、手元にあったりします……が。
 私としては、これは本当に非常時の(第二波以降の流行があった際の)備えとして手元に保管するつもりため、自転車用として試す事はありませんので、あしからず……。

3.ネックゲイター(冷感素材使用)


20053003.jpg
夏期のアウトドア活動時に、
首の日焼け防止等の用途に作られたもの。
肌に触れると、確かにヒヤリとした感覚がある。


利点
・口元から首筋まで、覆う範囲が最も広い。
・うなじや顔の日焼け防止にもなる。
・給水発散性の冷感素材は熱中症対策にも良い。

欠点
・給水、補給などの時、最も邪魔になり、再装着も最も面倒。
・肌が弱い人は首筋が痒くなるかもしれない。
・ヘルメットのアジャスターと干渉する可能性あり。

 首筋から顔の下半分までの日焼け防止のための装備です。
 冬季用に、保温性能を高めた物は、「ネックウォーマー」と呼ばれたりもします。

 ま、つまりは首筋を守るための製品ですが、日焼け防止として顔の下半分を覆うので、マスクがわりに使える、というものになります。

 コロナ禍の中でスポーツを楽しむ際の装備として、ノーベル生理学・医学賞受賞歴のある山中先生が、インタビューの中で、「こういった、バフと呼ばれるもので口元を覆うなどの対処を……」と例示したことがあります。
 この際の「バフ」とは、とあるブランド製のネックゲイターの製品名であり、このインタビューの直後、アウトドア系通販では一気に品切れになった、という噂を聞いたことがあります。

 ちなみに、山中先生はフルマラソンにも何度も出場し、サブ4を達成されているなど、かなりガチなアスリートでもいらっしゃるようで、その経験からネックゲイター等を対策として提案されていたものと思われます。

 というわけで、私も仙台勤務時代に冬季の自転車通勤で、薄手のウールのバフをネックウォーマーがわりに使っていたので、一度、それを使って走ろうか、と思ったのですが……。
 関東の初夏の気温でウール製品は暑すぎて、室内で装着した段階で、これで外出するのは無理、と悟って、やめた経緯があります。

 ゆえに、夏期用の給水発散性が高い冷感素材使用のタイプを取り寄せ、快適性をチェックしてみました。
 (なお、私が取り寄せたのは、ずり落ち防止に耳を通す穴があるタイプ。耳を通さないタイプも多い)

 最初は大本命だと思って使ってみたわけですが、やはり口元を覆うものである以上、息苦しさを完全に払拭できるものではありませんね(^^;)。
 このネックゲイターのテストを行った日はサイクリングロードが混雑していたので、復路は一般道を走ったのですが、車と並走するため運動強度を上げざるを得ない環境では、やはりそれなりの息苦しさを感じる結果になりました。

 また、走行中はあまり気にならないのですが、休憩時など、動きを止めている間は、呼気が風船のようにネックゲイター全体を膨らませたりして、空隙が大きい首元〜耳の後ろ側に熱がこもる感じがありました。

 とはいえ、走行中は汗が発散されるためか、変に熱がこもる感覚はなく、また、風にばたつくことも少なく、そこそこ快適に走ることができました。
 完璧な装備……とは言い切れませんが、日焼け防止を兼ねた装備として、それなりに高評価としても良いかもしれません。

 なお、個人的には……アトピー持ちのため、サイクルジャージの襟の中に巻き込むと、ウェアに押し付けられた部分の肌が痒くなってくるのが、少し不快であったり……。
 肌が弱い方は、襟の外に出すなどして、あまり締め付けられないようにした方が良いと思われます。


 というわけで、以上、3種類の装備を試してみた感想でした。

 上にあげただけでなく、スカーフやバンダナを口元に巻くとか、フェイスシールド的な透明なカバーで顔を覆うなどの対策も有効かもしれません。
 (ただ、フェイスシールドは風が通らない上に、重量もありそうなので、自転車で使えるのかどうか、ちょっと慎重になった方が良いかもしれない……)

 まあ、今回のネタはあくまでも私個人の感想ですので、皆様はそれぞれ、自分の考えた飛沫拡散防止対策を行っていただくのが良いでしょう。

 私はしばらく、ネックゲイターを使用してみて、成果期にどうしても暑かったら、また対応を考える形になると思います。

 ……というか、それまでに新型コロナ騒動そのものが終息していてくれるのが、最もありがたい将来像なんですけどねえ……。

 まあそれにしても、ヘルメット+アイウェア+マスク姿の自分ですが。

 逃亡のために変装している容疑者にしか見えない、というのは、どうしたものでしょうかね……(^^;)。


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YO-TA

Author:YO-TA
2018年1月に、東北勤務から再び東京に転勤となりました。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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