日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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現代版五十三次? BRM1013日本橋600参加記録 Part.3

 現在レポート中のこのブルベが、2018年最後のブルベだったこともあり、今年のブルベで撮影した画像をいろいろチェックしていたら……。

 CH1200の際、予備カメラとして持ち込んだOLYMPUS TG-2と、現在のメインカメラであるNikon COOLPIX W300で、出発前日の羽田の夜景を撮り比べているという、誰得な比較をやっていたのを思い出しました。


18101339.jpg
では見ていただこう。
まず、Nikon COOLPIX W300

18101340.jpg
こちらは、OLYMPUS TG-2


 誰得とわかっていながら、なんで画像を載せたのか、と言われても、特に理由はありません(^^;)。
 この2枚で、日本橋600のレポートに掲載する画像が40枚になって、キリが良かったなんて理由なんかでは、決してありませんからね!(^^;)(^^;)(^^;)

 ちなみに、写っている範囲が少し違うのは、W300のレンズは本体の左上側にあるのに対し、TG-2のレンズは本体中央にあるため、窓枠に置いたときに、レンズ位置の高さの差が出ていると考えてください。

 また、一応書いておくと、W300は2017年発売ですが、TG-2は2013年発売です。
 最近はコンパクトデジカメに大きな進化が見えにくくなったとはいえ、4年も差があれば、流石に違いがあるでしょう。
 両社の製品を公正に比較するならば、W300と同じ2017年発売のTG-5と比較すべきところなのが前提で話を進めますと……。

 PCのモニターで、等倍まで拡大してみれば、いろいろと違いが出ていますが、こうやってブログやSNS用に縮小して貼った程度では、大きな違いはないですね(^^;)。
 最近のコンパクトデジカメは、どれもかなり高性能なので、ホントに撮って出しでも普通に良い画像になることが多いです。

 ただし……個人的な好みの範囲で言ってしまうと、OLYMPUSのデジカメは、曇天日などで全体がアンダーに転んだときに、シャドウ側を明るく持ち上げると、画像全体が顕著にグレーになるのが、ちょっといただけないですね。
 Nikonのカメラは、1999年発売のCOOLPIX 950時代から、シャドウ側を持ち上げても全体が破綻することは少ない、レタッチ耐性の高い画像になるので、後から弄れる範囲が大きい分、私の好みに合っています。

 まあ、どうでも良いレベルで僅差ですけれど(^^;)。

 では、誰得話はそこまでにして、本題です。
 BRM1013日本橋600レポート、前回は鈴鹿峠を越えて関宿の景観に感動したのち、PC1に到着するまでを報告しました。

 どこかボケていたのか、PC1をもう少しで不通過になりかけるという珍事もありましたが(^^;)、序盤に立て続けのパンクがあった割には、約1時間の貯金を残して到着です。
 まあ、当初想定からは1時間ほど遅れましたが、まだ悪くないペースだったと言えるでしょう。

 コースはここから、三重県の主要都市である四日市、桑名に入り、桑名でPC2を通過したのち、再び大都市である名古屋へと向かいます。
 時間的に、夕方の混雑が始まりそうな時間帯に大都市通過になりそうなのですが……。

 というわけで、興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。

1.追い風吹く伊勢路へ
 PC1を出発し、しばらく国道1号沿いに進んで……いやちょっと待って。
 GPSの画面と進行方向が合ってない。

 またも右折すべき交差点をスルーして、ミスコースしていたようです。
 これで何度目だ?(^^;)

 このときは、すぐ後ろにいた方を巻き添えにしていました(^^;)。
 少し戻って、正しいルート、鈴鹿川沿いの道を進みます。


18101326.jpg
ってか、川が近いよ(^^;)。
大雨で増水したら、
この道、怖くない?


 すぐ近くに小学校がある平坦地なのに、高い堤防がないのは……河川断面が大きく取られているから、なのでしょうか?
 自分の現在の居所が、多摩川沿いの高い堤防に守られた地域なので、何だかちょっと不安になってしまいますね(^^;)。

 しばらく、道は川沿いを進み、亀山市の中心街を抜けた先で、国道1号に合流します。
 この先、四日市市に入るまで、バイパス化された区間です。

 風向きは、ここで追い風に転じました。
 軽く足を回しているだけで、ぐんぐん速度に乗り、グイグイ先へと進んでいけます。


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四日市市に入った。
ここまで、なかなか順調だった。


 四日市市に入った先で、コースは一旦、旧道経由となり、四日市あすなろう鉄道沿いに伊勢街道と合流して、伊勢湾沿いを北上するルートに転じます。


18101328.jpg
東海道が伊勢街道と合流する地点。
「日永の追分」


 この日だけで、何度、「追分(街道の分岐点のこと)という地名・交差点名を見たか、もう数えるのも面倒になっていましたが、この追分だけはちゃんとおさえておこう、と考えていました。

 「日永の追分」は、四日市から上方方向に向かう東海道と、伊勢神宮方面に向かう伊勢街道が分かれる場所で、ここには伊勢神宮の二の鳥居があります。
 以前は伊勢街道を跨いで立っていたそうですが、現代の伊勢街道は3~4車線ほどの幅員のある国道になっているので、さすがにこれを跨いで建立する事はできなかったようです。

 ここにある鳥居は、伊勢神宮の式年遷宮の際、伊勢神宮の廃材を用いて立て替えられるそうで、四日市市のホームページ(文化財のページ)によると、現在の鳥居は平成28年(2016年)に、伊雑宮(いざわのみや)の鳥居を移築して建立した物になるそうです。
 現在は、交通島のようになった公園内に、常夜灯、道標などがありましたが、先の四日市市のホームページによると、常夜灯の一つは、奉献当初から存在するものと推定されているのだとか。

 道端にひょい、と出てくるので、意識していないとスルーしてしまいそうですが、こうやって見ると、なかなか、長い歴史を感じさせる場所だったりするわけです。

 ……それはさておき、以上のような理由で立ち寄りしていたところ、後続の方がこの交通島に渡ってきてしまいまして……。
 コースはここを左前方に直進ですよ、とお伝えすると、かなり混乱したご様子でしたが……これ、巻き込み事案に入っちゃいますかね?(^^;)

 さて、写真撮影などを終えたら、コースに復帰します。

 この、日永の追分を過ぎると、完全に四日市の市街地に入ってしまいました。
 ですが、この辺りまで来たら、そろそろ自転車量販店なども見付かるかもしれません。
 午前中に立て続けにパンクし、現在、予備チューブゼロで走っていますが、これ、意外に心臓に悪いので、さっさと予備チューブを追加で購入してしまいたい所です。

 ……とはいえ、自転車は衣食住のような生活必需品でもないため、こういうときに自転車店を探しても、案外見付からない物なのですよね……。
 関係ない状況の時には、すぐに見付かったりするのですが……(ブルベあるある)。

 そろそろ、夕方の混雑が始まりそうな気配が漂い始めた頃、道路標識に陸上競技場などの案内が出始めました。
 その先を見通すと……総合スポーツ店の看板が高く上がっているのを見つけました。

 ……あの系列のスポーツ店は……仙台時代、比較的近所(隣駅から徒歩10分)に店舗があり、そこで自転車の消耗品関係を良く買っていたことを思い出しました。
 もしかしたら、あそこなら予備チューブを購入できるのでは!!

 半分、祈るような気持ちで店舗を訪れると、専用の駐輪場に、真新しい有名メーカー製のクロスバイクが何台か、止まっています。
 おお、こういう自転車に乗るお客さんがいるのならば、期待できます!

 そして……やはり、置いてありました!!
 ここで予備チューブ(ロングバルブ)×2本をゲット!
 ありがとうございました、スポーツデポ四日市日永店様!

 さて、コースはこの先、四日市から桑名まで、ほぼ途切れる事のない市街地区間となります。
 徐々に日も西に傾き、風景がオレンジ色に染まり始めました。

 次のPC、桑名までは残す所、10kmほどになりました。
 ここで、参加者の方が追いついてきて、信号待ちからのスタートのタイミングで追い越されました(こちらはゼロスタートで、あちらは速度を落とさず青通過の状態)ので、もうすぐPCですね、と声をかけると……。

 「え?PCってこの近くにありましたっけ?」という返事が(^^;)。
 「あれ?通過チェックでしたっけ?とにかく、10kmほど先に、桑名のチェックが設定されていますよね?」
 「うん???」

 という、何とも要領を得ない会話が発生……。

 いや、私の記憶では、もう10kmを切るくらいの距離でPCなんですけど、通過チェックでした?
 そもそも桑名に止まる場所が設定されてなかったとか?

 ちょっと混乱したので、少し先の信号停止時にキューシートをチェック。
 うん、やはり桑名にPCが設定されています。

 キューシートチェック中に、先行していた人とははぐれ、またひとり旅です。
 残る距離は7kmほどで、まもなく到着だというのは間違いないのですが、既に完全に夕方渋滞が始まってしまっており、走りにくい事、この上ない(^^;)。

 朝方、大阪~京都~大津の道筋を走ったときと状況はあまり変わりません。
 ずらりと自分の右側に自動車の車列が続き、動いている間は高速ですぐ横を抜けて行きます。

 右側から、心理的圧迫を感じながら、平均台の上を走るような気分で、車道の左の端を進みますが、やはりこれ、精神的にやられてきます(^^;)。
 そのためか、桑名市に入った所で一旦国道1号を離れて右折する交差点を直進するミスコースが発生。

 現代の道路は、基本、真っ直ぐ目的地に向かって進む事が最大効率となるように設計されているので、強く意識して「曲がる」事を考えていないと、どうしてもこうなります。
 特に、市街地に入って、車の車列とせめぎ合いながら走っていると、交差点などのランドマーク確認より安全確認が優先されてしまう事もありますので……。

 戻って、正しい道に復帰後、果てしない時間を経過したと感じるくらいの距離を走って、やっとPC2に到着しました。

PC2チェック:16:53

 スタートからは165.5kmで、センチュリーライドをクリアしていました。

 到着時間は、当初想定より1時間半ほどの遅れ。
 途中、予備チューブ調達のため立ち寄りをしたり、またもミスコースをやらかしたり、何より、夕方の買い物&帰宅のラッシュ時間に突入して路上混雑が酷くなってきた事などを受け、グロスが上がらない上がらない……。
 体力的な疲れより、混雑した道路で安全確認等で緊張を強いられ、メンタル方向での疲労(いわゆる、気疲れ)が強烈に発生し、消耗している気分でした。

 このレポートの執筆のため、もともと想定していた走行計画と、実際の走行時間などを再確認してみた結果、私と同じペースくらいで走っていた(恐らく、7時、7時半スタートの)皆様は、朝の混雑時間帯(8~11時頃)には大阪~京都~大津辺りの大都市圏を通過するくらいで走っていたと思います。
 そして、夕方の交通量が増えてくる15時~20時くらいまでは、四日市、桑名、名古屋など、中京圏の大都市を通過するという、グロスを伸ばしにくいだけでなく、安全確認等で極度に緊張を強いられる走行環境の中にあったと思われます。
 (個人的に、この辺りの走行環境の変化が、7時以降スタート組のDNF多発状況にも影響しているのではないかと考えていますが、詳細は不明)

 特に、私のように、東北など、交通量がもともと少ない&コースは郊外の道路主体の環境でブルベの経験値を積んできた身には、「常に車が自分の右側を走っている」というこの状況が、それだけで厳しい条件になっていました……。
 (多分、ミスコースを多発していたのも、ランドマーク確認より安全確認のほうに気が飛んでいたのではないかと思う。都市部でのミスコースが、とにかく多かったので)

 ちなみに、これまでの区間で、これだけミスコースを多発させたわけですが、走行距離自体はこの段階で、キューシートの数値+3kmくらい。
 ミスコース後のリカバリー自体は早目にできていた様子ですが、頻度が高いため、自分でも嫌になっている状況でした。
 過去のツイッターのツイートを見直しても、このPC2では、PCなのに通過チェック、とツイートしていたり、この段階で色々、やられていた様子が……。

 さて、コースはこの先で木曽三川を越えて愛知県、そして、中京の大都市、名古屋の横断が待っています。
 多くの皆様から、「愛知は運転が荒いからなあ~」という話を何度も聞かされている上に、時間は17時になり、これから数時間、最も夕方の交通量が多くなる時間帯になってしまうというのは……補給しながら、大きくため息をつきたい気分でした……。

 これ、当初の想定どおり走れていたら、もう少し楽だったかなあ……と思いつつ、PC2を出発するのでした。

2.混雑著しい名古屋路へ
 PC2を出発し、さらに東へと向かいます。
 この次のチェックはPC3、場所は静岡県湖西市で、浜名湖近くまでを一気に走り抜ける形になります。

 区間距離は106.3kmで、ブルベで壊れている距離感では、そんなに遠い距離ではありません(というか、桑名から浜名湖まで、100kmちょっとなの?と、逆に"近さ"に驚いたくらい ^^;)。
 また、コースプロファイル的には平坦に近く、いやらしい峠はありません。

 しかし……これから大都市の横断だと考えたら、「5時間~5時間半はかかるだろうな」と呟いてから、PCをスタートしようとしたら、その場にいた参加者の方から、「平坦だし、そんなにかからないでしょ」と言われましたが……。
 混雑時間帯の大都市横断ですから、峠以上の難関だと思いますよ、私は……。 


18101329.jpg
コースは木曽三川へ。
まずは揖斐川、長良川だ。


 木曽三川については、地元がそこそこ近い地域だけに、猛烈な「暴れ川」として数々の災害を引き起こした歴史と、輪中、千本松原の設置など、様々な話を幼少期からよく聞かされていました。

 これをまともに横断するわけですが……時間が時間だけに(17時頃)、橋上が大渋滞。
 しかも、橋は幅員が対向2車線でギリギリであり、とても自転車で車道走行が出来そうにありませんので、併設されている歩行者自転車用の橋を渡る事にしました。


18101330.jpg
歩行者自転車用の橋は、
幅員が非常に狭い。

多分、対向からママチャリが来たら、
すれ違いが大変だろう。


 この歩行者自転車道橋は、高所恐怖症の皆様にはキツい道になったようですが、私は案外平気です(^^;)。
 床板の継手がガタガタと嫌な振動を伝えてくるのが不快ではありますが、車がズラッと連なった横をスイスイ進めるのは、意外に気持ちが良かったですね。


18101331.jpg
長良川河口堰。
これが右手に見えるという事は、
揖斐川は渡りきった事になる。


 途中、揖斐川と長良川を区切る堤防上の道が合流する交差点を超えて、長良川左岸へと進みます。
 しばらくは木曽川と長良川の間の三角州上を進んだ後、尾張大橋で木曽川を越えると、愛知県へと入ります。


18101332.jpg
尾張大橋も車道は完全に渋滞中。
歩行者自転車用橋で渡った。

18101333.jpg
愛知県入り。
既に日没を過ぎ、
ライトの点灯が必要だった。

この先、ナイトライドとなり、
撮影画像が少なくなる。


 木曽川を渡る尾張大橋の歩行者自転車道橋では、釣り糸を垂れる太公望が何人かいて、その背後を通過するのが微妙にきつかったですね……。
 一応、「すみませーん」と声をかけて通過したものの、釣竿を引っ掛けたりしないか注意が必要でしたし……。

 木曽川を渡った後は、熱田神宮付近まで国道1号沿いを走ります。
 周囲はロードサイドショップが立ち並ぶ、お馴染みの風景となりましたが、交通量がやたら多いだけに緊張を強いられ、個人的にはキツい道になりました。


18101334.jpg
名古屋の市街地に入ったあたり。
さすが大都市。
夜が来ても交通量は減らない。


 で、結果的に言ってしまえば、今回、私が走った限りでは、愛知県の自動車の運転が特別、荒かったか、と言われたら、「そんなに言われるほど、荒いとは感じなかった」というのが正直な感想でしょう。
 名古屋市内に関しては、道路左端にゼブラゾーンや広めの路肩、自転車用のブルーレーンが設置されていた区間も多く、実は走りやすい環境だったようにも思います。

 それに、都内でも甲州街道や奥多摩街道、仙台周辺なら国道4号沿いなど、同じくらい恐ろしい思いをする道路はたくさんあります。
 朝のうちに通った大阪、京都も、よく言われるほどに荒い運転には感じませんでしたので、まあ、全国的に見て、「大都市周辺は交通量が多くなる分、周囲の安全確認に気を使う必要があり、また、道路幅員が不十分な場合、どうしても自転車のギリギリを車が通過する」事が、自転車側の主観で「運転が荒い」と感じる要因になっているだけではないかと思います。

 とはいえ、どんな都市でも危険度が高いのは間違いないので、それだけは注意しないといけませんが……。

 熱田神宮あたりでコースは一旦1号を離れ、市街地をクネクネと複雑に曲がりながら進む道になります。
 七里の渡りの辺りで、先行していた参加者の方に追いつき、複雑に曲がる区間をあっちだ、こっちだ、と協力して抜けましたが……。

 互いに共通して持った感想が、「怖っ!」の一言(^^;)。
 場所によっては、多数の車線がある道路同士が高架下で複雑にぶつかる五叉路とか、斜前方に曲がる場所がわかりづらい場所もあったりして、多分、私単独だったら、またここでミスコースしていた事でしょう(^^;)。

 都市高速沿いに1号に復帰する辺りで、この辺りで同道していた方とは信号待ちではぐれ、またも単独走行に移ります。


18101335.jpg
そして都市高速沿い。
ここも渋滞が酷くて、
思うように進めなかった。


 交通量が多くなると、どうしても信号待ちの車列が長く連なり、左折したい車が左ピタ寄せになっている(まあ、これは自衛運転の範囲なので何とも言えないところではある ^^;)事も多く、思ったように前に進めません。

「勘弁してくれ~」と、何度も実際に呟きながら、狭い道路左端を走り続け、新安城駅付近で区間距離の半分をクリアしたので、一旦、コンビニに入って休憩を取ります。

 今回のブルベで、すっかり市街地走行に苦手意識が芽生えてしまいました(^^;)。
 走行データを見ると、一応、1時間で18~20kmくらいの移動距離は確保できていますが、平坦コースと考えたらグロスとしては心もとない限りです。

 この先、知立市から110kmほど進んだ御前崎に仮眠場所を確保しているものの、知立市の段階で20時。
 時間20km移動のペースでも、5時間以上……と考えると、仮眠時間がどんどん削られるなあ、これ……。

 ここには先行して休憩に入っていた方がいらっしゃったので、何となく雑談を交わし、岡崎方面へと向かう数名の参加者に手を振ってエール交換します。
 う~ん、皆さんも頑張っているな。

 私も補給を終わらせてコースに復帰。
 ここから先、岡崎市と豊川市の間には、緩い勾配で10kmほど登る軽い峠があるので、少々ペースが落ちることは覚悟しての出発でした。


18101336.jpg
岡崎城前を通過。
やっとここまで来たか、
という気分だった。
 

 休憩地点からは10km程度。
 私が新安城で泣き言ツイートを上げた頃、6時スタート組のギリギリ隊がこの辺りを通過中だったようです。

 意外に差が詰まっているな、追いつけるか?なんて思いましたが、この先、岡崎市街地を抜けたくらいから徐々に道路勾配が登りに転じてきて、またもペースは落ちてきてしまいました。

 ここで、コース上にはにわか雨が落ちてきました。
 鈴鹿峠の途中で、何度かパラパラと落ちてきた雨とは異なり、そこそこ強く降る雨です。
 見る間に、路面もしっとりと濡れてしまい、ウェットコンディションに転じてきました。

 秋の日没後の雨は、体を一気に冷やしてしまう事が多いため、交差点の信号で右側のコンビニに渡り、ゼリー飲料を購入して補給しつつ、軒下を借りて雨具を上下ともに装着。
 シューズカバーは、既に昼過ぎからずっと装着しているので、換装にかかった時間は数分程度でしょう。

 しかし、その数分間、止まった間に、背筋がゾクゾクとするくらい、体は冷えていました。
 これは早目の雨具装着で正解だったか、と思いつつコースに復帰し、豊川市との間の峠を越えます。
 峠を越えて、豊川市内に入ると雨は上がり、道路は車のわだちが乾いた状態になってしまいました。

 体感であっという間に豊橋市街地に至りましたが、さすがに22時近くなっていたためか、交通量は大人しくなっていました。
 路面電車沿いに方向を転じるあたりで後続の方に追いつかれ、市街地はクネクネ走るのでわかり難いですね、なんて事を言いながら東八町あたりを通過していきますが……。

 この辺りから、私は目だってペースダウンしてきた事に気付かされました。
 ついでに、あまり周囲を確認する余裕もなくなったようで、ある意味フォトチェックと考えていた岩屋の「キャノンボウル」に全く気付かずに通過。
 それだけならまだしも、キャノンボウルの先、岩屋下交差点を左折する所を見落として直進し、「←二川駅」の標識を見て初めて、ミスコースに気付くという……。
 (本来のコースは鉄道を渡った反対側なので、二川駅は右側になるはずだった)

 今回はちょっと派手にやったな、と思いつつ、岩屋下交差点まで引き返してコースに乗ります。
 反対側から一人の参加者が正しくコースを辿って走っていくのが見えましたが、真正面から表れた私をどんな気分で見ていらっしゃった事か……(笑)。

 正しいコースに戻ると、しばらくは旧国道らしい県道区間となりました。
 この辺り、自転車通行帯を示すブルーマークが路面に設置されている区間もあったのですが、そのブルーマーク上を走っているのに(&対向車もいないのに)クラクションを鳴らしてくる車がいたり、あまり良い思いはしませんでした(^^;)。

 県境に向かって、緩やかな勾配で登っていく範囲で、先程交差点で対向した先行者を追い越し、ついに静岡県に入りました。
 ここで次のPCまでの距離も一桁キロになり、ああ、やっとここまで来た、という気分になります。

 ただし……。
 この先で国道301号に曲がったら、PC3なのですが、PC3と同じ系列のコンビニ(ファミリーマート)が、短い範囲に何個ありましたっけ?(^^;)

 曲がってすぐのコンビニは、さすがに違うだろうと思い、店名を遠目に確認しながら通過。
 次の所は、同じファミリーマートがほぼ真向かいに位置する、という奇妙な配置で、ウェイポイントもここに設定してあったのですが、どうやら違う……。

 もう少し先にもう一店舗ある、と、犬の散歩で通りかかった人に聞いたので、さらに先を目指していくと……確かにコンビニ発見。
 ただし、店頭に自転車が止まっておらず、周囲に誰もいない(^^;)。
 キューシートと扉の店名を何度か見比べ、車体を止めて店内に入り、会計時に「同じような格好の自転車乗り、沢山来ませんでした?」と声をかけてみると、「夕方から沢山、いらっしゃってますね。皆さん、東京を目指しているのですよね?」との事で、やっとここがPC3だと確信が持てました……。

PC3チェック:23:24

 当初の想定より2時間半の遅れ。
 PC2出発段階で想定していた5時間半後到着の見込みから、さらに1時間の遅れとなりました。

 混雑時間帯の名古屋~岡崎の通過で消耗し、豊川~豊橋あたりから、本当にペースが落ちているのを、走りながら実感させられていましたが、ここまで落ちていたとは……。

 そして、PC3の前後に同じ系列のコンビニが密集していた上に、GPXファイル作成時にウェイポイントの設定をミスった事が重なり、PCの目の前で思わぬ展開になってしまいました。

 ウェイポイントの設定を間違った理由については、このPC、ストリートビューでは工事中(恐らく、サークルKからファミリーマートに改装中)だったので、はっきりと営業してる事が確認できた手前のコンビニをPCと誤認してしまっていたようです。
 キューシートに書かれていた店名で位置を探せば、間違わなかったはずなのですが……。
 (まあ、それでも隣の運送会社さんの倉庫?のような建物位置に落ちるんだけどね(^^;)。改装ついでに、隣の少し広い土地に移転したのかもしれない)

 なお、この辺りで同じ系列のコンビニが密集していたのは、PC3でご一緒していた参加者の方いわく、静岡県は地域的にサークルK系列のコンビニが強かったので、ファミリーマートとの経営統合で店舗が改装された際、もともと両店舗が近所同士だった場所には至近距離にファミリーマートが複数、立ち並ぶという奇妙な状態になってしまった、という背景があるそうです。

 いやあ……理由がわかると、なんと言ってよいのか良く分かりません(^^;)。
 しばらくの間、どれが本当のPCなのか、注意しないといけませんね……。

 PC3の店舗は随分、私達に良くして下さり、PCのクローズまで店内休憩を許可して下さるなと、冷え込んできた時間帯にはありがたい対応を頂きました。
 このブルベの直前、台風の影響で停電が発生し、2, 3日営業できなかった日があったらしく、この日、数十人の自転車乗りが数百~千円ちょっと程度の買い物をして行くのは、売り上げ的に助かった、という話を聞かせていただいたり、何というか、別の機会で近くに来ても、利用させていただきたくなってしまったという……(^^;)。

 出発する時、思わず、「お世話になりました!」とご挨拶してしまいましたよ……。

 PC3では、味噌汁と羊羹、おにぎりにコーラ(ブルベ中のフルコース)を補給すると、あと60km先の仮眠地点へと向かいます。
 この時、周囲にいらっしゃったのは7:30スタート組の皆様で、恐らく、7時スタート組の中では、私は最後尾くらいだったでしょう。

 ここから先、仮眠地点の御前崎までは、誰がどう見ても「ド平坦」かつ直線主体の道路が続きます。
 ここからペースを上げて遅れを巻き返し、2時間半程度で宿に着けば、3時間ほど、寝る時間が取れる……。

 皮算用を現実とするよう、気温の低下で寒くて脱げなくなった上下レインスーツのまま、弁天島方向へと出発しました。

3.試された長き道へ
 コースどおりに浜名湖西岸沿いに南に向かうと、新居関所跡のすぐそばを通過しました。
 関所跡の巨大な門の脇を抜けて、国道301号沿いに弁天島に渡り、その先で海岸側の交通量の少ない道へと向かいます。

 弁天島を通過したあたりで、またも雨がポツポツと落ち始めました。
 最初は、またにわか雨程度かな、と思い、気にせず前進を続けましたが……。

 海岸の清掃工場を過ぎて松林沿いに入ったあたりから雨脚は急激に強まり、路面はあっという間にウェットコンディションを通り越し、あちこちに水溜りが出来てしまいました。
 静岡あたりで雨に降られることは、スタート時点で天気予報をチェックした段階で覚悟していましたが、この雨とともに、風が向かい風に転じたようで、今までと同じくらいの力加減では全然前に進みません。

 仮眠場所に向けてスピードアップしたい、このタイミングでこんな気象条件が来るのかよ(^^;)。

 とりあえず、私は岡崎市通過中にフルレイン装備になっていたので、止まらず突っ切れるのはありがたいのですが……ここで自分の体に、急激な変調が来ました。

 睡魔です。

 しばらく、300や400など、かなり長時間のナイトライドが含まれるブルベでも出ていなかったので、あまり強く意識していませんでしたが、今回は慣れない市街地走行でグロスを稼ごうと、負荷高めで走っていたため、体の消耗が激しかったようです。

 幸運にも、すぐ先にコンビニが見えたので、すぐに入ってホットのドリップコーヒーを飲みます。
 いつもなら、これで睡魔は大人しくなってくれます。
 少なくとも、興津400、宮城夜走200、酒田郡山300では、これだけで問題なく走れていました。

 ついでに手指の防水&防寒のため、ゴム手袋も装備して東進を再開します。
 コンビニを出てすぐ、コースは国道150号に合流したので、あとはこのまま直進だ!

 ……え~、この時、気付いていなかったのですが、国道150号って、この辺りでは遠州大橋で天竜川を渡る海岸側ルートと、掛塚橋で天竜川を渡る内陸側ルートに分かれているんですね(^^;)。
 この後、またミスコースしたのか、と、混乱する事になるのですが、それはまあ別の話です。

 遠州大橋を渡り、延々と変わらない風景(暗いから、自転車のライトが照らせる程度の近くしか見えないけれど)に段々、飽きてきたのか、再び睡魔が復活してくる気配が……。

 次に見つけたコンビニで、何か眠気覚ましを……と考えますが、コンビニに飛び込んでホットコーヒーを飲んでも数分で睡魔が復活し、体がずっしりと重くなります。
 そのうち、国道150号の海側区間が終わり、「え? 国道150号を走ってきたのに、何で国道150号方面に折れろ、なんて標識が出てるんだ?」と、現在位置に自信が持てなくなる一幕があったり。

 とにかく、東に進めばいいんだよな、と、GPSの画面で確認しながら進みますが……。

 午前1時を回った頃、雨と向かい風はさらに強まり、ライトで照らされる範囲は、落ちてくる雨粒の反射で真っ白に見えるようになってきました。
 思うように速度を出せないのは、風の影響なのか、睡魔によるブレーキもあるのか……。

 この近辺の国道150号は、道路左側の余裕が少ないので、道路左端の白線を基準にして走ろうかと思っていましたが、強い雨の影響で路面に水が膜状に広がり、信号や外灯の光が乱反射して路面が非常に見づらくなっています。
 また、水溜りの範囲も広くなっており、場所によっては、道路全体が巨大な水溜りに覆われているなんてところもあったり……。

 川を渡る橋や、小高い丘に登る斜面では、道路がまるで川のようにもなっており、勢いよく水を切って走り抜ける形になります。
 レインシューズカバーは、この日の昼過ぎから装着しており、完全に足の形にフィットする感じで馴染んでいたので、派手に水を跳ね上げながら走っても浸水がほぼなかったは助かりました。

 向かい風は相変わらず強く、風に乗って飛んでくる雨粒は、ダイレクトにアイウェアを濡らし、何度ぬぐっても乱反射で周囲が見づらくなります。
 気がつくと、サイコンの表示は12km/hなど、ブルベペースを下回る数値になっています。
 向かい風に抗う力もなくなってきたのか、平地なのにダンシングで加速して引っ張らないと、ブルベの完走ペース(15km/h)を維持するのもつらくなってきていました。
 また、全身レインスーツ装備で内部浸水は感じていませんでしたが、冷え込んだ真夜中の雨に1時間以上、打たれたからか、特に雨を受けている背中と両腕が冷たくなり、体を動かしても温まる気がしません。

 しばらく、無理矢理ダンシングで加速して引っ張りましたが、長続きするはずもありません。
 さすがにきつい、と、沿道で目に付いた、コンビニを改装した?ような店舗??前にあった自販機の所に一時停止。
 軒下のわずかなスペースに乾いた地面があったので、そこに腰を下ろして缶コーヒーをあおって……。

 手にしていた缶コーヒーがコトン、と落ちる音と、指から缶がすり抜ける感覚で意識が戻りました。
 ふと見ると、飲みかけだった缶コーヒーは、駐車場の水溜りの中に転がって行き、中身があふれ出しています。

 しばらくの間、完全に意識が落ちていたようです。
 どれだけの間、落ちていたのか、すぐ見える位置に時計を装備していなかった(腕時計、自宅出発時点で忘れていましたからね ^^;)のでわかりませんが、スマホを取り出して時間を確認したら、既に2時半を回っていました。

 この時点で、仮眠地点への当初到着想定時刻から2時間以上の遅れ。
 サイコンの距離表示を見ると、仮眠地点までは、まだ12~13kmほどありそうです。

 仮眠場所に設定していたホテルには、「当初のチェックイン予定からは遅れるけれど、必ず行く」と伝えてありますので、とにかく、そこまでは走らないと、と、鉛が固まったように重い腰を上げると、転がっていった缶をゴミ箱に放り込んで、再スタートを切りました。

 雨風は全然、おさまっていません。
 休憩を挟んでも、サイコンの読みで速度は12km/hくらいまで落ちていて、ダンシングで加速しても22km/hくらい。

 掛川市域まで来ると、道路の左側はガードレールも縁石もなく、いきなり砂利地面や水路に落ちるので、下手なハンドル操作をしたら脱輪からの落車になりそうで、注意しなければ、と自分に言い聞かせます。

 体感で随分長い時間をかけて、興津600で掛川市街地方向に北上する浜野東交差点に到達しました。
 やっとここまで来たか、と思うとともに、ここまで来たら、もうすぐ御前崎市に入ります。
 仮眠地点ももうすぐのはずだ、という気持ちも湧き上がってきます。

 ここからは何度か走った事がある場所なので、見覚えのある風景が左右を流れていきます。
 途中、道路の反対側にある道の駅風のマルシェ御前崎の駐車場にテールランプの明かりが見えた気がしますが、まあ、あそこで仮眠している参加者もいるのでしょう。

 道の駅を過ぎた所でGPSの画面を見ると、その日の行動終点までで区切ってあったコースのラインが、数キロ先で切れているのがわかりました。

 仮眠地点、くれたけイン御前崎に到着したのは、3:45分。
 当初の到着想定時間から、3時間半以上(約4時間といった方が良い)の遅れとなっていました。

 コースに隣接したビジネスホテルであり、多くの参加者が仮眠場所に設定していたのか、フロントには自転車が大量に置かれていました。
 部屋に持ち込んでも良いよ、と言われましたが、さすがに雨中走行で泥まみれの車体を部屋まで持ち込むのは……。

 フロントロビーの片隅に置く許可をいただき、チェックイン手続きを済ませて部屋へ。
 当初のチェックイン予定から大遅刻した上に、雨の中を走って濡れ鼠状態の私に嫌な顔一つせずに、笑顔でタオルを出していただいたり、本当にありがたい対応を頂きました。

 なお、この私の到着時に、入れ替わりで出発する6時スタート組の方が……。
 ああ、そういえば、6時スタート組は、そろそろ仮想クローズですものね。

 「出発はお早い時間になりますか?」と聞かれ、口からほぼ無意識に出たのは、次の言葉でした。

 「チェックアウトは10時で大丈夫ですか?」

4.風強き、撤退の道へ
 6時組の仮想クローズがもうすぐ、ということは、こちらの仮想クローズは1時間後(朝5時頃)。

 この時間から部屋に入っても、シャワーを浴びて、ちょっとウトウトしたら、すぐ出発しないといけません。
 PC3以降のグダグダ走り状態がそれで解消するとは思えず、さらには猛烈な向かい風と、降り続く雨も、すぐには収まるとは思えません。

 この先、御前崎から焼津、そして清水を抜けて三島までは、大体平坦である上に、何度も走った事があるルートを通ります。
 勝手知ったる……という場所であるがゆえに、向かい風を受けながら走る苦行ぶりと、その背後に控えている最大の難所、箱根峠の厳しさ。
 そして、小田原以降は全部市街地、という走行環境を安全に走りきれるイメージがわきませんでした。

 あれこれ理由をつけても何なので、はっきり書いてしまえば、完全に心が折れました……。

 部屋に入り、カラスの行水レベルのシャワーを浴びて、素肌に寝巻きを纏った所までは覚えています。
 次に気付いたら、何だか不自然な姿勢でベッドの上に転がっていました。
 ベッドサイドに座ろうとして、そのまま崩れ落ちた、という感じでしたね(^^;)。

 時間は朝8時。
 少し未練がましく、1時間借金スタートになる朝6時に目覚ましをかけてあったのですが、全く気付かずに眠っていたようで、スマホの画面にはスヌーズ時間終了、という表示がチカチカ光っていました。

 仮想3時間借金。
 窓の外を見ると、海岸沿いに植えられている松の木が、強い東風に煽られ、大きい枝が揺れているのがわかります。

 風速、5m/s以上あるな、これは。
 3時間以上の借金を背負って、こんな向かい風の中を走る気にはなれません。

 ブルベカードに示された連絡先にDNFの連絡を入れると、あとは何もする気が起きなかったので、今度はしっかり体を温めるために風呂に入り、撤退路の検索に入るのでした……。

 御前崎は半島地形になっており、新幹線も在来線鉄道も、半島の付け根の谷や峠を越えて、掛川・菊川から焼津へと直行しています。
 道路は、高速道路や直轄国道(番号が1桁か2桁)は最短距離を行き、3桁国道は先端近くまで来ていますが、鉄道を利用する場合、そこそこの距離を自走で駅まで動かないといけません。

 どうやら、現在地から最も近い鉄道駅は、菊川駅になるようです。
 最短の道のりで、約20km。
 まあ、それくらいは仕方がないか……。


18101337.jpg
と、いうわけで、
菊川へと向かう。

18101338.jpg
撤退路は横風が強く、
とても寒かった。


 朝9時過ぎにホテルを出発。
 私が出発時点で、フロントロビーにはまだ2台の自転車が残っており、この人たちも多分、DNFなのだろうな、と思いつつの出発です。

 菊川までの道はほぼ北上路となり、冷たい横風を受けながらの走行になりました。
 唯一の救いは、朝8路半頃に雨が上がり、路面がわだちの辺りからドライになってきていることでしょう。

 途中、晴れて体感温度が上がってきたことを受け、自販機休憩を入れるついでに、防寒と雨に備えて着ていたレインスーツを脱ぎます。

 二日目用に準備していたジャージは、2015年のPBPジャージ。
 撤退にこれを着ることになるとは、と考えると、苦笑しか湧いてきません。

 菊川市街地に入りましたが、駅前周辺の主要道路は、祭りのお神輿が通るため通行止になっており、ちょっと遠回りをしてから駅前到着。
 ここで車体をまとめて輪行を開始しますが……さて、現在地から見て、乗るべき電車は浜松行きか興津行きか……。

 漠然と、静岡に出て新幹線に乗り換えて……と考えていましたが、そういえばここは、静岡から見て浜松側か興津側か、どっちなのでしょうか?
 まあ、スマホという文明の利器でささっと検索すれば、「興津行きに乗って静岡で新幹線に乗り換えなはれ」という結果が返ってくるのですがね(^^;)。

 輪行準備が終わったのが、興津行きの5分前というタイミングの良さだったので、そのままホームに移動し、電車に乗り込みます。
 電車内では、怪しいおっさん度を低下させるため、大型サドルバッグ内の防水バッグから七分丈パンツを取り出して装着。

 その後、静岡からは、興津発着のブルベと同じルートで自宅近所まで戻り、最後は数キロの自走を経て帰宅。
 本当は、ゴール地点から自宅までを含めたすべての区間、635kmほどを自走で帰宅する覚悟だったはずのブルベは、こうしてコースの約半分、330kmしか走れずに終了しました。

 ……ただ、まあ、この330kmを「たった」とか、「しか」で片付けてしまう感覚は、我ながら、どう考えてもおかしいとは思いますよ(^^;)。

 身近の、自転車趣味ではない皆様からは、「しか」とか言いつつ、大阪から静岡まで走るなんて、バケモノだろ、と言われていたりしますからね(^^;)。

 なお、東京日本橋を基点に、国道1号沿いに西に330km進んだ場合、静岡県を通り抜け、岡崎市の中心街を抜けて矢作橋駅の少し西側まで行ってしまうようです(キロポスト表示基準)。
 そう考えると、そんな距離を自転車で自走して、「全然走れなかった」と言うのは……まあ、頭がおかしいと普通の人は思うでしょうね(^^;)。

 さて、それはさておき、今年は400kmまでしか認定を受けられず、SRを逃してしまいましたね……。
 来年、PBPのエントリーは、今年、単発の開催における認定距離が長い人から優先エントリーの権利がありますので……私は、第三群まで落ちることになります。

 近年の、特にアジアにおけるブルベ人口の爆発的増加を考えると……エントリーは出来るとは思われますが、スタート時刻を自由に選ぶことは、まずできないでしょうね。
 これはもう、自業自得なので仕方がありません。

 とりあえず、今年は1月に東京に戻ってきてから、どうも自分のペースで生活リズムが作れないことにイライラさせられっぱなしです(いやホント、衝動的に転職したくなるものね……。衝動的な行動が、良い結果になることはまずないとわかってますけど ^^;)。
 いい加減に、これにも慣れないと、とは思っていますが、仙台時代があまりに自由に何でもやれていたので、なかなか……(^^;)。

 それよりも、600kmを完走できるイメージがわかない現状を何とかしないといけません。

 とにかく、喫緊の課題は、市街地走行に慣れることですね。
 今年は東北シリーズや、興津400など、地方の道路主体のコースは(山岳含みでも)普通に完走できています。
 反面、今回の600は、慣れない市街地走行続きで消耗したのが、後半を走る体力を残せなかった理由だと思いますので、これは場数を踏むしかないでしょう。

 しかし、そう考えると……返す返すも、興津600の途中で腰痛が出たのは痛かった……。

 東京に引越し後、硬いパイプベッドの天板に薄いマットレスのみで寝て、肘や肩などに痛みが出たりしていた、その件をもっと真剣に捉えて対応しておくべきでした。
 そして、今は自転車通勤が禁止されており、日常的に自転車に乗る時間が取れないことにも、対応を考えないといけませんね。

 やれやれ、自転車に乗っている間だけでなく、日常生活の中にも、いろいろな落とし穴があるものなのですね……。

 さて、これで今年のブルベは終わり。
 少々、というか、かなり不本意な結果になりましたが、仕方がありません。

 来年こそは、4年に一度の挑戦の年。
 1〜3月の多忙期が痛いですが、どこかで200か300を走れるなら、走ることを考えましょう。
 (どさくさ紛れに、400や600に挑戦するかもしれませんが……)
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YO-TA

Author:YO-TA
2018年1月に、東北勤務から再び東京に転勤となりました。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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