日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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BRM922神奈川200一関酒田参加記録

 ここ数日で、東京は急に涼しくなりました。

 先週までは、クールビスは終了、と言いつつ、半袖Yシャツで全然問題ないレベルの暑さが残っていたのですが、今は長袖を羽織らないと、肌寒さを感じるくらいです。

 ですが、現在接近中の台風25号が通過したら、また一時的に夏日が戻ってきそうなのですが……。
 暑さ寒さも彼岸まで、と言いつつ、彼岸はとっくに過ぎているので、そろそろ安定していただきたいものです。

 では本題です。
 その、暑さの区切りとなるはずの彼岸のあたりで、またも東北を舞台にしたブルベを走ってきました。
 今回参加したのは、AJ神奈川さん開催の、BRM922一関酒田200kmと、BRM923酒田郡山300kmの2本です。
 2日連続、500kmの走行、と考えると、結構強烈な日程に思えますが、40時間以内600kmとほぼ同じ日程、というか、インターバルが長いのでむしろ休憩を取りやすい、と考えてしまうのは、まあ随分「重症」になっていますね、私も(^^;)。

 以前、宮城時代に200、300kmの連日開催ブルベの試走を馬鹿正直に連日で行った結果、2日目の300kmの途中で体幹が疲労で踏ん張れなくなり、地獄を見た事があります。
 まあ、でも、あの時は、アップダウンが厳しいことでは全国有数の地域である三陸海岸がメインルートでしたし……。

 今回のコースは、初日はそれほど目立った山岳のない平坦基調。
 2日目は数箇所、わかりやすい難所があるものの、それ以外は比較的攻略しやすいコース設定なので、あの時ほど苦労することは無いでしょう。

 ……そんな風に考えていた時代が、私にもありました……。

 というわけで、東北の実りの季節を満喫してきた今回のブルベ。
 次回も控えているので、出来るだけサクッと簡単に振り返ってみます。
 (といっても、どうせ「私」のことなので、それなりの文章量になると思いますが……)

 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。

1.はじまりはいつも雨
 9月21日に、出張先からスタート地点の岩手県一関市に直行する、という弾丸日程で始まった今回のブルベ。
 宿泊した宿が、スタート地点の一ノ関駅に近かったためか、到着と同時に、東北ブルベ常連の、山形のましゅさんとお会いできるという奇遇にめぐり合いました(^^;)。
 (自治体名は「一関」なのだが、駅名は「一ノ関」になるのが、ちょっとだけややこしい ^^;)

 ちなみに、翌朝にはスタート地点に向かおうとする参加者の皆様が数名、フロントにいらっしゃったので、この日、このホテルはブルベ参加者の前線基地になっていたかもですね(^^;)。

 今回の相棒は、短距離域のブルベという事もあり、ニールプライド・アリーゼを選択。
 前の週が出張続きで、現地から直行の予定だったため、自転車は西濃運輸さんの「カンガルー自転車イベント便/カンガルー自転車輸送便」サービスを利用し、事前に一関の宿に車体とウェア、シューズを送付する形を取りました(もちろん、事前にホテルにも問合せ、対応可能の確認を行った)。
 このサービス、事前申込みでバイクボックス(レンタル/購入のどちらかで設定。私はレンタルで利用)を自宅に送っていただき、自転車等を梱包後、発送する形のシステムです。

 発送元(自宅等)と送り先(一関のホテル)をネット上の受付フォームに入力すると、自動計算で最適日程が表示されるので、それをベースに都合の良い日程を決めて申し込みは完了です(余裕を見て、イベント本番の2週間前くらいには、申込をしておくと良いと思う)。
 料金は事前にカード等で決済する形で、あとはボックスの到着と梱包、発送だけ行えば、体が移動するだけでよいので、遠方のブルベやイベントへの参加時にはかなり便利かもしれません。

 なお、料金はバイクボックスのレンタル料と、東京から一関への輸送料をあわせて、諭吉先生おひとり分くらい。
 もちろん、輸送距離やレンタルするバイクボックスのグレードなどにより、多少の上下はありますので、お財布との相談は忘れないようにしましょう。

 とりあえず、私は一関のホテルに、後刻、バイクボックスの回収で西濃運輸さんが来る旨を、(事前連絡でも伝えてあったが)もう一度、確認までお伝えしてスタート地点へと移動します。

 この日は雨の予報が出ていましたが、予報どおりの強い雨でした。
 ホテルの外に出ると、初参加だという方が、「初のブルベが雨なんて」と、半分自棄気味に言っておられたので、「これがブルベです、ようこそ!」と言い残して、スタート地点へと向かいます。

 ちなみに、雨ブルベの後には、体全体のお肌のトラブルで酷い目に合うことが多い私ですが、今回は、CH1200での失敗の改善点を全部突っ込む覚悟で望んでいます。
 ウェアから小物に至るまで、全てを吟味・見直した結果がどうなるのか、自分の体で実地テストです。

 スタート地点の一ノ関駅までは、徒歩でも数分の距離だったので、地下道経由で駅前に行くと、今回のコースコーディネーターの井手マヤさんが、近くのアーケードにスタート地点を移した、と誘導してくださいました。
 場所を移した所でドロップバッグを預かっていただき、スタート受付のお手伝いをしていると……宮城ブルベでよくお会いしていた皆様が次々とやってきます。

 今年、ランドヌール宮城は8月4日のナイトライド200で年間の日程を終えているので、秋の開催がありません。
 結果、まだ余力があるぞ、という皆様は、初秋開催のこのブルベの出走を考えていた皆様が多かったようです。
 後に聞いた話では、関東などからの遠征組と、東北地元組は50/50くらいの人数構成だったそうですが、顔見知りの東北組が多かったので、何となく、宮城ブルベを走っている気分になっていました。

 いやもう、何というか、「帰省した」という気分でしたね(^^;)。


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ブリーフィング後、
車検を受けて順次スタート。

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雨の中、国道457号沿いに宮城を目指す。


 コース序盤は、私が仙台勤務になった直後に、平泉からの自走帰宅ルートに選んだ国道457号沿いを走るルートになっていました。
 あの時は、単に4号を真っ直ぐ南下するのは面白くないから、という理由で、特に予備知識もなく横道に逸れたのですが、その道筋がその後、ブルベ定番コースとして何度も走る道になるとは、考えもしなかったですね(^^;)。


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宮城の平泉200などでは、
対向側から走ってきて、
ここを厳美渓方向に曲がっていく。


 一関からの国道457号は、一見すると平坦にも見えるくらいの、ごく緩やかな斜度で標高を上げていきます。
 関東からの遠征組の皆様からは、「こんなに交通量が少なくて、走りやすい道が、国道だなんて!」と、少々、驚きの声が上がっていましたが、うん、本当に良い道が多いのです、東北地方。

 県境の手前で、ランドヌール宮城スタッフのTさん、Yさんの二人組みに追いつき、他愛のない雑談を交えつつ、前進を続けます。


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途中で見た風景。
気温、マイナス88℃。

18092205.jpg
いや、この日は涼しかったけれど、
さすがにこれは、
故障しているだけだよね(^^;)。


 とんでもない気温表示に思わず笑ってしまいましたが、この日は残暑の季節としては低温で、コース上の最高気温は22度くらいだったでしょうか?
 まだ午前中、早い時間なので、この時はまだ15℃前後だったと思います。

 栗駒岩ヶ崎地区から先は国道沿いを外れ、県道17号沿いを一迫地区まで南下後、宮城の物見山300のコース沿いに池月方向を目指します。
 途中、市街地の信号待ちなどでグループは崩壊し、自販機停止なども挟んで、宮城ブルベでは最後の二段峠と呼ばれている峠まで西進します。


18092205.jpg
大崎市に入る。
宮城ブルベではお馴染みの地点。

この先、二段目の登りで、
鳴子温泉方向へと右折。


 二段目の頂上から先を直進せず、右に曲がって、鳴子温泉の東側、川渡温泉に直行するルートを取り、さらにジワジワ登った後、国道47号へと下って中山峠を目指します。
 鳴子温泉付近のコンビニは、中山峠手前で補給を考える皆様が多数、停車していました。


18092206.jpg
川渡温泉を過ぎてすぐ。
巨木、「住吉の杉」を見つつ前進。


 私は鳴子温泉入口のコンビニに停車し、峠越えに備えて補給します。
 この先、道はジリジリじわじわと高度を上げていき、分水嶺としてはなだらかな斜面の中山峠を越えていきます。
 まあ、このあたりは仙台勤務時代に、本当に何度も走った場所なので、道路の印象も体に刻み込まれています。

 いつもは、こけし会館の方に逸れて迂回する鳴子トンネルを、ノロノロ運転のまま登坂通過し、鳴子峡方面へと進みます。
 このあたりは、比較的平坦な道が続きますが、鳴子峡を過ぎ、中山平温泉街が近付くと、徐々に道路は登りへと転じてきます。

 斜度自体は緩いので、一定のペース配分を意識して足を回せば、気付いたら凄い距離を走っている、なんて事も多くあるのですが、とにかく、前へ、前へと進みます。


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山形県に入った。

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中山峠を越えて、
封人の家へ。


 8月頭のブルベで早朝に通ったばかりの道筋を、今度は逆に西へと進みます。
 ここから先、しばらくは軽い登り返しがある程度で、しばらくは下り基調です。


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最上町を西に進む。
思ったよりも、
大雨の傷跡が生々しい。


 最上町は、8月31日~9月1日にかけての大雨により小国川が増水し、この先、PC1に設定されているコンビニ付近で川が溢れ、国道が完全に冠水している様子が、SNS上に流れていたりしました。
 ということは、PC1のコンビニも浸水被害があったはずですが、大丈夫なのでしょうか……。

 色々心配しつつ、現地に到着してみると、駐車場には多数の車。
 そして、隣の「川の駅」とあわせて、沢山の観光客が訪れている様子がありました。どうやら、大丈夫のようです。

PC1チェック:11:57

 先日の大雨の影響で、一時は、コンビニの棚の下段の高さくらいまで浸水があったらしいですが、お店は既に平常どおり営業していました。
 ちょうどお昼頃だったこともあり、昼食をかねたしっかり目の補給を行っておくことにします。

 同時に、GPSがスタート直後に電池切れアラートが出て沈黙していたので、ここで入れ替えておくことにします。
 CH1200でリチウム乾電池を使用し、結果的に30時間ほどしか使っていなかったため、まだ25時間ほど持つだろう、と考えていたのですが、どうやら持たなかった……というか、電源OFFにしていたのに放電してるんですけど……。

 さて、最上町を通行中の段階で、雨はほぼ上がっており、路面状況もドライに近くなっていました。
 しかし、気温が相変わらずの低温であり、レインスーツを脱ぐか、着ておくか、少々判断が難しい状況になっています。

 まあ、この先、下り基調が続くし、暑くなったら脱げばいいか、と、かなり気楽に考え、レインスーツを着用したまま、コース上にリスタートしたのでした。

2.庄内平野へ
 PC1を出発して、5分と経たないうちに、またパラパラと雨が落ち始めたと思ったら、あっという間に本降りの雨が来ました。
 この日、午後に向けて天気は回復する、という予報だったこともあり、既にレイン装備を外して走っていた皆様も結構いらっしゃいましたが、慌てて再装着している姿も見られます。

 ブルベの中の避けられぬ法則のひとつに、「着たらやむ、脱いだら降る」という一言がありますが、この日ほど、この法則がクリティカルヒットした時も珍しいでしょう。
 雨はその後、降ったりやんだりを繰り返し、レイン装備を外すタイミングの判断を迷わせる大きな要因になったのでした。

 そういえば、この日、私はランドヌール宮城ジャージを着用していたためか、PC1では遠征参加らしい皆様から、この先のコースの状況について聞かれたりしました。
 この先、長尾トンネルまではじわじわ登り、トンネルを抜けたら、新庄市街地まで下り基調……と答えた覚えがありますが……一部、嘘になっていましたね(^^;)。

 実際には、長尾トンネルを抜けたしばらく先まで、道はじりじり登り、その先で新庄市街地まで下り基調、が正しいコースプロファイルでした……。

 逆から来たら、下りの途中にトンネルがあったようですが、何となく、登り切ったところにトンネル、というイメージがあったものでね……。
 (多分、新庄市から来た場合、トンネル手前の坂は、下りの勢いで一瞬で終わるので、印象に残っていなかったのだと思う ^^;)

 そんな事を実感しつつ、新庄市街地へと下り基調で進み、県道318号を一旦経由して、国道47号の最上川沿い区間を抜けて、羽黒山~庄内平野を目指します。

 この、最上川沿いの国道47号も、宮城ブルベでは定番のルートですので、もはやキューシートやGPSも必要ありません。
 注意すべき点としては、普段は直進してしまう羽黒山方面への左折ポイントを見落とさないこと、ですが、これも松尾芭蕉上陸地点の手前にある、河川合流部、と覚えておけば、ほぼ問題ないでしょう。


18092210.jpg
他に注意すべき点としては、
47号が地域でも重要な、
幹線交通を担う道路であることか。


 国道47号は、山形県の内陸部(山形、寒河江、新庄付近)と庄内地区を繋ぐ重要な幹線道路です。
 というか、以前子のブログで触れたと思いますが、山形県は山岳が厳しいため、内陸部と海岸部を繋ぐ道路が3本しかありません。

 真室川~酒田方面を繋ぐ国道344号、青沢越え。
 寒河江~鶴岡を繋ぐ国道112号、(球動画月山六十里越)。
 そして、この、最上川沿いを走る国道47号です。

 この三本のうち、高低差が少なく、最も走りやすいルートが国道47号で、自然、交通量も多くなります。
 しかし、道路幅員は十分とはいえない場所も多いので、出来るだけ左端に寄って、邪魔にならない(うまく抜かれる)ことを意識して進みます。


18092211.jpg
最上川沿いにある白糸の滝。
秋雨を集め、「糸」というより、
「注連縄」だぞ、これ(^^;)。


 白糸の滝付近のドライブインで、ドリンク補充がてら、コーラ補給を解禁します。
 ちょうど居合わせた参加者の方と、「レインスーツの脱ぎ時が難しいですね」とボヤキを飛ばしあいます。

 再スタートしたら、あっという間に羽黒山に向けた左折ポイント。
 ここを最上川に合流する支川沿いに左に曲がり、羽黒山方向へと南下していきます。
 今まで、路上にある青看板の酒田までの距離と、キューシートの残距離に35~40kmの差異があったのは、羽黒山方面に折れて遠回りするためだったりします。

 途中、月山ビジターセンターと、羽黒山神社の標識?の2箇所をフォトチェックに指定されているので、ズルは出来ません。


18092212.jpg
羽黒山方向へ南下中。
雨上がりで、川水が濁っている。
(ついでに、レンズが曇ってる ^^;)


 南下方向はどうやら向かい風のようで、思ったように前進できません。
 川の上流方向に向かう、緩やかな登り勾配でもあるので、そんなに快調で飛ばせないことはわかっていましたが、どうにも体が重く感じます。

 途中で、既に晴れ間がちらつき始めた空の影響で、かなり体感温度が暑くなってきたので、レインスーツの前ファスナーを全開放し、マントのようになびかせて走ったら……空気抵抗が絶大になったのか、一気に巡航速度が落ちました。
 大人しく、前を合わせて、出来るだけ大きくファスナーを開き、両脇のベンチレーションを全開放します。
 うん、ちょっと空気抵抗が収まったのか、18km/h程度から23km/h程度まで、速度を上げられるようになりました(ってか、こんなに変わるのか ^^;)。


18092213.jpg
川の対岸に、これから登る道が見える。
う~ん、斜度は緩そうだが、
その分、長いんだろうな……。

18092214.jpg
グイグイ登って、
先程、こっちを見ていた道を見下ろす。


 月山ビジターセンターは、羽黒山神社の南側にあります。
 ありがたいことに、ピークを過ぎ、少し下った場所だったため、写真撮影停車からのリスタートも行いやすい位置でした。


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フォトチェック用の画像を撮影。

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ここで自販機休憩中、
いつの間にか背後にいた奴。

18092217.jpg
中心を拡大。
媚を売っているようで、
眼光がハンターのそれなんですが?


 おい、そこのニンゲン、餌くらい出るよな?と、眼光で脅してくる野良猫に対し、出すわけねーだろ、と態度で返し、ここでは下りの風冷えを考えて、あえてレインスーツは外さず下山します。
 下山中、路面条件がウェットからドライに変わったポイントで、ふと気付きましたが……行く先に自転車のタイヤ痕がない……。

 右折する所をスルーして、直進していました(^^;)。
 旧宿坊街に曲がらないと駄目なんでしたよね。
 下りで、前後を車に挟まれた状態だったので、安全な車間距離をキープすることに集中してしまい、曲がりどころを見落としていました。


18092218.jpg
無事にコースに復帰し、
フォトチェック2用の画像を撮影。

どの標識がターゲットかわからなかったので、
鳥居を含む広い範囲を撮っておいた。


 鳥居と、出羽三山神社の標識、がフォトチェック対象でしたが、どの標識か良く分からなかったので、鳥居を含む正面の広域をまとめて撮影(これでOKを頂いた ^^;)。
 ここからしばらく、旧宿場街の雰囲気が濃く残った町並みの中を進み、庄内平野へと出ます。

 さすがに、この後は雨具は必要なさそうなので、フォトチェック2で停車した段階で、(外すのが面倒そうな)シューズカバー以外のレイン装備を外し、フロントバッグに押し込みます。
 ここから先は、身軽になっての走行となりました。


18092219.jpg
そして、庄内平野では晴れ間が射し、
実りの風景を引き立てる
アクセントになった。


 この実りの季節の水田地帯は、本当にきれいだと私は思います。
 生まれ、育ちが北陸の平野部なので、昔は実家の裏が広大な水田地帯で、稲の生育を見ながら育ったような物ですから、物凄く落ちつく風景でもあります(なお、実家は農家ではない)。

 実りの風景を良い風景だな、と横目に眺めつつ、北上して狩川地区へ。
 ここも古い町並みの雰囲気を残す、とても印象に残る場所です。


18092220.jpg
狩川地区。
古い町並みの雰囲気が残る、
なかなか印象深い場所。

融雪用の配管から出た錆の影響で、
路面が赤くなっている。


 この辺りで、残り30kmほどとなりましたが、この先、酒田市街地へと西進する際には強烈な向かい風になりそうなので、あえて補給を入れます。
 宮城ブルベでもPC等になることが多い47号沿いのコンビニに停車すると、大体、皆様考えることは同じようで、数名の参加者が次々と出入りしていました。


18092221.jpg
補給地点のコンビニから、
お馴染みの風力発電所を見る。
風車は頭を西に向けて、
グルグル回転中……。


 風車が頭を西に向けているという事は……この先、西に向かう私たちは、見事に向かい風を受ける、という事になります。
 覚悟を決めて行くしかないでしょう。

 補給食として、最近、お気に入りの安納芋羊羹をポケットに忍ばせて出発します。
 この羊羹、ブルベの補給食としても、なかなか良さそうな手ごたえがありましたが、芋ペーストが主原料なためか、腹にガスが溜まりやすい気がするのが難点でしょうか?(^^;)

 まあ、私は一人旅の時間が長く、後ろに誰もいない時が多いため、遠慮なく放出していましたが……。

 最終区間は、宮城ブルベで遊佐を目指す時のルートを少しアレンジした感じのコースです。
 最上川橋を北に渡ったら、国道345号沿いに遊佐方向を目指し、その後、相沢川沿いに最上川の堤防上に出て酒田市街地を目指すのですが……。

 いつもの癖で、相沢川を渡った後、その先のY字分岐辺りまで進んでしまい、あれ?ここまで来たらコース外れてるよな、と思い直してGPSを確認。
 行き過ぎていたので、数百メートル戻って、堤防上に復帰しました……。


18092222.jpg
この辺りでほぼ日没。
向かい風が物凄く強い。


 向かい風が物凄く強い状況でしたが、この時乗っていた車体は、既にかなり設計は古いとはいえ、エアロ特性としては高評価だったニールプライド・アリーゼ(ちなみに、製品名変更前のモデル)なので、ちょっと頑張ってまわしてみることに。
 多くの方が、20km/hがやっとだった、と苦しんでいた区間ですが、サイコンの読みで25km/h程度を維持して進むことが出来ました。
 うん、凄いぞ、安納芋羊羹パワー!(違)


18092223.jpg
酒田市街地に入ったら、
夕方渋滞が待っていた。


 酒田市街地に到着したのは17時過ぎだったので、ちょうど夕方の混雑が激しい時間帯でした。
 東北地方とはいえ、さすがに市街地の危険度は首都圏と変わらないので、注意しながら進みます。

 酒田駅前に出て、そろそろゴールだ、と考え始めた時に……最後の最後になって、土砂降りの雨が到来!
 うおい! 残り数キロなのに、何でだよ!

 そのまま突っ切ることも考えましたが、CH1200を走行中、日没後の雨が雨具を着けていなかった下半身から強烈に体温を奪っていったことを思い出し、あえて停車してフルレイン装備に換装します。
 10分ほどロスしたと思いますが、時間内完走は間違いないので、安全側対策で進みましょう。

 最後の市街地区間、数キロを走れば、ゴールに設定されたコンビニでした。

ゴールチェック:18:08

 走行時間、11時間08分。
 まあ、かなり平凡なタイムですが、CH1200以来、あまり乗っていなかった体でこの時間を出せたのは意外でした(絶対、12時間かかると思っていた)。
 最後に遭遇した土砂降りを強行突破していたら、10時間台に食い込めたかもしれませんが、この季節の日没後の雨の中を雨具なしで走るのは、色々リスクが高そうでしたし、CH1200での失敗の反省点を全部突っ込む、という目的を考えると、止まって正解だったと思います。

 停止後の休憩中に、ランドヌール宮城スタッフのYさんが到着。PC1のチェックを忘れて数キロ先まで進んでしまい、慌てて戻ったロスタイムが痛かったとのこと。

 いや、戻って間に合わせるところが凄いとしか言いようがありません。
 私だったらそれ、諦めて認定外完走に切り替えるところですよ(^^;)。

 しばらく休憩後、酒田駅方面に戻って、今夜の宿である酒田ステーションホテルさんへと向かって、ゴール受付とチェックインも終了。
 ホテルのピロティでバーベキューを行っている、との事だったので、早速出向いて美味しいお肉を頂きました。
 いやあ、こんなゴールも良い物です。

 ちなみに、この段階で足の筋疲労に加え、筋肉痛などのダメージが出始めていましたが、フロア移動での階段昇降が、かなりきつかったのは内緒です(^^;)。

3.懇親会
 22日夜は、翌日スタートの酒田郡山300から参加の皆様も数名、参加しての懇親会となりました。

 200km走ったばかりで、明日もある、と考えると、アルコールは早々に切り上げて、ソフトドリンクで出来るだけ、脱水症状を抑える方向で考えていましたが、雰囲気に酔ったというか、周囲全員が自転車大好き人間だらけですから、話が弾んで気付いたら予定の時間を過ぎていた、という感じでした。

 その後、エラーでデータを読み込めなくなっていた、翌日の300kmのコースデータを、なおさんのeTrexから私のeTrexに無線転送していただいたり、300kmのコース攻略などについて、Yさんらと色々、情報交換した後、23時頃に就寝。
 200kmを走ってきた体は、どうやらすぐに眠りに落ちたようで、翌朝、目覚ましのアラームが鳴るまで、一度も目覚めませんでした。


(続く)

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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2018年1月に、東北勤務から再び東京に転勤となりました。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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