日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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コース予習編 BRM909宮城400km女川八戸

 さあて、夏らしさを感じるより早く、9月になっちゃいましたねえ……。
 主に長雨(観測史上最長の、36日連続雨天!)の影響で、日差しは照らず、気温は上がらず、という日々でしたのでねえ……。

 それでも、8月27日に、7年ぶりに一般開放で開催された松島基地航空祭は、晴天に恵まれて素晴らしい一日になりました。
 この日ばかりは、私も自走で矢本まで出かけて、帰りは気ままに迷子になってから帰ってきましたのでね。

 久々に一日、100km以上を走ったら、夜、気づかぬうちに寝落ちて、翌朝になっていましたけれど(^^;)。

 では本題です。
 今回は、来週に開催が迫ったBRM909宮城400km女川八戸のコース予習編をお送りします。

 このブルベ、私は「GPSによるルート案内機能不使用」を公言しているだけに、事前のコース予習を久々に詳しくやっていたりします(^^;)。

 GPSを見れば、いつでも正しいコースが見られる、という安心感が、怠惰を呼び込んでしまったのか、去年後半〜今年にかけてのブルベでは、コース予習がかなり疎かになっており、場合によっては直前にGPXファイルを作る以外、コースの全体像を見る機会さえ持たなかった事もありました。
 結局、どうにも「作業」めいた行動を繰り返している気分にもなってきたので、今回はGPSによるルート案内機能を全く使用せずに、久しぶりにコース暗記のみで走ろう、と決めたのでした。

 そんなわけで、ずいぶん久しぶりに、コース予習編をネタとしてお送りする事にします。
 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。

 それでは、コース予習編です。
 今回のコースは、ランドヌール宮城では珍しい、「行ったきり」のワンウェイコースです。

 以前から、行ったきりコースがあっても面白い、という話は、スタッフ間、参加者からの意見としても、色々と出ていましたが、実際にそれを開催する場合、200km以上も先の地点に、スタッフをどうやって配置するか、等の問題があり、簡単に開催することはできませんでした。
 しかしながら、全国の主催者の皆様の状況を見ると、ノースタッフ、ノーサポート開催のブルベも、結構開催されている訳で……。

 そういうブルベの開催状況等をチラチラ横目で見たり、実際走ったりしつつ、自分達なりにやり方を考えて開催するのが、今回のワンウェイコースです。

 よって今回は、普通のブルベと違って、ゴールにスタッフは受付待機していません。
 ブルベカードの提出方法等は、ブリーフィングで説明されますので、参加の皆様は、必ず、説明を聞いて下さい。
 (フォトコントロールの写真提出も、メール添付等になるはずなので、ブリーフィングでの説明をしっかり聞いてください。間違いがあると、認定になりませんので……)

 さて、前置きはこれくらいにして、コース予習の内容について、スタートから順次、見て行きましょう。

 なお、既に、ランドヌール宮城公式サイトに、試走スタッフからの注意事項が出ていますので、そちらとあわせてご覧いただくと良いかもしれません……が、基本、私の予習は机上調査がベースなので、相反する事項などがあった場合、試走結果を信じて頂く方が良いでしょう。
 
 ちなみに、時々、「実走スタッフは、公式情報よりも、もっと詳しい攻略情報を聞いているんでしょ?」と言われる時がありますが、スタッフ間の連絡で飛び交う情報は、基本、公式サイトで提供する情報程度の内容です。
 あとは、各スタッフが個人ブログやSNS等で、追加の情報や走行レポートを掲載する場合がありますが、基本、公式に得られる情報は、参加者の皆様と同じ条件になっています……。

1.スタート〜PC1
 今回のコースは女川駅を10:00にスタートになります。
 通常のブルベは、早朝、まだ暗い時間帯にスタートする場合も多くありますが、今回はワンウェイコースという事もあり、スタート地点には輪行または自走で集合することを考慮した時間設定になっています。

 女川駅までは、仙台からは、仙石線〜石巻線。
 石巻からは、石巻線で到達できますが、電車の時刻などは各自でお調べください(女川行きの便数は、かなり限られます)。
 ちなみに、駅の周囲に、長時間、駐車できる駐車場があるか、なども、各自でご確認ください(ブルベのスタッフは、観光案内所や旅行代理店の職員ではありませんので……)。

 基本的に、女川駅周辺は、現在、復興工事が活発であり、日々、姿が変わっているので、リアルタイム情報は、実際に現地を見ないとわからないと思います(地図も、現時点でどれが本当に正確なのか、わからない状況になっている)。

 女川駅をスタートした後は、国道398号沿いに海岸線を北上します。
 この区間、女川港から先は、「リアスブルーライン」という愛称がついています。

 自転車のロングライドの世界では、「カタカナ愛称の道路はヒドイ」の法則がありますが……まあ、リアス式海岸なので、それなりの歓迎は期待(?)しましょう。
 ルートラボのコースプロファイルでは、結構、ギザギザになっているようですから、最初から強烈な歓迎を受けるのかもしれません。

 アップダウン地帯を通過後、長大規模のトンネル、釜谷トンネルを抜けると、今回のコースで長くお付き合いする北上川の流域に出ます。
 今回のコース、サブタイトルは「北上川を遡れ」というくらいなので、この河口付近から、本当に川沿いをぐんぐん、北上していきます。

 アルファベットのKを左右反転させたような交差点を抜けて、北上川本川で最も河口に位置する新北上大橋を渡ります。

 この新北上大橋は、試走スタッフが継手の隙間が大きく開いている場所もある、と注意喚起していますので、走行時には十分、注意してください。
 また、ストリートビュー等で見る限り、幅員も狭そうなので、通行する自動車にも十分、注意した方が良いでしょう。

 左岸に渡った後は、堤防上の道路をトレースして、国道45号へ。
 国道45号を右折後は、5月に開催したスーパーフラット200のコースに沿って、北上を続けます。
 PC1までは約60kmなので、速い人なら正午頃には到着するでしょう。
 私は多分、13時過ぎに到着する形になると思います。

2.PC1〜PC2
 PC1を出てしばらく、錦桜橋の所まではスーパーフラット200と同じコース沿いに走りますが、錦桜橋で再度、左岸に戻り、ここから先は盛岡付近まで、ずっと左岸沿いを走る形になります。

 平泉の対岸で、宮城ブルベでは物見山300等のコースでお馴染み、河岸段丘の縁沿いのアップダウン帯〜水沢から展勝地までのフラットゾーンにかかります。
 いつも、午前中の比較的涼しい時間帯に通っている場所を、午後〜夕方に走ることになります。

 おそらく、道路の交通事情等が、いつもとは変化すると思われますので、特に水沢〜江刺付近の市街地では、夕方の交通量の増加に巻き込まれる可能性があるので、注意しましょう。
 なお、速い皆さまは、この辺りを午後、最も暑い時間に通ると思いますが、晴天日だった場合、農地の中は日影がほとんどありませんので、熱中症に注意が必要かもしれません。

 花巻付近〜盛岡市街地までは、コースプロファイル上は、そんなに難所らしい場所は見当たりませんが、登米あたりからは目に見えてジリジリと登っているので、力加減をどうするか……。

 勾配変化が緩い場所を頑張って、後半に時間的余裕を作るか。
 この区間、無理をせずに後半に余力を残すか。
 判断が分かれそうです。

 盛岡市街地手前で右岸に渡り、市街地に入ってからPC2に至ります。
 ほとんどの参加者が、ここから先、盛岡市街地の縦断区間からはナイトライドになるでしょう。

3.PC2〜PC3
 盛岡市は、東北でも有数の都市圏ですので、交通量が少々心配か、と思いましたが……約200km地点なので、とっくに夜になってますよね(^^;)。
 (私のペースだったら、速くて10時間。通常通りなら11〜12時間後だ)
 市街地の交通量は、一段落しているかもしれません。

 とはいえ、市街地では交差点をはじめとして、危険地帯があちこちに隠れていますので、十分に注意が必要です。
 そして、昼に負荷がかかっていた場合、この段階で睡魔に襲われ始める皆様もいらっしゃるはずです。
 走行計画には余裕を持ちましょう。

 なお、盛岡市街地の、キューシート42番の不来方橋西側の交差点は、スタッフの試走レポートにもあるとおり、片側だけでも4〜5車線という、大規模な交差点です。
 右折通過の場合、二段階とするのは当然ですが、自動車は左折専用レーンが設定されている上に、右左折ともに矢印案内があるようなので、臨機応変な対応が求められるでしょう。

 この交差点は、調べてみると、アルファベットの「X」字状に地下道が設置されているようなので、不来方橋を渡る前に自歩道に乗って徐行で橋を渡り、地下道を抜けて通過するのも良いかもしれません。

 その他、市街地では自転車レーンが設定されている場所もあるようなので、十分に注意して進みましょう。
 その後、盛岡市街地を抜け、台地の上の新興住宅街を抜けると、いきなりダム湖沿いの山岳ルートになります。

 この新興住宅街〜ダム湖畔あたりは、アップダウンが激しそうです。
 ここを抜ければ、東北地方の大動脈、国道4号に出ます。4号に出てしまえば、地形変化も少なくなりますので、ちょっと踏ん張りどころでしょう。

 盛岡市の北で国道4号に合流して北上を続けます。
 国道4号の交通量は、試走時は非常に少なかった、とのことですが、当日は五十日(ごとおび)前なので、トラックの交通量が増えるかもしれません。念のため、注意しましょう。

 御堂駅を過ぎた先(キューシートNo.53)で、コースは国道4号を外れて、旧街道沿いになります。
 この先がフォトチェックなので、4号を直進するとフォトチェック不通過となりますので、分岐の目印などを見落とさないように注意しましょう。

 旧街道沿いは道幅が狭く、分岐もわかりにくい場所があります。
 また、街灯も少なく、到着する頃には真っ暗になっている可能性もあります。

 コースプロファイルでは、この区間だけ、急に槍のように立ち上がっているので、高低差の変化もありそうです。
 特に、下りの方は、道幅も狭い上に灯りも少ない道なので、十分な注意が必要そうです。

 なお、この道筋にはフォトチェックの御堂観音の山門だけでなく、一里塚の跡なども残っているようなので、興味のある方は、足をとめて見るのも良いかもしれません。
 まあ……到着時間が、おそらく真夜中になると思われるのが残念な所ではありますね……。

 フォトチェック通過後は、再び4号に合流し、北上川水系を離れ、馬淵川水系に入ります。
 国道4号の最高標高地点である十三本木峠を過ぎると、急激に標高を落としながら、二戸のPC3へと続きます。
 試走スタッフの報告では、この区間、自転車の走行ラインあたりの舗装が荒れているようなので、下り坂とはいえ、スピードの出し過ぎには注意してください。

4.PC3〜ゴールまで
 PC3付近までは、所々(スタート直後、盛岡市北部のダム湖畔など)に急激な勾配変化があったものの、大体は川沿いに、なだらかな勾配で高度を稼いできました。
 この先、コースは一路、海岸側の久慈市を目指すため、北上山地の北の端を横断する事になります。

 おそらく、この時点で時間は10日の未明となり、場合によっては冷え込みが顕著になってくるはずです。
 過去、2013年の9中旬後半に開催された宮城1000では、三日目の未明〜早朝に軽米町辺りを今回とは逆に走るコース設定でしたが、気温が一桁に落ちるなど、厳しい冷え込みに見舞われました。

 今回の試走スタッフは、確認できた限り、気温は最低で13〜14℃前後まで下がり、軽米町からの下り坂は雨に降られたこともあり、厳しい寒さを感じたとの事でした(PC4で、震えが止まらなかったらしい)。
 なお、軽米町辺りは標高が高いため、晴れると放射冷却で一気に冷え込む事もあります(過去の宮城1000では、この急激な寒さにやられた人も多かった)。
 ここを走るのが未明〜明け方になる想定の皆様は、本番前のアメダスの観測結果などを参考に、寒さ対策を考えた方が良いでしょう。

 残る距離は、正規コースなら120km程度ですが、二戸のPC3を過ぎて、国道4号の右折ポイントをスルーすると、4号沿いに三戸経由、剣吉交差点を右折して新幹線の八戸駅までは、約40km程度で到達できます。
 もちろん、PC4&フォトチェック2の不通過により、認定にはなりませんので、この「ダイナミック・ショートカット」は、「DNF希望だが、寒くて体を動かさないと死ぬ!」という状況か、「DNFだが、八食センターには行きたいんじゃあ!」という胃袋本位な皆様にのみ、お勧めします。
 (なお、二戸駅の上り方面、新幹線の始発は7:29という余計情報)

 二戸から軽米町を抜けて久慈に至るまでの道は、宮城1000で逆走した時も、かなり辛い思いをしましたので、今回も一筋縄では行かない、と私は覚悟しています。
 確か、何度も小さいピークを越えて、長々と登って、スパっと下って……を繰り返した覚えがあるため、体力的なしんどさの上に、いつまで続くのか、と嫌気がさす精神的な面での辛さにも襲われると思います。

 道の駅おおのを過ぎた辺りから、徐々に長い下りへと転じ、久慈北I.Cの所でPC4に到着、ここからはお久しぶりの国道45号沿いを北へと進みます。
 PC4付近は、手元計測で標高16m付近。一旦平野に降りてから、三陸海岸の北の端〜種差海岸へと向かいます。

 三陸海岸、というと、東北の自転車乗りは、延々続くアップダウンに体力を削られる、という、厳しい道筋をイメージすると思いますが、久慈から北側に関しては、その傾向は比較的(あくまでも、比較的に)穏やかになり、最初の登りさえクリアすれば、台地上のなだらかな地形になってきます。
 ルートラボ等のコースプロファイルでは、なだらかな下り坂の途中に、ぐっと切れ込む谷が現れているようですが、近年は45号のバイパス整備が進み、そういった谷には架橋されているため、それほど急激なアップダウンにはなっていない場所も多いようです。

 とはいえ、整備が追い付かない部分では、急激なアップダウンが待っているのは、まあ避けられないようですが……。

 45号沿いは、玉川駅付近の県道入口を見落とさなければ、おそらく問題はないだろう、と考えています(本当かどうかは知らない)。
 県道沿いに逸れてからは、標識のない市道に曲がる場所が多いため、あらかじめ地図や航空写真などで、目印になる建物や標識を設定しておくと良いでしょう。

 基本的には、海岸に近い方向に走って行けば良い……ように見えて、キューシートNo.71などは、一本奥の道に入る必要があるなど、場所ごとの特徴をおさえておく必要があります。
 このあたり、コース記憶オンリーでは、結構きついかもしれませんが、迷子もまた楽し、の精神で行きましょう。

 種差海岸付近は、過去に車で走った記憶から判断すると、道が狭い割には、生活・観光により交通量が多い道筋です。
 場合によっては無理をせず、左に寄せて車を先に通した方が良いでしょう。

 特に、蕪島方面へと右折する場所は、前後の車の動向を見て、慎重に右折した方が良いです。
 (左に寄せて停める余裕もあまりないので、とにかく注意が必要)

 フォトチェック2の蕪島は、今年はもう、ウミネコの繁殖も終わって、静かになっていると思います。
 観光地だけに、多くの皆様がいらっしゃると思われますので、ご迷惑にならないように注意しましょう。

 八戸市街地(港湾部)は、早朝に通る皆様は、トラックの出入りが多いかも知れません。
 私のようなギリギリ隊の場合、トラックとともに、観光客に注意、でしょうか。

 港湾部を抜けた先の、八戸大橋と、その次の八太郎大橋は、スタッフの試走報告にあるとおり、トラックの通行が非常に多いようなので、自歩道通行で抜けましょう。
 ただし、下り坂の途中に段差があるようなので、速度は出しすぎないように注意です。
 個人的には、その次、No.85の左折後も高架ではなく側道を通行し、トンネル内は自歩道を通るルートを推奨したい所です。
 (過去、車で通った時、港から卸売市場までの区間は、トラックの交通量が物凄く多かったため)

 最後、トンネルを出てからは、約5kmでゴールです。

 この区間も、自転車走行ラインが非常に荒れているとの報告がありますので、疲労度等を考慮し、場合によっては自歩道通行を考えた方が良いかもしれません。
 ここまで来たら、タイムアウトギリギリでもない限り、余裕を持って走った方が良いと思います。
 この辺りは、各自で臨機応変な対応をお願いします。

5.ゴールしたあとは……。
 ゴールのコンビニの南隣は、温泉(健康ランド)になっています。
 また、少しコース沿いに戻った場所に、のっけ丼で有名な、八食センターがあります。
 到着がちょうど、お昼頃になりそうな皆様は、先に食べるか、汗を流すか、悩ましいところかもしれません。

 それぞれ、色々堪能してから、八戸に一泊するもよし、そのまま帰るもよし。
 とにかく、「ブルベはおうちに帰るまで」です。
 最後まで、楽しい旅にしましょう。
 

 ……というわけで、以上が私がコース全体を見て考えた、今回のブルベコースのあらましです。

 前半が比較的平坦で走りやすいので、ここを頑張って時間短縮を目指すのか、逆に無理をせずに後半に体力を残すのか。
 二戸付近から予測される冷え込みに、どう対処するか。

 私は太平洋の夜明けを見るのは無理そうなので、後半まで温存型で走るのが良いか、とも思いますが……。
 さて、どうでしょうね。

 本番まで一週間を切りましたので、とにかく、残り少ない日数で、いろいろ考えたいと思います。

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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2018年1月に、東北勤務から再び東京に転勤となりました。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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