日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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東北もブルベシーズン開幕。ですが……

 さて、4月になりまして、年度末の多忙期は終わった……はずなのですが、なぜか今年は……今年は……。

 今年はちょっと面倒な案件の担当になったのと、7月にちょっとした試験を受けることになったため、多忙期がそのまま継続しているかのような多忙が続いています。
 う〜ん……ドウシテコウナッタ……。

 とりあえず、GWですが、休日はカレンダー通りになりそうです。
 いや、間の5/1日と2日に、面倒な仕事を突っ込まれているので、収支はマイナスの気分なのですが……。

 では本題です。
 ずいぶん久々の更新になりましたが、冒頭に書いた通りの多忙のため、今年はちょっと趣味活動が控えめになるかもです……。

 という話はそこまでにして、今回はBRM422宮城200km石川夏井のレポートです。
 今年の宮城ブルベ初戦は、200kmと300kmが同日開催となりました。

 例年、300kmは5月中旬の開催でしたが、その日程だと南東北地区の一大イベントである蔵王ヒルクライムと日程が被ってしまうことが多く、蔵王参加者が300kmに参加できない、という事態が良く起きていました。

 ……いや、中には300kmを完走したのち、その足で蔵王に向かうという豪傑な皆様もいらっしゃったのですが……(でも、サラの足で走れるなら、その方がありがたい、という話が多かったのも事実)。

 そんな訳で、300kmの参加者の皆様の中には、300km初挑戦、という皆様も多かったようです。

 それはさておき、今回、私は200kmの最後尾を走る、実走スタッフとしての参戦となり……。

 さてさて、それがどうなったのか、興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


 この日は300kmと200kmの同日開催です。

 今回はスタート地点の駐車場が狭いため、輪行で前泊していました。
 300kmのスタートは200kmより1時間早いため、その時間に合わせてスタート地点入りしたのですが……。

 この日に限って言えば、ちょっと防寒装備を考えるべきだったかもしれません。
 輪行+自走だったため、必要最小限、行動時に快適となる程度の、やや薄い装備で1時間以上、スタート地点で待機したため、体が冷え切ってしまったようでした……。

 途中、代表にホットコーヒーを買いに行って頂いたりしつつ、スタート待機は終了。
 参加者が全員、出発したのち、最後尾を午前6時過ぎにスタートしました。


17042201.jpg
福島と言えば桃。
という訳で、これは桃の花だろうか?
果樹園などで満開の花を見ることができた。


 最初は福島市から、土湯峠を目指します。
 福島市を西進する道筋は、ジリジリと、微妙な角度で登っていく、いやらしい道です。
 同じ実走スタッフのじょいさんとともに、ウォームアップのつもりで進んでいきますが……。

 この段階で、私はあまり体に力が入らないことを感じていました。
 スタート待機で寒い中、じっとしていたため、体が温まっていないだけだろう、と考えて、できるだけ軽めで一定の負荷を意識して進むことにします。


17042202.jpg
今回の福島のコースの開催期は、
桜の開花期を狙ったものだった。
どうやら、その狙いは見事に的中したようである。


 国道115号に入ると、土湯峠への登りが本格化します。
 時々現れる登坂車線をゆっくり登っていきますが、今年、まともな長距離を走ったのは、これが初めてとなるこの日、段々脚のコンディションが悪くなっていき……。

 土湯温泉に到着した段階で、両足が攣り始めていることに気付きます。
 うむむ、いくら何でも、早すぎるんじゃないか?


17042203.jpg
土湯温泉で旧道に入り、
車通りのない静かな道を進む。

周囲は芽吹きが浅くなり、
季節は一ヶ月ほど戻った印象がある。

17042204.jpg
通過チェッククリア。


 土湯峠の通過チェックをクリア。
 ここから、岳温泉方面へと下りを開始しますが……。

 途中、急激に冷えて血の巡りが悪くなったのか、両足の筋肉が硬直し、クランクを全く回せなくなります。
 もちろん、激痛が走っています。

 下っている途中だったので、制御を失って落車したりはしませんでしたが、時折出てくる登り返しの所で、激痛に耐えつつ何とか足を動かし、前に進みます。
 下りなのに、全く速度を上げられない……。

 その後、平地に出ると、今度は向かい風。
 ここで数人の集団の先頭になりましたが、両足ともにどこかしらの筋肉がつっている状態では満足に速度を上げられません。

 結果、郡山JCT付近などの登り返しが超難関になってしまい、想定タイムからどんどん、遅れを取り始めます。


17042205.jpg
それでもPC1には、
約40分の貯金で到着。


 なぜか、走っている途中でクラムチャウダーが食べたくなったので、おにぎりとともに補給。
 PC1の段階で、かなりがっつりと補給しました。

 休憩を挟んで、20分貯金くらいでPC1を出発します。
 補給中にスポーツドリンクも補給し、脚の硬直を解消しようと試みましたが、どうやらうまくいっていないようで、走っている間、脚のどこかしらの筋肉が硬直している状態が続きます。


17042206.jpg
そんな状況でも、須賀川市内にて。
ゴモラはチェックしますよ。
そりゃ、ゴモラですから。


 その後、みちのく自転車道入口の標識に従って、軽く登り返す道でちょっと踏み込んだ瞬間、まず右足が硬直。
 耐えがたい激痛に、これはいかん、と、車体を道路の左端に寄せて止めて、左足を地面に着いたら、今度はそちらも同時に硬直。

 激痛で声も出せません。
 そのまま数分間、ハンドルに突っ伏してひたすら激痛に耐える苦行が……。


17042212.jpg
硬直が治まったのち、
再度前進を再開。
何とか福島空港に到達。


 福島空港近くでドラッグストアを見つけたので、これ幸いと立ち寄り、筋肉の硬直をほぐす効果のある「芍薬甘草湯」を購入。
 脚の状況から、二包を一気に服用してみますが……いや、全く効く気がしません。
 序盤の段階で、ここまでひどい状況になったのは久々だな……。

 PC2までは10kmほど。クローズまでの時間は1時間ほどです。
 しばらくの間、細かなアップダウンを繰り返す道筋であったため、何かあってもすぐに止まれるように、自歩道を徐行で前進を続けますが、こんなペースで間に合うのか……。


17042213.jpg
石川の街に入ったところで。
堤防沿いの桜並木が見事だったので、
開き直りで撮影。


 PC2には、クローズの20分前に到着。
 本来なら、この段階で貯金を回復させるはずの想定だったのに、逆に切り崩すとは……。
 一緒にスタートしていたじょいさんは、この石川の街で肉丼を食べる時間があったそうですが、私はそんな時間もないので、コンビニ飯です……(いや、本当はご一緒しよう、と約束していたんだったり……)。

 今日は脚の硬直だけが問題ではなく、力を入れてもほとんど前に進んでいる気がしないのが気になるところです。
 サイコンのケイデンス表示は、それなりの数字を示しているのに、速度が上がっていない……。
 力がスカスカと抜けているような、妙な気分になります。

 ここで参加者がグルービングに車輪を取られて落車した、という知らせが入りました。
 現場までは約8km。今から動いても、それなりに時間がかかってしまいます。

 が、現場に居合わせた参加者が、見事な初期対応をして下さったようです。
 既に、スタッフカーも一台、現場に向けて動いているとのことだったので、こちらは通過する際に、現場状況を詳細に見てみることにして、借金時間に入ってからPC2を出発します。

 ここからはゴールまで、細かいアップダウンを何度も繰り返す、決して侮れないコースになります。
 さて、どこまでいけるかな、と、芍薬甘草湯を追加で服用して走り出します。 


17042207.jpg
落車事故のあったコーナーに続く、
グルービング工法の溝が切られた下り坂。

17042208.jpg
こういう感じで溝が切られている。
緩やかに見えるが案外きつい斜度で、
ブレーキを放すと、スルスル加速していく。


 緩やかな登りを経た先にある、ちょっとした直線の道です。
 路面に縦溝が切られていることを除けば、確かに、ちょっとスピードを出したくなるかもしれないですね。

 しかし、この先にあるカーブが、意外に急カーブであるとともに、グルービングの縦溝が続いているため、タイヤを取られると危険な事になりかねないでしょう。

 実際、試走したスタッフのほぼ全員が危険性を訴えており、ブリーフィングでも危険個所として注意喚起していた場所なのですが……。

 このグルービング工法は、縦溝にロードの細いタイヤがはまって、ハンドル操作を阻害するだけでなく、この溝に小石や砂が詰まっていると、タイヤが弾かれ、瞬時にグリップを失うため、本当に危険な路面です。
 私も過去にこの路面に車輪を弾かれ、ロードサイドに突っ込んだことがあり、それが未だにトラウマになって、速度を上げられなくなっています。
 皆様も、十分に気をつけてください。


17042209.jpg
どこかの峠で。
古木の雰囲気のある桜の大木が、
見事に満開だった。


 道が下り基調に転じてきたら、急に風が冷たくなってきた気がします。
 肌寒さを感じ始めた頃に、通過チェックに到着しました。
 時間は、貯金ゼロペース。脚の状態は、ちょっと回復したか、と思って少し踏んだら、また硬直が出てきてしまいました。

 事故の状況なども少し聞いて、対応をお願いしつつ、PC3に向けて出発。
 300の参加者の先頭が既に通過。先頭グループがすぐ後ろに迫っている状態でした。


17042210.jpg
この先も、
緩やかなアップダウンを繰り返す。
普段なら、あまり気にせず進める道だが……。


 通過チェックからPC3の三春に向かう道は、冷たい向かい風に押し返されながらの走行になりました。
 ウインドブレーカーを装着していても、それを通して体に冷たさが響いてきます。

 何度も小さなコブを超え、下って、登り返して……。
 この辺りで、はっきりと体の不調を意識するようになりました。
 力が全く入らない。喉を通る冷たい外気が、熱を持った塊のように喉と気管を痛めつけています。

 140kmほど走った集落内の最高地点で、たまらず足をついてドリンクを飲みますが、喉が乾燥してガラガラになっているのがわかります。
 PCまでの距離と、走行ペースを考えると……ものすごく際どい時間帯ですが、走り出しても、足を回しているつもりでも、速度が全く乗りません。

 おかしい……エンメアッカ号なら、こんな状態でも、とにかく足を回せば、それなりの速度に乗るのに、この日の相棒だったアリーゼは、力が出せなくなると、全く進んでくれません。

 今思い返せば、この時点で半ば心は折れていたと思います。

 三春の滝桜のあたりの、緩やかな上り坂で、名物の枝垂れ桜を見に来た乗用車が駐車場渋滞になっていました。
 こんな渋滞の中だと……ああ、やっぱり。左にピタ付けになっている車が何台か、先に見えています。
 まあ、左折前提の防御運転なので、文句は言えません。

 仕方なく、歩行者が少ないことを確認して、自歩道に逃れて登っていきますが……。
 駐車場のところで、入場整理中の警備員さんに、車が通るまで止まるように促されます。

 指示に従い、止まりましたが……今の足では、こんな斜度の坂も、再度、発進することができませんでした……。


17042211.jpg
なので、開き直って撮影した。
三春の滝桜。


 さすがは桜の名所。
 そして、この日がちょうど見頃だったこともあって、周辺の混雑はひどい状況でした。
 そのまま、坂の上まで結構な距離を押し歩きで登り、坂の頂上でやっと、車体にまたがることができましたが……。

 その先の登り返しが登れず、再度、足をついてしまいました。
 そこで300の参加者に追い越されます。激励の言葉をいただきましたが……。

 時計を見ると、三春のPCのクローズまで、5分を切っていました。
 距離はまだ6kmほど残っています。

 今の体では、さすがに間に合わないか……。
 タイムアウトはほぼ確実ですが、とにかくPCまでは行こう、と、走行を再開しました。

 三春の市街地を抜けて、三春駅方面……に行きかけて、GPSの表示を見直し、慌ててUターンしました。
 PCは、国道から少し横道に入った場所にあるのでした。

 同じように、通過しかけて慌てて戻った参加者は……いらっしゃいますよね?
 私だけじゃないですよね???

 とりあえず、PC着は、クロースから13分後でした。
 ここでタイムアウト、DNF確定です。
 お待ちいただいていたじょいさんには、ここから輪行に切り替える旨を伝え、スタッフの連絡先にも、タイムアウトして輪行に切り替える旨を連絡しました、

 その後、しばらく休憩している間に、300の参加者が数名、到着し、再度出発していきました。
 30分ほど経ってから、重い腰を上げて、三春駅へ。
 電車は30分程度で来る様子でした。地方駅でこの程度の待ち時間で済んだのは、まあ良いタイミングだったと言えるでしょう。

 輪行で郡山に出てから、新幹線で福島へ……。
 と、その途中で体調が急変。

 走行中から感じていた体のだるさが全身に広がり、ものすごく体が重く感じられます。
 外気で乾燥した喉がガラガラし、絡んだ”たん”が出ても、咳が止まりません。

 これはまずいか?
 スタッフの連絡先に、宿に直行する旨を伝えて、福島駅到着。
 在来線+新幹線のコンビは、体感ではあっという間に到着していました。

 宿に入ってから、再度食事に出る気力はないだろう、と、駅の近所で惣菜などを買い込んで宿に戻ると……。

 ブルベ後だというのに、食欲はありません。
 とりあえず風呂に入ったら、水分だけはグイグイ飲みたくなったものの、後はとにかく、食事よりも何よりも、体を横にしたい、という欲求が最も強く出てきます。

 ……うん、こんな状態になったことは、以前にもあったな……。
 いや、去年の北海道1200のゴール後なんですけどね……。

 その1/6にも満たない距離しか走っていないのに、同じくらい消耗しているのって……。
 それだけコンディションが悪かったのか、単に自分の体が衰えているのか……。

 考えるのは後でもできる。
 とにかく体を休める必要があることは間違いないので、止まらない咳を気にしつつ、ベッドに横になったのは20時くらいだったでしょうか。
 結局、翌朝まで目覚めずに眠り続けました。

 翌朝、咳は止まりませんでしたが、体のだるさと発熱感は治っていたので、仙台まで輪行で帰ったのでした。

 今回は見事に「惨敗」でしたね。
 スタート待機が長かったのに、行動装備の比較的薄着で過ごしていた、その時間帯で既に体に不調を抱えた可能性もありますが……。

 まあ一番悪いのは、今年は年度末から続く多忙のため、新年以来、一日に走った距離が20km程度。
 ローラー台を引っ張り出す機会もほとんどなく、まったく事前の調整ができていない状態での出走でしたので……。

 まあ、それでも土湯峠越えの、センチュリーライドは出来ているのですから、ある意味ではおかしい結果なのですが……いや、やはり不本意な結果ですね、これは。

 なので、次回、フラット200でなんとかリベンジしてやりましょう。

 ……それにしても……。

 今回のブルベで、ほぼ確信することになりましたが、コラテック号といいアリーゼといい、カーボンフレームの車体って、元気なうちはスイスイ進んでくれますが、へたれた瞬間に、まったく進まなくなるばかりか、ほぼ重荷になっている気がします(私の体の場合)。
 反面、エンメアッカ号は、今回と同じか、それ以上にひどいコンディション(熱中症で倒れる寸前だったり、1200kmの終盤だったり)でも、足を回せばちゃんと進んでくれたので、ロングライドを走る場合、私の体にはエンメアッカ号の方が向いているようですね。

 次回のフラット200はどちらで走るか、ちょっと考えてみましょう。 


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コメント
No title
お疲れ様でした。体調不良とのことで早いご恢復をお祈りしています。
2017/05/01(月) 07:14 | URL | ひさぼ #-[ コメントの編集]
Re: No title
ひさぼさん、ありがとうございます。
おかげさまで、一週間で平常に戻りました。
やはり、コンディション調整不足だったようです(^^;)。
2017/05/01(月) 17:34 | URL | YO-TA #GY0.Hv3k[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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