日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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秋晴れの下でファンライド。ツール・ド・ラ・フランス参加記録

 はい、気付いたら、11月になっていました。

 そして、11月になったら、ブルベ的には新しい一年の始まりです。
 来年開催の、ランドヌール宮城のコースは……まあ、準備が整い次第、発表されますので、そのタイミングでご紹介しましょう。

 なお、来年も開催は4月以降です。
 こればかりは、気候的な問題があるので、どうしようもありません……。
 (普通に積雪がありますし、冬季閉鎖になる場所も多いですし、早朝には路面凍結も当たり前ですし……)

 桜の咲く季節ごろに、またシーズンインになると思いますので、皆様、お楽しみに……。

 では本題です。
 ひさしぶりに、自転車イベントに参加してきました。
 参加してきたのは、山形県上山市で開催された、ツール・ド・ラ・フランス。

 過去に2回、参加していますが、どちらも雨天に祟られているという、いわくつきのイベントで……。
 (東北の11月の雨が、どれだけ冷たいかは、ご想像のとおりである……)

 走行距離は、ロングコースが60km。
 獲得標高は約1,000mですが、毎年、少しずつコースが見直されており、結構、上下します。
 ちなみに、2016年は、大体800mくらいだったようです。

 今回も前夜祭付きのコースでエントリーしていたので、12日土曜日に移動を開始。
 ちょうど、紅葉が見ごろのシーズンでもあるので、いつもの関山峠ではなく、笹谷峠の旧道を越えて行こうと思ったら……。


16112001.jpg
既に旧道は冬季の閉鎖シーズンだった。
東北の冬にはこれがあるのだ。


 うん……なるほど……。
 ま、今日は内燃機関に頼ってるし、引き返して遠回りすればいいか!

 という訳で、予定が狂いまくったので、12日のまちなかサイクリングはパスし、蔵王の紅葉を見物してから、七ヶ宿経由で上山市へと向かったのでした。

 そして、前夜祭はいつもの飲めや騒げや、でしたが、私は「ジャンボかるたとり」のテーブル代表に選ばれて、10mほどのダッシュを何本も走ることになるという……。

 こ、こういうアトラクションは、若い人にやってもらうのが良いんでないかな?(ゼェゼェ)
 サイクリング前日の夜に、酒入りの体でインターバルトレーニングとか、心拍数がヤバかったですぞ……。

 とまあ、そんな前置きを経て、本番、11月13日の朝を迎えます。


16112002.jpg
朝日が東の稜線に登ってきた。
良い天気になりそうだ。


 参加3度目のこのイベント、どうやら今年は晴天に恵まれそうです。
 フロントガラスに降りた霜が見事に凍りつくほど冷え込んだ朝の冷気の中、当日受付会場へと向かったのでした。

 という訳で、実走部分は裏置きします。
 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


 さてさて、それでは宿を出発しますが、私が宿泊していた宿は、参加者用駐車場にほど近い場所にありました。
 前夜祭会場からは、徒歩で15分ほど。

 私はエントリーが遅かったこともあり、前夜祭が行われたホテルとは異なる宿所に投宿することになっていましたが……。
 こちらの旅館には、どうやら大会事務局から、あまり詳細な説明がなかったのか、ちょっとご苦労されている様子でした。

 宿泊料金の支払い(イベント参加者は、宿泊費込みでエントリー料金を払っている)にはじまり、宿泊する客の構成(エントリー順に振り分けられていて、必ずしも一部屋で同一グループという訳ではない)や、当日の時間割(7時受付開始、8時スタートなのに、朝食が7時からの予定だった)などを、当日、宿泊客から聞いて初めて知った様子でしたが……。
 しかし、そんな状況でも、朝食の時間を早めるなど、最大限に対処して頂き、トラブルなく大会を終えられましたので、本当に旅館の皆様には感謝しています(ありがとうございました!)。


16112003.jpg
今回の相棒はエンメアッカ号。
この車体で、
ここまで軽装で走るのは初めて。


 駐車場で準備中の段階で、既に知り合いの皆様とお会いできたので御挨拶。
 その後、開会式が終わって、ロングコースの整列が始まると……。

 遠くから、クワガタの顎のような突起を頭に生やした人が歩いて来る……。
 って、漬物さんご夫妻じゃないですか(^^;)。

 例によってのコスプレ参加で、今年はご夫婦ともにトナカイでした(笑)。

 「あれ? 今年は誰も引かないのですか?」 
 「とにかく前に走るだけなんですよ〜」

 あ、このテンション、アルコールの影響がまだ残留している感じの……(笑)。

 まあ、とにかく、このイベントは、「サイクリングイベント」です。
 誰かと競う訳でもなく、とにかく、景色を楽しみつつ、ゆっくりマイペースで走ればそれで良い訳です。


16112004.jpg
上山市周辺は、ちょうど紅葉の盛り。
景色がとにかく奇麗だった。
「紅葉ど真ん中」という風景を、
ゆっくり走る。


 今回は、漬物さんご夫婦だけでなく、marukumaさんご夫婦も、牛の着ぐるみで参加。
 そして、東京から遠征のKさんご夫妻も、青と黄色のネコ型ロボット兄妹の扮装で参加です。
 (なぜか、神奈川から参加の方は、主人公のメガネ君役として、頭にプロペラを装備しての参加でしたね、そういえば……)

 こういった皆様と前後して走っていると……とにかく、しっぽを引っ張りたくなる……(←やめろ)。

 なお、漬物さんご夫妻(トナカイ)は、「けものさんチーム、ジビエ班」、marukumaさんふご夫妻(牛)は、「けものさんチーム、酪農班」と呼ばれていたのは内緒です(ってか、私が勝手にそう呼んでいた ^^;)。

 このイベントのコース、過去に2回参加していますが、初回参加時には途中から雨。
 2回目は朝から雨で、とにかく寒くてしんどかった、という印象が強いのですが……。

 今年は見事に、雲ひとつない晴天の中を走りました。

 ……それはそうと、ここまで軽装で走るのが初めてのエンメアッカ号。
 走ってみると、「こんなに軽いのか!」と実感するとともに、踏切のレール越えなどで、今までに感じたことがない、ものすごい反動があって、走行を乱されたりして……。

 こんな不安定な挙動、初めてだったりします。
 実はこの車体、荷物を満載して、重量が増した状態の方が、安定して走れる気がしてきました(^^;)。

 まあ、オーダーした時に、「荷物は多めに積んでも大丈夫なように」という条件をつけてあったので、それで問題ない話なんですけれど(笑)。


16112005.jpg
フルーツラインに入ってすぐ、
前半最大斜度(多分)を抜けた先に広がる、
里山風景。


 ここに来るまでの間に、道端でゲロっている人がいたりしましたが、このイベントって、そんなに根を詰めて走るイベントではないですから、ゆっくり行きましょう。
 こういうポイントでは、写真撮影に興じる皆様がズラッと並んで、はいチーズ、状態なのも、このイベントの面白いところです。

 この段階で、最初のエイドまであと数キロ。
 おいおい、ずいぶん近いなあ……。


16112006.jpg
最初のエイド手前にある、
石造アーチ橋(この上を走る)。
その筋の皆様には有名な、
三島通庸が県令の時代に建設されたらしい。


 楢下地内にあるこの石造アーチ橋は新橋といい、明治13年に竣工。
 現在は上山市の指定文化財になっています。

 竣工した明治時代においては、この石造のアーチ橋は、今までの木橋などと比べたら、格段に「新しい時代」を感じさせる構造物だったのかもしれません。
 この新橋周辺は、旧宿場街の雰囲気が色濃く残っていて、サイクリングでゆっくり訪れるには良い場所です。

 そして、この楢下宿の本陣が、最初のエイドステーションに設定されています。


16112007.jpg
楢下宿脇本陣「庄内屋」にて。
玉こんを頂いた後、
食べ放題のラ・フランスと、
有料の甘酒を頂く。


 ちなみに、エイドステーションに設定されていた本陣のすぐ下流側に、もう一つの石造アーチ橋、覗橋があるらしく、3回も参加しているのに全くチェックしていない、自分の目の節穴っぷりを呪ったりしつつ、次へと進みます。


16112008.jpg
柏木峠の手前まで、
長い長いヒルクライム。


 第一エイドを出発すると、ヒルクライムポイントに差し掛かりますが、斜度はそれほどでもないため、軽段ギアでクルクル回していれば、それほど苦しまずに折り返し点に到着します。


16112009.jpg
折り返し地点。
タンデムバイク、登りは辛そうだが、
下りの安定感は、
横で見ていてもはっきりわかる、


 ここは、5月の阿賀野400で、高畠村から上山市に抜けるルートとして通った峠道なので、コースの雰囲気が記憶に焼き付いていたりします。
 ちなみに、この折り返し地点、本当に峠のトンネルまで、あと一息、という所なんですよね……。

 ここまで登ってくるのは、ロングコースだけなのですが、それでも、結構小さなお子さんが、頑張って登ってくる姿を見て、思わず「がんばれー!」と声をかけてしまったり。
 とにかく、隣の自治体まで、自転車で山を越えていく、なんていう経験をした人は大人でも少ないでしょうから、なかなか貴重な経験になると思います。


16112010.jpg
もと来た道をするっと下って、
旧羽州街道へ。
楢下宿の一里塚跡。
現在の新橋付近に移設するまで、
この一里塚周辺が楢下宿だったようだ。

16112011.jpg
旧本陣跡。
第一エイドだった本陣は、
ここにあった建物等を移築したものらしい。


 第二エイドでは、温かい麦茶の振る舞いがあったので飛び付きましたが、早朝からの冷え込みの中を走ってきた体は、口の中まで冷え切っていたようで、普通に温かい程度のお茶なのに、熱湯のように熱く感じたり……。
 しかし、ゆっくりチビチビ飲んでいるうちに熱さに慣れ、やがて体が内側から温まってくるような気分になりました。いやあ、ありがたかった……。

 ここでご一緒になっていた皆様との間で、「ここは何キロ地点で、あと何キロか」という確認の声がありましたが、その場にいた誰も、正確な数字を把握していなかったことが判明。
 皆様、晴天下のゆるく走るサイクリングイベントですから、そんなちまちました事を意識するより、案内に従ってゆっくり走ろう、という気分になっているようでした。

 そこから先は、また長い長いヒルクライムを経て、かつてドキュメンタリー映画の舞台にもなった、古屋敷地区へと至ります。


16112012.jpg
山深い場所へと移動。
ここも長い長いヒルクライムがある。
(これは帰り道の風景)


 本当に山深い場所で、映画が撮影された1982年当時でも、ここに居住していたのは8世帯のみ。
 薪炭づくりや養蚕が主な収入源だったようですが、それは既に産業としては廃れてきていることもあり、現在、この地区に居住の皆様は、さらに少なくなっていると思われますが……。

 いかにも山間の寒村、という風景を後にして、最終エイド、花森湖を目指します。


16112013.jpg
正面に蔵王の高嶺。
既に冠雪しているようだ。


 花森湖の堰堤は、上山市街地方向のビューポイントだけあって、沢山の参加者が足を止めて、記念写真の撮影に興じていました。
 けものさんチームとネコ型ロボット兄妹には、色々なグループから一緒に撮りましょう、の声がかかっていたような……?

 最終エイドも暖かい麦茶で喉を潤して、最終区間、下り基調の道をゴールまで走ります。

 なお……花森湖から下って、川沿いに走る道筋は、特に解説はなかったのですが、古来、結構重要な道筋だったのでは……。
 月待ち講や、蔵王山の山岳信仰に絡んだものらしい石塔が多数並ぶ場所があったり、追分石か道標か、そういう雰囲気の古い石碑が並ぶ場所があったり……。

 かなり立派な古刹がすぐ近くにあるので、それに由来するものかもしれませんが、とにかく良い意味で古い時代の雰囲気が残っている道筋に思われました。


16112014.jpg
最後の最後に向かい風の道。
もうゴールが見えているので、
思いっきり踏んでみた。


 その後、市街地に出てからは、向かい風がきつい農道を、ひたすら踏んで踏んで踏んで踏んで……。
 ゴールしたのは、12:45頃だったでしょうか?
 例年通り、ラ・フランスをはじめとした上山名物がいっぱいの参加賞を受け取り、コース走行は終わりになりました。

 その後私は、一旦駐車場に戻ってから取って返し、漬物家にBikefriday tikitの布教を行ったり。
 参加賞の芋煮(たっぷりありすぎ:笑)とおにぎりで、午前中、走りまわってグーグー鳴っている腹を収めたり。
 例によって当たらない抽選を横目に眺めたりして、終わりになりました。

 そうそう、ゴールしてやっとお会いできた知り合いの皆様もいたりして……(笑)。
 とにかく、今年の秋の締めくくりに、楽しい2日間を過ごしてきました。

 それにしても、この、ツール・ド・ラ・フランス。
 参加3回目にして、コース周辺の情報を色々と調べてみましたが、本当に色々と、地元の面白そうな場所をめぐるコースになっていますね……。

 来年は、そういう背景も踏まえて、前日のまちなかサイクリングから参加できたら、もっと面白くなるかもしれませんね。

 とりあえず、これで私の、今年のサイクルイベントは終了です。
 そろそろ、日々の自転車通勤も寒さが厳しくなってきており、継続をくじけそうになる時もありますが、まだ路面凍結期までは時間があります。

 残り短い、自転車に乗れる期間を、できるだけ実走できるように頑張りたいものです。


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コメント
いやまさか
Bikefriday 良いですねえアレ…いやあでもほら、ボクはトライアルバイクほしいんです。でもその予算をこっちに回してえーと(悶々
2016/11/22(火) 12:50 | URL | ジビエ班 #-[ コメントの編集]
Re: いやまさか
> Bikefriday 良いですねえアレ…
いいですよ~、高崎まで行かなくても手に入るチャンスですよ~(押

とまあ、まだ手元にありますので、いつでもお声がけ頂ければ……(笑)
2016/11/24(木) 12:53 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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