日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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2016年最初のブルベ BRM514宮城200km平泉

 今年のGWの連休中に行われていた、BAJ2400。
 九州は鹿児島県の佐多岬から、北海道は稚内のノシャップ岬まで、2400kmを自転車で走り通そう、という挑戦の途上、北海道の増毛町で、起きていた交通事故(なんと、ひき逃げ!)の犯人が検挙されました。

 犯人は参加者の一人が運転する自転車に、トンネル内で追突し、参加者に重傷を負わせたものの、その場で自転車を車に積み込んだ上で逃走。
 車を山間に放置して逃亡していたとのことですが・・・。

 なんとも許しがたい話です。
 同時に、公道を走っている以上、こういう事故に巻き込まれる可能性は、ある一定の割合で存在するわけですから、これからも安全運転には注意したいと思います。
 (少なくとも、自分が加害者になるような事態は、絶対に避けたいところだ)

 では本題です。
 宮城の2016年のブルベは、少々遅めのスタートとなりました。
 例年だと、GW前に200を一本、終わらせて、5月には2本目となる300の開催となっていますが、今年は変則的に、200と300を5月に同時開催するのがブルベシーズン入りになりました。

 いつもだと、既に200kmを一本走っているので、そこそこ、感覚を取り戻せている時期になりますが・・・今年はまだ、連休中のグダグダ×2回分しか、まともに走った記憶がないなあ・・・。

 ま、それはさておき、気がついたら通算で4~5回目になるこのコース。
 いい加減、地図もキューシートもない状態でも走れる気がしますが、とりあえずキューシートとGPS(eTrex 30X)を持参して臨むことに。

 しかし、結局、GPSは電源を入れることなく終了したという・・・(^^;)。
 (完全に記憶どおりで走ってました・・・)

 ま、とりあえず、それはさておき、今年の開幕戦。
 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


 古川駅前の宿で、午前3時起き。
 私が走るコースは200(6時スタート)ですが、1時間早く、BRM514宮城300km物見山に参加する皆様がスタートするので、その受付等の対応のため、早目に現地入りする必要があります。

 一昨年~昨年までは、現地で車中泊していましたが、この間、データを見直してみたら、DNF率がそれまでよりずっと高い事に気付きまして・・・(特に400は酷かった)。
 車中泊では十分に前日の疲れが取れないからだ、と判断し、今年からは必ず、前泊の宿をおさえることにしました。

 そのまま宿をチェックアウトし、車を走らせてスタート地点に入ったのは、300の受付開始直前くらいでしょうか。
 気温は2桁をわずかに上回る程度で、はっきりと寒さを感じるレベルだったので、長袖インナーにウインドブレーカーを重ねて受付対応を行い、300出走の皆様を見送りました。

 次は自分達の番、という訳で、出走準備を整えます。

 スタート時点で、気温は13度。
 この日は、あまり気温が上がらない予報が出ていたので、服装は長袖インナーに半袖ジャージ、早朝と夕方の防風を考慮して、AJ-PBP反射ベストを着用し、さらにその上に、Provizのベストを着ていました。

 「着すぎ!」と多くの方に突っ込まれましたが、走ってみると、PC1まではその服装で問題なかったという・・・(意外に朝は冷え込んでいたらしい)。

 それよりも失敗したのは、ヘルメットの方で、かぶった瞬間に、じょり、という感覚が額に・・・。
 連休中に走った後、インナーパッドを洗濯したのですが、装着を忘れて持ち出していたようです(^^;)。
 (パッドをとめる面ファスナーが、直接肌をひっ掻いてくれて、とても痛かった・・・)

 途中のコンビニでハンカチを買って、バンダナのように頭に巻くことで解消させましたが、妙な忘れ物をしたものです。
 今年初出走は、色々ボケたとしか思えないような状態でのスタートでした。

 なお、このコースはすでに4~5回目の走行になっているのと、今回は実走スタッフとしての参加でもあったので、レポートは簡単にあげます。
 実際のコース風景などに関しては、過去の開催レポートや、他の参加者の皆様が、すでに素晴らしいレポートをあげておられるため、そちらを参照頂ければと思います。


16051401.jpg
平泉/物見山コース名物、
スタート直後の峠越えをクリア。


 連休中、笹谷峠越えで消耗し、朝連コースのヒルクライムセクションで後発チームにも抜かれるヘタレっぷりを演じたので、今は登坂が大きな課題だと思っていましたが、まだ最初の段階では、それほど影響は出ませんでした。
 この段階で苦しそうだった参加者を追い越して栗原市に入り、厳美渓まで、細かいアップダウンを繰り返すコースを進みます。


16051402.jpg
栗駒山はまだ冠雪していた。

16051403.jpg
定点観察ポイント。
震災で発生した大崩落は、
ほぼ、植生に覆われていた。


 そういえば、PBPのコースがまさにこんな感じの、細かいアップダウンの繰り返しだったな、と思い出され、次回、出る時には、この200と300のコースを繰り返し、走っておくことにしよう、などという、鬼が大爆笑するような事を考えつつ、平泉方面へ抜けます。

 平泉の市街地で、200と300のコースは、別々の方向に分かれます。
 まあ、スタートに1時間の差があったので、この段階で両者が混走することはないでしょう。
 とはいえ、同じ200の参加者の皆様に関しては、この段階までに10人程を追い越していた気がしますが・・・。
 (そんなに急いで走った覚えはないのだが)

 また、厳美渓の手前から、妙に向かい風が強くなり、中尊寺辺りからPC1までは、速度に乗せ辛い展開になりました。
 この辺りで追いついたKOMAさんに、「変な風、呼びました?」と聞かれましたが、私じゃないですってば(^^;)。

 まあ、何はともあれ、少々苦しみつつ、PC1に到着です。

PC1チェック:9:22

 この段階で、暑さが強くなりはじめていたので、AJベストを外して、丸めて背面ポケットへ。

 ここまでの気温の変化は、想定通りなので問題はありません。
 軽く補給を入れてから、コースに復帰します。

 私がPCを出発する時、まだ10人ほどが残っていたでしょうか。
 今回の参加者は、蔵王ヒルクライムなどと重なったため、約30人程度でしたので、これで大体、後方約30%程度の位置になった感じです。

 一応、実走スタッフとしてコース状況を確かめる必要もあるので、これ躯体の位置取りで進むことにします。

 さて、この後、PC2までは、山間部を抜けていきますが・・・。


16051404.jpg
場所によっては、
こういう坂もあったりする。


 ここまで来て、はっきりと、気温の上昇を意識するようになりました。
 長袖インナーを着ていたため、その暑さはジリジリと体に響いてきます。

 このインナーを脱いでしまえば・・・と思いましたが、アームカバーを持ち歩いていなかったので、これを脱いでしまうと、素肌を炎天下に晒すことになります。
 日焼けによる体力低下か、暑さによる体力消耗か、どちらがマシな結果になるか・・・。

 なお、この日着ていたProvizのベストですが、体幹を完全に覆うその構造から、多くの方から「熱くないのか?」と聞かれましたが、実は、着用していようがしていまいが、暑さはほとんど変わりません。
 首元が深くV字型に切れ込んでいるので、自転車の前傾姿勢になると風通しが良くなりますし、ほとんど保水性のない生地ですので、汗はどんどん乾いていきます。

 問題は、どちらかといえば、長袖インナーの保温性の高さが、気温の上昇にどう影響してくるかの方が問題になりそうです。


16051405.jpg
この日の気温表示。
まだ昼前だったので、
実際には夏日近くまで上がったはず。


 千厩からPC2までの、長い緩斜面の登りに差し掛かると、最悪なことに、ここで強い向かい風を受けることに・・・。
 体力の消耗が倍以上にも感じられる長い長い坂を進むと、時折、折り返しの参加者が通過し、挙手などで挨拶を交わす場面があります。

 そんな一幕に、自分でも思った以上に元気付けられて、PC2に到着しました。

PC2チェック:11:48

 例年、ここに到着するのは正午過ぎだったことを考えると、コンディションに不安があるといいつつ、良いペースで走っていたようです。
 すでにコースも中盤なので、一度大きな補給を入れよう、と、冷たい肉そばを補給。
 この段階で、暑さはかなりひどい状態になっていました。

 長袖インナーを脱ぎ捨てたくなりましたが、アームカバーがないから、と思いとどまります。
 しまむらやコメリでもあったら、おばちゃんアームカバーでもいいので、途中で購入しようかと、本気で考え始めます。


16051406.jpg
PC2のすぐ近くで。
ふらっと目の前に訪花した、
ウスバシロチョウ。

東京時代、この種を見るため、
いろんな場所を渡り歩いた覚えがある。


 初夏季のみに姿を表す、氷河期の生き残りと言われるチョウを見られた幸運に感謝して再スタートを切ったら・・・。

 引き返してすぐにある登り返しで、変速操作を誤って、チェーンを脱落させてしまうという失敗が・・・。

 道幅が狭い場所だったので、早く復帰させようとしましたが、フロントインナーのさらに内側に落ちたチェーンが、クランクアームに絡んで、なかなかギアに引っかからない!
 10分ほど、悪戦苦闘して、手が真っ黒になりかけた頃、やっと復旧させることができたので、改めて再スタートを切ります。

 千厩までは下り基調を進み、その先は何度かアップダウンを繰り返しながら、岩手〜宮城県境の七曲峠へと向かう道筋になります。

 この途中、何度か参加者の方から、「ブログ見ました!」「コースレポート、参考になりました!」などと声をかけられます。
 うん、まあ、確かに、東北地方でブルベの情報を探したら、ウチのブログ、やたらとヒットするからね・・・(^^;)。
 (何でだろ・・・他にも、たくさんの方がレポートしているのに・・・)


16051407.jpg
ただし、私の体に余裕がなくなってきた。
暑い。とにかく暑い!
日陰がない場所では、
体が焼け付くような気がする。


 ここまで暑くなるとは、当初の天気予報からは予測できませんでした。
 服装選択を間違ったな、と思いつつも、アームカバーの代わりになるものがないため、長袖インナーを脱げない(日焼けによる消耗のほうが怖い)状態が続きます。

 七曲峠の登りが、暑さのピークになったようで、顔が上気しているのがわかるほど火照り、まっすぐ走るのもきつい状態でした。
 峠の最高点に木陰があったので、その中に入ってしばらく休憩。
 まだ盛夏期に届かない今は、太陽の放射熱を受けなければ、それなりに涼しくなります。


16051408.jpg
七曲峠。
宮城県に入ると同時に、
道路が悪くなるのはお約束。

宮城県側、整備して、お願い(^^;)。


 ほぼ同時に到着した参加者2〜3人と、しばらく峠の上で休憩し、皆様が出発するのを見送ってから、最後に私がゆっくり出発します。
 ドリンクボトルを一本しか持たずに出てきたのは失敗だったな、と、残り少なくなったボトルを見ながら考えます。

 登米のPC3に至る前に、どこかでドリンク補充などを考える必要がありそうです。


16051409.jpg
そして考えた結果、
道の駅林林館で休憩。


 登米の平野部に降りてきたら、風向きは追い風に変わりました。
 いつもは、ここで強烈な向かい風に捕まり、多くの参加者が心が折れる寸前まで追い込まれるのですが・・・。

 しかし、追い風で楽ができるなら、と、私は途中の道の駅林林館に入って、ソフトクリーム休憩です(りんごソフトクリーム、美味かった・・・)。
 そして、この時点で、急げば、ゴール後、あ・ら・伊達な道の駅で、ソフトクリームを食べることも可能だと気づきます。

 道の駅の名物ソフトクリームの食べ比べも悪くない。

 なんだか邪な考えが頭に浮かびつつ、PC3へと至ります。

PC3チェック:14:59

 PCは、ちょうど参加者の波が途絶えた段階だったようで、誰もいませんでした。
 多分、皆様、風向きが変わらないうちに、距離を稼ごうと急いでいるのでしょう。

 補給中に岩手からの参加者の方が追いついてきましたが、そろそろ夕方になる登米市内の交通量の多さに苦しんだ様子でした。
 確かに、宮城の市街地は、東北では珍しい都市型コースになりますからね・・・。

 PC3では、ネットの一部で話題の「シュンケル」からヒントを得て、プリンとエナジードリンク系の炭酸飲料を補給し、個人的に苦手意識がある登米〜栗原の平野部に備えます。

 これが当たりだったようで、伊豆沼、内沼周辺の平坦路は、時折ダンシングでの加速を交えながら、かなりの高速で走ることができました。
 もちろん、追い風を受けていたからこそ、できたことですが・・・。

 栗原の平野部で、2〜3人の参加者を追い越し、最後の峠越えにかかります。


16051410.jpg
朝一番に超えた峠を、
逆向きに越える。


 この峠、栗原から大崎に越える方は、私は実はあまり好きではない道筋だったりします。

 今回は明るいうちに越えることができましたが、過去に平泉200が秋開催だったり、物見山300のコースを走ったりした時は、だいたい、暗くなってからこの峠に差し掛かるのですが・・・。
 右カーブも左カーブも、非常に風景が似ているので、明る時間帯ならともかく、夜間には、何も同じカーブを曲がっているような気分にさせられ、大した斜度でも距離でもないのに、妙に疲れた気分になるからです。


16051411.jpg
まあ、今回は明るかったので、
それほど苦労しなかった。


 とりあえず、左の谷に鉄塔が見えたら、あと2回ほど同じようなカーブを抜ける、と覚えておけば良さそうです。

 さて、この峠を越えたら、最後に狭い林内の道を通るダウンヒルを抜けて、ゴールはすぐです。

ゴール:17:05

 11時間05分、と、あまりパッとしない時間ですが、あまりキョロキョロ、いろんな物を見なかったからか、同じコースでは過去最短時間でのゴールになりました。
 まあ、最後の平坦区間は、道の駅の売店の営業時間に間にあわせるために、かなり頑張った事もありますがね・・・。
 (15:15分頃、PC3を出たので、2時間かからなかった)

 後続の状況を簡単に報告したのち、念願のソフトクリームにありつき、実走スタッフ活動は終了です。

 車体を片付け、塩でザラザラの体を古川のスーパー銭湯で流してから、300のゴール受付待機に入ります。

 ・・・が、スーパー銭湯で例によってマッサージチェアに乗ったら、見事に寝てしまっていたのですがね・・・(^^;)。
 (急いで戻りましたとも)

 その後は300の参加者のゴールを待っていましたが・・・。
 日が落ちると同時に気温がぐんぐん下がり始め、ゴール地点の気温が10℃前後。
 帰ってくる参加者の皆様は、とにかく「寒い!」を連発していました。
 数時間前にゴールした200の参加者が、「暑い!」を連発していたことを考えると、あまりにも対照的というか・・・。

 最後のお一方が戻ったのは、300の制限時間まで約1時間を残す程度だったでしょうか。
 一人前の走者がゴールしてから、少し時間が開いたことと、気温が一桁まで落ちたこともあって、スタッフ一同、ずいぶん心配になっていたので、無事のゴールで本当に良かったです。

 さて、今回はどちらかというと、走る方に専念していたため、あっさりとした内容になってしまいました。
 途中で撮影した画像も71枚と、普段と比較するとかなり少ない枚数になっています。

 まあ、さすがに同じコースを4〜5回も走っているので、何か新しい発見を、と思っていても、なかなか簡単には見つけられないという事もありますしね・・・。

 さて、私の次のブルベの予定は、28日開催の興津600、反時計回りになります。

 しかし、その前日に青森出張が決まってしまっていて・・・。
 その終わりの時間によっては、間に合うように移動できないため、DNSの可能性もかなり高いという、嫌な状況になりつつあります。

 さあ、200の次が、いきなり600という無茶なスケジュールに加え、仕事のスケジュール調整という大きな関門も待っている次回のブルベ。
 無事に走る事ができるでしょうか・・・。


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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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