日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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遅ればせながら、自転車再起動。

 GWが始まって、すでに前半が経過しています。

 長らく、更新頻度が落ちていた・・・ええと、「サボっていた」という正しいツッコミはスルーしていただいて、話を先に進めますが、とにかく、あまり更新していなかったこともあって、現在、報告事項が色々あったりします(^^;)。

 まずはこちら。


16042901.jpg
新車のフレーム。
エンメアッカさんのチタンフレーム。
ついにオーダーフレームの世界に、
手を出してしまった、

16042902.jpg
詳細はまた、
車体が組み上がってからご報告。
このグラデーション処理が想像以上で、
とにかく気に入った。


 昨秋から色々とコソコソ・・・というほどコソコソできずに活動していた、オーダーフレーム計画が、形になりました。
 もちろん、フレームが来たということは、車体に装着するパーツなども、着々と揃えているところだったりしますので・・・。

 まあ、詳細は後日、車体が組み上がってから改めてご報告することにします(^^;)。

 では本題です。
 毎年、5月の連休中には、いろいろな場所に自走で出かけることが恒例となっていますが・・・。

 同時に、天候の急変などによって、撃退されてしまうこともまた、恒例になっているんですよね~(^^;)。
 今まで、平穏無事に終わったのって、秋田~青森を目指した、国道101号沿いを走った時くらいではないでしょうか?

 今年は、仙台を起点に、日本海側の、新潟方面を目指し、自走で日本海を見に行くつもりで出発しましたが・・・。

 詳細は裏置きしましたので、興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


 今回の走行ルートは、仙台市街地を出発し、国道48号の折立交差点を、いつもなら関山峠へと向かうところを南下して茂庭方面に出た後、国道286号沿いに笹谷峠を越えて山形県に入り、上山、赤湯を経由して国道113号沿いに小国方面へと向かう予定でした。

 スタートしたのは、4月30日。
 この日は、穏やかな晴天の予報が出ていました。

 が・・・。

 しかし、走り出してすぐに、強烈な西風によって体を押し戻され、思ったように前進できないことに気づかされます。
 穏やかな晴天の予報は見事に外れ、強烈な西風が卓越した、強風の1日になっていたのでした。

 悪いことに、私の進行方向も主に西進方向。
 見事なまでに向かい風となり、行く手を阻んでくれました。

 それでもなんとか茂庭の交差点まで出て、国道286号を西進します。


16050301.jpg
国道286号を西進。
風は相変わらず向かい風で、
しかも冷たい。


 ここからしばらくの間、秋に開催が予定されているAJ近畿さんの新潟200のコースを逆走する形で前進します。
 道は釜房ダムに向けて徐々に高度を稼いでいくアップダウンとなり、その先はほぼ休みなく峠までダラダラと続く緩斜面へと変わっていきます。


16050302.jpg
釜房ダムまで来ると、
県境の峠の山々が見える。

まあ、あそこまで行く、
という事でもある訳だね(^^;)。


 国営みちのく杜の湖畔公園から宮城川崎ICを過ぎてしばらく行くと、道は旧街道の雰囲気を色濃く残すようになります。


16050303.jpg
宮城川崎ICを回避して右折後、
集落の中に続く笹谷街道松並木。
大正時代に旧街道沿いに植樹され、
現在も地元の有志の皆様が、
懸命に保存活動を行っているらしい。


 この松並木に差し掛かったあたりから、道は登り勾配が意識されるようになってきて、さらに向かい風の影響も重なり、ずいぶん苦しい道行きになり始めました。
 また、この沿道のどこかでロックフェスがあるようで、コンビニの店頭や駐車場の出入り口などには警備員の皆様が立ち、通行する車の誘導を行っている姿が見えています。

 「頑張ってな~!」

 警備員の方からそんな声援を頂いたことに、挙手と言葉でお礼を返し、季節外れの冷え込みと、向かい風への恨み言をこぼしつつ前進を続けます。


16050304.jpg
標高が高くなってきたためか、
まだヤマザクラが残っていた。
木々の芽吹きも、まだまだ浅い。


 並走する山形道の笹谷ICを通過し、「大型車通行禁止」の標識が多数、立ち並んだ先のゲートを抜けると、笹谷峠への最後の登りが始まりました。

 なお、ここに至るまで、ずっと向かい風に押し返されながら、ダラダラ続く長い登り坂を進むこと3時間。
 この段階で、すでに両足の脹脛に、ピクピクと危険な兆候が見えていましたが、峠の旧道に入れば、坂の勾配は緩くなるはずだから、と自分を鼓舞して、先へと進みました。


16050305.jpg
山形自動車がすぐ横を通る。
うん、普通の人なら、
エンジン付の車で、
隣の道を選ぶよね(^^;)、

16050306.jpg
高速のトンネルの上に、
冗談のような斜度の道が見える。
あれが笹谷峠への登り口だ。


 まだ芽吹きが浅いため、この先の道筋が、木々の間を通して見えていました。
 正直、見たくなかった景色でもありますね(^^;)。

 九十九折の道が谷沿いにいつまでも高所へと回り込んで行く、そんな風景を眺めつつ、覚悟を決めて登坂を開始します。
 高速道路が右手から離れたら、すぐに道幅は1.5車線程度に狭まり、旧道線形そのまま、という雰囲気の峠道になりました。

 こんな狭い道なのに、意外に交通量はあり、四輪、二輪を問わず、結構な台数の車両が通ります。
 さすがに通行禁止になっている大型車が通ることはありませんが、登山者をはじめ、峠のクネクネ道を攻めるように走る車も多いため、この峠は宮城側、山形側の双方で、登り、下りを問わず、ブラインドカーブに差し掛かる際には、十分に注意が必要です。
 秋は、紅葉見物の車も多いでしょうから、十分に注意が必要でしょう。

 幾分か斜度が和らいだ道を、苦しくない程度の回転数を維持するように注意しながら進みます。
 ちなみに、ギアはとっくにフロントインナーを解放していたりします。


16050307.jpg
九十九折区間を上から見下ろすと、
今まで走ってきた道がよく見える。

16050308.jpg
標高が高いため、
まだまだ芽吹きは浅い。
平野部の3月末頃の風景だ。

16050309.jpg
しかし、ここ、季節が季節なら、
新緑、深緑、紅葉に包まれる、
とても景観性の良い道筋なのだろう。


 何度もヘアピンカーブを曲がりますが、全体的に緩やかな斜度の道を進んでいきます。


16050310.jpg
緩やか、とは言っても、
場所によっては、
こんな斜度の場所もある。

16050311.jpg
画像では分かりづらいが、
沢沿いに、旧道の物らしい、
朽ちかけたコンクリート橋があった。


 やがて、峠を越えて架設されている高圧電線が近づいてきて、道は鉄塔のすぐ脇を抜けるように何度も折れ曲ります。
 GPSの画面をチェックすると、峠の頂上近くまで登ってきているようです。

 標高は約900m。
 雪深い東北地方においては森林限界が近くなる標高であり、周囲は笹と、背の低い木々が中心の景色の中になります。
 かつては有耶無耶の関が置かれていた峠は、現在は荒涼とした景色が広がる場所になっていました。


16050312.jpg
神室岳方向。
まだほとんど芽吹きがない。

16050313.jpg
峠の頂上の県境表示。


 峠に出てから、急激に西風が強くなり、今までは、あれでも風は尾根に遮られていたのだと思い知らされました。
 峠を越えてすぐの場所に、登山者向けの駐車場とお手洗いがあるので、そこで一旦、用を足してから峠を下ることにしました。


16050314.jpg
山形側から登ってくると、
この歌碑が頂上近くまで来た目印になる。

16050315.jpg
山形側の、これから行く道を見下ろす。
周囲の風景は、
宮城側と比べて芽吹きが浅く、
季節の進みが遅く見える。


 西風が今まで以上に冷たく、強く吹き付けてきていたため、モーフィスジャケットに袖を装着し、グラブを指切りからフルフィンガーに換装してから、何度もヘアピンカーブを繰り返す九十九折を一気に下って行きました。

 ・・・そのまま、山形蔵王IC付近まで、ほとんどクランクを回した覚えがありませんが・・・(^^;)。
 宮城側もダラダラと、いつまでも登りが続く、いやらしい峠だと思いましたが、山形側も相当のものですね・・・。
 というか、山形蔵王ICから国道13号に出るまでも、緩やかな下り基調でしたから・・・逆走してくる場合、かなり厳しい思いをすることになるでしょう。

 山形市内で進行方向を国道13号方向に変更しましたが・・・風は南西方向に変わり、相変わらずの向かい風になりました。
 上山市に至る頃には、強くて冷たい向かい風に押し戻されながらの走行で体力の消耗も激しくなったのか、風に抗って緩斜面を進むことが厳しくなっていました。

 補給に失敗したわけでもなければ、給水に失敗したわけでもないのに、どれだけ頑張って踏み込んでも、風に押し戻されて、速度は15km/hまで上げられれば上々、という、かなりヘタれた状態になっています。
 この時吹き付けていた風は、向かい風になる時と、横風になる時がありましたが、横風の時には意識してハンドルを制御しないと、ホイールを取られて横向きに押し倒されそうになるほどの強風でした。

 風と冷気の影響で、ジリジリと体力は削られ、当初想定の通過時刻をはるかにオーバした時間に赤湯付近に到着しました。
 しかし、この時点で私の心は折れ気味で・・・。


16050316.jpg
さらに、進行方向の空が黒いのが、
非常に気になるところ。

16050317.jpg
ってか、これ絶対、降ってるよね?


 国道113号沿いに小国町方向に進もうとしましたが、その先の空が真っ暗で、どう見ても雨にやられている様子です。
 風は相変わらずの西風で、思ったように前に進むことができません。

 ・・・このコンディションで、前進を続けるのは無理だろう。

 そう思って、予定を変更して高畠町方向に転進してから、体感でほんのすぐ、という時間に、背後からサアッと雨粒が忍び寄り、あっという間に本降りの雨に捕まってしまいました。
 雨具を着けるよりも、突っ切った方が早そうな位置だったため、そのまま走行を継続しましたが、強風が吹きつける中、ウェアを濡らしてしまい、体感気温がガツンと下がったのは失敗だったかもしれません。

 ほうほうの体で高畠駅に逃げ込み、顎がカタカタ鳴るのを我慢しながら周辺の天気などを確認してみると・・・。

 小国町~新潟方面には、かなり厚い雨雲が滞留しているようで、これから向かっても、ひどい目にあうだけでしょう。
 近場の宿所を検索してみると、米沢のビジネスホテルに部屋が取れたので、さっさと輪行の準備をして米沢に投宿することにしました。

 というわけで、久々にまとまった距離を走ったライドは、当初予定距離の半分程度で撤退、という、なんともしまらない結果になりました。

 この後、輪行中の機材をチェックしてみたら、出発時には何の異常も見られなかった後輪のトレッドの継ぎ目が割れ、縦方向にクラックが一周、入っていたという障害が見つかりました。
 この時の時点で、通算4,000kmほどを走ってきているので、おそらく、耐久力(摩耗など)が限界に達していたのでしょう。


16050318.jpg
実際に見ていただこう。
中央のトレッドと、
左右のトレッドの間の合わせ部が、
見事にパカッと割れている。


 ちなみに、この時点で前輪側にはまだ異変が見られなかったのですが、この2日後にショップに車体を持ち込むために自走した、その短時間の間に、後輪同様のトレッドの継ぎ目の割れが発生していました。
 (そのままショップで見てもらったら、「間違いなく、耐用限界ですね」とのこと)
 気付かずに走行を継続していたら、タイヤが分解してバーストしたりしていた可能性もありますので、まあ、今回は結果的に運が良かったということになるでしょう。

 とはいえ、他にも反省点はあります。
 向かい風と、低温の影響を強く受けていたとはいえ、今回の体の疲労状況は、例年の同時期に比べて異常というべきレベルでした。

 上山市(約75km付近)に入った時点で、もう出力を上げたくても上げられない状況になっていましたし、移動距離も、普段のブルベでは1時間約20kmで考えれば、まず外さないのですが、この時は1時間12km程度で考えないとダメでしたし・・・。

 また、米沢のホテルに入り、近所の食堂で食事〜部屋に戻ってシャワーを浴びた後、いつ寝付いたのか、全く記憶にないレベルで寝落ちていましたので、疲労度も相当のものだったようです。
 どうやら、体のコンディションも、かなり低調だったようです。

 ・・・まあ、今年は新年に入ってから年度末が本当に忙しくて、自転車通勤もほとんどできていない状況でしたし、自分でも動いてみて、体の重さを感じるくらいですから・・・。
 ちょっと、本気でコンディション調整を考えないといけませんね。


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コメント
No title
ご無沙汰しています。

とうとうチタンバイクですか・・・いいですね。
いつごろ実戦投入でしょうか。詳細レポートお願いします!
2016/05/03(火) 15:24 | URL | ひさぼ #-[ コメントの編集]
Re: No title
ひさぼさん、ご無沙汰しています。

ついに、フルオーダーの世界に手を出してしまいました。
現在、コラテック号のコンポを移植する方向で、パーツなどを揃えているところです。

一応、今月中くらいはかかるかなぁ、と個人的には考えています。
阿賀野400から投入したいところですね。
2016/05/04(水) 00:36 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
No title
チタンフレームですか。
良いなあ。
今年に入ってからずっと新車買いたい買いたいと言っていたのですが
なかなかショップに足を運ぶ機会を作れずもやもやしているので
ヒトイサマの新車話が羨ましくて仕方が無いです。
2016/05/04(水) 18:50 | URL | Trinity #bi94IFRw[ コメントの編集]
Re: No title
Trinityさん、コメントありがとうございます。

いやあ、思い切って、やってしまいました。

最初はクロモリで良いか、とも思っていたのですが、
エンメアッカさんのフレーム価格を聞いたら、
チタンのフルオーダーなのに、驚きの価格破壊っぷりだったもので・・・。
そのまま、お願いしてしまいました(^^;)。

そろそろパーツが揃いそうですので、早くこのフレームで走りたくて、
ウズウズしているところです。
2016/05/05(木) 21:03 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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