日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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ランドヌール宮城 2016年開催コースの紹介

 またちょっと、放置気味になってしまいましたね(^^;)。

 この放置期間中に、映画、「エベレスト3D」を見てきました。

 既に色々、感想が出ているようですが、私個人の感想としては・・・。

 この映画のモチーフになっている1996年の遭難事故については、既にJ・クラカワー氏の著書をはじめ、いろいろな皆様の報告等で知っていたので、結末は最初からわかっているのですが・・・。
 登頂までの、淡々としたクライミングシーンの後、下山にかかってからのシーンの落差(色々な意味で)は、印象に残りましたね・・・。

 あと、一部の人物の行動が、クラカワー氏の著作や、一連の報道内容とは異なっている部分も多かった気がしました。
 これは、どうやら(エンドテロップによると)、生存者の一人であるベック・ウェザーズ氏の著作を主に参考にしているから、のようです。
 (彼のクライミングシーンや救助シーンになったら、急に色々な人が生き生きと動きだしたりしたのも、ちょっと違和感があった部分ではある。視点のバランスが悪いというか・・・)

 まあ、ドキュメンタリーでななく、「映画」としての立ち位置を考えると、一概に悪い事とは言えませんが・・・序盤はロブ・ホールからの視点が中心になっているので、なんだか整合が取れていない気が・・・。
 また、登場人物が多いので難しかったと思われますが、もっと、色々な人からの視点のエピソードがあれば・・・とも思いましたね。

 というわけで、私としては、中盤を除けば、いまいち違和感があって、感情移入できない部分が多くあった気がしました。
 特に、ラストシーンとか、かなりあっさり終わってしまった気がしますしね・・・(後に、当事者の多くがこの事故が原因で批判に晒されたりして、映画の中以上の激動に放り込まれた事を知っていると、あっさり過ぎる気がする)。

 まあ、まだ存命中の皆様が多い現在、そんなに冒険が出来ない事は、わかる話ではありますが・・・。

 とはいえ、エベレスト登山の臨場感は、さすがというべきでした。
 いやはや、さすがにこんな場所には、チャンスがあったとしても、軽い気持ちで行く気にはなりませんねえ・・・。

 では本題です。
 さて、ツイッターで「誰かお願い」をしていましたが、何方もこの記事を書かない様子なので(^^;)、まあ、結局ですが、私がやることにしましょう。
 (前振りじゃなかったのよ、ホントに。あの呟きをした頃って、ネット接続障害の真っ只中だったし・・・)

 11月になって、ブルベは一応、新年度を迎えることになりました。
 すでに、ランドヌール宮城の公式サイトにおいても、来年の開催予定などを、「参加要項」のページに公開済みです。

 さすがに、これから冬の間は、特に東北地方では自転車に乗れる気候条件ではない(雪が積もる、凍る、氷点下の風に吹かれる)ので、しばらくはお休みの状態ですが、来年、2016年の開催コースについて、簡単に紹介しておきましょう。

 とはいえ、最近、自転車初心者の皆様や、ブルベ初心者の皆様との、コースの難易度に対して感じる、感覚の違いが顕著になってきたなあ、と思う時が良くあります。
 今回の記事は、「200kmを問題なく走れる程度」の実力を持った人を基準に、難易度の判断をしたいと思います。
 (まあ、つまりは、初めて200kmのブルベを走りきった時の自分の感覚を思い出して、その時の感覚でコースの難易度を考えてみるということです)

 以上、いろいろな前提条件を踏まえていただいた上で、興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


 さて、それでは2016年のランドヌール宮城開催のブルベのコースを紹介して生きましょう。

 2016年は、シーズンインが少々遅めになって、5月からの開催となります。
 春にいきなり走りだすのではなく、少々、暖気運転を終わらせてからのスタートという感じですね。

 来年開催のコースは、200×2本、300×1本、400×2本、600×1本です。

 なぜ300より400の方が本数が多いのか・・・。

 まあ、その理由という訳ではないのですが、実際にコースを設定してみると、何となく、200と400は、地形の変化や市街地の分散状況から、感覚的にコースを設定しやすいのですが、300は意外に、「あとちょっと足りない!」とか、「もっと遠回りしないの駄目なの?」という、妙な状況になる事が多かったりするのですよね(^^;)。
 (これは東北地区や私の場合だけなのか、それとも、他にコースを作成する皆様でも同様なのか、ちょっと知りたい部分だったりする)

 まあ、私はまだ600のコース案は引いた事がないので、これが「200刻みの法則」のような物であるとは思っていませんが、何で300は設定しづらいのか、少々不思議です。
 (単に、ランドヌール宮城でスタート地点に設定している場所への接続方向に制約が多いから、というだけかもしれませんが。特に池月は、山と川に挟まれてるから ^^;)

 とりあえず、来年開催のコースについて、以下、非常にざっくりと紹介していくことにします。


BRM514宮城200km 平泉200
BRM514宮城300km 物見山300

 宮城県北部と、岩手県南部を大きく周遊する名物コース、来年はなんと、2コースを同時開催です。
 既に複数回の開催があるので、コースの雰囲気については、多くの方がWeb上にレポートを上げていますので、色々と参考になると思われます。

 どちらも、比較的攻略しやすいコースですが、細かなアップダウンを休みなく繰り返す事から、楽なコースだから、と油断すると、じわじわと体力を削られていく、嫌らしいコースでもあります。
 2つのうちの、どちらを選んで走るかは、皆様の実力と経験に応じたコースを選択して頂ければと思います。

 平泉200は、初めてブルベに挑戦するという皆様には、お勧めのコースです。
 七曲峠では、少々タフなヒルクライムを要求されますが、それ以外では、それほどきつい坂道はありません。
 (11%という急斜度の場所があるが、短距離で終わる。七曲峠だけは、キロ単位の距離で登りが続く)

 物見山300は、昨年、200kmを走った皆様が、さらに長距離に挑戦するのに、ちょうど良い設定の難易度になると思われます。
 特に、後半は三陸海岸を走り、アップダウンに苦しめられるでしょうから、それなりの装備と覚悟が必要になると思われます。

 なお、両コースともに、終盤は登米〜栗原の平野部を走ります。
 しかし、この平野部が、過去の開催では、なぜかいつも向かい風に襲われるという、妙なジンクスを持った区間だったりします。
 この平坦区間の風の影響で心が折れた、という人も多数、いらっしゃるので、最後まで油断しないようにしましょう。

 参考まで書いておくと、個人的に、この二つのコースはPBPのコースに雰囲気が似ていると思います。
 (一部を除き、休みなく小さなアップダウンが続いて、じわじわと体力を削られるという所が・・・)
 4年後を目指す皆様、まずは雰囲気をつかむために、参加してみてはいかがでしょうか?

 また、この2つのコースは、平泉駅前までは、全く同じ道筋を走りますので・・・前を行く人が同じコースの参加者なのか、追尾するにも見極めが必要になってきます(^^;)。
 うっかりミスで、300に参加のつもりが200を走ってしまった(あるいは、その逆の)場合、認定にはなりませんので、十分に注意してください。
 (今日は調子が悪いから、途中で200に切り替えるぞ〜、とか、できませんので・・・)


BRM611宮城400km 阿賀野400

 2016年が初開催になる新コースです。
 コースの概要をざっと書き出すと、寒河江をスタートして最上川沿いを南下した後、コース名のとおり、新潟県を目指し、新潟からは会津に抜けて、再び寒河江に向かって北上するコースになっています。

 全体的なコース設定は、今年開催の鳥海高原と比べるとマイルドな設定で、数字だけを見ると、羽前陸前周回より少々厳しい設定になっています。

 ただ、鳥海高原よりはマイルドだと言っても、その鳥海高原400は、400としては厳しい設定である事をお忘れなく・・・。
 このコースは、400のコースとしては標準的な難易度であり、構えるほどではないにしても、決して楽なコースという訳ではありません。
 (鳥海ブルーラインのような、わかり易い難所はないものの、複数の小〜中程度の難所が分散して続くイメージだ)

 特に中盤になると、羽前陸前周回よりも深い山岳地帯を抜ける事が多いので、補給には気を使うかもしれません。
 詳細なコースが発表になったら、それぞれに攻略計画を考える事をお勧めします。


BRM716宮城600km フラット栗駒石巻600

 今年に引き続き、あのフラット栗駒石巻が開催されます。

 昨年の開催では、アップダウンするコースの特性に加え、猛暑に襲われた事もあって、出走者の約4割がDNFという、非常に厳しい結果になっていました。
 (宮城は「フラット詐欺だ!」と言われるようになったのも、確かこの開催前後くらいからだな・・・ ^^;)

 その、フラット栗駒石巻を、来年も開催します。
 昨年のリベンジ、また、新たな挑戦も含めて、皆様の参加をお待ちしています。

 まあ、「フラット」というコースネームが、どのような意図でつけられているかは、コース紹介ページが更新されれば示されるかと思いますので、そちらを参照して頂くとして・・・。

 コースとしては、最初に栗駒山の高原風景の中を走り、厳美渓を経由して平泉へと下った後、北上川沿いを北上して花巻へ。
 その後、昔話と伝承のふるさととも言われる遠野から海岸を目指し、釜石から三陸海岸を南下して南三陸、女川方面へ。
 そこから牡鹿半島のコバルトラインを抜けて、石巻、松島、仙台へと向かった後、スタート地点へと帰還します。

 全体的にアップダウンが多めで、特にコバルトラインは、三陸海岸をクリアした後に差し掛かる難所という事もあって、今年の参加者の多くが、ここでかなり苦しめられたとの事。
 まぁ、私は今年、厳美渓で計画的に離脱していたので、そこまで走った後の苦しさは、知らなかったりするのですけれどね(^^;)。

 なお、これを開催するという事は、事前試走を行う犠牲者がスタッフの中から出る、という事でもあって、ですねぇ・・・。


BRM820宮城400km 羽前陸前周回400

 来年は鳥海高原400はお休みして、今年開催して好評だった、羽前陸前周回を、引き続き開催します。
 27時間以内に、日本海と太平洋、南東北地方の東西両岸までを往復する周回コースです。
 なお、東西両岸の間は200km離れているため、早朝に寒河江スタートで酒田に向かうと、後にまわる松島が真夜中になるのはご愛敬という事で・・・。
 (とはいえ、週末の松島は、昼間は混雑が酷いので、深夜〜早朝の方が、通過するだけなら走り易かったりするのですが・・・)

 400kmとしては、全体の高低差がさほど強烈ではないため、ブルベの初心者でも攻略はそれほど難しくないと思われます。
 とはいえ、わざわざ書いたとおり、「ブルベの初心者」にやさしいコースであって、決して「自転車の初心者」にやさしいコースではないので、少々、ご注意を・・・。
 (27時間、まるまる一昼夜をかけて走るので、自転車の初心者の皆様にはキツイです。まあ、これは400kmという距離域のコースに共通する特徴でもありますが)

 また、開催日が、お盆は過ぎているとはいえ、盛夏期であるため、熱中症には注意が必要です。
 ちなみに、私は2015年7月に試走し、曇天下ではありましたが、特に平野部で暑さの洗礼を浴び、これが晴天だったら地獄を見ると思いました・・・。

 そういえば、鳴子ダム西岸を通る花渕山バイパスが、2015年11月15日に、ついに開通しましたね!
 コースの変更が必要か否かについては、今後、現地状況を確認し、試走等を行った上で検討することになると思われますので、しばらくお待ちください(まあ、大した変更ではありませんけれどね・・・)。


BRM918宮城200km 磐梯吾妻クラシック

 今年、初めて開催された山岳コースで、完走率が出走ベースで6割弱(エントリーベースで5割くらい)という、なかなか厳しい結果を残した難コースです。
 しかし、不思議と、「来年開催されるなら、また挑戦します!」という人が多かったのも、また印象的なコースなのでした。

 という訳で、来年も開催します、磐梯吾妻クラシック!

 コースは、南東北地区の皆様なら、見た瞬間に「おぉう・・・(引)」と思ってしまうであろう、典型的な山岳コースです。
 獲得標高は、200kmのコース中で約4,000mにもなりますので、同じ200kmを走る平泉200とは違って、攻略難度は物凄く高く跳ね上がっています。
 (なので、普通の200kmコースの感覚でエントリーすると、大変なことになると思われます)

 実際、私は今年の開催に関しては、コースプロファイルを見た瞬間に、見なかった事にしようと決めたくらいで・・・(^^;)。
 (1,000kmを走ったばかりで、まだ体が復調していなかった事もあるけれど)
 しかし、挑戦者の約6割が完走、DNS/DNFした皆様も、その多くがリベンジを宣言しているなど、単に「厳しいから二度と走りたくない」という訳でもありません。

 高標高域が紅葉のシーズンになるため、その景観美から、ハマると抜け出せない魅力があるコースです。
 最後の締めに、限界に挑戦してみませんか?




 ・・・というわけで、以上が現段階における、コース概要の紹介になります。
 しかし、阿賀野400コースなど、自転車で走ったことがない区間(特に、新潟県の区間)があるため、正確な評価ができているかどうかは、正直、分からない部分があったりします。

 また、三陸の海岸部を中心に、新たにバイパスなどが開通していたり、復旧・復興工事の進捗に伴い、交通事情の変化によるコースの迂回も考えられるので、場合によってはコースの難易度判定は、さらに変化する可能性があります。

 とはいえ、よほど大きな変化がない限り、ひっくり返ることはないと思われますけれどね・・・。
 (一番怖いのは、六十里越街道など、山間部の旧道が土砂災害などで、長期通行止めになることだよな・・・)

 何にしても、今後、詳細な状況については、ランドヌール宮城の公式サイトで公開していくことになりますので、参加を考えている皆様は、そちらを定期的にチェックするようにしてください。
 なお、開催直前には、試走結果のフィードバックにより、かなり短い周期で新情報が出ることが多くありますので、注意してください。


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コメント
No title
> 事前試走を行う犠牲者がスタッフの中から出る

…お、YO-TAさん、やる気満々じゃないですか。
2015/11/24(火) 11:52 | URL | 漬物 #-[ コメントの編集]
Re: No title
> > 事前試走を行う犠牲者がスタッフの中から出る
>
> …お、YO-TAさん、やる気満々じゃないですか。

いやいや、そこは完走経験のある漬物さんが・・・(逆ダチョウ倶楽部状態)
2015/11/24(火) 12:35 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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