日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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再びの東北一周への挑戦 2015 BRM919宮城1000km Part.1

 今回の1,000kmブルベのゴールから4日が過ぎて、さすがに体のダメージは、かなり軽くなってきました。

 とはいえ、収まったのは主に筋肉痛や関節痛などで、両掌の圧迫による痺れや、指の麻痺は、まだしつこく残っていたりします。
 正直、キーボードを打つのもしんどい(ミスタッチが非常に多く、いつもの2/3のペースでしか打てない)のですが、今年の興津600で同じ症状になった時の、完全解消までは、PBP直前までかかりましたので・・・。

 今回は、どれだけかかるのでしょうかね(^^;)。
 まあ、ブレーキや変速の操作に問題がないのであれば、来週から自転車通勤を考えても良いかもしれませんが・・・。

 では本題です。
 2年前、猛暑と台風に襲われ、約半数がDNFしたという、宮城1000。
 1000kmという長距離を、何泊かの日程で走るツーリング・・・というならばともかく、75時間以内に走破してしまおう、なんて事を考える人の数は、さすがにブルベを走る皆様の中でも、そう多くはありません。

 そして、4桁キロもの距離を走るとなると、そこでは今までの600kmのブルベまでの経験だけでは対応できない、思わぬ事態が多々、発生してくるという・・・。

 自転車でロングライドを主に愛好する皆様の中には、「ロングライドは1,000kmから」という言葉を聞いた事がある皆様も多いと思います。
 時々、この言葉の真意がどこかで歪んで、「それ位、走ってから物を言え」というニュアンスに取られてしまいますが、実はこの言葉の真意は、そういう上から目線で物事を決めつけた言葉ではありません。

 この言葉の真意は、スタートから連続して(止まったとしても、短時間の仮眠のみで)1,000kmもの距離を走ると、普段とは違う肉体的、精神的、機材的なトラブルが発生するリスクが、飛躍的に高まるという事から、「1,000kmを越えるロングライドは、それまでとは異なる難易度フェーズに移行する」という意味になるかと思います。

 実際、今回の1,000kmでは、特に終盤、あまりにも色々な事があって、その中には、ブルベを走ってきて初めて遭遇した事象も含まれていたりします。
 やはり、この、サウザンドオーバーの世界は、今までにない世界でした・・・。

 そんなブルベの状況を、今回から何度かに分けてお送りします。
 まず、今回はPart.1、スタートから最初の夜明けを迎えるPC2までの道筋についてのレポートです。

 興味のある方は、以下のRead moreをクリックして下さい。


 PBP2015がDNFに終わってから、私は何となく、自転車に乗れずにいました。

 まあ、天気が雨続きで、乗りたくても乗れない日が多かったこともありましたが、何となく、「そんな気になれなかった」というのが理由で・・・。
 何というか、燃え尽き症候群のような感じで、ロードを組上げて、ラックに吊るし、それであとは放置となっていました。

 ・・・いや、ちゃんと色々、後始末しろと・・・。

 その後、フランスで走行中に負った股ずれが、フランスでは表面のカサブタが剥がれる程度だったのに、日本の多湿な気候の中に帰ってきてからは、ジクジク化が進み、表皮保護パッドを貼られるレベルに悪化してしまいます。
 通勤程度ならともかく、競技のような乗り方にはドクターストップがかかってしまいます。

 本当は、あとはファンライドイベントを何度か走って、今年の自転車シーズンは終わりかな、などと考えていたのですが・・・。
 9月頭には保護パッドが取れて、軽いものなら競技的な練習走行なども始めていいよ、と言われましたので・・・。

 燃え尽き症候群の解消のための劇薬の投薬で、「当初の予定通り、BRM919宮城1000kmを走ってやれ!」という気になったのでした。

 ・・・いや、だから、やることがいちいち極端だろ・・・(^^;)。

 こんな事で、本当に大丈夫なのか、という不安はありますが、2年前のあのときと比べて、自分はどこまで強くなったのか。
 はたまた、どこまで堕落したのか・・・。

 1,000kmの道のりで、確かめてみましょう!


1.Startまでのあれこれ
 2015年9月19日、午後3時頃、自宅を自走で出発して仙台駅へ。
 仙台駅から輪行に切り替えて、寒河江を目指しました。

 移動を電車にしたのは、ブルベ前後の移動の負担をできるだけ軽くする目的があったりします・・・。

 が。

 この日はなぜか、このタイミングで奥羽本線で人身事故が発生してしまったようで、仙山線の中に、山形駅から先の電車の運行情報に注意してくれ、とのアナウンスが流れます。
 これはちょっとまずいんでない?と思いつつ、山形駅に着くと、左沢線は動いている様子です。

 ひと安心だな、と、寒河江に向けて移動を開始すると、ツイッターのTL上に、山形新幹線内に閉じ込められていると思われる皆様のツイートが・・・。
 これは、スタート地点で時間差スタート等の救済措置を提案した方がいいな、と思いつつ、寒河江駅に到着です。

 寒河江駅では、南口に出て車体を組み上げ、後日、ゴール地点になるコンビニ(席数は少ないが、イートインあり)で、出走前補給を行ってから、スタート地点入りすると・・・。

 既にそこには、出走者が集まってきていました。


15091901.jpg
賑やかなスタート受付。


 地元、宮城のブルベで知り合った皆様や、今回はPBPのコース上などでお世話になった皆様も多数、いらっしゃっていたので、皆様にご挨拶します。
 今年は同じタイミングで1000kmブルベが3か所で行われるため、2年前ほどの大勢が参加している訳ではありませんが、それでも、宮城の長距離域のブルベとしては、多数が参加していると言えるでしょう。

 中には、私同様、PBP2015のベストやジャージを装備している皆様も・・・。
 海外であれだけ走って、まだ一ヶ月しか経っていないのに1,000kmを走ろうとか、皆様、愛すべき壊れ人ですね(←自分も同類である事を棚に上げていることは、突っ込まないでください ^^;)。

 ブリーフィングは、既に手元に配った用紙をもとに説明するのは、まあ、いつもの宮城ブルベと同じです。
 今回は、利府辺りで某アイドルグループのライブが行われているため、通行時に渋滞などがあるかもしれない、という注意が追加で出されていました。

 ・・・うん、こればかりは、私達スタッフも予期できなかった、「嵐」でした(^^;)。
 (ま、結果的に、私はそれほどの影響を受けませんでしたが・・・)

 ブリーフィングで注意事項等の伝達が終了すると、車検に移ります。
 今回は、車検が終了した人からスタートOKの形で、次々と参加者をコースに送り出します。

 毎度の如く、「おお~、こんなライトのマウント方法があるのか!」などと感心させられながら、10名くらいの方をコースに送り出すと・・・どうやら、周囲の皆様も一段落した様子です。

 実走スタッフもそれぞれ、お互いに車体を検査し、サインを交換して出発準備を完了させます。

 21時ちょうどになった頃、スタッフ数名とともに暗闇に沈んだ寒河江の町に向けてスタートを切りました。
 二度目になるこのコース、私はリベンジを期して・・・いるのか、とにかく走るところまで行くつもりなのか、自分の中ではいまいち、決め切れていないという、少々締まらない形でスタートしてしまいました・・・。

2.Start~PC1松島
 寒河江市内は、この日はスタートの直前まで駅前でお祭りが行われていた事もあり、いつもの夜より少々、賑やかな雰囲気があったように思います。
 その中を、市街地ゆえの信号の多さによって、いつの間にか20人くらいの集団になってしまった参加者の集団が通過して行きます。

 私は、ランドヌール宮城の実走スタッフと前後する形で走っていましたが、この区間の序盤は、どうしても車列が長くなり、自動車とのせめぎあいが起きてしまうのが・・・。
 適当な長さで切れると良いのでしょうが、信号続きの道であるため、そんなに簡単には行きません。

 天童市街地を横断し、国道13号に出てから48号に道をとり、最初の峠、関山峠を越えて行きます。
 この関山峠を評したPBP参加者の言葉に、「ブレスト手前の峠と同じくらい、ダラダラと登って行く峠」という言葉がありました。

 ・・・う~ん、それでも、山形側はそれほどの距離ではないのですがね・・・(宮城側の方が、嫌になるほど長距離のダラダラ登り)。

 峠の登りが始まると、それぞれの登坂ペースが異なるため、車列が自然に分断されて行きます。
 多くの参加者が、急に増速して先を進んで行ってしまいましたが・・・この時、私と一緒に走っていたランドヌール宮城のスタッフの間では、「みんな、飛ばし過ぎてない?」という感想が出ていました・・・。

 まあとりあえず、ここはマイペースで進めば大丈夫な場所です。
 前回、パンクストップした場所を無事、クリアして、峠の登りを順調に進みます。
 PBPでもご一緒したSさんが少々、遅れ気味なのが気になりましたが、私は山形一号さんのペースメイクに従い、進んで行きます・・・が・・・。

 どうも、変速の調子がおかしい。
 フロントディレイラーは、アウターからミドル、インナーまで落とすのはスムーズなのに、逆に変速しようとすると、カリカリ音が鳴るだけで、なかなか変速しない時があったり。
 リアディレイラーは、アウターとミドルで使用する時は、あまり問題ないのですが、インナーで使用するときは、特定の段でガチャガチャと、前後の段との間でチェーンが暴れて、跳ねまわります。

 スタートの段階でこれかよ・・・。

 実は、このディレイラーの不調ですが、PBPから帰ってきた後に発生していた障害です。
 バイクケースから車体を出して組み上げた際、前後ともにほとんどまともに変速しなかったため、まずは走れる程度に、と、それなりに動く程度に自分で調整したものの、プロの調整を受ける時間が取れぬまま、この1,000kmをむかえてしまったりしています。
 まずい状態だとは思っていたものの、今となってはどうしようもなく、走りながら調整しつつ、何とか進むしかありません。


15091902.jpg
ディレイラーの不調に悩まされつつ、
関山峠を登る。


 関山峠の頂上まで来たところで、少しワイヤーの張りを調節し、様子を見てみると、まあ、何とかなりそうです。
 山形一号さんは、遅れているSさんを待って進むとの事だったので、私は先行させて頂く事にします。

 関山峠の下りは、街灯もなく暗い道が続きます。
 途中、それほどトリッキーなカーブはありませんが、車通りが結構あるので侮れません。

 とはいえ、下り基調なので、どんどん増速して進める・・・かと思いきや、ある一定の所で速度が伸びなくなってしまい・・・。

 あれ?こんな所で踏めなくなるなんて、まだPBPの疲れが残っているのか?
 妙な引っかかりを感じつつ、熊ヶ根駅前を過ぎ、徐々に市街地へと近づいて行きます。

 平坦に近い地形なのに、思ったほどの速度が出せません。
 くそう、いつもなら、もっと足が回るはずなのに、と思いつつ、カリカリと音が鳴るフロントディレイラーのトリム操作(リアはトップ側に変速していた)をしようと、グッと大レバーを倒すと・・・・。

 ガチャリ(急加速)。

 ・・・フロントはミドルギアのままで走ってたのかよ・・・そら、増速できんわ・・・。

 とてつもない間抜けな事態を演じつつ、愛子駅前方向へと48号の旧道に入ります。
 この辺りまで来ると、周囲は完全に市街地になり、コンビニの数も増えてきます。
 そして、そのいくつかでは、既に休憩のために立ち寄っている参加者の車体が見えたりしました。

 陸前落合駅前の信号待ちで山形一号さんが追い付いてきて合流します。
 「Sさん、下りが恐ろしく速いんだな~」
 確かに、PBPでもそうでした。しかし、そのSさんは途中で休憩に入ったかで、一時的に別れたとの事です。

 折立交差点で左折し、仙台市街地方面へと進みます。
 この折立交差点を直進して1時間で、自宅近くに出るのですが・・・まあ、今は忘れよう(^^;)。

 途中、ボンネットが完全に潰れた事故車と、事故処理中の警察官の皆様の姿を横目で見ながら、仙台市の中心街へと至ります。

 ここから先は、東北随一の信号峠ゾーン。
 仙台市の官庁街のすぐ北を抜けて、利府へと抜け、松島までコースは続いて行きます。

 先行していた参加者数名に追い付き、地元民ならではの道案内をしつつ、先を進みます。
 東北大の医学部付属病院から、上杉の交差点あたりまでは、普段、私が自転車通勤で走っている辺りでもあります。
 この辺りで北に道を曲がれば、20分で自宅ga(←忘れろ!)


15091903.jpg
仙台市中心街。
ちょうど、北四番町辺り。


 上杉の公園の所で、山形一号さんはお手洗いのため一時離脱。
 私は数名の参加者とともに前進を続けますが、信号峠につかまっているうちに分断され、一人旅へと移行して行きました。

 やがて七北田川を渡って、利府へと進みましたが・・・恐れていた「嵐渋滞」は発生していないようで、洞ノ口交差点で県道35号へと折れて、塩釜方面へと向かいます。
 ここからは微妙なアップダウンが増え始め、松島まで繋がっていきます。

 そして松島は、三陸海岸の南の端。
 ここから先、塩竈を越えて海岸に出ると、微妙なアップダウンが出迎えてくれる形になります。


15091904.jpg
多賀城方面の町灯り。
2年前と比べたら、
各段に明るくなった。


 七北田川を渡った所で、後方には二人の参加者がついていました。
 どうやら、最後尾についているのは、がんちょさんのようです。
 しばらく、この三人の車列でコースを進みました。

 途中、塩釜神社辺りで、がんちょさんから、「反射ベスト、オン、反射ベストですか?」と突っ込まれます。
 はい、この時、私はジャージの上にAJのPBP記念反射ベスト(ピンク)、その上に、さらにPBPオフィシャルベスト(イエロー)を着込んでいたのでした(^^;)。

 というのも、今の季節、東北地方は昼夜の気温差が非常に大きくて、PBP本番のように、昼は20℃越え、夜は一桁、なんて事も起きるためです。
 仙台付近では、それほど極端な気温差にはなりませんが、PC1を過ぎて、登米より北へ行くと、その気温差は顕著なレベルになるでしょう。
 そんな事もあって、今の段階から体幹を冷やさないようにしていたのでした。
 (ちなみに、この、「反射ベスト、オン、反射ベスト」ですが、PBP本番でも、驚くほど強力な保温効果を発揮してくれましたので、両方お持ちの方は、これからのブルベでお試しあれ・・・)

 その後、道は国道45号のアップダウン区間へと繋がり、登坂に弱い私には、少々苦しい展開へと繋がります。
 途中でがんちょさんが先行し、さすがに静かになった松島の町並みを抜けると、PC1に到着です。

PC1チェック:01:19(94.5km)

 2年前と比較すると、あまり時間は変わりません(少々早い程度)。
 パンクストップがなかった反面、峠の下り~平坦区間でフロントミドルに入れていることに気付かぬまま、「踏めない!」とか馬鹿な事をやっていたので、時間的には相殺されたのでしょう。

 まぁ、ともかく、想定を下回るような状況ではなかったので、ここで簡単に補給してから前進再開です。
 次は登米市に至る前に黄金山を越える所と、PC2の手前で少しだけ丘陵地帯になること以外、ほとんどが平坦区間です。
 風向きが敵に回らなければ、それほど難しい場所でもないでしょう。

 問題は、この区間を走行中に、確実に夜明けを迎えるでしょうから、最初の疲労の山が来るタイミングがいつになるか、ですね・・・。
 2年前は、PC2をクリアして、平泉の辺りでそれが来ましたが・・・今回はどうなるでしょう?

3.PC1松島~PC2花泉
 松島を出てすぐ、海岸段丘を登る短い登りをクリアすると、そこから先はどフラットゾーンです。

 高城川沿いに北上し、海岸段丘の短い登りを抜けると、鹿島台のバイパスなどの、どフラットな区間を走ります。
 風は緩い向かい風でしたが、走行に影響が出るほどではなく、そのまま前進して行けます。


15091905.jpg
唯一の登りらしい場所、
黄金山トンネルを越える。


 黄金山トンネルを抜けた先は、米山地区に続く直線平坦路なのですが・・・ここで急に体にズシッと来る感覚が。
 あ、これは眠くなってきた兆候だ・・・。

 2年前には、余裕でPC2まで走り抜ける事ができましたが、どうやら今回はここで最初の疲労のピークが来たようです。
 幸いにして、道の駅、米山が近い事もあり、そこのベンチで横になろう、と、道の駅に乗り入れます。

 自販機近くの軒下に、ベンチが何脚か並んでいたので、そこに横になってみますが・・・近くで車がアイドリングしていたのと、自販機にジュースを買いに来る人が結構多かったため、30分横になって、10分ほど、意識を失う事はできたでしょうか・・・。
 全く休まないよりはマシなはずですので、「よく寝た」と口に出してから登米市街地へと進みます。


15091906.jpg
前回も同じ場所で撮ったな。
迫川の水面に反射する外灯。


 寝静まった市街地を縦断し、さらに北へと進みます。


15091907.jpg
そして仮面ライダー前を通過。

15091908.jpg
岩手県に入ると、
東の空が白んできた。


 想定より少し早く、東の空が白んできました。
 途中で30分ほど、急遽仮眠を取ったので、まあ仕方がない所でしょう。

 この先、国道への曲がり角が近いはずだ、と、新たに導入したGPS、eTrex 30xの画面を見ながら確認し、正しい角を左折します。
 今回、初めて試験的に導入しているGPSですが、こうやって、現地で覚え込んだコースが正しいかを確認しながら進むことができて、コース確認の手間がかなり省けたように思います。

 ちなみに、普段は画面表示はOFFのままで、見たい時だけボタンをポチッと押して地図表示させる形で運用し、リチウム電池2本で秋田のPC手前まで電池は持ちました。
 これならば、600のブルベくらいまでは、リチウム電池2本での運用が可能そうです。

 という豆情報はさておき、東の空が白みはじめたと思ったら、周囲は急速に明るくなりはじめました。


15091909.jpg
コースは、2年前にはまだ工事中だった、
花泉バイパス上に出る。
周囲は急に明るくなった。

15091910.jpg
まもなくPC2に到着する。
朝の冷気が周囲を包んでいた。


 花泉バイパスは、2年前にはまだ工事中で通れなかった道路です。
 今回の開催の段階で開通していた事からコースは急遽、こちらに変更され、PC2の位置も変更になりました。

 まあ、急な変更で、特に遠方からの遠征の皆様には、対応の時間がなかった、等の話も色々あったようですが、まあ、何とか混乱は避けられた・・・のでしょうか?
 とにかく、バイパス区間を抜けると、PC2は目の前でした。

PC2チェック:05:14(160.6km)

 2年前と比べると、距離が少し長くなった分だけ、遅れをとった計算になります。
 まあ、間に30分ほどの仮眠を挟んでいる事を考えたら、同じくらいのペースを保てている事は、特に悪い事ではありません。

 店の横手で補給している皆様の所から漂ってくる、カップ麺のにおいが非常に食欲をそそられたため、私も補給はカップ麺、それもカレー味にしてやろう、と決めて店内に入ります。

 無事にレシートを手にして、店の横手で補給をはじめると・・・この段階で、かなり疲労している参加者と、まだまだ余裕の参加者の落差が激しい事に気付きます。
 夜スタートのブルベでは、最初の朝までの間に、何割かの人が、疲労と同時に襲って来る睡魔にやられて戦意喪失状態に陥ってしまうのですが・・・今回もそういう状況があったのか、PC1〜2までの間でも、何名かのDNFが出ています。

 見ている間に、よし行くか、と軽やかにスタートして行く人と、やっとの思いで腰を上げて出て行く人の差が、やけに大きく感じられます。

 この時点で、まだセンチュリーライドをクリアした程度の距離です。
 もっとも、普通の人であれば、それだけでも十分すぎるほどの長距離だと思うでしょうが、コース全体で見れば、まだ20%にも満たないという・・・。

 周囲を包む冷気の中、私が属する最後尾組は、既にこの段階でサバイバルの様相を示してきたのかもしれません・・・。


(続く)



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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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