日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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東北の「今」を感じて 2015 BRM509宮城300km物見山 Part.1

 そろそろ、今年のPBPへの参加を考えている皆様は、参加要件の一つであるSRの取得に向けて、最後の挑戦に挑む頃になっているようです。

 今週末、5/16日には、400が2本、600が6本という開催特異日になっていて、恐らく、多くの皆様が夏の出場権をかけて、コースへと走り出すのでしょう。

 ・・・まあしかし、そんな週末でありますから・・・。

 だよな、絶対(確信)。

 では本題です。
 5/9日に、300kmのブルベ、BRM509宮城300km物見山を走ってきました。
 このコースはすでに2回、走破していますが、コース設計段階を含め、全てが「試走」のみというのが、なかなか・・・(^^;)。

 一昨年は、コース設計段階で、制限時間通りにゴール可能かのタイムスケジュール確認要員として走りました。
 そして昨年は、真夏ど真ん中に開催前試走を行い、日没後に到達した南三陸町で、復興工事により道路線形が大幅に変更されていた事に大慌てした記憶があります。

 色々な意味で思い出深くて(?)、思い入れのある(!)このコース、ブルベ本番当日の走行は初めてですが・・・。

 どのような雰囲気であったか、詳細は裏置きしました。
 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。


1.スタートは寒い朝
 今回のブルベは、池月がスタート地点です。
 最寄の宿所は鳴子温泉か古川になりますが、どちらも自走だとそれなりの距離(古川だと20kmになる)を走らないといけません(以前は私も走ってたね、そういえば・・・)。
 そういう設定で行動すると、必然的に睡眠時間が削られるわけで・・・。

 しかし、車中泊に切り替えれば、直前まで寝ていられます。
 そんなわけで、前夜のうちにレンタカーをピックアップして車体や装備などを積み込み、途中、夕食を済ませてから現地入りしました。

 22時頃に現着すると、駐車場には、既に前夜入りしたと思われる皆様の車が並んでいた事から、なるべくそちらにライトを向けないように注意しつつ、仮眠時に光が車内に差し込まない方向を選んで駐車し、車内で仮眠体制に入りました。

 朝5時スタートなので、少しでも睡眠時間を取らねば・・・。
 エンジンを止めると、周囲は風流を通り越して、やかましさを感じさせるほどのアマガエルの声に包まれていました。

 ああ、連中が鳴いてるって事は、明日も暖かい日になるんだろうな・・・。

 ・・・と、思っていたのですが、目覚ましよりも早く、寒さで目覚めました。
 気がつけば、カエルの声はアマガエルから、シュレーゲルアオガエルに変化。

 おい、季節が一ヶ月、戻っているじゃないか!(そら寒いわ)
 まあしかし、カエルの声で気温がわかるとか、なんか変な気分です(^^;)。

 この時、車中泊装備としては、フリースブランケットに、仮眠用具として新規投入した封筒型のサバイバルシートを利用していましたが、とても太刀打ちできませんでした。

 新たに導入したサバイバルシート、口元を閉じられるように加工しないと、風が吹きこんで肩~胸くらいまでは冷え冷えです。
 結果、目が冴えてきて、眠れなくなってしまったので、まあ少し早いけれど、いいか、と行動を開始します。

 自転車装備に着替えようと車外に出ると、さらに強烈な冷え込みが襲ってきました・・・。
 確か、この後、走行を開始した直後の路上の温度計は、4℃を示していましたので・・・おほ、低地で先日の夜中の塩尻峠並の冷え込みとは、さすが東北地方(^^;)。

 それはさておき、ゆるゆると準備をして、受付開始されたスタート地点に移動です。


15050901.jpg
ブリーフィング風景。

前回の200では100人だったが、
今回はエントリーが50人程度、
出走は41人だった。


 今回の出走は41人という事で、まあ、いつもの宮城ブルベの人数でした。
 さすがに100人は、スタッフの体勢的にも色々きつかった(特にゴール受付)のですが、今回はまあまあ、余裕を持てそうです。

 ブリーフィング後、車検も数分程度で全員分が終了し、皆様、次々とコースへと走り出します。
 私は5時丁度になったのを確認してから、この時点のほぼ最後尾でコースに出発しました。

 ・・・が・・・。

 両足の付け根付近に、ウェアとの擦れを少し強く感じる部分があります。
 最初の信号付近で一旦、歩道上に退避して、違和感を強く感じる部分にシャモアクリームを塗り込んでみます。
 再度、スタートすると、違和感はなくなっていた事から、違和感が出たら塗り直すことにして、そのままコースを走ります。

 池月スタートのコース名物、開始10分後の峠越えという、ある意味キツい設定の第一段階を抜けて、「エンドレスアップダウン」と呼ばれている(というか、私が勝手にそう呼んでいる)コースへと進んで行きました。


15050902.jpg
最初の峠は問題なくクリア。
この時点では、
かなりの冷え込みを感じていた。


 気温は4℃と表示されていました。これは、先日の塩尻峠と同じ気温ですね(^^;)。
 まあ、今回は完全に日が昇った後なので、日光による熱が気温をはるかに上回る体感温度に引き上げてくれていましたが・・・(太陽は偉大なり)。

 この、スタートから10分で差し掛かる最初の峠越えですが、今でこそ、皆様、普通に越えて行きますが、最初にこの設定のコースでブルベを開催した時には、周囲の参加者から、「マジかこれ!」「きっつ!」という悲鳴が上がっていましたね、そういえば・・・。
 体がまったく温まっていない状態でのヒルクライムですから、無理をするとこの段階で関節が痛くなったり、腰にきたり、色々あるようですが・・・今回は皆様、大丈夫だったのでしょうか?


15050903.jpg
何度かアップダウンを抜けて、
最初のトンネルに至る。
お馴染みの川口隧道。


 今回は、ほぼ最後尾からの出発だったので、まあ完全に一人旅かなあ、と思いきや、この時点で、ゆっくりスタート組の何名かの方と前後する機会がありました。
 ここから先、栗原市の細倉地区を抜けて、岩ヶ崎地区までは、お馴染みの国道457号沿いを進みます。


15050904.jpg
かつての鉱山の町、
細倉地区を抜ける。


 かつては鉱山として栄えた地域を抜けて、さらに道は進みます。

 この、細倉地区にあった、細倉佐野宅地(昭和40年代まで、鉱山で働く人々が生活していた宅地)ですが、東日本大震災による被害が大きく、管理主体であった栗原市が修繕を断念したことにより、残念ながら2014年の初春頃に解体されてしまったそうです。
 私が東北地方に来てから、初めてロングライドと呼べる距離を走った際に立ち寄った場所で、昭和30~40年代頃の風俗がそのままタイムスリップしてきたかのような、不思議な場所でした。

 こんな事になるのであれば、過去にここを通ったブルベで、再訪問しておくべきでした・・・。


11091425.jpg
2011年8月に訪れた際の佐野宅地。
本来は2007年に取壊し予定だったが、
映画のロケに使われたため、
観光地として延命されていた。


 また一つ、懐かしい風景が消えてしまったのだな、と痛感させられつつ、先を進んで行きます。


15050905.jpg
くりはら田園鉄道の遺構に沿って進む。
これも2000年代に廃止された路線だ。


 栗駒岩ヶ崎地区で、一つ大きな尾根を越えます。
 この辺り、古い集落は洪水を避けるためか、高台の上に位置しています。
 必然的に、コースにはアップダウンが現れるわけで、この場所で、先行していた皆様の何名かに追いつく事ができました。

 この辺りから、実は地形はじわじわと登りに転じています。
 ぼちぼち、細倉からの下り基調で、実力以上の快走ペースで飛ばしてきた皆様が減速を強いられる、我慢の区間となってきました。


15050906.jpg
正面に栗駒山の白い姿。
この季節にだけ見る事ができる風景だ。


 道は三迫川沿いの農地を縫って走るようになりますが、地形は川の上流に向かう、ごく微妙な勾配の登り坂です。
 正直、パッと見ただけでは単なる平坦路に見えるので、そのつもりで出力を上げると、後半に脚を削られる要因になるという・・・。

 まぁ、私もそれに気付いたのは、何度目かに走った時、水路からあふれた水がことごとく、自分の方に向かって流れている痕跡があったのを見たから、なのですがね・・・(多分、それがなければ、平坦だとばかり思っていた)。

 この区間で、歩道に退避して後輪の回転を確認している方がいらっしゃいましたが、それが出力を上げても速度が出ない事を訝しく思っての行動であれば、多分、機材よりも地形変化の方が余程きいていますよ・・・。


15050907.jpg
そして、個人的定点観測ポイント。
大崩落地点に到着した。


 ここは2011年の東日本大震災で大崩落していた場所で、その後、ブルベでここを通るたびに、斜面の安定化工事の進捗や効果を見る、定点観測ポイントになっています。
 2015年5月段階は、上の画像の通りでした。


11091418.jpg
これが最初の状態。
2011年9月撮影。

12100616.jpg
2012年10月段階。
倒木や岩石が取り除かれ、
安定化工事が開始された。

13042114.jpg
2013年4月
植生の復活を促す壌土の吹き付けが
終わっていた。

14090103.jpg
2014年9月。
植生が復活した。
なお、植林が行えるまでになるには、
多分、次の世代まで待たないと駄目だろう。

15050907.jpg
そして現在に至る。


 2011年の東北着任直後に、平泉から仙台へと逆ルートで帰ってきた時、このコース沿いの山間部には、ここ以外にもあちこちで震災による土砂災害が発生していました。
 現在、ブルベのコースとして当たり前に走っている国道457号も、落石や土砂の堆積により、あちこちで通行止めになっていた時期があったのです。

 改めて思いますが、あの震災、津波被害が大きくクローズアップされますが、実際には被害はそれだけでなく、山間部の土砂災害に加えて、佐野宅地のような観光資産、そして古刹などの文化財の喪失などの派生被害ももたらしています。
 それによって、得られるはずだった観光収入もなくなった、と考えると・・・派生分も含めたら、どれほどの被害額になるのか、正直、想像する事もできないほどの大被害であるのが、ご理解頂けるでしょうか?

 さて、随分本筋から外れてしまいましたので、そろそろ話を戻しまして、コースはそこから国道沿いに県境を越えて行きます。


15050908.jpg
県境に至る前に、
少し嫌らしい斜度の坂が続く。

15050909.jpg
部分的に8%近くある斜度になりつつ、
こんな山の中には似つかわしくない、
歩道付きの立派な規格の道が続く。

あ、いつも草だらけでわからなかったけれど、
ここ、道路の左に、
旧道の路盤が残っていたのか・・・。


 このコースを走るのは、大体が夏~秋であり、その時には雑草で覆われていたので気付きませんでしたが、ここ、旧道の路盤が残っていたのですね。
 察する所、現在の道路よりも急勾配で、狭い道だったようです(当たり前か ^^;)。

 それにしても、電柱って、何であんなに頑に、旧道側に設置されるのでしょうね・・・。
 トンネル化された場所などは、坑道内に電線を通すスペースがない場合がありますし、橋梁化された場所も同様だと思いますが、道路の拡幅と線形改良では、付け替えた方が良いのではないかと思いますがね・・・。


15050910.jpg
そして県境を越える。

15050911.jpg
この斜面、
昨年まではコンクリート吹付けで
補強されていたはずだが・・・。


 岩手県に入った所で、午前7時頃になりましたが、気温は2桁に届いたものの、空が曇ったままで、いまいち暖かさを感じません。
 ウインドブレーカー代わりに着用しているモーフィスジャケットも、いつ脱いで良い物やら、迷う展開になってきました。


15050912.jpg
周辺の水田は代掻きが終わり、
そろそろ田植えをむかえる。


 そういえば、スタッフの漬物さんは、今回は田植えのために、という、いかにもこの季節らしい理由で欠席なのでした・・・。
 この季節、こういう場所を走っていると、水に濡れた泥の臭いが漂ってきますが、それすらも季節の風物詩に感じられるのが面白い所です。

 まあ・・・農機が道路に新鮮な泥を落として走って行った跡があるのは・・・ま、それも含めて季節感の演出という事で(^^;)。

 谷津の農地を越えて、何度か尾根を乗り越すなど、最後の最後までアップダウンが休まず出てくる区間を経て、厳美渓のすぐ近くのPC1に到着しました。

 PC1チェック:7:26

 今年の体のコンディションを考えたら、まあ、ペース的にはこんな物でしょう。
 というか、昨年の200kmと連日開催を想定した連日試走時よりも良い時間を出していたりするのですが・・・?
 前日の疲れがない、サラの体なので、まあ、当然という所かもしれませんね。

 コースはこれから平泉を抜けて、北上川沿いの河岸段丘沿いのアップダウンを抜ける、少々厳しめの設定のコースが続きます。
 現段階で調子が良いから、と、無茶はせずに、大事に行くことにしましょう。

 PC1で今後の携行糧食に一口羊羹でも・・・と思いましたが、どうやら羊羹は置いていないようです。
 これは困ったなあ・・・と思い、ふと、手近にあったグミキャンディを手に取って主成分を見てみたら・・・。

 「水飴」

 はい、その場で即決で購入でした(^^;)。

 水飴(麦芽糖、マルトース)は、ま、平たく言えば、「インスリンショックを起こし難い糖類であり、エネルギー源として非常に吸収効率が良い」という特性を持っています。
 炭水化物(デンプン)や、パワーバーなどに入っているエネルギー源であるマルトデキストリンが分解・吸収される過程で生成する糖でもあるので、補給食としても効果が期待できますしね。

 いつでも食べられるように封を切って、バックポケットに収めておきます。
 ドリンクなどを補給したら、すぐにコースに復帰しました。

2.向かい風の道へ


15050913.jpg
厳美渓からは、
小高い丘陵を超えて平泉に至る。
標識にも中尊寺などの表示が出る。

15050914.jpg
達谷窟毘沙門堂の前を過ぎ、
毛越寺方面に向かう。

15050915.jpg
途中、悪路王伝説のある、
姫待ちの滝を見る。


 平泉が近付くと、道路沿いに古い道標が並んでいる場所や、姫待ちの滝などの、古来からの伝説が語り継がれる場所が多く見られるようになります。
 さすがに古来より栄えている地だけあって、見所は中尊寺や毛越寺だけではありません。
 こうした小さな地域伝承を集めると、物凄い分量になってしまいそうです。

 そんな様々な物を横目に見ながら進むと、平泉市街地に至りました。


15050916.jpg
8時前に毛越寺に到着してしまった。
さすがにまだ、
門は開いていない。

15050917.jpg
毛越寺前を通過。
平泉駅方向へと進む。


 この平泉の市街地で、宮城ブルベの平泉200のコースと別れます。
 平泉200は、国道4号を左折して中尊寺方面に北上しますが、今回の300のコースはそのまま、平泉駅前まで直進です。

 昨年は、平泉200と物見山300を2日連続で開催しましたが、このトラップにはまった方はいらっしゃらなかったようでした(ちっ@問題発言)。


15050918.jpg
今回の鉄分補給!
って、私はそちら方面の造詣は皆無なので、
どういう型式の車両なのだとか、
そんな事まではわからない(^^;)。

15050919.jpg
平泉市街地を抜け、
柳谷御所跡へ。

15050920.jpg
その先で北上川を渡り、
水沢江刺へと北上する。


 この、北上川を渡る橋の対岸側で、昨年は田んぼアートを見る事ができました。
 今回は、まだ田植え前だったので、当然ながら、アートは見られません(^^;)。

 しかし、秋になったらここにはどんな絵柄が浮かぶのか・・・。
 今年も絵柄が仕込まれているのだとしたら、恐らく、秋の宮城1000の開催期には、その姿が見えるようになっているはずです。

 そういえば、この辺りで参加者の方に追い付かれ、Provizのベストについて色々、訪ねられました。
 このベスト、着用感などについては、いずれレポートにまとめようかと考えています。

 あと、最近は宮城ブルベ参加常連の皆様の顔と名前が随分、一致してきたのですが、道中でお会いした方について話に触れる場合、イニシャルでお名前を表すと、一体誰の事かわからなくなる場合があるのが考えものですね(^^:)。
 例えば、「Sさん」と言うと、それだけでランドヌール宮城のスタッフ内だけでも5人くらいが該当してしまいますし、今後は色々混乱しそうですので、場合によって表記する/しないを使い分ける事にします(^^;)。
 (色々すみません・・・)


15050921.jpg
北上川左岸の河岸段丘の農地は、
代掻き~田植えが終了したばかり。
水面は静かで、
鏡のように風景を映していた。


 平泉から水沢江刺に北上するルートは、広大な水田地帯を左手に見ながら進みます。
 現在は代掻きが終わり、本格的に田植えが始まったばかりであるため、浅い水面に周囲の景色が鏡のように映えていました。

 夏、深い緑色に染まった稲が風にそよぐ姿も、秋、黄色く実った稲穂がサワサワと音をたてて風に揺れる姿も、それぞれに美しい風景ですが、今の季節の風景も捨てがたいものがあります。
 そういえば、私は生まれが北陸の平野部なので、昔から稲の生育を横目で見ながら生活していたのですよね・・・。
 何となく、この景色に落ち着きを感じるのは、そういう記憶が呼び覚まされるからなのかもしれません。


15050922.jpg
同じ場所の春と秋の景色があったので、
少し比較してみよう。

こちらは春。
これから田植えが行われ、
周囲が黄緑に染まっていくその直前。

15050923.jpg
こちらは秋の実りの時期。
一面に広がる黄色い稲穂が美しい。


 同じ場所なのに、季節が変わればこれだけ景色が変わるというのも凄い話です。
 なお、秋の風景は、9月の宮城1000を走れば、再び見ることができると思われますが・・・(求む、挑戦者!)。


15050924.jpg
しかし、春の風景で一番映えるのは、
やはり冠雪した山をバックにした、
こういう風景かな〜。


 コースは河岸段丘の"へり"を通っているため、左側は非常に遠くまで展望がききます。
 まだ雪の残る山々と、春の訪れを感じさせる平野の対比は、この季節ならではの景観美を見せてくれます。

 「何もない場所」と、地元の皆様は表現する事が多いですが、こういう風景を身近に見る事ができるのですから、私なんかには、非常に豊かで良い場所に見えてしまうのですがね・・・。

 そんな風景に癒されながら、思い出したように現れるアップダウンにヒイヒイ言いつつ進んで行くと、北上川沿いのアップダウン区間が終わり、水沢江刺に向かう平坦部に差し掛かりました。


15050925.jpg
市街地が近付き、
道路幅員も広がって
走りやすくなる。


 さあ、これでしばらくは楽が出来るかな、と思ったら、今度は風が試練を与えてくれるようになりました(^^;)。
 コンビニ前などにある幟が、見事に自分たちの進行方向に頭を向けて翻っています。こんな場所で向かい風とは・・・。

 まあ、ぐいぐい体力を奪われるほど強い風ではありませんが、精神衛生上、あまりよろしくない状態なのは間違いありません。

 そろそろ、人々が動き始める時間帯にもなってきました。
 市街地を抜ける際には、周囲の自動車の交通量も増えて来るため、色々と周囲に気を配りつつ前進します。


15050926.jpg
県道8号を右折し、
物見山方向へと進路を取る。


 江刺の市街地で東に進路を変更し、頭上に向山公園の連絡橋を見送ると、まもなくPC2に至ります。

 PC2チェック:9:28


15050927.jpg
PC2に到着していたの10人ほどか。
私の後ろに数人を残し、
ほとんどの人は出発済みだった。


 スタートからは、まだ4時間半。
 約100kmの地点で、最後尾グループにいる私がこのチェック時間ですから、今日のブルベは驚異的な早さで展開しているようです。

 しかし、この日は朝4時前から活動しているので、既に体の感覚は昼間をむかえたような気分でしたので、ここで一旦、しっかりとした補給を取る事にします。

 この後、コースは標高約600mの種山高原に登り、大船渡市街地のPC3へと降りて行きます。
 その先は、このコースのクライマックスである、三陸海岸のアップダウンが待っています。

 今までも、小さなアップダウンを多数越えてきましたが、ここから先は、それがどれほど小さな規模の物であったかを、体で思い知る事になるでしょう。
 また、東日本大震災からの復興が進められている地域でもあり、日々、刻々とその地域の姿が変わっている場所でもあります。

 さあ、今年の三陸海岸は、どんな表情で私たちを迎えてくれるのでしょうか・・・?


(続く)



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コメント
No title
写真に写った自分の姿があまりにも場違いかつ立派な農家スタイルだということに気づいてしまって若干凹んでおりますふははは
2015/05/14(木) 09:16 | URL | 漬物 #-[ コメントの編集]
Re: No title
>漬物さん

「一般的なブルベスタッフの姿」でいいと思います!(笑)
2015/05/14(木) 12:28 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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