日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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北の大地で今年最後のブルベ BRM1012北海道400km函館 Part.1

 さて、いきなりですが、こんな画像を作ってみました。
 (フリー素材の白地図をもとに作成:http://happylilac.net/sy-sirotizu.html)


14101200.jpg
さて、これが何かというと・・・。


 まあ、パッと見、何が何だかわからない地図ですが、実は、この着色範囲の都道府県は、私が記憶している限り、自転車で走った事がある都道府県になります。

 一応、お断りしておくと、島嶼部は都道府県の区分けに準拠しているため、着色した島の全てを走った訳ではありません(例えば、佐渡島は走った事はありませんが、新潟県を走った事があるため着色しています)。
 また、ロードやミニベロを持ち込んだだけでなく、観光地のレンタルサイクル等、ママチャリ的な車体で走った場所も含んでいます。

 今回、北海道を走った事で、かなりまとまった範囲を塗りつぶす事ができるのではないかと思い、試しに作ってみた訳ですが、ブルベを走っている皆様の中には、既に47都道府県、全てを塗りつぶせるよ、という人も多くいらっしゃるのかと思います(^^;)。

 私の場合、残りは20府県ですが、現在の生活圏からは距離が離れた、西日本や九州に集中していますね・・・。
 仕事のスケジュール的に、まとまった日程で遠出をするのは厳しいのが現実ですが、全県を埋め尽くせる日は、来るのでしょうか・・・?

 では本題です。
 今年最後のブルベになる、BRM1012北海道400km函館を走行してきました。
 実は、北海道を自転車で走るのは、これが初めてです(旅行等で、何度か訪れた事はあるが、車か鉄道での移動だった)。

 今回は、北海道のうちでも、道南地域のさらに南の端の、函館市周辺をぐるっと8の字型に周回する400kmです。
 400kmも走るのに、道南の、本当に端っこから出られないと言うのが、この北海道の広大さを物語っている訳ですが・・・。

 とにかく、AJ北海道さんでも初開催になったというこのコース。
 初めての北の大地を、オールナイトライドを含むコースで走る・・・。

 一体どんな結果になったのか、何回かに分けてご報告します。
 まず第一回の今回、詳細は裏置きしましたので、興味のある方は以下のRead moreをクリックしてください・・・。


1.はじまる前からエクストリーム
 10月11日、午前5時起床。
 さて、なぜ自分はここにいる?

 と、自問自答しても、仕事の都合、としか言いようがないのですが、今回のブルベ前日の朝、私は四国の愛媛県松山市にて目覚めました。
 翌日、早朝から北海道でブルベと考えたら・・・まあ、現地まで直行できれば問題ない所ではありますが、まさか仕事の用事に自転車装備を一式担いで行けるはずもなく・・・。

 結果的に、その日は松山から仙台に取って返して装備を整え、そのまま函館まで移動する、という、一日がかりの大移動を展開したのでした(^^;)。
 この、羽柴秀吉もびっくりの大返しによるエクストリーム参加の記録は、それだけでブログネタになりそうですが、さすがにやめておきます(^^;)。
 (仕事の内容に、かなり詳しく触れないといけませんので・・・)

 とにかく、この大返しがなければ前夜祭にも参加して・・・と考えていたのに、函館到着がどう足掻いても夜遅くなるのでは仕方がありません。
 無事に函館に到着し、私が「到着」のツイートを流したのとほぼ同時に、TLに前夜祭終了というツイートが流れてきたのでした・・・。


14101201.jpg
まぁ〜、とにかく到着、
はるばる来たぜ、函館(実感)。


 その日は、移動中の駅弁では腹が持たなかったので、宿のすぐ目の前にあったセイコーマートのホットシェフで、月見やきとり重と、北海道ならこれでしょ、と選んだガラナで腹を満たし、就寝・・・。

 翌朝、4:45分に起床して・・・脳の回線がつながった瞬間、漫画のように布団をふっとばしました!

 その時間は、当初の予定なら、とっくに宿を出発しているはずの時間です。
 アラームはちゃんと鳴ったぞ、と主張するように、スマフォの画面には目覚まし時計型のアイコンが点滅しています。

 つまり、私本体が、見事に寝坊していたようです!
 (今考えたら、よくリカバリーできる範囲で起きられたと思うよ、ホントに・・・)

 宿からスタート地点までは、約10km。
 まあ、近いと言えば近いのですが、初めての町でこの距離は、迷わず走れれば良いのですが、迷ったら最悪です(もちろん、道順は調べてあるけどね、できるだけ単純な形で ^^;)。

 ちなみに、車体は輪行袋に入ったまま組み上げてはおらず、それでも服装一式はテーブルに並べてあったので、慌てて装着し、パッキングなんて考える暇もなく、何もかもをザックにぶち込んで、バタバタとチェックアウト。
 ホテル前の街灯の下で車体を組み上げると、焦りからどうでもいいミス(後輪を斜めに装着して車輪が回らない、車輪をブレーキに引っかけて盛大に片効き、等々)を繰り返したりして、色々時間を浪費しましたが、何とか5時には自走で受付会場を目指しま・・・

 って、何でこんなに赤ばかりなんだよ!

 函館駅付近から五稜郭付近まで、全ての信号に引っ掛かり、エクストリームなエピソードを自動的にため込んでいくという逆ミラクルを演じつつ、最後の最後に長いヒルクライムを経て、はこだて未来大学に到着しました。
 (ちなみに、寝坊が響き、チコリンさん、KOMAさんにはご挨拶出来たけれど、その他、大勢いらっしゃったはずのフォロワーさんには御挨拶できず・・・)

 到着して受付中に、ブリーフィングが始まりました。
 説明を聞いている中に、ゼエハア言いながら、湯気を立てている奴が一人いたのは、まあ記憶から消去して頂ければ・・・(^^;)。

 なお、この段階でボトル2本は空っぽで、腹も空っぽ、という、出走準備がまるで出来ていない状態だったという・・・。
 一晩置いたらパサパサに乾いてしまい、食べにくくなったおにぎり(全国展開のコンビニで購入)を頬張りながら車検を受けて、皆様が次々出走して行く中、荷物を預かって頂き、出走準備を整えた時には、スタート地点に残っていたのは2~3人でしたでしょうか?

 スタッフ活動をやるようになってからは、地元では皆様の出発を見送って、ほぼ最後尾スタートが定席になっていますが、単に準備が悪くてほぼ最後尾スタートというのは久しぶりでした(寝坊したのがすべての元凶なんだけど!)。

 スタート直後の長い下りの途中、自販機があったので、そこでドリンクを片方のボトルだけに補給。
 そこから先のコースを進んで行きました。

 あ、ちなみに・・・北海道では、なぜか自販機の横にゴミ箱がない場所がほとんどです。
 自転車で走行中の場合、ボトルに中身を詰め変えて、空容器はそこに捨てて行く、という(ある意味、ちょっと横着な ^^;)事が出来ないケースが多々、発生するかもしれません。
 (コンビニや道の駅は建物内設置の場合が多く、夜間、施設が開いていなければ、ゴミの捨て場がない場合が多い。動物の誘引防止とか、そんな理由でもあるのかな?)

 これが理由で、夏場のツーリングなどでは少々苦労した、という話も聞きますが、さすがに今の時期は発汗量もそれほど多くないので、意図的な休憩での停止を除けば、自販機ストップはほとんどありませんでした。

 まあとりあえず、色々バタバタしましたが、これでブルベのコースに出る準備がやっと整いました。
 あとは、記憶に従い道を辿り、初めて走る北海道の風景を堪能するまでです!

 ・・・そんなに簡単に終わらないのが、ブルベですけれどね(フラグ)。

2.一足お先の紅葉ライド

14101208.jpg
函館市街地を南東へ。
さすがに市街地の風景は、
日本全国ほぼ同じ感じだ(笑)。


 最後尾付近でスタートしましたが、市街地内では信号につかまり、前後の皆様との差が縮んだり伸びたり、色々ありました。
 結果的に、市街地を抜けるまでの間に、数人の参加者を抜いたり、抜かれたりして、郊外に抜ける頃には、毎度お馴染みの一人旅へと移行します。

 そういえば、北海道ブルベを走っている皆様のレポートを見ると、何となく脚の合う皆様で、何となくのパックを形成して走っているイメージがあったのですが・・・コースの性質にもよるのでしょうか?

 まあ、私みたいに、あちこちで足を止めて撮影して、ネタを考えて・・・なんてやっている人間は、置いて行かれても文句を言えないのですけれどね(^^;)。
 (そんなに何度も止まる奴に、合わせて走る方が大変だと思う)

 郊外に抜けると、じわりじわりと登りと下りを繰り返すようになってきます。
 普段走っている本州の道とは違い、地形の変化がはっきりとしている感じではありません。

 本州の坂であれば、どれほど規模の小さな物でも、じわりと登り始めた後、5〜6%程度の斜度まではすぐに立ち上がる事が多い気がします。
 しかし、北海道の坂は、じわーっと登り始めたなあ・・・と思ったら、斜度があまり変化せず、そのままずっと登っているケースが多い感じです。
 ついでに言うと、カーブの半径もそんなに極端な短半径の物はほとんどなく、間違っても折り返すようなヘアピンカーブは、国道級の道路にはありませんでした。

 これ、他地域の皆様の目には、「土地が余ってるからなあ」という解釈をされる事が多いようですが、実際には、「急斜度急カーブの道を設置しようものなら、冬に凍結したら事故多発!」というのが本当の理由でしょうね・・・。

 まあ、そういう特性の違いがあるためか、力のかけどころがわからないというか・・・。
 今となっては、いつまでも緩斜面が続くので、最後までアウターでガン踏みできそうだな、という錯覚をしてしまい、無駄に力を使い過ぎていた気がします・・・。


14101202.jpg
そんな感じで道を進む。
東に向かっているので、
空が開けると逆光、
日影からは明暗差が大きく、
コンパクトデジカメにはキツい。

14101203.jpg
ぼちぼち、丘陵地を抜け、
山岳地に入っていく。


 途中、スタッフカーが対向車線側に停車し、声援を送ってくださっていたポイントがあり、そこを過ぎたら海岸方面へと転進です。
 道は道道41号へと移り、周囲は急に山地めいて来ましたが・・・勾配自体は、あまり変わりませんね(^^;)。


14101204.jpg
そして周囲は晩秋の雰囲気に。
一足早い、紅葉ライドの雰囲気。


 この先の地形の状況を予習した感じでは、ひとつ、峠を越える筈なのですが、道は平坦から、むしろ下っている場所が目立つ気がします。

 う〜む、こんなに下ると、登り返しがキツい気がしなくもない・・・。
 それとも、既に峠は越えて、下り基調に突入しているのでしょうか?


14101205.jpg
しかし、川の流れは、
正面から向かって来るので、
行く手が高いのは間違いないだろう。

14101209.jpg
そんな事を考えている間に、
結構な斜度の道に変化した。
ついでに、周囲に、
動物注意の看板が増える(^^;)、

この動物注意の標識の図柄は、
大体、エゾシカだったが、
どこかで馬も見かけたな・・・。


 この辺りで、前方に何となく見覚えのある参加者の姿が見えてきたなあ・・・と思い、接近していくと、KOMAさんとチコリンさんでした。
 スタート時点では既に姿が見えなくなっていましたが、ここで追いついたようです。
 お二方とも、後半に備えて体力を温存しておられるのでしょうか?

 まあ、何となく私の方でも合わせ易い速度でもあったので、しばらくご一緒させて頂く事にしました。


14101206.jpg
峠が近付いたのか、
周囲の稜線が目と同じ高さになった。


 チコリンさん、KOMAさんとともに、雑談を交わしながら走っている間に峠の頂点に達し、道はすぐに下りに転じました。
 峠の反対側も、極端な勾配変化はなく、カーブも、そんなに急カーブというほどの物は出てきません。

 快調に飛ばしていると、途中、スタッフカーが追い越して行きました。


14101207.jpg
ちなみに、
なぜスタッフカーだと
すぐにわかったかというと・・・。


 このリアウインドウのペイント、本当に良く目立っていました(笑)。
 それに、追い越し後、ハザードでの挨拶があるので、こちらも手を振って合図したり、そういうやり取りで随分、気分的に楽になった時間帯もあったりしました。

 特にこの先、コース上でいえば100kmを越えて以降には、参加者間の距離が開き、ほぼ完全に一人旅になっていた時間が長かったので・・・。

 それはさておき、快調に道を下って行くと、さっと周囲が開け、正面に朝日を反射して白銀色に光る海が見えてきました。
 その手前で、道道は国道と交差。その交差点がPC1になっていました。

 PC1チェック:7:52

 出だしがネタかと思うほどバタバタしていた割には、ここまでは順調に進んできました。
 朝一番は肌寒かった気温も上がってきて、そろそろ、モーフィスジャケットの袖を外しても大丈夫そうです。

 ちなみに、この日のこの時間帯での服装は・・・。

 キャノンデール・モーフィスジャケット、メッシュインナー、登山用薄手長袖インナー、コールドブラックビブタイツ、半袖ジャージ、レッグウォーマー、登山用ウールソックスに、7分丈のサイクルパンツ、という物でした。

 この装備では、早朝、ホテルを出てすぐ位の時間は、さすがに肌寒かったものの、それから通算で2時間以上、動いているので、既に寒さは感じなくなっていました。
 しかし、乾いた風が当たり続けていた事もあり、モーフィスジャケットはここで袖を外して、ベストとして着用する事にします。

 ここから先は、渡島半島の東半分、亀田半島の海岸線をぐるっと北上して、森町から大沼方面へと回って行きます。
 この日は南方から台風19号が接近していた事もあり、海岸線での風向きと、その強さが心配だったりもするのですが・・・。

 ここまでの区間では、わずかながら向かい風を受けていた事を考えると、上手くすれば、横風程度に収まってくれるでしょうか?

 しかし、ここから先の海岸線は、なかなか素晴らしい景観ポイントが多数ある、という事前情報を得ている事もあり、まずは楽しんで走ることを第一に考えよう、と思い直すと、既に参加者の姿も疎らになったPC1を出発しました。

 ちなみに、そんな風に見どころが増えるという事は、私の好奇心も「本番」をむかえるという事です(^^;)。
 これからの道行きとともに、レポートの脱線っぷりがどうなるかも、次回以降、心配しておく必要がありそうな・・・(笑)。


(続く)



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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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