日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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特別編 東南アジア視察行

 既に遠い過去の記憶になりつつありますが(^^;)、ランドヌール宮城のBRM906、BRM907の連戦ブルベは、おかげさまで無事に終了したようです。

 「ようです」というのは、当日、私が欠席だったから・・・(^^;)。
 研修で東京に呼び出されていたので、当日は走ることも、受付対応などをやる事もできなかったのですよね・・・。
 できれば、実際に走った皆様から、直接、コースに対する感想などを聞きたかったのですが・・・。

 まあしかし、直後から多くの皆様が走行レポートを上げて下さっていたので、当日、皆様が苦しみつつも楽しんだ様子は伝わってきました。
 特に、300のコースが好評でしたね・・・。
 あれだけ厳しいアップダウンが連続する道ながら、田園風景から山岳地、海岸と、様々な環境を通るコースだったため、特に色々な景観を楽しめたのが良かったようです。

 あと、個人的に恐れていた、海岸側の大型車の通行ですが、日曜日で休工になっている現場が多かったのか、そんなに沢山の通行はなかったとの事。
 私が試走したのは土曜日でしたから、平泉200の日に開催だったら、また違った形になっていたと思いますが、これは本当に良かったと思います。

 では本題です。
 9月11日から15日にかけて、東南アジア、カンボジア~マレーシアに、仕事がらみの視察行に行ってきました。
 7割以上が仕事がらみの内容なので、そっち方向の詳細な話はできませんが、それ以外の3割程度の部分について、私の見てきた範囲の中ではありますが、ちょっとしたご報告をしておこうと思います。

 そんな訳で、詳細は裏置きしましたので、興味のある方は、以下のRead moreをクリックして下さい。



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羽田空港の免税店で。
うん、見事に日本だな~(汗)


 往路は羽田空港発、11:00のJAL B-767でまずはバンコクに飛び、そこからバンコクエアウェイズのエアバスでカンボジアの首都、プノンペンへと飛びました。

 と書くと、一瞬で終わりますが、羽田~バンコク間が約6~7時間、かかります。
 ビジネスクラスやファーストクラスが使えるような身分ではないので、エコノミーの狭いシートでそれだけの長時間を過ごすのは・・・。

 まあ、相当にしんどかった事は、ご想像通りです。
 (早速、飲酒してぶっ倒れる同行者もいたけれど、私は積極的にアルコールを摂取したいとは思えない体質なので、素面で耐えていた。映画を2本を見て、まだ時間が余ったという・・・)

 国際線では、頻繁にエコノミークラス症候群というものが発生するのも良くわかる経験でした・・・。


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バンコクのトランジット中。
既に体力的にはHP赤色。


 バンコクでは約1時間ほど、トランジットのために滞留。
 入国審査がないので、手荷物検査だけ受ければ良いのですが、ベルトのバックルや、靴の金属ホックでさえ感応する金属探知機には参りました・・・。
 (私は最終的に、ベルトまで外した上で、ハンディーセンサー当てられて通った。靴を脱がされた人もいたなあ・・・)

 ついでに、エボラ出血熱が蔓延しているためか、西アフリカ諸国からのトランジットや入国チェックが厳しい様子で・・・。
 日本から来た私達も、過去一ヶ月ほどの間の訪問国をチェックされたり、色々ありました。


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多分、神話の一場面を表していると思うけれど、
オリジナルの話が不明。
ご存知の方、教えて下さい。


 その後、空港内の免税店をざっくりと流しましたが、ブランド品などの販売価格については、日本国内とほぼ変わらないか、逆に高い物も多かったですね。
 特に、家電製品(デジカメ)とか。

 搭乗開始の10分前に、バンコクエアウェイズのカウンターでチェックインを行うと、同行者のほとんどは、「サー」とか「ミスター」とか言われていたのに、私だけは、本名が日本人の名前としてはありふれた名字であるためか、「○○サン」と名前で呼ばれました。
 しかも、そのカウンターの担当の方が、かなりの美人だった事もあり、周囲から「おいお~い」とやっかみ攻撃を受ける事に・・・(^^;)。

 ちなみに、空港内だけの話ですが、タイは男性も女性も、容姿レベルは非常に高いです。
 顔立ちも、スタイルも、横に並んだ日本人が可哀想になるくらいに・・・(←余計なお世話ですね、ハイ ^^;)。

 そして、バンコクエアウェイズの機内では、保安装備に関する説明ビデオに見入ってしまったという・・・(笑)。
 まあ、こんな感じのビデオなので、そりゃ、なにが始まったのかと思って、思わず見てしまいますって(^^;)。
 (ちなみに、実際のアテンダントさん達も、このビデオと同じ制服を着用しています)

 なお、バンコクエアウェイズの機内に入った瞬間、物凄く良い香辛料のにおいに包まれましたが・・・。


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それもそのはずで、
機内食がタイカレーだった。
かなり美味かった。


 ただし、バンコクープノンペン間の飛行時間が約1時間程度しかなかったので、「飛んだ、食った、下りた」という、かなり慌ただしいフライトになったのも確かで・・・。

 また、出発前に聞いていた話では、JAL機内で昼食、夕食はプノンペンに到着後、だったので、ここで食事をして良いのか迷ったのも確かです。
 まあ、あの香辛料の良いにおいには抗えず、見事に完食してしまったのですが・・・。


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プノンペンに到着したのは、
現地時間の19時頃。
時差が2時間あるので、
日本時間だと21時だった。


 10時間かけて飛んできたのに、時差の関係で8時間になってしまうとか、ちょっとした理不尽を感じながら、プノンペンでも格調高いというレストランで最初の夕食会になりましたが・・・。
 この時点で、機内食を食べてから1時間ほどしか経っていないという(^^;)。

 ええ、必死で食べましたよ・・・私はね・・・。

 多くの方が、単純な料理の量とともに、パクチー(日本名:カメムシソウ)の強烈な香りの前に撃沈していく中、私はコース料理を完食しました。
 それがどうも、お店の方に気に入られたのか何か、最後のデザートで私だけ少し豪華なものが出てきてしまい・・・。

 さすがに腹が限界に近かったので、有り難いけれど勘弁して欲しい気分でしたが、まあ、これも何とか完食しましたとも・・・(げふ・・・)。

 なお、周囲からは全皿完食したことよりも、パクチー入りの料理を何の苦もなくバクバク食い漁っていた事の方を驚かれてしまいました。

 ・・・いや、別に、セリのキツい奴だと思えば、問題ないじゃない?
 カメムシ見たいな臭いがするといっても、本物のにおいに比べたら、全然マイルドだし・・・(ってか、本物のにおいは、もっと刺激が強烈で、鼻の粘膜が痛いレベルだ)。

 なお、カンボジアは仏教国ですが、ヒンズー教の影響も強く、周辺国のイスラム教の皆様も多く住んでいる事から、肉料理はほぼ確実に、鶏肉になります(ヒンズー教、牛肉が禁忌。イスラム教、豚肉が禁忌)。
 ごくまれに、ラムやマトンの料理がありますが、本当にごく一部です。
 ゆえに、鶏肉が苦手、という同行者は、「チキン地獄」と言って悶えていましたね・・・(^^;)。

 ホテルもかなり格調の高い場所(インターコンチネンタル!)だったのですが、朝食に出てきた物を見ると、生鮮食品はさすがに冷蔵技術に難があるのか、日本人の私の舌には少々合わないというか・・・。
 野菜はしなびていましたし、寿司などのネタは、酢でしめた物でも、生臭くて食べられませんでした・・・。

 結果、野菜のかわりには果物を食べる事にしていたのですが、ドラゴンフルーツやジャックフルーツなど、日本では(沖縄以外では)あまり口にできないような果物が非常に美味しくて、これは逆によい結果だった気がします(^^;)。

 ちなみに、中華料理が結構多くあったので、あまり困る事はありませんでした。
 まあ、朝から角煮とか、結構強烈な物を食べていた気がしますが・・・。


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ホテルの窓から見た
プノンペンの町並み。
首都とはいえ、
まだまだ低層建築物が主体。
ただし、最近は高層ビルも、
徐々に増えているらしい。


 今回は仕事がらみでの渡航だったので、アンコールワットなどの観光地まで足を伸ばす事はできませんでしたが、その合間にプノンペン市内の観光も少しだけする事ができました。


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カンボジアの独立記念塔。
周囲は政府高官、あるいは、
歴代首相の自宅が並んでいるらしい。

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カンボジア王宮。
実際に国王が現在もお住まいらしい。
左の建物は国王の即位式に使われるもので、
国王も生涯に一度しか座らない玉座などがある。

なお、王宮の入場者には、
一応のドレスコードがある。
と、いっても、男性は短パン、
女性はミニスカートの着用禁止程度。

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王宮の屋根を支える彫像群。
西洋でいうガーゴイルのような感じ。
コーナーの部分にはハヌマーン?のような像。
その他の部分には飛天?らしい像がある。

王宮周辺の装飾品には、
ラーマーヤナにちなんだ物が多かったので、
飛天はシータかもしれない。

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王宮に隣接しているシルバーパゴタ(銀寺)。
左の、凝った装飾の石造りの塔が、
独立の父こと、
シアヌーク前国王のストゥーバ(墓)。

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仏教寺院、ワット・プノン。
プノンペンの地名の由来と言われる。

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ワット・プノン内の仏像。
伝説では、
メコン川の岸に流れ着いた物らしい。


 ワット・プノンはクメール語で「丘の寺」という意味で、650年ほど前の富豪の夫人であるペン夫人が、メコン川沿いに流れ着いた仏像を安置したことが由来なのだとか。
 その結果、この丘自体が「ペン夫人の丘」という意味の、プノン・ペンと呼ばれるようになり、それが現在のプノンペンの町の名前の由来になった、という伝説があるそうです。
 現在も敬虔な信徒が参拝に訪れており、寺院の裏手には、商売の神様として信奉されているペン夫人の像もありましたが・・・。


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ペン夫人の像は、
なぜかLEDでギラギラに装飾されていた。


 ・・・ん~・・・。
 日本人の感覚では、古い歴史を持つ霊験あらたかな仏像などは、できるだけ伝統的な姿のまま安置して、その霊験にあずかろうとするかと思いますが・・・。
 まあ、その国の皆様の感情が表れた物ですから、あまり横から口を挟むのはどうかと思いますが、まあ、少し違和感があったのも確かですね(^^;)。

 とりあえず、プノンペンという町は、わずか2日半の間の滞在時間でしたが、全体的な印象としては、「東南アジアの町」と聞いて多くの方が連想するであろう、全体的に雑然とした感じの賑やかさに包まれているイメージでした。


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例えば、こんな所にその姿が現れる。
これ、よくショートしないな(^^;)。

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バスの車窓から撮ったナイトバザー。
生鮮食品の多くは、
日射しに当てて腐らせないように、
夜に取引されるらしい。

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国民の主要な足は二輪車。
朝夕のラッシュ時になると、
物凄い量のバイクが走っている。
なお、複数が乗る場合、
運転手以外はノーヘルで良いらしい。


 なお、気になる道路事情ですが、屋外を歩いている人の姿は、バスターミナルの周辺など以外では、ほとんど見かけませんでした。
 二輪車の中古が結構、庶民的な価格で買えるのと、免許が不要(年齢制限はある)らしいので、大体の人はスクーターやカブに乗ってしまうそうです。

 あと、自転車は、プノンペンでは食品や生活物資満載だったり、何の資材かわからない木材やレンガなどを満載したトレーラーを引いた実用車が最も多く見られました。
 時々、その中にママチャリ風の車体や、いわゆるMTBルック車(欧州の自動車メーカーのロゴがプリントされている奴。ちなみに、プジョーは見なかった)がほとんどで、ロードバイクは一度も見ませんでしたね・・・。

 あ、一度だけ、上下サイクルジャージに、本格的なMTB(キャノンデール)に乗った西洋人を見かけましたが、多分、こちらに旅行や仕事で滞在中の人でしょう。
 一応、町中のショッピングモール内のスポーツショップでは、クロスバイクと、大丈夫かこれ、と言いたくなるほど安価なウェア類(Made in PRC=China)がありましたが、町中の自転車店には、日本で言う所のホームセンターの一万円ママチャリくらいのグレードの車体しかありませんでした。

 とにかく、この町のこの雑然とした感じが、しかし別に負の方向ではなく、プラスのエネルギーへと変換できるのであれば、今よりずっと良い国になるのではないか・・・。
 漠然とそんな事を感じながら、この国の視察は終わり、次の国へと飛ぶことになりました。

 次の国は、海を渡った反対側の半島、マレーシアです。
 プノンペンからは飛行機で一時間と少し。
 マレーシア航空での飛行だったためか、同行者の中には、妙な怯え方をしている人もいましたが(^^;)、年間にそう何度も機体喪失級のトラブルが起きるとも思えないので、私は特に何も考えずに機内に乗り込んでいました。


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そして到着、クアラルンプール。
とにかく、様々な物がデカい。
滅茶苦茶にデカい。
高層ビルが文字通りに林立する。


 とにかく驚かされたのが、この町の、ありとあらゆる物が、東南アジアの町、と聞いて多くの人がイメージするであろう状況を、良い意味で完全に裏切っている事です。
 高層ビルが東京の汐留以上の密度で林立し、しかも、外観が同じだったり、類似していたりする物は一切ありません(外観が他と似通ったビルは、政府から建築許可が下りないらしい)。

 町の中には高架鉄道やモノレールが走り、日本車や韓国車よりも欧州車が多く走り回っています。
 案内についてくれたガイドさん曰く、運転手の所得と職業は、大体車を見ればわかるとの事で、ベンツだったら医者、アウディやBMWは弁護士や会計士などのような、一種のステータスにもなっているとの事(組み合わせは忘れましたが ^^;)。
 ちなみに、日本車ではトヨタのレクサスが一番人気で、ガソリン代が超安価なので、ハイブリッド車は無駄に高価と思われてしまい、売れないらしいです・・・(さすが産油国)。

 なお、現地で日産の車のプロモーションを行っていましたが、LEAFは置いてなかったですね、そういえば・・・。


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視察の合間に訪れたモスク。
マスジッド・ジャメといい、
かなり由緒正しい場所らしい。
国教はイスラム教。


 マスジッド・ジャメは、クアラルンプールの町の名の由来、「泥の交わる場所(クアラ・ルンプール)」を表す、二つの川の合流地点にあるモスクです。
 国立モスクが完成するまでは、クアラルンプールで最も多くの信徒を集めていた場所だとか・・・。

 なお、そんな場所に異教徒というか、無宗教というかアミニズムというか、そういう連中である日本人が入って良いものかと思いましたが、全然問題なさそうでした(^^;)。
 ただし、同行者の中の女性陣は入口のテントで呼び止められ、全身を覆い隠すようなローブを着用させられていました。
 そこはさすがに譲れない一線だったようです(^^;)。
 (ちなみに、特に肌の露出が多かったという訳ではなかったのだが・・・)

 なお、女性陣はそのローブを着用したら相当に暑かったらしく、「イスラムの女性の皆様は凄い」を連発していましたね・・・。


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ムルデカ・スクエア。
独立記念広場。
左の建物は旧連邦事務局。


 高さ95mという掲揚塔に国旗を掲げた広場が、マレーシアの独立記念広場こと、ムルデカ・スクエアです。
 昔はこの辺りにイギリス領事館があり、独立が決定したその日には、あの掲揚塔からユニオンジャックが下ろされ、マレーシア国旗が翻ったそうです。
 かつてはマラヤ連邦の政府の中枢が置かれていたそうですが、現在はマレーシアの国会などは別の場所に移転しており、市民が集まる広場になっているそうです。

 ただし、この広場、スプリンクラーが回っていたので、この芝の上に寝転がったりすると、ちょっと大変な事になります(^^;)。
 時間によっては大丈夫かもしれませんが・・・。


14092118.jpg
そして、クアラルンプールと言えば、
このツインタワー。
真下からは首が痛くなる角度でないと、
全体が見えない。


 まあとにかく、クアラルンプールの町の大きさと、経済規模には度肝を抜かれる思いでした。
 この町、下手をしたら東京も霞みますよ、ホントに・・・。

 しかしマレーシアは、クアラルンプールは凄いのですが、地方都市(や民族別)の格差も大きいらしいので、全国的にほぼ同じ水準の生活ができる日本は、やはり凄い国な訳ですが・・・。

 そして、クアラルンプールの視察中にガイドさんに何度も注意されたのは、「この町は車優先。歩行者がいても止まらないから注意して!」という事。
 ・・・ま、これはある意味、日本も同じという気が・・・(毒)。

 しかし、クアラルンプールの場合、歩道がある道の方が少なく、幹線道路の多くは、路端処理がレースサーキットのような紅白(あるいは青白)の縁石になっていて、自動車以外の通行が全く考えられていないような構造である事が、日本とは大きく異なっています。
 それがどうやら自動車専用道として、自動車の通行専用の空間とされている感じではなく、普通にビルや民家の出入り口と接していると言うのが・・・。

 そんな訳で、クアラルンプールの町も、旧市街地のような、建築物の密集地区以外では、まず歩行者を見る事はなく、自転車の姿もほとんど見られませんでした・・・(プノンペンより少なかった)。
 ちなみに、クアラルンプールでも、自転車は低所得層の乗り物、というイメージが強く、スポーツ用の高価な自転車は、金持ちの道楽というイメージのようです。
 (一度だけ、サイクルウェアで固めたロード乗りを幹線道で見たが、ちょっと場違いに見えた)


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現地では、ミネラルウォーター以外に、
このドリンクのお世話になった。
微炭酸のスポーツドリンク。
価格は日本のコーラくらい。

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自販機はどこにも見かけないが、
最近はコンビニのような店も多い。
エリアは限定されているようだが、
セブンイレブンも展開しているようだ。


 なお、ドリンク類は屋台のような個人商店、コンビニのような店舗、ガソリンスタンド併設のマーケットなどで購入する事ができますが、日本人はガソリンスタンド併設のマーケットなど、レジ管理がしっかりしている場所を利用すると良いでしょう(これはプノンペンも同じ。ちなみに、両国ともにチップの習慣はない)。
 個人商店は吹っかけられる事が多いです(高値を言ってくるので、それなら買わない、と立ち去ろうとしたら定価に戻すなんて普通だった。ま、それでも買わなかったけど)。

 マレーシアの滞在二日目には、熱帯雨林の再生事業の現場を視察したのですが、私達が到着する直前にスコールがあったようで、地面がドロドロのグチャグチャで・・・。
 熱帯雨林は、粘土質の土壌の表面に、ごく薄い壌土層しかない場所だと言うのは、基礎知識として持っていましたが、ここまで酷いのか、と思うほどに粘土でした。

 雨が降った影響で、表層の2~3cmほどの泥が水田の泥のようになり、その下にぎっちり締まった粘土層(土木的に言うと、N>50は確実の粘土層)があるため、まるでアイスリンクの上を歩いているような、そんな不安定な足下でした。

 いや、ホントに、何というか、靴の裏にびっしりと粘土がこびりつき、靴の重量はどんどん増加していきます。
 しかも、靴底のトレッドパターンが、粘土が付着して全く滑り止めの役目を果たさず、ズルズル滑りまくります。

 私は最初から覚悟して、上下レインスーツ(中は作業着)で行動していたので良かったのですが、コンビニ雨合羽程度の装備の人が派手にすっ転び、スーツにべっとり泥汚れをつけてバスに戻ってきたりしました・・・(あれは悲惨だった・・・)。

 この熱帯雨林の状況は、仕事がらみの事なので、写真を公開できないのが残念です(^^;)。
 ホント、そのまま茶碗作りに使えるぞ、と、陶芸が趣味の方が言うほどの粘土でしたからね・・・。
 そんな土地に森林を復活させるなんて、どれだけ大変な事業になる事か、何も考えずに植えても、ある程度までは育つレベルの土壌に覆われた日本の感覚では、想像もつきません。


14092121.jpg
クアラルンプールに戻って中華街の入口。
ロレックスの時計が、
日本円換算で3,000円で売られていたが、
成田没収確実なニセモノ臭が凄かった・・・(笑)


 クアラルンプールの滞在は一泊二日で、二日目の夜には、深夜便で帰国の途につく事になっていたので、最後は非常に慌ただしい状態でした。
 熱帯雨林の視察現場からホテルに戻って、シャワーと着替えを終わらせたら、もうバスの時間でした。

 途中、中華料理店で夕食(四川料理。当然、辛い)を取った後、空港まで移動。


14092124.jpg
その移動中、暗くて何も見えず、
暇だったので長時間露光で遊んでいた。


 出国手続きをして、免税店で色々買い漁っていると、搭乗開始時刻になりました。

 ゲートを潜り、飛行機(JAL)の中に入ってしまえば、もうそこは日本領。
 この旅はもう終わったも同然・・・。

 なのですが・・・。

 そこから成田まで7時間、エコノミークラスの狭いシートで、一睡もできずに悶々とするのは、相当の苦痛を伴う物でした・・・。
 往路では見なかった映画を3本を見ましたが、途中で話が読めて面白くなくなったのでやめた物が1本あって、時間が余りまくりました。

 せめてもの救いは、席が通路側で、嫌になったら手洗いに立つふりで歩き回れた事でしょうか・・・。

 朝食が配られてから、さらに1時間、飛行機は飛び続けて、日本時間の午前7時頃、成田空港に着陸。
 入国審査を受け、NEXに乗って初めて、眠る事ができたという・・・。

 最後に色々キツい思いをしましたが、その後は東京駅で新幹線に乗り換えて、昼過ぎに仙台に到着。
 その日は洗濯と荷物の整理を行うつもりでしたが、自宅に着いたら睡魔に抗えず、そのまま寝込んでしまい・・・。

 おかげで、時差は最大2時間(プノンペン)、帰国前時差(クアラルンプール)が1時間という、ほとんど時差などあってなきが如しの所からの帰国でありながら、国内で時差ボケになるという変なオチがつきました・・・。
 (というか、帰国便で一睡もできなかった事が、そもそもの時差ボケの原因か?)


 という訳で、今回は仕事メインの訪問だったため、物凄く限られた範囲でしか見聞する事ができなかったのが、少々、残念と言えばそうなるかも・・・。

 初めての沖縄訪問の時のように、自転車で走り回ったりできたら面白かったかもしれませんが、交通事情が日本と違い過ぎたので、命の保障がなかったかもですね・・・。
 まあ、集団行動ゆえの縛りが多かったので、食事は結構なランクのレストランや、モールのフードコートのみで、屋台みたいな場所を巡れなかったりしたのが残念でした・・・。
 (翌朝が早いというのに、夜の町に繰り出した人達もいたけれど・・・。まあ、その人達がどうなったかは、ご想像通りな訳ですが・・・)

 しかし、そんな風に、結構格調高い場所での食事が続いたのに、総員の3割程度が腹痛に苦しむハプニングが・・・。
 同じ会社の東京から参加した社員も、帰国後に見事に倒れ、一週間病院送りになっていたので、私が平気で仙台で仕事をしていた事に驚かれたという・・・(^^;)。

 ただし、その東京の社員は、パクチーと香辛料が苦手で、あちらの食事のほとんどが合わなかったようなので、それが原因のような気がしますけれどね・・・。
 (逆に、何でも完食していた私を見て、「そんなに何でも食える方がおかしい!」と言ってましたし・・・)

 また、クアラルンプールのショッピングモールでは、いかにも観光客かお上りさん、という雰囲気で大騒ぎをしていた数人のグループのうちの一人が、スリの被害に遭遇するハプニングもありました。
 そのグループは、ちょっと周囲から悪目立ちしていたので、目をつけられてしまったようです。
 (状況としては、混雑していたエスカレータに並んで乗っていた所、割り込んできた女性が目の前で派手にすっ転び、そちらに注意が集中した瞬間に、鞄のファスナーを開けられ、財布だけを抜かれたらしい。ちなみに、鞄を開かれたのは複数名だが、実際に抜かれたのは一人だけ。多分、この時、コケた女性もグルだろう・・・)

 ちなみに、私は同じ日本国内ならともかく、海外では周囲の現地の人の行動(服の着崩し方、歩行中の手の位置(ポケット内か外にブラブラか)など)をまねて、できるだけ目立たないようにしています。
 まあ、それでも日本人というだけで、結構目立ってしまうんですがね・・・。

 とはいえ、今回、ほんの部分的とはいえ、東南アジアの2国の首都を見て、日本はASEAN各国との関係を良好に保たないといけないだろうな、という感じを強く受けましたね。
 カンボジアは、やり方を間違わなければこれからどんどん伸びるでしょうし、マレーシアのクアラルンプールは、物凄い活気あふれる巨大都市で、経済規模も相当の物があるでしょうし・・・。


 ま、仕事的な方向では、他にも色々と思う所はありました・・・が、そちらの詳細を書く事はできませんので、別の機会に現実世界で首根っこをひっ捕まえて頂ければ、何かお話する事もあるかもしれません、ということで・・・。


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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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