日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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スタッブ活動裏話:BRM719宮城600km 宇都宮往還

 何だか急に仕事が忙しくなって、今、ちょっと軽い交戦状態です(^^;)。

 おかげさまで、一週間前のブルベのスタッフ活動レポートを書こうと思っても、なかなか出来なかった上に、一週間経った今となっては、ちょっと遠い記憶になっているという・・・。
 画像記録が残っていなかったら、ちゃんと書けたかどうか、怪しかったですよ、ホントに。

 という訳で、本題です。
 先週、ランドヌール宮城が、AJ宇都宮さんと共同で開催している600kmブルベ、BRM719宮城600km宇都宮往還がありました。

 AJ宇都宮さんでは「BRM719宇都宮600km寒河江」の名前で、宇都宮出発、寒河江折り返しのコースになっていますが、宮城サイドからは寒河江出発で宇都宮折り返しのコースで走ります。
 大きく周回するコースを、互いに半周した先に待機する各主催スタッフのチェックを受けて返ってくる形になります。

 そんなブルベですが・・・。
 私は今回、開催日の前後で仕事のスケジュールが色々、詰まっていたので、実走ではなく、サポートスタッフとして参加する形となりました。

 そして、今回はスタートからゴールまで、フルタイムでスタッフ活動に従事することになりましたが・・・。

 さて、その顛末がどんな物であったかは裏置きしましたので、興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックして下さい。


 7月19日早朝、時計とスマホのアラームで目を覚ますと、まだ車の外は真っ暗・・・。
 レンタカー移動を覚えてからは、車中泊に慣れっこになってしまい、現在ではちょっと狭い車でも、手足を伸ばせるポジションを確保して、スカッと眠ってしまっているのが恐ろしい所です・・・。
 (とはいえ、変な体勢で寝ても疲れは取れないので、できれば宿に泊まることを考えた方が良いのかもしれない)

 スタート地点の駐車場の片隅で既に参加者が談笑中だったので近寄って行くと・・・現在青森在住で、この日は一時仙台に帰還中だったcosさんがいらっしゃるなど、ちょっと驚きの展開がありました(笑)。

 スタッフメンバーで受付場所を設営している間に周囲は白んできて、やがてライトがなくとも周囲を見回せるくらいに明るくなってきました。


14071901.jpg
そして、スタート前。
寒河江には青空も見えていた。


 スタート時点で寒河江の空は厚い雲に覆われ、一部に青空が見えているような天気でした。
 東の空を見上げると、いつもはよく見えている奥羽山脈の稜線が雲に隠れています。

 ・・・あ〜、これは、峠を越えた宮城は雨のパターンだな・・・。

 ブリーフィングと車検が終わると、参加者の皆様は次々とスタートして行きます。
 全員がスタートして30分ほどした後、車でコースをトレースするように走らせますが・・・。

 追いつきません(^^;)。
 最後尾の走者に追いついたのは、天童市街地を出る直前。
 先頭を追い越すまでには、関山峠の直前までの距離が必要になりました。

 ロードって、こんなに速いのか、と、改めて思い知らされます。
 ・・・いや、一台、オーディナリー自転車がありましたっけ・・・(^^;)。

 関山峠のトンネルを抜けた先は、予想通り見事に雨でした。
 気温も、早朝だからか今の季節としては低く、20℃前後といった所です。
 参加者の感覚で考えると、雨具を身に着けるかどうか、迷う所でしょう。


14071902.jpg
PC1に到着。
30分ほどで、先頭が到着した。


 PC1(宮城県川崎町)に到着した段階で、途中に何か所か、危険と思われる箇所があったので、メールで宮城本部に報告。
 その後は到着する皆様を出迎えたり、コースの状況を聞いたり。
 一時的に雨も上がりましたが・・・。


14071903.jpg
そして参加者の皆様は、
次々コースに走り出して行った。


 皆様がコースに出て行った後、雨は再び強くなってきました。
 この段階で、DNFが一名。道はこの先、過酷度を増して行きます。
 既に先頭がPC1を通過してから2時間近く。車で後から追いかけても、先頭を捉えたのはPC2に近くなってからでした・・・。

 しかし、普段は参加者として走っているので、この坂の斜度はキツそうだな、とか、そういう感覚が沸き上がってきます。
 同時に、これだけの距離を、足首から先でアクセルペダルをクイクイ操作するだけの、とても楽な状態で到達することに、少々罪悪感めいた物を感じてしまったり・・・。


14071904.jpg
PC2(福島県伊達市)は雨の中だった。
庇が小さい建物だったため、
雨の中で補給する皆様もいらっしゃった。

14071905.jpg
その雨の中でも、
コース上にいた皆様全員が無事到着。


 七ヶ宿の山をまともに南北方向に越えてきたので、この段階でも相当にキツい道筋になっているはずですが、実はこれから先が、往路では最もキツいアップダウンの連続帯だったりします。
 さらに、これから先のルートは、朝、宇都宮スタート組の皆様を酷い目にあわせた(場所によっては雷雨にもなっていたらしい)雨雲の中に突入する形です。

 全員が通過する段階になると、雨は弱まってきて、空が急に明るくなってきました。
 ・・・何だか、タイミングが悪いなあ・・・。

 その後、午前中にかなりの悪天候の中を走っている宇都宮チームの皆様の様子を見に行こうと、宮城側のPC8、宇都宮側のPC3(山形県川西町)へと向かいました。
 なお、国道399号を使ったのは、ちょっと失敗だったかも・・・(^^;)。
 多少遠回りでも、13号に回った方が、トータルの時間は短縮できたかもしれません・・・。


14071906.jpg
宇都宮側PC3に到着。
見事に晴れていた(笑)。
午前中のあの天気は何だったんだ!


 宇都宮スタート組の皆様は、午前中、雷雨にやられたり、雨で濡れてスリッピーな峠の下りなどで、随分色々と大変な思いをされていたようですが、見た目にはかなりの余力を残して到着している皆様がほとんどでした。
 いやあ、さすがに山岳コースで有名な宇都宮ブルベの参加に慣れている皆様です。


14071907.jpg
んで、この時期だから、
こんな奴も沢山いた。

これはミヤマカミキリ。
多分、夜の間に光に誘引されて、
そのままここに取り残されている。
あとは、マイマイガが多数、
壁や窓にへばりついていた。


 しかし、中にはここでDNFされる方もいらっしゃいました。
 どこか近くの駅は、と問われたので、すぐ近くの羽前小松駅をご案内しますが・・・この駅の電車の運行は、一時間一本程度なのですよね・・・。
 なので、山形新幹線の駅でもある米沢(約16km先)まで自走した方が良いかも、とご案内すると、どうやら本当にそこまで自走して行かれたようです。

 しばらく待機していて、大体、参加者は通過したかな、と思われる状況になったのと、そろそろ寒河江に戻らないと、ボリュームゾーンの集団がチェックに到着すると思われたため、寒河江に戻ることにしました。


14071908.jpg
そしてスタッフカーも、
この絶望的待ち時間に引っかかった・・・。


 多くの皆様に、「なんじゃこりゃ〜!」という悲鳴を上げさせた、この長時間の片側通行規制に、スタッフカーも引っかかりました・・・。
 しかしこれ、10分程度しか貯金を作れなかった皆様がここで止められたら、どれだけ大きなダメージになることか・・・。


14071909.jpg
途中で一旦給油し、寒河江へ。
既に多くの皆様が到着していた。


 さすがの宇都宮チームの皆様も、ここまで来る間に、そこそこやられている様子が見て取れました。
 中には、芝生の上に横になって仮眠をとっておられる方も・・・。

 また、往路の雨でチェーンオイルが流れてしまったのか、ここでスタッフの用意したチェーンルブを注して行く人も多くいらっしゃいました。

 そして、ここで私は、以前からTwitterでやり取りをさせて頂いている、Trinityさんとご対面。
 Flecheの時は、お互いに同じ会場にいたものの、あまりの知り合いの多さに、ご挨拶が出来なかったという(笑)。

 とにかく、色々な方々にお会いできて、さらに、色々な装備を見ることが出来るのが、スタッフの特典でもありますね・・・。

 最後に数人のグループと、少し遅れて同じグループの中の一人だ、というミニベロの方が到着されましたが・・・皆様、少々お疲れのご様子。
 特に、最後尾のミニベロの方は、随分やられている様子だったので、少々心配でしたが・・・。
 (後に聞いた話では、この最後のグループの皆様は、関山峠は越えたものの、次のPCでタイムアウトしたらしい)

 さて、最後の走者の皆様が通過すると、既に深夜になっていたこともあり、その日はそのまま一旦解散となりましたが・・・私は特に宿を取っていなかったため、参加者の仮眠用に準備されたテントで一晩、休ませて頂くことにしました。
 時折、すぐ側の高速道路を通過する珍走団の爆音に意識を覚醒させられたものの、手足を伸ばして休めたので、車中泊よりも疲れが取れたかもしれません。


14071910.jpg
翌朝、寒河江は良い天気だった。


 前日は、雨で気温も上がらない天気でしたが、今度は晴れて非常に暑くなるという、ちょっと極端な気候でした。
 とりあえず、AJ宇都宮の皆様から頂いた、宇都宮での通過チェックの状況からは、さすがに30時間切りをしてくる参加者はいないと思われるものの、いつ戻るかわからぬ参加者を待つのは大変です。

 正午過ぎに、一人の参加者が戻って来られたのが、トップの帰還でした。
 その後、次々と戻って来られたのは、宇都宮でDNFした皆様でした(^^;)。

 多くの皆様が、PC2〜3の間の細かなアップダウンにやられ、体力と気力を削がれてしまったとのこと。
 「これは絶対、マイルド詐欺だ!」という言葉も飛び出すくらいでした・・・(AJ宇都宮さんのサイトでは、「昨年よりマイルドな味付けになりました」という紹介が出ていた)。

 なお、実際にどのくらいマイルドになったかというと、コースの最高標高地点は、昨年比でマイナス500mほど。
 しかし、積算の獲得標高は、マイナス300m程度しかないという不思議が・・・(つまり、200m分、アップダウンで稼いでいるという・・・)。

 その後、夕方近くまで、参加者が帰還してくる様子は全くなく、ゴール地点の待機要員の間では、オーディナリーで参加のK関さんが、あの鶴カントリーの坂をどうやって登っているのか・・・という話題になり、それぞれがあの急坂をオーディナリーが登って行く姿を想像し、ニヤニヤ笑っているという、変な状態になっていました。


14071911.jpg
時間とともに、
天気も局地的におかしくなってきた。
南の空に積乱雲が沸き立ち・・・。

14071912.jpg
北の空は、どう見ても雨が降っている。


 この時間帯に国交省のXバンドレーダーの観測結果を見た所、寒河江の南側では急速に積乱雲が発達し、北側では西風による月山の吊し雲の影響で雨が降っている状況が見られていました。
 北側はともかく、南側は今、復路の走者が走っている辺りに符合するはずなので、少々心配です・・・が、DNFの連絡も入らない所を見ると、大丈夫なのでしょう。


14071913.jpg
日が西に傾きはじめた。
そして、徐々に参加者が戻ってきた。


 夕方が近くなって、徐々に参加者が戻って来るようになりました。
 と、同時に、実走スタッフに出ていた漬物さんから、DNFの連絡が入りました。
 最後のPCであるPC8で、なんと2分差でタイムアウトしたという・・・。

 非常に残念ですが、これもブルベです・・・。


14071914.jpg
そしてゴールクローズまで1時間ほど。
数人の集団がまとめてゴール。


 画像では残照があるように見えますが、これは自動増感によるものであり、実際にはもうほぼ真っ暗な時間です。
 早朝に出発し、ニ度目のナイトライドになる時間になって、やっとゴール。
 600kmという距離が、どれだけ過酷なものであるか、ただ待っているだけのスタッフにも、この時間の経過によって、嫌でも理解させられる瞬間でもあります。

 ゴール受付が終了後、その場の全員で最後の一人、オーディナリーのK関さんのゴールを待ちます。
 そして、ゴールクローズの30分ほど前に、強い光源が駐車場入口に現れ、巨大な前輪を持つその車体が現れました。

 これで、走行中の全員のゴールを確認。
 リザルトは既に出ている通り、出走19名、DNF5名、完走14名でした。

 完走率は、宇都宮組より高いようですが、これは前半に(体力的にも、精神的にも)一番キツいPC2から宇都宮までの細かなアップダウン地帯を走るコース設定だったことが影響しているでしょうか。
 それとも、もともと宮城600の出走者は少数精鋭が毎年の傾向なので、それが反映された形でしょうか。

 何にしても、完走した皆様も、DNFした皆様も、長時間の走行、お疲れさまでした。

 そして、問題はその後、現地を撤収した後でした。
 最初は下道沿いに仙台へと帰ろうと考えていたのですが・・・ふと怪しげな気配を感じて、高速道に乗ることにします。

 その後は、急速に睡魔が侵攻してきたので、途中で全てのPAに立ち寄って、仮眠を挟みつつ進みます。
 特に、菅生PAではかなり長時間、仮眠と言うよりはほぼ、睡眠に近い時間、意識がすっ飛んでいました。

 結果、夜9時頃に寒河江を出たのに、仙台に到着したのは既に東の空が明るくなった、朝5時頃、無事に自宅に到着。
 今回のスタッフ対応は、無事に終了しました。


 さて、今後のブルベスケジュールですが、9月頭の連戦は、会社の研修を突っ込まれてしまったため、残念ながら参加できなくなりました。
 このため、当面はSRの取得を視野に入れて、開催前の認定試走で両コースを走ってみようと考えています。

 また、来月中に来年の開催予定を固める必要があるため、いくつかのコース案の事前試走をしないといけない用事もあったりします。

 という訳で、しばらくは試走を中心に走ることになりそうです。
 秋以降は、現在の仕事のスケジュールの調整が少々、てこずりそうなので、さてさて、どうなることでしょうか・・・。


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コメント
おつかれさまでした
あたりまえですが600は長いですね。スタッフの皆様の待機時間を考えると気が遠くなりそうです。
k関さんがゴールしたときは嬉しかったですね。宇都宮のスタッフもさぞかし驚いたでしょうね。
今回もただ、走るだけでなんのお手伝いもできず失敬しました。
スタッフ業務長時間お疲れ様でした。
2014/07/29(火) 16:23 | URL | ちゃりけん #4A9T8td.[ コメントの編集]
お疲れさまでした
今回のコースは本当に「マイルド詐欺」以外に形容しようがないw
それに宇都宮発だと前半に色々と心惹かれる寄り道ポイントが多いのもなにげに罠。
コースに仕込まれた罠は阿武隈山中の道だけじゃありませんでした。

寒河江でご挨拶叶って良かったです。
今回のAJ中目黒DNSは残念ですけれど、
またどこかの開催でお会いできれば嬉しいです
2014/07/30(水) 16:23 | URL | trinity #c11msM4k[ コメントの編集]
Re: おつかれさまでした
ちゃりけんさん、600完走、お疲れ様でした!
虫さされ?の痕が随分腫れてしまったようですが、大丈夫でしょうか?

600は長かったですね~。
しかし、私は前半はコース上を動いていたので気分もまぎれましたが、
これがずっと待機だったら、その体感時間はどれほどだったことか(^^;)。

オーディナリーのK関さん、さすがに鶴カントリーの坂は押したらしいですが、
このコースを時間内完走するなんて、本当に驚きでした。
このままオーディナリーでSRも行けそうですね!
というか、ここまで来たら、ぜひ、SRを取って頂きたいです。
2014/08/01(金) 12:47 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
Re: お疲れさまでした
trinityさん、600、お疲れ様でした!

風光明媚な足止めポイントに、気がつけば疲労がたまって行く坂の数々。
今回のコースは、宮城組の皆様も相当に苦しんだようです。

しかし、寒河江で待っていると、ヘロヘロになって到着した人が、
十分ほどの休憩や仮眠の後、シャキッとして再出発して行くのが、
見ていて面白い所でした。
(ヘロヘロのまま、再出発して行く皆様もいらっしゃいましたが・・・)

中目黒に飛び入りできなかったのは残念でした!
が、東京出張の機会はまだありそうなので、
いずれまた、中目黒かどこかのブルベでお会いしましょう!
2014/08/01(金) 12:52 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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