日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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寒くて暑くて熱い24時間 Fleche 2014「いざ鎌倉」Part.4

 花冷えの週末でした。

 今週末は、先週のFlecheで無理をさせた愛車をショップに調整に出しました。
 かなり過酷な事をさせただけに、どんなトラブルが起きているのか・・・ちょっと心配だったりします。

 ちなみに、24時間で360kmが最低条件で、500kmオーバーを走ったチームがいる、という話をすると、ショップのスタッフの皆様全員が、「何かがおかしい」という反応を示されたのが・・・(^^;)。
 自転車趣味&自転車競技に通じたショップスタッフの皆様が驚くほどの事をやったのか、と思うと、何だか嬉しいような、本当に社会復帰できるのか、心配になって来たりしますね(^^;)。

 では本題です。
 長らく続けてきたFlecheのレポートですが、今回が最終回です。
 勝手に走る筆(というか、キーボードのタイピング)に任せて書いてきた訳ですが、他のブルベレポートでも思いますが、これでも書きたかった事の7割程度の内容にしかなっていないような気がしています。
 (本当に、あの24時間で感じた様々な事を文章に残すのは、本当に難しい。これは、このFlecheを体験してみないとわからない感覚などもあるのかもしれない)

 とにかく、これ以上に何か聞きたい事などがあれば、現実世界でとっ捕まえて頂くか、Twitterなどの他のSNSで聞いて頂くなどがあれば、出来る限り対応したいと思います。
 (あまり長々と、こればかり書いて行くのも何なので・・・)

 と、いうわけで、主題部分は長くなったので裏置きします。
 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックして下さい。


1.24時間の終わり
 22Hチェックを済ませると、最後の25kmを走るべく、コース上に復帰しました。
 先頭はまたも山形1号さん。記憶の限りですが、スタート直後の名取市辺り(国道4号バイパスに入った直後)から、ずっと先頭で隊列を引いて頂いているような気がします。
 しかも、この時はシフトワイヤーが切れて、リアがトップ固定、前トリプルのみの変速での走行でしたが、「30-12(?)は結構万能なギアだから」「もう慣れてきた」等と言われて、なおも先頭を引き続けてくださいます。

 この、山形1号さんの引きがなければ、チームは22Hチェックの途中までで諦めていたかもしれませんね・・・(しかも、最後まで速度が落ちないという、素晴らしい力走でした)。

 そして、夕方になり、交通量が増えてくると予測される国道51号で、私が懸念していたのは、コースの予習時、ストリートビューで形状が複雑な立体交差を確認したところ、本線側に軽車両通行禁止の標識が出ていた高架があったことです。
 それに気付くのが遅れたら、交通量が増える時間帯に、自動車専用通行帯に紛れ込む事になり、交通ルール上も、チームメンバーの安全上も、問題になりそうです。
 ただし、この標識が出ていた高架がどの辺りだったか、場所をはっきりと記憶していなかったので、分岐では標識に注意する事にして、私は三番手につきました(二番手はちゃりけんさん)。

 22Hチェック地点の目の前が利根川、という位置だったので、スタートしてすぐに、利根川を越える恐ろしく長い橋を渡ります。

 その中ほどに、千葉県の標識が。
 今回のコース上では最後の都道府県、そして、私が本州の東日本側で唯一、自転車の轍を刻んでいなかった県に突入しました(東京時代が長かったのに、なぜか縁がなかったんだよなあ・・・)。

 これで北海道を走れば、東日本圏は制覇だな、とか考えて、利根川右岸に至った所で少し遠くに目をやると・・・。
 目の前の、堤防下道路を越える高架橋と側道の分岐地点に、丸と四角の赤枠標識が・・・って、おいっ!

 「側道!側道に入って下さい!」

 標識を認識した瞬間に叫んでいました。
 路面から2m近い高さに設置された丸い標識は、大八車と自転車の絵に赤斜線が入った、軽車両通行禁止の標識でした(四角い方は、歩行者通行禁止だった)。

 先頭は既に側道入口を通過しかけていましたが、まだゼブラには達しておらず、何とか側道に進路変更。
 間一髪で交通ルール違反を回避できました(危なかった)。
 まさか、いきなりだったとは・・・って、ちゃんと事前に確認しておくなり、PCにいる間にチームメンバーに「そういう場所がある」という事を周知するなり、対応しておかなかったのが悪いんですけどね・・・(色々反省点が出てくるなぁ ^^;)。

 あと、これは余談的な話で、軽車両通行禁止、歩行者通行禁止の標識ですが、色々、道交法や構造令、建築限界等の規定もあるのでしょうが、もっと低い位置(具体的には、路面から1.5m以下)に設置できないものでしょうか?
 あの高さに設置されていても、自転車側の目線は結構、低い所になりますから、余程意識して見ていないと気付かない、なんて事もあったりするかと・・・。
 (今の標識の設置高さでは、自転車からは視界に標識が入っていても、絵柄などのサインが認識できる距離まで接近した場合、意識的に視線を上に向けないと確認できないため、安全確認のため周囲の色々な方向を見なければならない分岐・合流部では、見落すこともあり得ると思う)

 さておき、平面交差点をクリアして、再度、斜路を盛土構造のバイパス本線へと登り上げると、あとは国道沿いに一直線です。
 佐原の市街地脇を抜けて、もともと22Hチェック地点だったコンビニ前を通過したら、片側2車線だった国道は、対面通行2車線に変化しました。
 また、千葉県北西部の特徴的な地形(開析(河川の侵食)の進んだ台地)の中を抜けるため、谷地と台地が交互に現れるアップダウン地形の中を走ることになりました。

 この辺りの地形の状況は、道路地図やルートラボの地図ではいまいち、正確な状況はわかりませんが、国土地理院の地理院地図(サービスが変わって見易くなった)や、Google Earthの衛星画像を見ると、どれだけ複雑に谷筋が入り組んだ地形なのか、良くわかります。
 特に、衛星画像で見ると、開発に適さない急斜面に樹林が張り付き、谷底低地と台地上の平場が農地や住宅地として拓かれている状況がはっきりわかって、驚く方も多いかと思います。

 ちなみに、佐倉市、八街市、富里市辺りで、市境の線があり得ないくらいに複雑に入り組んでいる場所がありますが、それも地形図などを見ると、谷底低地の形に沿って境界が敷かれているためだ、という事もお分かりいただけるかと思います。
 (コースの予習ついでに周辺地形の地図読みをやっていると、こういう地域性が見えてきて面白いのだ)


14041336.jpg
そして日没を迎えた。
24時間が終わるまで、あとわずかだ。


 ゴールに設定した地点は、JR成田駅です。
 夕方で交通量が増えてきた上に、成田の市街地が近付くにつれて信号も増えてきて、徐々に信号峠の状況も見えてきました。


14041337.jpg
十余三トンネルで成田空港の下をくぐる。
この頭上を、国際便の飛行機が
ガンガン飛び交っている訳だな。


 十余三トンネル(出口の坂の急勾配っぷりが凄かった)を抜けると、前方に市街地が広がりはじめますが、同時に車の渋滞っぷりと信号停止の繰り返しっぷりも、辟易するレベルになってきました。
 スタート直後の仙台市街地~名取市街地でも、これほど「詰まった」感じじゃなかった気がするぞ・・・(恐るべし、関東地方)。

 車線幅が狭い橋の部分などは、自歩道に逃れて徐行で前進したりもしつつ、成田市街地の中心へと向かいます。
 やがて京成線の高架を潜り、成田駅方向の標識に従って2段階右折しました・・・が。

 成田駅って、高台の上にあるのね・・・。
 最後の最後に、ヒルクライムとはやられた・・・。

 「どこまで登るんだ、これは~!」

 という悲鳴×5は、コースをショートでおさえたことの罰なのか。
 這う這うの体で、という表現がぴったりくる状態で、成田駅のロータリーに到着しました。

 ゴールチェック 成田駅前(362.9km):19:00頃

 成田駅東口前にあったコンビニでゴールチェックを行い、これで360km以上を走破です。
 全員が、欠けることなく、360kmを走り切りました!
 この達成感は、普段のブルベ以上だったかもしれません。

 電車の中で乾杯用の(大人の)麦茶などを買い込むと、余韻を噛み締める暇もなく、駅前の雑踏の邪魔にならぬよう、輪行準備大会です。
 なんだかんだで、一番準備開始が遅かった私ですが、終わるのは一番早かったという(^^;)。
 (多分、輪行経験は私が一番あると思われる。慣れって怖いな・・・)

 そして、電車の時間まで少し余裕があったので、駅前の居酒屋さんで「プチあげ」(小さく打上げ)に入りました。
 土曜の夜に、いきなりの飛び入りで、自転車×5台をぶら下げてお邪魔するという、今思えば結構無茶な客に対して、個室を空けてくださったりと、有難い対応を頂きました。

 ただし、ちょっと問題だったのは、もともと下戸な私が、空きっ腹に乾きっぱなしの体で酒を腹に入れるとどうなるか、という事で・・・。
 ジョッキ半分も飲まぬうちに、心臓がバクバクになって、かなり危ない状況になってしまったのでした・・・(^^;)。
 (最近、この歳になってやっと、特にビールとの相性が悪く、すぐに気分が悪くなる、という事が判明したばかりだったりする。ちなみに、他の酒なら良いかというと、ビールほどの速攻地獄行き効果はないものの、常人の1/3ペースでちびちびやらないと、早期離脱に陥るのが何というべきか)

 その後は総武快速、横須賀線を乗り継ぎ、藤沢まで輪行(その間、私はほぼ撃沈・・・)。
 翌朝の集合時間を決めて、各自、予約してあった宿所へと入ったのでした。

 宿所に入って、あらかじめ送ってあった着替えをフロントで受け取ると、あとはもう、シャワーを浴びて寝るだけ・・・。
 久々に、頭から塩辛い湯が落ちてくるという体験をしたのち、寝巻に着替えて横になったら、もう気絶するように眠っていました。

2.ナイスプレイスへ
 翌朝、スマホのアラームに起こされると、しばらく自分が置かれた状態を理解できず、ぼーっとしてしまった自分がいたり・・・。
 あ~、そうだ、ナイスプレイスに向かわないといけないんだった、と活動を開始するまで、5分くらいはぼーっとしていた気がします。
 (走り切るだけでなく、時間内に完走の受付をしないと、認定されない)

 なお、この日の朝、鏡を見ると、一気に5歳は老けこんだな、と思える自分の姿がありました・・・。
 (目は充血して真っ赤な上に、頬はこけ、眼球は落ちくぼんで全周がくまになり、肌は乾燥でガサガサ、目の周りや唇はひび割れてバキバキ、という感じ)

 それでも、体の方は案外ダメージも軽いのか、普通に立ったり、座ったり、歩いたりできます。
 立ったり、座ったりは、前日の午後が一番、重労働に感じていたくらいで・・・。

 その後、朝食のバイキングをかき込むように食べて、いらない装備を駅前のコンビニから送り返すと、輪行袋を担いだまま、集合場所へと向かいました。
 (本当は空身集合だったけれど、ナイスプレイスで色々人に会う予定もあったので、そのまま動くことにした)

 藤沢駅からナイスプレイスへはタクシーでの移動でしたが、その道筋はどこかで見覚えがあるなあ・・・と思ったら、私のブルベデビュー戦の、AJ西東京さんの夜スタートの200(2011年)で走ったルートでした(^^;)。
 あの時は暗闇の中だったので、ちょっと印象が違っていて、気付くのが遅れました。

 ちなみに、江ノ電の路面区間ではちょうど電車が走って行くところで、車の窓のすぐ脇(嘘偽りなく目の前)を電車が通るという珍しい体験もさせてもらえました。

 国道134号沿いに出て、海岸を東へと向かうと、いまだ走行継続中のチームの姿が見えました。
 ナイスプレイスは、Flecheを走るチーム全員の最終目的地。
 今年は鎌倉プリンスホテルのバンケットホールが、それになっていました。

 私達が到着した時には、既に多数のランドヌール/ランドヌーズが到着しており、さらに、応援やお出迎えの皆様や、とにかく色々な人で賑やかな雰囲気になっていました。

 AJ神奈川のスタッフの皆様の案内で受付を済ませると、懇親会が始まるまで周囲を散策・・・と思っていたら、「YO-TAさん!」と声をかけられました。
 昨秋、このFlecheへの参加を猛プッシュしてくださったartsさんが、ニコ生自転車部の皆様のお出迎えに駆けつけており、声をかけてくださったのでした。
 (おそらく、あの時の猛プッシュがなかったら、今回のFlecheには参加していなかったと思う。この面白さを教えて下さった恩人のお一人だ)

 お久しぶりの御挨拶とともに、コース上で多々あったことの愚痴や、IDリストバンドの事などをお話しして、さらに知り合いのチームの皆様の状況等の情報を交換します。
 同じく東北スタートで、漬物さんご夫婦、いわんさんが所属する「ぴくるすShift」チームは、残念ながら335.2km地点でDNFを選択。
 後に話を聞いてみると、冷静な選択でのDNFであり、無理なく終わらせるための最良な選択であったと思われます。
 チームメンバーの皆様は、それぞれ単独走であれば、300~400kmのブルベなら完走できる実力はあると思われますから、「チームメイトとペースを合わせて24時間走る」事が、いかに難しいか、という事の表れかもしれません。
 (その後、房総半島からフェリー&自走でナイスプレイスに到着。DNFしたとはいえ、やはり走力は十分あるメンバーです)

 そして、Flecheを猛プッシュして下さったもう一人の恩人のがんちょさん、昨年の宮城1000で一緒に苦しんだぜっとさんの所属する「ニコニコB」チームの皆様は、ゴールチェック後、一旦自宅に戻られれてから、再度、こちらに向かわれているとの事でした(後にお会いできて、ご挨拶させていただいた。皆様、本当にお疲れ様でした!)。
 そういえば、ニコニコBチームの皆様は、Twitterを見る限り、スタート前から色々とトラブルというかネタというか・・・そういう事のオンパレードのようでもありましたが・・・(大丈夫だったのでしょうか? ^^;)

 そんな話をしている間にも、次々と、完走したチーム、残念ながらDNFしたチームの皆様が到着してきますが、到着する人があれば周囲から拍手と「お疲れ様~!」の声が飛び、そして、集まってくる皆様も、出迎える皆様も、自然に笑顔になっているのが印象的でした。

 Flecheの最終目的地は、「ゴール」ではなく、あえて「ナイスプレイス」と呼ばれています。
 その理由が、何となくわかったような気がしました。


14041338.jpg
ナイスプレイスから江ノ島を望む。
画像下方、道案内のため、
立哨スタッフの方が立っているのがわかる。

14041339.jpg
この臨時駐輪場が、
最終的には自転車で一杯になった。

14041340.jpg
そして懇親会会場。
サイクルジャージで入るのが、
ちょっとためらわれるほど豪華。
ちなみに、お料理も素晴らしくお洒落だった。


 懇親会には、今年のFlecheに参加した多数のチームが参加されていました。
 北海道から九州まで、本当に全国各地から集まったランドヌール/ランドヌーズの皆様が、300人クラスのホールを埋め尽くすのを見て、本当に沢山の参加者がいたんだな~、と、改めて実感します。

 また、主催、というか、幹事役のAJ神奈川のメンバーのチーム、日本のブルベ界の第一人者でもある井出マヤさんをはじめとする、「Retired Extremely Dangerous」チームも、このFlecheを走り、そしてこの懇親会会場に辿り着いたのだというご挨拶を聞き、驚かされたりもしました。
 いや、はっきり言って、今回走ってみて、最後に全員の前で歓迎の挨拶を出来るかと考えたら、自分にそんな余力が残っているのかどうかという・・・。

 何より、「Retired Extremely Dangerous」チームの皆様をはじめ、AJ神奈川スタッフの皆様が本当に楽しげであったのが、強く印象に残りました。

 参加者の皆様とは、Twitter上でやり取りをさせて頂いている皆様を中心に、ご挨拶や色々な話をさせて頂きました。
 本当に楽しいひとときでした・・・が、さすがに24時間、ぶっ続けで走り続けてきた直後のチームもある中ですから、懇親会の席上で、撃沈しておられる皆様も多数、いらっしゃったようで・・・。

 ちなみに、懇親会はこの後、自走+輪行の皆様の事も考え、ノンアルコールでした(私は走った後の疲労や何やでナチュラルハイになっていたので、アルコール無しでも良かったかもですが ^^;)。
 ついでに、お料理は凄くお洒落で美味しかったものの、お洒落メシで360km以上を走った腹を満たす事は不可能で、おかわり自由だったパンを何個も貰い、スープやソースを全てきれいに拭い取って食べ切ったりもしましたよ・・・(がめつい ^^;)。

 懇親会の最後には、東京時代にミニベロ関係で色々と情報交換などをさせて頂いた、神子秋沙さんが駆けつけて下さり、tikitの完全カバータイプの輪行袋を見させて頂きました。
 さすがにシャワーキャップほどの手軽さはない物の、実用性としては十分と思われるものでした。
 機会があれば、通販対応などを問い合わせてみたい所です。

 なお、その後、逗子駅でロードの輪行準備中に、tikitの秋沙さんが到着するという状況がありましたが、輪行準備に関しては、どう足掻いても折り畳み小径車の手軽さに勝てず、惨敗でした・・・(^^;)。

 とにかく、ナイスプレイスでの楽しい時間はあっという間に過ぎて、解散となってしまいました。
 本当に楽しい時間は一瞬で終わってしまいましたね・・・。

 また来年、もしも参加できる機会があるなら、また、ナイスプレイスで皆様にお会いしたいと、本当にそう思います。

3.そして帰還 Flecheはおうちに帰るまで
 ナイスプレイスで、この日お会いした皆様とお別れし、AJ神奈川スタッフの皆様へのご挨拶を済ませると、自走で出発です。
 相変わらず渋滞が激しい国道134号沿いに出て、逗子駅方面を目指しました。

 自転車の方も、フレッシュを終わらせたばかりかと思う皆様に加え、一般のツーリングの皆様も多数、走りに出ていました。
 とりあえず、この、道路端ギリギリを、車の走行風を間近に感じながら走るこの感覚、久々に思い出しましたね・・・(東京に居た頃は、東八道路、吉野街道、青梅街道などで、いつも感じていた気がするな・・・)。


14041341.jpg
そして逗子市に突入。
鎌倉市には、
現在も切り通しやトンネルなど、
交通の難所を抜けないと入れない。


 海岸線を走り、逗子駅方向の標識を見つけた物の・・・あれ、曲がりどころはどこだ?
 ちょうど目の前にあった商店の人に聞いてみた所、戻ってすぐの交差点を曲がらないとダメだ、との事。

 あ、あの小さな交差点・・・。
 まさか、あれが駅前に続く道とは思わず、華麗にスルーしてしまっていました(^^;)。

 その後、無事に逗子駅に到着し、輪行開始。
 輪行準備中に追いついてきた神子秋沙さんに横浜まで同行して頂き、そこから先は東京駅を経て、東北新幹線へ。

 下手に「はやて」や「はやぶさ」にすると寝過ごしが怖かったので、時間は1時間ほど開いてしまったものの、仙台終点のやまびこを選択。
 待っている間に、お洒落飯では足りなかった胃袋が暴れはじめたので、一旦食事をしてから新幹線に乗り込みます。

 仙台までは2時間・・・ほぼ7割ほどを寝て過ごして、仙台駅に到着。
 またも胃袋が暴れていたので、仙台駅でも食事です(^^;)。
 何なのでしょうか、この、2時間ごとに暴れる胃袋は。まるで、走行中の補給ペースを、体がいまだに覚えているかのようです。

 とにかく、その後は輪行状態のまま地下鉄に乗り換え、最寄駅から自宅に戻り、Flecheは完全に終了となりました。


 初めての経験だったため、とにかく今回のFlecheには色々な不安がありました。
 まずは、チームの皆様と足を揃えて走るのが、本当にできるのだろうか、しかも、24時間ぶっ通しで、と、その部分が言いようのない不安でした。
 さらに、これが今年のブルベ開幕戦だった事もあり、体力的にも最後まで持つのだろうか、という思いが強くありました。

 しかし、走ってみれば、体は勝手に動いてくれたような気がします(^^;)。
 もちろん、それまでの間に、ローラー台に乗り、短いとはいえ実走を経験し、通勤路の短い時間の間だけでも、負荷を上げて走ったり、ナイトライドの距離を稼いでその感覚を体に叩き込んだり、という事を繰り返していたのは確かですが・・・。

 それに、このFlecheの間は、周囲に仲間がいる事が、普段のブルベとは全然違う雰囲気でした。
 真夜中に、暗闇の峠越えの途中であっても、わずかに走行軸をずらして前を照らすライトの明かりに視界を助けられたり、前を引いて頂いたり、トラブル時にともに力を合わせて乗り切ったり。
 その時々に感じる「頼もしさ」が、何とも言えない安心感になってくれていましたね。

 普段、個人で完結したサイクリストとして挑戦するブルベも楽しいですが、チームで助け合いながら走るこのFlecheも、また別の楽しさがありますね。
 そして、それはナイスプレイスに集まる同好の士の皆様の表情からもうかがえました。
 (まあ、場合によっては、いつDNFを言い出すかの駆け引きや、軽い仲間割れのような小競り合いが起きたりもするらしいですが、それも含めてFlecheという物の面白さだ、という皆様が非常に多いですね。そして、何となくわかる気がします)


 とにかく、皆様、お疲れさまでした。

 最後に。
 2014年のFlecheの開催幹事を務めて頂いた、AJ神奈川の皆様、本当にお世話になりました。

 そして、みちのくおだづもっこズのメンバーの皆様。
 煩雑な手続きを一手に引き受けて下さった、チームリーダーのT.Sさん。
 終止、先頭を引いて下さった、山形1号さん。
 時に先頭に立ち、時に皆を笑わせる話術で、ムードメーカーとなって下さったちゃりけんさん。
 一時はリタイヤも危ぶまれたのに、不屈の闘志でコースに復帰したK.Sさん。

 一緒に走って頂き、ありがとうございました!
 (どうでも良い余談として、走行中、なぜか私の脳内では、スキマスイッチの「全力少年」がエンドレス再生されていました。なんだか、「おだつもっこズ」らしい曲というかなんというか:笑)


 最後までお付き合い頂いた皆様、またどこかのブルベで。
 そして、来年のナイスプレイスでお会いしましょう!


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コメント
謝罪します
お尻がもうダメだというツイート並びに旅館に戻るというツイートと他の宮城の方のDNF(一緒だと思っていた)の報でてっきりYO-TAさんもDNFだと思ってました。

なんと今年初ブルベがフレッシュでそして完走とは!

お祝い申し上げるとともに大変申し訳ありませんでした。

一蓮托生の仲間と苦労してそして完走、エンディングはナイスプレイスでも歓喜の共有!

素晴らしい経験でしたね。羨ましいです。
2014/04/21(月) 10:35 | URL | KOMA #-[ コメントの編集]
Re: 謝罪します
KOMAさん、コメントありがとうございます。

> 謝罪します
あ~、いや、そんな大げさな(^^;)。

フレッシュはランドヌールのお祭りですし、
色々なチームの実況が飛び交いますから、まあ、勘違いはあるでしょう。

私達が12日のうちにゴールした段階で、
まだまだ沢山のチームが走っていましたしね。

それにしても、本当にお祭り騒ぎで楽しかったですよ!
KOMAさんも、来年はぜひ!
2014/04/21(月) 18:41 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
完走おめでとうございます
無事完走おめでとうございます。

寒さとの戦いでしたねー。まあ今回、Yo-TAサンのところが一番寒いFlecheを走ったチームだと思いますよ。無事でなにより。

ラスト2時間の25kmは本当に曲者ですよねー。その2時間にパンクとかメカトラが発生したら、かなり達成が難しくなりますよね。私も最初はパレードラン区間とか考えていたのですが、間違っていました。
それまでに貯金をいくら作っても、どのチームにも公平に訪れる試練なのかもしれませんね。

ナイスプレイスでは声をかけて頂きありがとうございました。次回も楽しみつつ(最重要!)、完走できればいーなーとか考えてます。
ではー。
2014/04/21(月) 22:12 | URL | いわん #-[ コメントの編集]
Re: 完走おめでとうございます
いわんさん、ありがとうございます。
いわんさんも、Fleche、お疲れさまでした!

いや〜、夜中は本当に寒かったですね(^^;)。
明け方だけ我慢すれば良いかと思ったら、日が変わった頃から既に氷点下でしたので・・・。

残り2時間の設定は、本当に罠ですよね。
途中のPCにクローズがないのに、ここで急に足切り時間が出てくるというのが微妙にキツいです。
油断すると、貯金がいつの間にか削り取られているので、
チーム全体で走行計画をじっくり練り込んでおかないといけない、と、今回で痛感しました。

次回も楽しく走りたいですね!
しかし、今年は開幕戦がこんなに凄いお祭りだったので、
この後、息切れしないかかなり心配です(^^;)。
2014/04/22(火) 00:22 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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