日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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寒くて暑くて熱い24時間 Fleche 2014「いざ鎌倉」Part.2

 Flecheの3日後から、自転車通勤を再開しました。

 中2日もあければ、疲れも抜けているのかと思いきや、往路は筋肉が萎縮しているような感覚があり、ほとんど出力を上げられないという・・・。
 見た目に大きなダメージは残っていませんでしたが、実は地味に尾を引いているようです。
 (こんな強負荷で、あれだけの距離を走ったなんて、かなり久々だしなあ・・・)

 まあしかし、帰宅は遠回りコースに回ってみて、今までとほとんど変わらない感覚で走れたので、実は通勤用のミニベロのポジションに体が適応していなかっただけなんじゃないかという気もしてきましたが・・・?

 では本題です。
 既に余韻も(仕事などの現実の襲撃により)薄れてきているFlecheですが、レポートはまだまだ続きます。

 前回は、スタートから100kmほど走ったPC2までの道のりをレポートしましたが、気温はこの時間から氷点下になっています。
 明け方までは、さらに厳しい冷え込みとなった訳ですが、我ら「みちのくおだづもっこズ」は。この区間をどのように走ったのか・・・。

 興味のある方は、以下のRead moreをクリックして下さい。


1.氷点下の春の夜

14041311.jpg
PC2
気温は既に氷点下まで落ち、
耐寒装備を厚くするメンバーもいた。


 二本松のPCを出発し、国道349号沿いを南下して行くと、右手に道の駅さくらの郷が現れました。
 到着当初は、駐車場の片隅にあるビニルハウス(栽培草花の販売所?らしい)内で寝られそうか、と思いましたが・・・。


14041312.jpg
そのハウス内。
両端の入口が開放されており、
外気が通り易い。


 ビニール1枚で外界と隔てられただけの場所(出入口は両側解放)ではさすがに寒かったので、建物の風除室のような場所で身を寄せ合ってゴロリ。
 最初は、十分暖かい場所だと思っていましたが、10分もすると冷気が忍び込んできて、体を冷やしてくれます。
 そんな中でも、すぐにいびきが響きはじめ、やはり「どこでも寝られる」のは強みだなあ、と思わされます。

 私は、とりあえず目を閉じて横になる程度のことはやりましたが、寝られたかどうかといえば・・・。
 意識が遠のいた感覚はありましたが、寝た、というほどの感覚はありません。
 どちらかといえば、寒さを我慢している間に、出発時間が来てしまったという感じでした。

 01:30、行動再開。
 気温は完全に氷点下(-2.5℃)。体は完全に冷え切ってしまっていたので、とにかく早く動きたい、という状況でした。

 道の駅の外に出ると、さっきよりも周囲が暗く感じられます。
 夜半の時間となって、施設の外灯が落とされたのか、明るい室内にいたので、暗順応が落ちたのか・・・。
 私はどちらかというと、とにかくハイパワーなライトを使用するよりも、そこそこの明るさのライトにおさえて、あとは自分の目の暗順応特性に頼るタイプなので、しばらく視界が利かなそうで、少々不安ではありますが、まあ、これも10分ほどで慣れてくるでしょう。

 全員の準備ができた所で、国道349号の南下を再開します。

 ナイトライドを想定して、ここから先は約35km間隔で、小刻みにPCが設定されています。
 各PC間を2時間程度で走り、暖かい物を取りつつ休憩、というパターンを繰り返すことで、できるだけ体力の消耗を抑えることができるでしょう。

 しかし、PC間の距離は短いのですが、コースプロファイルを見ると、大小のコブのようなアップダウンが11回ほど続く、という、あまり知りたくない話が出てきてしまったり・・・。
 とにかく、小刻みに登ったり、下ったりを繰り返して標高を上げていきますが・・・田村市に入り、瀬川の集落を過ぎたあたりから、急に空気がふわっと暖かくなったような、そんな気がしました。

 チームの皆様もそれを感じたようで、田村市街地に入る直前のピーク上で、小休止がてら一時停止した際に、何人かはレイヤードを変更。
 私は特に必要ないと思ったので、そのままの装備で走行を再開します。

 田村市街地のアップダウンで、また私が先頭に出ましたが、出過ぎない程度に抑えて走り、しばらく行ったところでちゃりけんさんと先頭を交代。
 その後、再び山形1号さんが先頭に出て、山形1号さん、K.Sさん、私、ちゃりけんさん、T.Sさんの隊列で、何度目かのコブを超えた所で、先頭の山形1号さんのシートステーからリアライトが脱落!
 全員慌てて急停止して、しばらく周囲を捜索です。

 リアライトは無事、見つかりましたが、コネクタ部分が折れており、車体に再装着するのは困難そうでした。
 どこかのPCで壁に立て掛ける時、パキッと音がして、装備品は大丈夫か、と、ちゃりけんさんと話していましたが、恐らく、その時に折れていたのでしょう。

 予備テールがまだ生きているので、破損したライトはサドルバッグ内に収納して再スタートになりましたが、サドルバッグの白色の生地の中で、赤いライトが光り、良い感じで大きなリアライトのように見えていたのでした。

 その後、道は磐越自動車道が見え始めたあたりから、再び長いだらだら登りに変わりました。
 追い越して行った車のテールランプが、ず~っと上に向かって登っているのを見て、「あれは勘弁してほしい」と思わず言葉が漏れてしまうほど、嫌らしい登りです。

 そしてこの辺りまで来ると、はっきりと気温が高くなっている事に気付かされます。
 何度か尾根を越えたので、谷筋ごとに気流の違いがあって、気温にも差ができているのだろうか、と思いつつ、5人隊列のまま登って行くと、前方に風越トンネルが出現し、峠の頂上に至ったことがわかります。


14041313.jpg
風越トンネル入口で一旦休憩中。


 「ちょっと休もうか」

 ペースがまだ順調だったこともあり、トンネル入口でしばらく足を止めて休憩。
 左の磐越自動車道からは、時折通過するトラックの爆音が響いてきます。こんな夜中の山の中でも、ヒトは休まず活動しているってのは、まあなんというか・・・。
 (まあ、こんな時間に自転車に乗ってる私が言えた義理ではない:笑)

2.雨上がりの気配の中を
 風越トンネルを越えて少し行けば、PC3。それを確認し、5分ほどで再スタートを切りました。

 トンネルを抜けるとそこは・・・濡れた路面の広がる世界でした。

 え?
 雨の予報なんて出てなかったぞ?

 「降ってたみたいだね~」
 「濡れ方を見ると、上がったばかりみたいな感じですね」
 「時間がずれていたら、まずかったのかな?」

 思わず、そんな会話が飛び交ってしまいます。
 この日、この場所から山を越えて西に位置する郡山で待機していたFleche参加者や、別の自転車イベント参加者も、この日のいきなりの雨に驚いていたようです。

 そういえば、Flecheとは、ブルベ界では名の高い「シャーマン」たちの集会でもありましたね・・・。
 郡山あたりに、「つはもの」が紛れ込んでいたのでしょうか?(私達は回避したので関係ないぞ~)

 ちなみに、Fleche 2014では、あれだけ全国の「シャーマン」が集まったのに、コース終盤になると、全方位追い風になった、という伝説が生まれました。
 なお、「今年のFeche参加者は、好天に恵まれて羨ましい!」というツイートを何度か見ましたが、氷点下走行中にそんなツイートを見て、「何なら来ますか?今すぐここに?」とリプライを返そうかと思っていた黒色成分満載な時間帯も、私たちにはあったりするのです・・・。

 とにかく、雨上がりの道を走っている間に、PC3に到着しました。

 PC3 小野(137.1km):03:20頃

 氷点下の中を走り続けたためか、手足の先端の間隔がほとんどありません。
 シフトやブレーキ操作は行えているものの、何だかジリジリと痺れているような、そんな感じが強く出ていました。
 これ以上の距離を走っていたら、霜焼け〜軽い凍傷くらいになっていたかもしれません・・・。
 この時間帯、短距離で小刻みにPCを配置したのは成功でしたね。

 このPCには、ちゃりけんさんのお知り合いの女性サイクリストの方が応援に駆けつけてくださいました。
 こんな真夜中に、しかも、「順調だから2時頃には着く」という事前連絡を受けてお待ちいただいたのに、一時間以上の遅刻で到着(反省)。

 しかし、「みんな(物理的に)眩しくて笑っちゃった」等々、良い笑顔を見せて下さり、休まりました。
 そして、やはり雨は私達が到着する直前まで降っていたとのこと。

 「これ、途中で仮眠してなかったら、雨の中に突っ込んでなかった?」
 「この寒さで雨は、DNFだな~」
 「いや、真面目に遭難だよ~」

 本当に、間一髪のタイミングだったかもしれません。
 そして、この低温で雨を受けたら、本当に危なかったでしょう、

 「東北で4月にブルベをやるなら、200が限界だね」
 「ナイトライドが長い距離だと、夜が冷え込んだ時とか、それに雨が重なったら、参加者が危険だよね」

 今後のブルベ主催を考えて、そんな会話が出てしまうくらいでした。

 外は、雨が上がったからなのか、また冷え込みが強くなってきた気がします。
 T.SさんのGPSのセンサー準拠では、この日は最低で-2.7℃まで下がったという事ですから、これで雨だったら、間違いなく体の芯まで冷やされて、動けなくなるメンバーも現れたでしょう。
 (イートインコーナーで補給&会議中に、ボトルにドリンクを補給するため、2分ほど外に出たが、それだけで震え上がったくらい寒かった)

 10分ほど休憩後、お見送りを受けながら再スタート。
 ここから先は、コース中の最高標高地点を越えて、古殿~塙方面に抜け、茨城県を目指します。

 しかし、実際に走ってみてわかりました。
 福島県、でっかいわ~!

 さすが、都道府県面積第三位。どこまで走っても、まだ福島県です。
 面積第二位の岩手県も、昨年北に向かって走った時、いつまでも、どこまでも岩手県だった記憶がありますが、福島県も負けていませんね。

 とにかく、コース中最高標高地点を過ぎれば、あとはしばらくの間、下り基調になるはずです。
 例によってアップダウンを繰り返す道を、イタチが道路脇の畑に逃げ込む姿を見送ったりしつつ、前進していきます。


14041314.jpg
やがて東の地平線が白み始めた。


 夜明けが近付きました。
 オーバーナイトブルベを走る魅力の一つに、この、夜明けの時間をサドルの上で迎えることがあります。

 東の地平線が藍色から水色に変わり、最後に金色の線で縁取られ、空が徐々に茜色から薄紫、青空へと変わっていくその過程にあわせて、今まで暗闇とライトの光でモノクロームだった世界に、徐々に色が戻ってきます。
 同時に、木々の間からは鳥の声が聞こえはじめ、まだ薄明の世界の中で、民家の窓にも再び明かりが灯り、新しい一日の始まりであることを教えてくれます。

 そんな薄明の、ブルーアワーの空を背景に・・・


14041315.jpg
私達は峠の登りでゼーハー言ってた(爆)。


 ・・・タイミング悪いな~(^^;)。
 いや、逆に良いのかな~(^^;)。

 とにかく、夜明けがちょうど、コース最高標高地点となる、平田村と古殿町の間の峠を越え、ようやく下り基調の道に進めます。
 標高640m付近の冷え込みは、氷点下の寒さとはまた違う感じで体に深々と響いてきます。
 全員が無事、登り切り、息を整えてから、ダウンヒル開始。長くて急な坂を勢いよく、古殿町中心部に向かって駆け下りていきました。

 長い長いダウンヒルは、先頭が山形1号さん、二番手にちゃりけんさん、三番手に私、その後、T.Sさん、K.Sさんの順で下って行きました。
 いやしかし、山形1号さんが速い。私ができるだけブレーキをかけて曲がるコーナーを、ライン取りでうまくクリアして進んで行きます。
 ちゃりけんさんも、ほぼ、その挙動をトレースしているようで、あっという間に車間を空けられてしまいます。

 Fleche=チーム走が原則なので、あまり離れるのはどうかと思いますが、安全を考えるとある程度、車間を離していた方が良いので、まあ、気にせず下って行く事にします。
 途中、道路の右側の薄暗い林床の中で、ニホンザル?らしい小さな動物が、猛スピードで降りてくる自転車に驚き、慌てて逃げて行くのが見えていました。
 (しかし、あれ本当にニホンザルだったのかな?ちょっと体格が違う気がするけど、2足歩行に近い体形だったし、多分ニホンザルだと思う。ちなみに、ダウンヒル中に画像が撮れるはずもない)

 と、気づいたら、後続のT.Sさん、K.Sさんの姿がミラーから消えていました。
 ちょっと速く降り過ぎたかな、と思い、ちゃりけんさんと山形1号さんに声をかけましたが、ダウンヒルだし、すぐに追いつくだろう、との事で、しばらくはそのまま走ります。
 しかし、平坦区間になっても後ろに姿は見えないため、これはさすがに、おかしいのではないか、という事で、山形1号さんと私の2名が引き返して様子を見ることにします。

 しばらくすると、T.Sさんの携帯に繋がったので事情を聴くと、K.Sさんが軽い低体温症の症状になっているので、ゆっくり下っているとの事でした。

 氷点下の中を長時間走り、峠の登りでかいた汗が冷えたままの長距離ダウンヒルですから、体に変調が現れてもおかしくない状況でしょう。
 途中、見つけた自販機で、山形1号さんがホットドリンクを買い、途中で合流することにして、先程まで下ってきた坂を登って行くと・・・ああ、確かにK.Sさんの顔色が良くない状態です。
 暖かいドリンクを飲んで一息ついて頂き、善後策を相談。
 次のPCが程近い場所であることから、まず、古殿~塙までは行ってみて、その後、どうするかを判断する、との事でした。

 とりあえず、体調のすぐれないK.Sさんを先頭に、前進を再開します。
 そのままPCをスルーしかけたので、皆で呼び掛けて、暖かい物を補給して頂く事にします。

 PC4 古殿(171.4km):06:00頃

 朝6時、防災無線から音楽が鳴り響き、夜はすっかりあけて明るくなりました。
 同時に、体に日光を受けると、気温以上に急速に温まって行く感覚があります。

 いや、本当に、日光の放射熱は偉大だなぁ・・・。


14041316.jpg
古殿の町中にあった、
日本酒の蔵本の建物。

14041317.jpg
こちらは古い造りの商店。
街道沿いに栄えた、
旧宿場町の雰囲気が


 氷点下の夜を走ってきたため、私の体もかなり冷え切っており、普通に温めてもらっただけのパスタを、いつもの感覚で口に入れようとしたら、熱くてとても食べられない(^^;)。
 少し冷ましてから、冷たくなりきる前に、一気に食べました。

 温かい物を体に入れて、K.Sさんも回復してきたようで、顔色が随分良くなっています。
 PCのすぐそばの道の駅で御手洗休憩を入れたのち、「峠」といえる規模の峠越えとしては最後の物を越えて、塙町へと向かいます。

 最後の山岳区間を越えると、久慈川沿いに茨城県へと向かいます。
 東北地方からの脱出まで、あとわずかになりました。

3.最後の峠越え〜東北地区最後のPC


14041318.jpg
塙町へ向けて、
最後の峠越え区間へと向かう。
K.Sさんの体調も、
少し上向いた様子。


 古殿から先の道は、日が高くなった道を行く事になりました。
 既に多くの人が活動をはじめたようで、時折、通学か部活に向かうらしい中高生のママチャリが、峠に向かう坂を登り下りしている姿を見かけたりもする訳ですが・・・。

 「あっちはあんな車体でスイスイ登って行くのな〜」
 「恐ろしい話ですよね〜」

 うん、ホント、「地元」の高校生のパフォーマンス、侮れないものがありますよね・・・。


14041319.jpg
鮫川村で、
屋根の上に飛行艇を乗せた建物があった、
実は、これを曲がり所の目印にしていた。


 長らく直進を続けてきた国道349号とは、鮫川村の南部でお別れし、県道沿いに進路を変更します。
 そして、そこから最後の峠の登りが始まります。

 最初は緩やかな勾配で、長距離を登らせるタイプの峠か、と思っていたら、思い出したいように、最終区間で急坂が出てくるなど、最後の最後まで侮れない場所でした・・・。

 そして、それを越えればあとは塙町の中心街まで、豪快な下り坂です。
 急カーブに施されたカラー舗装の振動を感じながら、数キロの道のりを一機に下ると、左前に道の駅はなわの標識が。
 次のPCは、この道の駅に併設されたコンビニに設定されていました。

 PC5 塙(196.1km):07:40頃


14041320.jpg
PC5
道の駅に併設されたコンビニだった。

14041321.jpg
この日はここで、
モーターパラグライダーが飛んでいた。
華麗な離陸を撮りたかったが、
残念ながらテイクオフの瞬間に風向きが変わり、
煽られてしまった様子。


 12時間走って、まだ200km。
 私は大体、いつも通りのペースですが、チームメンバーの中には普段のブルベなら、9〜10時間でこの距離を走ってしまう人もいる事を考えると、このペースは決して速いとは言えません。
 まあ、もちろん、PCが小刻みに設定されていた事や、強烈な冷え込みによって体が萎縮したりもしていたでしょうから、これ位が適性タイムなのかもしれませんが。

 塙のPCは道の駅でもあり、休憩に適した場所でもあったのと、一晩、極寒の山間部を走ってきた事もあるので、思い切って大休止を入れる事になりました。
 この間に、私は登山用の厚手の保温ウェアを脱ぎ、この先、暑さが増すであろう関東地方の気温に備える事にしました。

 ついでに、腹の中身を軽量化・・・。
 冷えると、色々と問題が起きがちなものです・・・。

 何度か小刻みに補給をしているためか、あまり空腹感はありませんが、とりあえずおにぎり2個とメイタンチャージ赤を補給。
 その後は、どこか仮眠できる場所を探そうと、ウロウロしてみますが・・・良さそうな場所はあまりなかったので、車体を止めた場所で、建物の壁に背中を預けて目を閉じてみます。

 庇の影が、ちょうど上半身だけにかかって、下半身には日光が当たっている形になっていましたが、それが何だかポカポカと暖かく、すぐに意識がすうっと落ちて行く感覚があって・・・。

 どうやら私は、行動中の夜中などにはあまり眠れず、夜が明けて気温が高くなってきた時間帯の方が、休眠体勢になり易いようです。
 20分ほど意識が完全に途絶えた感覚があり、フッと気付くと、それだけで随分、調子が上向いた感じがしていました。

 結果的に、この場所には1時間ほどの長逗留になってしまいました。
 しかし、その間、メンバーは全員、それぞれに休息が取れたようで、先程、軽い低体温症になっていたK.Sさんも見事に復活されたようです。

 そろそろ出発する、という頃、少し足の筋肉に強張りを感じたので、芍薬甘草湯を一袋、服用して足つりに備える事にします。
 この芍薬甘草湯は、最近はロングライドのお供として、ランドヌールの皆様の中でも持ち歩く人が多いようです。
 なお、この薬は服用するタイミングにちょっとコツがあり、「足がつりかけてきた」と感じはじめた時に服用すると、劇的に効果を発揮しますが、運動前などに「あらかじめ飲んでおく」形では、ほとんど効果がないように私は感じます。
 また、同時に電解質などを取るようにしておかないと、足つりなどの原因は取り除かれないので、またすぐに足がつったりするので注意が必要だったりもします。

 さて、塙の道の駅から先は、久慈川沿いに南下して県境を越え、関東地方へと入って行きます。
 地形的には、今までと比較すると平坦〜下り基調ですが、川沿いを行くため、小〜中程度のアップダウンが続く事は覚悟しないといけません。

 また、ちょうどこの日は、この地域で桜が満開を迎えたタイミングのようで、道の駅周辺の国道118号は軽い渋滞が発生するほどの交通量になっています。
 ゆえに、幹線国道の交通量の変化にも注意が必要になってきました。

 さらに面倒な事に、ここから先の地域は、この日、気温が20℃まで上がる事が天気予報に出ていましたが・・・。
 東北地方では温暖な地域である仙台市周辺でも、そんな気温は今まで経験した事はありません。
 また、ほぼ全員が夜間の冷え込みを想定し、低体温症対策装備で来ている事から、ここから先で急激に気温が上昇した場合、今度は熱中症の恐れが出てきてしまうという・・・。

 ひと山は越えたものの、まだまだ油断できない道が続いて行きます。


(続く)



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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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