日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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コース予習編。BRM913宮城1000。Part.3

 三連休、雨の予報だったので、ちょっとした試走に出るのを控えたのですが・・・。

 うおい、晴れ渡ってやがるじゃないか!
 これなら走った方が良かったかもしれないぜ!

 1000を走るためにも、長距離耐性を維持しておきたい所ですからね・・・。
 まあ、トータルで380kmほどは、真夏の暑い盛りに走れたので、そこそこの距離までは走れると思いますが・・・。


13083002.jpg
脈絡なく登場、僧侶の象。
(水沢市内のコース脇にある)。
まあ、これが何度か出てくる場所は、
昼間通過になると思うので、
夜、ライトの光輪の中に急に出て来て
ビビる事はないと思う。

13083001.jpg
季節的に、こういう奴も沢山出るので、
苦手な皆様は覚悟しておいた方がよいかも。

13083003.jpg
冷たいコーンスープ。
・・・試せなかった・・・。
(これはコース外)


 では、脈絡がなさ過ぎる情報はそこまでにして、本題です。
 宮城1000の予習編、ここから先、秋田〜遊佐(PC9)までは、相変わらず机上の空論度MAXで行きます。
 そんなに遠くの道、あまり走った事はないですから・・・。

 その前に、追加情報。

 国道48号(作並街道)の関山街道から仙台方面への下りは、非常に長い上に外灯が少なく、さらに道幅も狭いというオマケ付きです。
 ついでに、塩竈〜松島方面の国道45号も道幅が狭い上に、時間帯が時間帯なら、交通量が非常に多い場所なのでご注意を・・・。

 もひとつついでに、鹿島台に新たに開通しているバイパスは、高速道路のようにぶっ飛ばしてくる車もいるので注意しましょう・・・。

 また、三陸の被災地の状況がどうなっているのかわからない、という話を伝え聞きます(ってか、報道しろよ、マスコミ各社。役に立たんなぁ〜)。
 三陸地域の風景として、ストリートビューで見る事ができる風景は、震災から半年以内の状況であり、さすがにあの状態ではありません(とはいえ、ストリートビューの画像も、随分きれいに片付いた後の状況ではあるのだが・・・。車が走れるようになっているんだからね・・・)。

 で、被災地の現在のリアルタイムな状況については、場所的に今回の1000で走るコースからはかなり南側、大船渡市~宮城県南三陸町辺りではありますが、雰囲気は掴めそうな画像を何枚か貼っておきます(以下、2013年8月17日撮影)。


13083101.jpg
大船渡市の湾内。
既に養殖筏が浮かぶ。

13083102.jpg
陸前高田市
被災した集合住宅は最上階まで浸水痕あり。

13083103.jpg
陸前高田市
被災した学校の校舎。

13083104.jpg
気仙沼市
撤去が決定した大型漁船。

13083105.jpg
気仙沼市
被災した低地の住宅地。

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気仙沼市
被災した低地の住宅地。

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気仙沼市郊外
震災前には住宅地があった場所。
小高い場所から低地に降りると、
急にこんな風景になる場所も多い。

13083108.jpg
南三陸町
落橋したままの国道バイパス。

13083109.jpg
気仙沼市
ここも津波浸水域なのだが、
既に復旧が進み、賑わいが戻っている。
(こういう場所も多い)

13083110.jpg
南三陸町
被災した地元商店が集まった屋台村。
もう夕暮れだったから少々厳しい(^^;)。
(補給に使える。是非ご利用を!)


 場所にもよりますが、町そのものが津波被害で消滅している場合、その地域の復旧・復興は少々遅れがちになっていますが、高台に自治体の中枢機能があった(または移転できた)地域は、復旧・復興もそこそこ進んでいます。
 釜石から北側がどうなっているかは、その地域の観光協会やホテル、旅館、震災復興ボランティアの皆様のブログなどでリアルタイム配信されている場合もあるので、色々探してみて下さい。

 という追加情報を差し込んだ上で、本編は例によって長いので、裏置きします。
 興味のある方は以下のRead moreをクリックして下さい。

1.東北特有の店舗展開など(遠征参加の皆様のために)
 さて、遠征参加の皆様向けの情報として、東北地方特有の店舗展開などについて、少々触れておきましょう。

 東北地方特有の話ですが、コンビニの店舗の一部(ローソン、ファミリーマートなど)では、店内でうどん、そば等の軽食の提供があります。
 そして、そういう店ではイートインスペースも完備されていますので、長逗留で迷惑にならない程度ならば、休憩、仮眠などに使える場所も多いと思われます。

 また、東北地方のコンビニの特徴として、年間を通して肉まん、あんまんなどのホット中華まんの提供があるとともに、おでんの提供もあるので、夜間早朝の思わぬ冷え込みに直撃されても、こうした食品で暖をとる事もできます。
 (まあ、最近はおでんの年間提供は、全国レベルの話のようですが・・・)

 それと、意外に馬鹿にできないのが、ドラッグストアチェーン。
 ツルハドラッグなどの、赤い看板が目印のドラッグストアは、住宅地を結構離れた場所でも、車で乗り付ける事を前提とした大型店を展開しており、飲食品の提供もあるので、こうした場所を補給場所に使うのも有効です。
 特に、熱中症が心配な気温になった場合、経口補水液OS-1などは、こうしたドラッグストアで入手するとよいでしょう。
 (もちろん、普通のソフトドリンクや、アミノ酸サプリなどの補給にも使えるので、お試しあれ!)

 オマケでもうひとつの情報を。

 東北地方のドライバーの運転事情ですが、仙台市の中心街をはじめとした市街地では、道路の幅員が不十分なのと、車社会で自動車の交通量が多い事もあって、どうしても体スレスレの所を通っていく事が多いです。
 しかし、少し郊外に出ると、申し訳ないほど大きくマージンを取ってくれたり、対向車がある時は対向車が通過するまで後ろで待ってくれたりしますし、追い越し直後に左折になる場合は、追い越した後であっても、自転車の通過を待ってくれるドライバーも多いです。

 私はこちらに来て2年+α程度の時間しか経験していませんが、特に郊外においては、同じ東北圏ナンバーの車に危険な思いをさせられた記憶は、ほとんどありません。
 まあ、高速のインターチェンジ付近において、他地域ナンバーの車に無茶された事は、何度かありますが・・・。

 とにかく、そんな感じなので、待って頂いたドライバーには、「ありがとう」の合図を出すとか、そういう感じで、お互いが気持ちよく走れるようにして頂ければと思います。

 あと、こちらに来てから思いましたが、地元の自転車乗りとすれ違うとき、挨拶をかわす事が本当に多いです。
 東京時代は、青梅街道の青梅より西とか、そういう場所まで行けば話は別ですが、ちょっと郊外程度の場所なら、お互いにスルーなんて事も多かったですが、余程交通量の多い市街地でもない限り、挨拶を交わす頻度は高いです。
 (こちらに転居直後、地元のサイクリストの皆様にこうした対応をして頂けたので、走るのが楽しく感じられて、スムーズに趣味生活に入り込めた経緯がある)

 皆様も地元サイクリストとすれ違う際、一期一会の関係を大切にするために、挨拶をかわしながら走って下さい。
 思った以上に楽しいと思いますので!

2.PC7弘前~PC8秋田
 さて、それではコースの方に移りましょう。

 PC7はイートイン+軽食提供のあるコンビニなので、大休止程度の休憩を入れるのも良いでしょう。
 ここまで来ると、次のPCまでの時間の縛りも緩くなるので、休憩に当てる時間も少しずつ余裕が出て来ます。

 弘前市内は、コースより少し南側に青森銀行記念館という、明治37年建立の歴史的な洋風建築物があるので、余裕があればそちらに足を伸ばすのもアリです。
 東北地方はかつて、「白河以北一山百文」なんて意地悪く言われた土地ですが、近代史における発展ぶりを色々調べてみると、明治時代にこれほどの洋館が建築されるなど、実際には色々と面白いエピソードが出て来ます(単に知られていないだけなんですよね・・・)。

 弘前市内は、私と同じペースくらいで走る方は、多分夕方の交通量が多くなる時間帯に走る事になると思われます。
 県道260号区間は、道幅が狭い割に、高速のインターチェンジへのアクセス経路になっているため、意外に交通量があるので注意しましょう。

 その先は、交差点上で歩道橋が「X」になっている場所(有浦交差点)まで国道7号をトレースし、有浦交差点を右折後、道なりに進んで、再度7号に復帰。
 今度は大堤交差点で国道105号を左折、突き当たりの諏訪岱交差点(T字路)を右折・・・と続いていきます。

 で、この区間の罠と言うか特徴というか。
 PC7までの道程が、リアス式海岸に山岳地に、という事で、あまり表立って現れていませんが、標高300mクラスの峠を何度か越えます。
 また、途中、跨線橋やバイパスの築堤など、意外に上り下りする区間が多いのも特徴です。
 つまり、この辺り、平坦基調に見えて、アップダウンが続いているという形です。

 弘前に到着した時点で安心し切ってしまうと、「裏切られた!」という気分になるので、注意しましょう・・・。

 コース的には、その後、何度か県道に乗り換えたりしますが、基本的に道なりに直進していけば、秋田市の北側で再度国道7号に復帰します。
 国道7号復帰直後に左手にあるコンビニ(ファミマ)が、PC8です。

3.PC8秋田〜PC9遊佐
 秋田市内の国道7号は、港湾地区に向かう大型車が多数通る道です。
 市内に入ってしまえば、片側3車線の道路になりますが、路肩は狭く、通る車は高速で飛ばしているなど、少々危険を伴う場所があるかと思います。

 また、時間的に、この辺りで再び仮眠を取る計画の皆様も多いと思いますが、疲労でふらつかないように注意して下さい。
 ついでに言うと、この港湾道路区間は、市街地でありながらコンビニなどが極少になっています。補給物資は、PC8で買い込んでおく事をお勧めします。

 海岸段丘の上に直結するような、特殊な歩道橋が頭上を通る交差点(港大橋前)を右折して一旦、国道を離れた後、海岸側の国道7号バイパスに乗ったら、そこをそのままトレースして南へと向かいます。

 この区間、ルートラボ上では平坦に見えますが・・・PC8〜9などの短い区間で区切ってみれば、ノコギリの刃の如くギザギザの地形が現れます。
 もう、日本の海岸は、九十九里浜以外はそういう場所だと思っておいた方がよいですね。

 しかもここから南側の海岸線は、山岳地が迫っている事もあって、三陸海岸ほどではないにしても、連続して上り下りが出てきますので、平坦基調だなんて思わない方がよいでしょう。

 なお、天気が良ければ、由利本庄市辺りからは左側に鳥海山の雄大な姿が見えてくるでしょう。
 地域の山岳信仰の対象ともなった、独立峰の堂々たる姿を、心ゆくまで楽しんで頂ければと思います。

 鳥海山がそろそろ、後方に流れていこうとしている所で、PC9遊佐に到着します。
 ここまで来たら、残りは120km程度。
 PCクロース時間が14時過ぎですから、ゴールまでは10時間ほどを残す事ができます。
 つまり、ここに時間内に辿り着ければ、後は何も考えなくともゴールでき・・・・・・いや、まあ、そう簡単に行くかどうか・・・。

4.PC9遊佐〜ゴールへ
 長い長い旅も、最後の100kmを残すだけになりました。

 PC9遊佐を過ぎたら、内陸側に道を取ります。
 最初にいきなり峠ですが、まあ、ここまで走って来られる人であれば、それほど苦労する事はない・・・はずです。

 国道345号をトレースするようにルートは進み、最上川沿いで国道橋をスルーして、県道の清川橋をわたります。
 ちなみに、この国道〜県道のつなぎは、道なりに進んでいれば、それほど迷わず進めると思います(とはいえ、何も考えずに行ける場所ではないので注意)。

 国道47号を上流方向へと向かいます。この辺りは、宮城ブルベではお馴染みのルートであったりします。
 まあ、普段のブルベでは、内陸側から海岸方向へと、逆に進んでくるのですが、その際、向かい風に泣かされる事が非常に多い区間でもあります。

 と、いう事は、逆に進む今回は、追い風の恩恵を受けられる可能性が高い区間でもあります。

 ちなみに、この地域の風の強さは、風力発電の風車が多数、立てられるほどのレベルです。
 過去の宮城ブルベでは、コースの進行方向の関係から、向かい風〜横風を受ける事になりましたが、前に進まない、押し倒されそうになる、と、色々大変な思いをさせられました。
 この風が味方をしてくれるのか、それとも、気紛れに風向を変えてしまうのか・・・。
 その状況によっては、攻略難度が高くなる可能性もありますね・・・。

 で、追い風に乗って走って来た際には、県道30号への曲がりどころを見落としませんように!
 (目印があっても、それと気付かない可能性があり!)
 ここを間違わずに曲がれれば、完走はほぼ間違いなくなるでしょう。

 ここから先は、相変わらず、小さな峠を何度か越えていきますが、それもそのはずで、PC9の遊佐からゴールまでは、標高にして約100mくらいの差があります。
 つまり、この区間はずーっと登り基調です。
 ゆえに、国道47号区間は、追い風であってほしい訳ですが・・・。

 また、この、県道30号区間ですが、伝え聞く話では、7月の大雨の被害で、あちこちに路盤陥没などがあり、復旧工事中の場所も多いようです。
 通行止めの区間もあるようですが・・・一応、伝え聞く話では、自動車の通り抜けは困難な場所が多いものの、歩行者と自転車は問題なく通り抜けが可能な場所が多いとの事。
 ただし、場合によっては迂回路が設定される可能性がありますので、ブリーフィングでの説明はしっかりと聞くようにして下さい。

 県道30号区間を走り抜けるルートをトレースするなら、最後に河岸段丘上から、遥か遠くまでを見渡せるビューポイントを抜けて、国道347号へ。
 寒河江市街地へと、国道347号〜県道、市道などを、寒河江駅前を抜ける先まで道なりに直進していきます。

 ちなみに、寒河江駅前には、祭りで使われる神輿や山車を展示した資料館的な施設があります。
 ガラス張りで、外からも見えるので、通過の際、ちょっと足を止めてみて見る事をお勧めします。
 まあ、ここまで来たら、もう完走は間違いないでしょうから・・・。

 寒河江駅を通過した後、県道144号を右折した直後に、嫌味のような一瞬の急坂を登って、スタート直後に通った道に左折し、高速道路を潜ればゴールです。

 これで1000kmの旅は終了です。
 超絶的に速い人で、15日の夕方頃に到着。

 私はタイムアウト寸前でゴール予定(^^;)。
 いや、その前に、途中で野垂れ死にするとか、DNFするとか、そういう可能性も考えられる訳ですが・・・。


 このコースはとにかく、スタート直後からゴールまで、何らかの見所、そして私が個人的に見たいものが点在しています。
 有名観光地だけではなく、地域の伝承のもとになっている場所や、近代史の重要地点、さらには震災の被災地など、とにかく、東北地方のあらゆる場所の、あらゆる風景を見る事ができるルートです。

 ただ流して走るだけでも、印象的な景観を見る事はできるかと思いますが、もしも気になる場所、見たい場所があれば、この機会にじっくり見ていただければと思います。
 自転車の上から見るそれは、きっと全く違う物として見えるはずですから。


 そうそう、「遠野物語」入手しました!
 本番までに全てを読破できるかどうかはわかりませんが、既に見たい場所がどんどん追加されています・・・(やばい、まだ序盤だから時間制限がキツいぞ!)。

 でも、その他の地方にも、色々な伝承や、地域の歴史の中で魅力的な逸話が転がっていますので・・・うごごごご、おさまれ好奇心!(^^;)

 とにかく、そんな風に、色々な視点から、色々な楽しみ方ができる、とても魅力的なコースだと思われます。
 参加される皆様、心の底から「楽しかった!」と言えるように、盛り上げていきましょう!



 そして、もしも、そういう気分になったのであれば・・・。
 他地域の皆様の目に映った現在の被災地の状況を、外に発信して頂ければと思います。
 同じ東北地方にいると、見えなくなっている部分もあると思いますし、情報網のコネクションは、やはりその地域で生活している皆様の方が強く持っておられると思いますので・・・。


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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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