日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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コース予習編。BRM913宮城1000。Part.2

 急に柳田國男の「遠野物語」を読み直したくなり、本日、会社帰りに書店へ。

 角川ソフィア文庫から、全集的な扱いで柳田國男のコレクション集が出ている事は知っていたので、そのコーナーに向かってみたら・・・。

 遠野物語の収録巻のみ、ない、という・・・。

 ・・・おのれ、このモヤモヤ感、どのように晴らすべきなのか・・・。

 では本題です。
 そろそろ真面目にコース予習をはじめているBRM913宮城1000。
 PC2以降の道のりについて、話を進めていきましょう。

 とはいえ、ここで述べるのはあくまでも机上調査&机上想定によるものが主であり、実走している訳ではありません。
 その辺りを踏まえて読み進んで頂ければと思います。

 という訳で、本題中の本題は長くなったので裏置きします。
 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックして下さい。

1.開催時期の気候(遠征参加の皆様のために)
 さて、遠征参加の皆様のためシリーズとして、開催時期あたりの東北地方の気候条件について触れておきましょう。

 南東北の9月中旬は、まだ残暑がそれなりに厳しい時期であり、北東北でも昼間は30度に達する日も珍しくありません。
 しかし、特に高標高地域においては、夜間早朝には10度くらいまで落ちる日も珍しくありません。
 コース進行の条件によっては、昼間は30℃越え、夜間早朝は一桁、なんて事もあるかもしれませんね。

 この辺りは、過去の気象庁のアメダス観測データや、開催当日直前の、コース周辺の気象状況をチェックして対応を練るしかないでしょう。

 ただし、晴天の場合は良いとしても、雨天になった場合、それ相応に厳しい気候になると思われます。
 また、特に海岸側で強風に襲われたりした場合、かなり困難な道のりになる可能性も高いと思われますので、まあ覚悟は必要でしょうね・・・。

 とはいえ、この季節であれば、まだ雪や凍結までは心配しなくても良いでしょう。
 逆に、東北というイメージで、涼しいだろう、と考えていたら暑かった、という罠にはまらないように注意した方がよいですね・・・。
 (ま、本当に暑くなるか、涼しいかは、その時の気候により判断した方がよいです)

2.PC2花泉~PC4釜石
 それではコース上の話に戻りましょう。

 PC2を出てしばらく行くと、コースは一旦、宮城県に戻り、国道4号に乗ってから、再び岩手県に入ります。


13082601.jpg
そしてこの県境表示を見る事になる。
これは今年のGWに、
4号の仙台~花巻間を自走した時に撮影。


 この先の国道4号沿いですが、対面2車線通行で、センターラインは黄線の区間が続きます。
 そして、国道4号は東北地方の大動脈路線であるため、自動車交通量は慢性的に多く、場所によっては自動車とせめぎ合って、走り辛いと感じる場所が多いでしょう。
 (というか、GWに花巻まで自走した時、実際、そういう思いを何度もした)

 一関市街地に入ると、一時的に4車線になったりする区間もありますが、平泉町に抜ける峠の入口で再度、急に2車線になるため、この辺りは少々、自動車との間合いを計り辛く、走り難さを感じるかと思います。

 平泉町に入ると、4車線の高規格道路断面になりますが、これが国道4号の平泉バイパスです。
 せっかく走り易くなりましたが、すぐに右前方に北上川を渡る長い橋(高館橋)が見えて来て、その袂の柳之御所交差点を右折し、対岸に渡るのがコースになります。

 しかし、ここを逆に左折してすぐの所にあるのが、かつての平泉の政務などの中心地であった柳之御所です。
 ここには資料館も併設されていたりするので、もし時間に余裕がある皆様がいらっしゃったら、足を伸ばしてみる事をお勧めします・・・。

 で、コースは北上川を渡る訳ですが、このとき、高館橋の周囲に広がる景観は、天気が良ければちょっと感動的な物があると思います。
 古来、蝦夷(えみし)の頭領、阿弖流為(アテルイ)と坂上田村麻呂が争い、奥州藤原氏が栄え、源義経が終焉を迎えた地がどのような場所か、是非、目に焼き付けて下さい。

 北上川の左岸に渡ったら、河岸段丘の縁を県道14号に沿って北上します。
 この区間は、最初は短い周期で微妙な(ルートラボ上にもあまり現れない)アップダウンを繰り返しますが、水沢江刺駅周辺になると、今度は一転してド平坦の直線路に変わるという、色々な意味で心を折りにくる道です。
 この辺りでそろそろ、走りはじめて最初の12時間が経過するくらいになっていると思われますので、最初の疲れの山が来る頃になっているかもしれませんね・・・。

 水沢江刺駅を過ぎた先をしばらく道なりに進み、国道107号へと登り上げ、北上市から花巻市まで、再び微妙なアップダウンのある直線路を道なりに進むと、国道4号花巻東バイパスを経て、旧国道4号(奥州街道)沿いのPC3へと到着です。

 恐らく、この時点で私と同じくらいのペースの方は、14日の午後になっているでしょう。
 そろそろ最初の疲労の山が訪れる段階であるとともに、ここから先は山岳地へと突入していきます。

 ちなみに、花巻までは東北新幹線沿いに走っているため、DNFしても仙台やスタート地点までは、鉄道で移動し易いのですが、この先は徐々に撤退ポイントが限られて来はじめます。
 ここまでの間に何らか、体調の異変やメカトラブルなどを抱えてしまった場合、あるいはこの段階で『大人の判断』が要求される可能性もあると思います・・・。

 PC3を出発してしばらく行くと、国道283号沿いに進路を東に取り、遠野方面へとコースは進んでいきます。
 この先は柳田國男の遠野物語の舞台にもなった遠野街道沿いに、宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」のモチーフにした岩手軽便鉄道の名残を横目に見つつ進んでいく道筋です。

 そして、この先は私の机上の空論度がMAXです(実際に走った事も、訪れた事もない地域が多い)。
 そういう内容だと思って読んで下さい。

 遠野市周辺には、遠野物語にゆかりの地があちこちに点在していますが、残念ながら、カッパ淵や卯子酉様などはコースから少し遠いため、寄り道をする時間は、私の脚では捻出できそうにありません・・・。
 反面、岩手軽便鉄道の遺構は、コース沿いの複数箇所で見る事ができるので、これをできるだけ拾い集めるように心がけましょうか・・・。

 仙人峠は長いトンネルで抜けるようなので、通過する際には後方から接近する車両に注意が必要でしょう。
 片峠になっているこの峠、下り基調の道を勢いよく進んでいけば、釜石駅前のPC4に到着しますが、ここは地形の急峻さが半端ではないため、道路や鉄道がそれを克服するため、かなり特殊な構造で設置されています。
 一瞬で通過する場所ではありますが、そんな特殊な構造を使ってまでも交通を確保した、その状態をご覧頂ければと思います。

 そして、釜石のPC4から先が、今回のコースで最も攻略難度が高い、三陸海岸の区間になっていきます。

3.PC4釜石~PC6五戸
 釜石から先は、三陸海岸沿いのルートを走ります。

 この区間については、三陸の「リアス式海岸」という地形的特徴により、非常にアップダウンが激しいコースになります。
 山岳地がそのまま海に沈んだと言われるその地形では、無数に存在する湾の奥が天然の良港になっているため、そこに港が造られ、町が開け、間の尾根を越えるように町と町を繋ぐ道が拓かれて現在に至ります。
 結果、隣町に行く間には必ず峠を越えなければならない、という状況が発生しているという、交通の難所にもなっている訳ですね・・・。

 この区間、実際にルートラボでコースを引いてみると、コースプロファイルのグラフが、あまりに見事なギザギザっぷりを示してくれています。
 実際にこの地域を走った事がある皆様の感想を聞いても、とにかくアップダウンが厳しくて嫌になった、という感想しか聞こえて来ません・・・。

 とにかく、コースは国道45号沿いを進んでいくだけですが、注意して頂きたいのは、国道45号は途中、自動車専用道のバイパスが設定されている区間が多くあり、そちらは歩行者や軽車両(=自転車)の通行が禁止されている事です。
 間違ってもそちらに進むような事がないようにして下さい。
 (時間的に午後半ば~夜の入口以降の通過になる方が多いと思うので、ぼちぼち疲れもかなりのレベルになっているはずですから、認識能力も低下している可能性があり・・・)

 そしてこの区間は、津波浸水区域を繰り返し通り抜ける区間でもあります。
 それほど特別に構える必要はありませんが(既に地元のサイクリストの皆様が活動を開始しているので)、場合によっては少々、補給に難があったり、仮眠場所の便が悪かったりするかもしれません。
 まあ、三連休中なので、復旧作業などで大型車や重機が動いている場所は最小限になっていると思われますが、土砂や砂利を運搬するトラックなどが日常的に通る場所だけに、道路端に散らばる砂利、角礫、砂の堆積などには注意が必要です。

 特に雨であった場合、タイヤにどれだけの数の異物が突き刺さるか、わかった物ではありませんので、対パンク装備も確実にしておきましょう。

 三陸海岸地帯の途中にPC5久慈があり、その先が久慈市街になります。
 私はこの辺りで、2度目の日の変わり目を迎える事になると思われますので、それに合わせて仮眠を取るつもりです。

 久慈市を抜けると進路は国道395号へと移り、再度山岳地帯へと進みます。
 久慈市内では、自動車専用道と一般道が複雑に交錯する区間があるので、キューシートの指示を取り違えないよう、十分に注意する必要があります。
 仮眠明けで、頭がリセットされていれば大丈夫かと思いますが・・・。

 国道395号は、赤石峠を頂点に青森県境までの間、規模の大小こそあれど、アップダウンが続きます。
 青森県境を越えたら、道の駅南郷方面に進路を取り、少し大きめのアップダウンを経てから、国道4号の剣吉交差点へ。

 ここは'12年の十和田ブルベで走った場所ですが、交差点を曲がる方向は逆。
 国道4号の北上方向に向かい、登坂車線付きの急勾配のアップダウンを経た先で、PC6五戸に到着です。

4.PC6五戸~PC7弘前
 ここから先は三陸海岸とは異なる意味で厳しくなる区間です。
 この先、十和田湖、奥入瀬渓流を経て御鼻部山に登り、分水嶺を越えて日本海側、弘前方面へと向かっていく道ですが・・・。

 この経路は陥没カルデラ湖である十和田湖に向けて登り続け、奥入瀬渓流区間でつかの間の下りを抜けますが、そこから先、奥入瀬バイパスでコース最高地点の御鼻部山展望台へと登り上げます。
 しかも、この区間は国立公園特別地域の指定を受けている場所が多いため、コンビニは皆無。
 補給を行う必要がある場合は、道の駅、観光地の土産物店やドライブインなどを活用する必要があります。

 ちなみに、数少ない補給地点も、奥入瀬渓流~奥入瀬バイパス~御鼻部山展望台~温川温泉に至るくらいまでは、ほとんどなくなります。
 展望台に併設されるお手洗いの水も、雪融け水や雨水を貯留したものであり、飲用には不向きです。
 補給物資は、早めに入手しておく事をお勧めします。

 御鼻部山展望台を越えたら、国道102号沿いに弘前市方面へと一気に下っていきます。
 虹の湖とも呼ばれ、ダムの中に古いダムが水没している事で有名な「浅瀬石川ダム」を過ぎると、天気が良ければ正面に岩木山の姿が見えてくるはずですが・・・。

 岩木山を見ながら弘前市街地に入り、弘前城付近まで行けばPC7弘前です。
 ここまで来たら、全行程の約2/3に到達しています。

 そしてここから先は、比較的平坦基調の道が・・・と言いたい所ですが、それは三陸海岸から十和田湖周辺までの険しい地帯と比較すれば、というレベルの話。
 まだまだ侮れない道程を1/3ほど残し、そろそろ二日目、15日も夕方になりかかっているでしょう。

 秋田まで行くか。
 それとも弘前で一旦、大休止を入れるか。

 この先の行程も考慮して、判断が求められる場所になると思われます。

 という所で、今回の予習編は終了。
 十和田湖~奥入瀬渓流は三連休という事もあり、観光客が多かった場合、色々注意が必要そうです。


 という訳で、コースの約2/3まで来た所で、最後の区間はまたいずれ・・・。

 というか、ここから先の区間は、実はコースの順番など、まだあまり頭に入っていなかったりして・・・。
 秋田市内を越えたら、ほぼ7号南下ルートな上に、PC9からは過去の宮城ブルベの逆進コースだったりするのでねえ・・・。


だから続く・・・かどうかは未定。



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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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