日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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日本屈指の絶景コース BRM525東京200十和田 Part.2

 西日本から関東地方まで、随分広い範囲が一気に梅雨入りしてしまったようですね。
 これからしばらく、自転車には優しくないシーズンです。

 私も608群馬が控えているのですが・・・今度雨だったら、さすがにちょっと出走をどうするか、一考する必要がありますね(^^;)。
 (そう何度も無茶できないし、群馬のコースは、一度も走った事がない場所ばかりだし・・・)

 神奈川の興津400で無茶できたのは、やっぱり、過去に何度か走った事がある場所だったから、というのが大きいでしょう。

 まあ、晴れてくれれば問題ないのですけれど・・・。 

 では本題です。
 発荷峠駐車場のPC1で、地元の皆様のご協力で温かいフードサービスを頂き、鋭気を養った所で、十和田湖への下りにかかります。
 その前に、展望台の方に・・・


13052601.jpg
って、うぉい!
なんぢゃこりゃあ!

と、思わず声に出てしまうほどの、
超展望が開けていた。


 いやあ、びっくりしました。

 PC1の駐車場から、わずかに登って、頂点に差し掛かってすぐ、正面にどぉ~んと、十和田湖と外輪山、そして八甲田連山がまとめて目に飛び込んできました。

 このスケール感。
 去年の走行時にも、この景観は素晴らしい、と思いましたが、今年は去年より湿度が低かったのか、八甲田連山がよりくっきり、そしてさらに豊富な残雪量で、真っ白な姿をくっきりと浮かび上がらせていたのでした。


13052602.jpg
先行して出した一枚を、
補正をかけて肉眼で見た感じに近付けた。

湖の青い水面の上に、
新緑の外輪山の緑が乗り、
芽吹き浅い茶色の高原を間に挟んで、
白い高山の姿が上にのぞいている。


 初夏から春、そして早春から冬までの、全ての季節の景色を一度に見ているかのような、そんな素晴らしい景観が、惜しげもなく眼前に広がっています。
 もちろん、今年も道路脇からではなく、展望台の上から景色を眺めています。

 ほんの少し、視点を上に上げるだけで、この、圧倒的な絶景感が得られるのですから、数分程度のタイムロスなど、気にするほどのものではない!
 私のあとから登ってきた団体観光客も、わぁー、とか、おおー、という感嘆の声しか出ていません。
 とにかく、この段階で、ここに来た目的の一端は確実に果たしたぞ、と、そんな実感を胸に、ウインドベストを装備して外輪山の中へと下って行ったのでした。

 という所で、詳細は長くなったので裏置きします。
 興味のある方は、以下のRead moreをクリックして下さい。

1.絶景区間を行く
 湖水を湛えた陥没カルデラの中は、外輪山の外の世界よりも明らかに涼しい空気で体を包んでくれました。
 まあ、下り坂の間は、涼し過ぎて顎がガチガチ鳴るほどだった訳ですが・・・(笑)。


13052603.jpg
十和田湖の湖岸に、
まだ咲き残っていたオオシマザクラ。


 この地点で、桜の枝越しの雪山を収めたかったのですが・・・。
 ここからもう少し左に寄ると、湖岸で三脚を立てている皆様の頭が入ってしまうという・・・(笑)。
 この先、奥入瀬渓流が待っているから、程々にしておこう、と自分を納得させ、湖岸の道を進んで行きます。

 そして休屋地区を通り抜けると、今年は宇樽部バイパスを通らずに、103号の旧道方面へと登るコースが設定されていたので、宇樽部トンネルの手前で旧道に左折して、瞰湖台を目指します。


13052604.jpg
103号の旧道は、
通る車も少ない静かな道。
結構馬鹿にできない急勾配区間もあった。


 バイパスができた事により、ほとんどの車はそちらを通るようになったのか、道路はあまり清掃などもされていないようで、落葉や花弁、花軸などが散乱し、路肩のブロックから内側の路面に向かって、下草がじわじわと浸食を開始しているような、そんな雰囲気が見られました。

 この道、大規模土砂災害などが起きたら、放棄されて廃道化するんじゃないだろうか・・・。
 あまりに誰も通らないその様子から、そんな余計な事を考えてしまったり・・・。


13052605.jpg
誰も通らない道を、
一人でゼエハア言いながら登って、
瞰湖台に到着。

13052606.jpg
瞰湖台、と言うだけあって、
眺めは最高に良い場所だった。
けれど、誰もいないので、
閑古台とも言いたくなったよ。


 この瞰湖台は、クイズポイントとして設定されており、その内容は、「トイレの裏にあるベンチは何台か?」という物でした。
 回答を書くペンを持っていなかったので、ベンチを画像に収めて先に進みます。
 結局、この旧道区間では、5〜6台くらいの自動車と出会ったくらいだったでしょうか?

 うち2台くらいは、山菜でも取りに行っているのか、路駐されていましたが・・・。
 (ちなみに、上の瞰湖台の画像に写っている車は、トイレ立ち寄りだった)


13052607.jpg
そんなこんながあったものの、
湖岸の道に戻ってきた。

13052608.jpg
今年も通った、湖岸の松倉神社前。
鳥居の注連縄が新しくなっていた。

13052609.jpg
で、走りながら撮影していると、
必ず何枚か、
こうやって暴発撮影しているカットがある(笑)。
ブレブレでわからない物がほとんどなのだが、
この一枚だけは、何でか鮮明に撮れていた。

13052610.jpg
この標識が見えると、
奥入瀬渓流まではもうすぐだ。


 さあ、近付いてきました、奥入瀬渓流!
 昨年、初めて通るその場所の、あまりに見事な景観美に、色々やらかした覚えがありますが、今年はどうなってしまうのか・・・。
 そして今年は、どんな景観美を見せてくれるのか・・・。

 色々な思いを胸に、子ノ口交差点を右折。
 奥入瀬渓流へと突入しました。

2.奥入瀬渓流に潜む罠

13052611.jpg
渓流の上流側で。
図鑑の見本写真に使いたいくらい、
樹形が見事なカツラの大木。

13052612.jpg
銚子大滝。
上流側から来ると、
半ば振り返るように見ないとわからない。


 え?
 銚子大滝、去年も同じアングルだったじゃないかって?

 ・・・仕方ないなあ・・・。


13052613.jpg
今年は遊歩道まで下りて撮ってきた。

落差7m。
川幅全てが滝になっている、
典型的な「魚止めの滝」。

この滝があったおかげで魚が溯上できず、
十和田湖は開拓がはじまるまで、
一切、魚類が生息していなかったらしい。

13052614.jpg
銚子大滝のすぐ下流側で合流する支流の、
国道を渡った崖側の滝。
階段状の流路の形姿が見事だ。

13052615.jpg
激しく岩の間を流れる場所もあれば、
穏やかに流れる場所もあり、
そして岩間で白く崩れる場所もある。
短い区間の間に、
様々な表情の渓流が現れる。

13052617.jpg
雲井の滝。
落差の大きい2段の滝で、
飛び散った飛沫が雲か霧のように、
あたりに漂っていた。

13052620.jpg
阿修羅の流れ。
奥入瀬渓流の中で、
最もダイナミックな急流と言われる場所。
沢山のカメラマンがいた。

13052621.jpg
紫明渓。
「冬の奥入瀬渓流」の代名詞になっている場所。
冬期は川面に岩が多数飛び出し、
雪の帽子を被って、
流れの中にポコポコ並んでいるらしい。


 コンパクトデジカメでこういう滝や渓流の写真を撮っても、実はあまりうまく撮れない事が多いです。
 多くのコンパクトデジカメは、大体、撮影モードが固定されているため、意図的にスローシャッターを切る事が困難であり、その結果、滝の雫がこういう線状に表現できない場合が多いのですよね。

 ですが、私の使っているOLYMPUS TG-2には、絞り優先モードがある!
 F8.0などまで絞り込んでシャッターを切れば、ご覧のような、白い筋のような流れを撮る事ができます。
 もう、この機能があるからこそ、この機種を選んだと言っても良い・・・というのは過言なのですが(^^;)、しかし、表現の幅が広がっているのは間違いありません。
 昨年よりもずっと、満足いく内容の画像撮影が行えたという実感がありますので・・・。


13052616.jpg
道は国道102号なのだが、
全体的に幅員も狭く、
岩や木の幹や枝が張り出している場所も多数ある。
紅葉シーズンともなれば、
道が詰まって動かなくなるのも、
無理のない話だろう。

13052618.jpg
と、阿修羅の流れの上流側で、
深い樹林が急に明るくなった。

13052619.jpg
近付いてみたら、
ここだけ若木だらけで、
しかも妙に幹の径が揃っている。
何だか不自然だ・・・。


 昨年もこの場所だけ、妙な違和感を感じていました。
 子ノ口からここまで、大木から若木までの様々なサイズの樹木と、ブナやカツラやトチやサワグルミやヤマハンノキや、と、様々な種類の樹木に覆われていたその雰囲気とは異なり、ほぼ、ブナ一択の、しかも細い若木のみ、というのが、どうも「自然的」な雰囲気ではない何かを感じさせられます。

 という訳で、昨年段階で調べてあったのですが・・・。

 ここ、1999年に大崩落事故が起きた、その現場だったようです。
 当時の事は、こちらの事故報告書に詳しい顛末が記載されていますが、国道だけでなく、奥入瀬渓流自体もせき止めてしまい、この上流側にかなりの水量を溜め込む天然ダムが出来上がってしまったようです。
 この事故の名残として、この辺りの河道には新たな滝(平成の流れ、などと呼ばれているらしい)が出現し、いくつかの景勝地の姿が変わってしまったのだとか・・・。

 恐るべきかな、自然の力(^^;)。

 しかし、この奥入瀬の渓流美自体も、崩落や倒木といった自然変化の積み重ねによって生み出されたものであり、現在進行形でその変化が続いているからこそ、美しい姿を見せてくれているのだ、と考えると、その暴威もまた、この渓流の一部なのだと思われてきます。
 今、見る事ができる美しい奥入瀬も、長い長い地質年代的な変化の中では、一瞬の移ろいの姿。

 そう考えると、この渓流の美しさが、また別の印象で受け止められるようになるのが不思議です。

 さて・・・。
 こんな風に書いている訳ですが、実のところ、この奥入瀬渓流を走っている辺りから、私の画像撮影枚数は目立って減少してきます。

 なぜかと言えば・・・。

 銚子大滝の上流に車体を止め、滝の撮影を終えて戻った所で、しばらくぶりに時計を見たら・・・自分の考えていた体感時刻と、実時刻表示に著しい差が開いていた事に気付かされたのでした。
 私はこの時点で、体感では10:50分くらいだろう、と思っていたのですが・・・時計の文字盤は、11:20分を表示していました。

 はいぃ?

 何かの間違いだろ?と思ってサイコンの時計表示を見ると、やはり時間は11:20分。
 よくよく考えたら、腕時計はアウトドア用の電波時計。
 時間が狂うはずがないのです。

 そして、去年の感覚が通用する訳がないのです。
 今年は、途中で瞰湖台という、余分な峠越えをしてきたのですから。

 背中に冷たい物が走りました。
 昨年の走行感覚で時間を考えていたのに、実際は全然違っていた・・・。

 ちなみに、昨年の走行では、石ヶ戸休憩所で意図せぬ長逗留になっていたものの、11:30分には焼山に到達しており、そこから国道103号を蔦川沿いに酸ヶ湯方面に向かいはじめ、13:20分頃、傘松峠を通過していました。
 ・・・なのに、昨年は既に焼山にいた時間に、まだ奥入瀬渓流の上流側をウロウロしている・・・。

 私の脚では、焼山から傘松峠までは、どう足掻いても2時間近くかかるでしょう。
 また、今年の時間設定から、この日は14時には傘松峠をクリアしないと、PC2が危なくなる、と、私は考えていたのです。

 そう考えると・・・。

 時間が全然足りないっ!

 おかげでこの後、各箇所で画像は一発撮り勝負。
 手ブレで「んんん・・・」となっても、あきらめてすぐに次のポイントへと移動して行くという、慌ただしい行程になってしまいました。

 あまりにせわしない状況のため、逆に気疲れして石ヶ戸休憩所に止まっていると、午前中に少し一緒に走ったビアンキ乗りの方が追いついてきました。
 「きれいな景色ですね〜」
 「もう、あちこち止まっちゃって、全然進めませんよ〜」
 そんな会話を交わしながらも、私の心の中は焦りが先行しています。

 ビアンキ乗りの方が休憩所内に向かわれたので、私は道を急ぎます。
 焼山まで来た所で・・・少し行動をどうすべきか迷いました。

 この日、この時点で正午。
 本来であれば、すぐにでも傘松峠に向かいたい所だったのですが・・・背中のポケットの補給食の量と、車体のドリンク残量を考えたら、この周辺で食事をとらないと、ハンガーノックなどに落ちそうで、少々危険です。

 しかし、お食事ポイントとして紹介されているお店は、個人経営店であり、今日は参加者が押し掛けているだろうから、時間のロスになりそう・・・。

 という訳で、以前、仕事で近くまで来た時に利用した、観光センター地下のレストランに飛び込む事に。
 あそこなら定食系の料理もあったし・・・と思って行ってみたら・・・。

 ランチバイキングの店に変わっていました・・・。

 ・・・・・・・・・え?

 と思ったものの、引っ込みがつかない状況でもあったので、「料理の出来上がりを待たない分、時間短縮になる!」と考え直して、そのまま特攻。
 しかし、ただ、単にバイキングだけ食べるのでは侘しいので、別途、十和田市のB級グルメとして有名な、牛バラ焼きをサイドメニューにつける事にしました。

 そして出てきた牛バラ焼きは・・・ん?

 目の前で、鉄板の下の固形燃料に点火。 
 今から焼くんかい! 

 いや、これ、観光で来ているなら、物凄く喜んだと思うんですよ(^^;)。
 目の前で、自分好みの焼き加減に焼き上げて食べるって、あまりない話ですから。

 しかし、今は一分一秒が惜しい状況・・・。
 これでは、料理の出来上がりを待つのと同じ時間のタイムロスになってしまいます。

 焦りつつも、どこかで冷静な自分が機能して、ジャージの腹側にジップロック封入で突っ込んであったキューシートを取り出し、もう一度、時間を検討します(場合によっては、放棄して飛び出そうと思った)。

 色々逆算すると・・・トータルで30分以内のタイムロスなら、何とかなりそうな感じが見えてきました。
 という訳で、これ以上に考える事と言えば、

 早く焼けてくれ! 

 の、ただ一点のみ(^^;)。

 しばらく経つと、こんな状況でも美味しいバラ焼きが出来上がりました(笑)。
 いつか、機会があれば、ゆっくり味わいに来たいものです。

 さて、焦りつつも食事も終わったので、傘松峠へと向かいましょう。
 タイムロスは35分。目標より少々遅れてしまった!急ぐぞ!

3.そして季節を逆に巡る
 焼山からは奥入瀬川を渡ってすぐの場所で、進路を蔦川の上流川方向へと取ります。
 そのとき、ふと、お食事ポイントになっていた店の方を見ましたが、止まっている車体はありません。

 あとで知りましたが、この時点で、既に全員が傘松峠へと向かっていたのでした(つまり、私が最下位だった:笑)。
 たっぷり食べてしまったため、重くなった腹を引きずるように登坂を開始します。


13052622.jpg
ここから先は、急に登るか、
ダラダラ登るか。
わずかな平坦と下りをのぞけば、
とにかく登りっぱなしの区間になる。


 昨年も思いましたが、この道、出だしから容赦なく急勾配の九十九折です。
 食い過ぎたか、と、少々後悔しながら登って行くと、急坂の先に、蛍光色の背中がポツポツと見えてきました。
 良かった、極端に遅れている訳ではないんだな、と、妙な方向で安心し、最初の温泉、蔦温泉をクリア。

 この時点で、最初に背中が見えた、ツーリングバイク仕様のクロモリ車の方と、私同様、あちこちで写真を撮っている姿を見た青いジャージの方を追い越しました。
 私が坂で人を抜くってのは、珍しい話なんですが(^^;)。
 (登坂が大の苦手。「重いから!」色々と)

 その後、蔦トンネルを抜けて、仙人橋の所に出た段階で・・・唖然とする景色が。


13052623.jpg
仙人橋から上流川を見た所。
なんだこの景色!
まだ、そんなに標高を上げていないのに・・・。

12060414.jpg
これが昨年撮った仙人橋の上流側。
画像左側の残雪量と、
木々の芽吹き方が全然違う!


 この段階で、この残雪量・・・。
 まあ、川筋なので、崩落してきた雪塊がたまったり、日陰になったりして、残り易いのだろう、とも思ったのですが、この辺りから視界には白い物が目立って多くなりはじめます。

 やがて県道256号が右から合流するくらいの地点(標高630m付近。地形図より)になると、道路の両脇が完全に残雪で覆われるようになりました。


13052624.jpg
昨年より明らかに多い残雪量。
昨年は、もっと高標高域まで行かないと、
こんな風景には出会えなかったのに。

13052625.jpg
ってな事を考えているうちに、
こうなった。
おい、増え過ぎだろ。


 上の画像中に、またもビアンキ乗りの方が写っています(笑)。
 この後、いつまでも終わらぬ坂に対して愚痴を言い合いながら走った後、先行させて頂きました。

 そして、残雪量は画像の通り、もはや壁と言っても良いレベルになってきました。
 しかし、困った事に、雪の重みに負けた若木が、雪の中から横向きに枝葉を突き出しているため、自動車が来ても道の端に寄り難い事、この上ない状況です。
 そして、雪が緩んできたためか、時々、重みに打ち勝って、バネのように立ち上がる木もあるのですが、同時に雪塊を周囲に撒き散らすので、危ないったらありゃしない(笑)。

 ついでに言えば、場所によっては道路が雪融け水で川のようになっていて、リムまで水に浸しながら走った区間もあったり・・・。

 標高が高くなればなるほど、左右の雪壁は高くなり、地形的に沢になっている場所では、冷風が高所から吹き下ろしてきて、全くの真冬のような寒さになっている場所も出てきました。


12060423.jpg
もう一度、昨年の状態と比較してみよう。
傘松峠に続く道の風景。

13052626.jpg
今年はこんな感じだった。
もはや、どこがどんな風に違うか、
説明する必要もないと思う。

13052627.jpg
昨年、見事に咲いていたミズバショウ群落は、
この寒さでも見事に咲いていた。
この場所は、ここだけ地熱が高いのかな?
それとも、山の切れ間なので、
日が当たり易いとか?


 昨年は、もうすぐ完全に雪が融けそうな、そんな風景の中で、青く色付きはじめた木々を見ながら走ったのですが、今年は標高が上がれば上がるほど、まだ芽吹く前の、硬い新芽を纏った木々が多くなり、冬といっても良いような景色へと変化して行きます。

 新緑の、柔らかくて温かそうな黄緑から、硬く閉じた茶色の新芽を過ぎて、白い雪の壁が左右を閉ざす区間まで。
 標高約200m付近(焼山)から1,000mに向かうまでの間に、季節は初夏から春、そして初春から冬へと変化して行きました。
 つまり、発荷峠で遠望した、あの、高所に向かうほど季節が逆行する景色のど真ん中を走り抜けているのです。

 途中、Tシャツにカーゴパンツ装備のクロスバイクの若者が、「寒い〜!寒い寒い寒いぃ〜!」と叫びながら下って来るのとすれ違いましたが、まあ、気持ちはわかるぞ。

 というか、軽装過ぎるだろ、君。
 この季節の標高1,000mは、関東地方でも下りはウインドブレーカーが欲しくなるんだぞ・・・・。


13052628.jpg
そして到着、傘松峠!


 着いたぁ〜!
 やっと着いたぞぉ〜!

 心の中でそう叫んで、息を整えようと一旦、その場に足をつくと、自分の足の隣の土地面に、シマノのSPD-SL型の凹みがいくつか。
 みんな、ここで考える事は同じだったようです(笑)。

 時間は14:15分頃。
 まあ、想定を少し下回ったものの、ここから先は下りも多いので、取り返せない時間ではありません。
 ただし、注意すべきは、八甲田スキー場付近と、県道40号に逸れてからの登り返し・・・。

 昨年はそこを走っている間、「ふざけんなコノヤロー!」としか考えられなかった、厳しい区間でもあります。

 それを考えたら、ゆっくりしていられる時間は少ない。
 さあ、ウインドベストの前をしっかり閉じて、下りへとかかりましょう。


13052629.jpg
しかし、こんな景色の中を、
50km/hとかで下るのだから、
そりゃもう、寒い寒い・・・。


 この日、フルスピードで下るには、ウインドベストではなく、ウインドブレーカーが必要でした。
 昨年と同じ装備でいいか、と思っていましたが、甘かったようです。

 それにしても、先程すれ違ったクロスバイクの若者は、こんな中をTシャツ一枚で下って行ったんだったよな・・・。
 風邪ひいてなきゃいいけど(^^;)。


(Part.3に続く)

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コメント
絶景という罠だらけですね。
素晴らしい景色ですね―。カメラを持っていてこれで脚を止めない
わけがありません。写真も素敵です。全行程で、停車→シャッターだけで1時間くらい使ってるんじゃないんですか(笑)

(さすがに冬は無理そうなので)3季節での景色の移り変わりを見てみたいコースです。
バイキングも今度はゆっくり食べれるといいですね。
2013/05/30(木) 22:11 | URL | いわん #-[ コメントの編集]
OLYMPUS TG-2
奥入瀬渓流の水の具合が綺麗に撮れていて感心しました!
コンデジなのにOLYMPUS TG-2やりますね~!!
ブルベで使うコンデジが欲しいなと思っているのですが、防水とか大丈夫ですか?
2013/05/31(金) 06:17 | URL | iwan #Hble4PXk[ コメントの編集]
まさに絶景だらけです。
いわんさん、ありがとうございます。

本当に絶景だらけで、危険な罠がいっぱいでした(笑)。
これが秋の紅葉期の開催だったら、
どんな事になっていたか、考えるだけで恐ろしいですね・・・。

奥入瀬渓流、冬も除雪されていて、自動車で通れるようですよ。
まあ、自転車では無理でしょうけれど・・・。
(色々凍結するらしいので・・・)
2013/05/31(金) 08:34 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
Re: OLYMPUS TG-2
iwanさん、コメントありがとうございます。

TG-2は、メーカー公証で15m防水という防水性能です。

ちなみに、以下のような腕に巻くタイプのキャリーポーチを使い、
先日、511神奈川400興津で15時間、雨に降られましたが、大丈夫でした。

http://olympus-imaging.jp/product/compact/accessory/case/csch92/index.html

落下衝撃にも強いそうですが、こちらは、まだ試せていませんし、
試したくもないですね(^^;)。

ブルベ用として、個人的には、なかなかお勧めの機種です。
2013/05/31(金) 08:40 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
滝の写真綺麗〜。
流石の滝の写真!羽衣の様な水の流れが美しいです。
多機能ですね。OLYMPUUS TG-2。
私はPENTAX Optio WG-2 GPSという防水・防ショックのカメラを使っていますが、説明書を読んでいないので、絞り設定とかが出来るのかはワカリマセン。。。読まねば!
「そして季節を逆に巡る」なんかすっごくカッコいい表現ですね。
感動しました。そうか、あのとき、季節を逆に巡っていたんだって。。。(感受性低)
2013/06/02(日) 09:54 | URL | タッチ #EGTCt1XI[ コメントの編集]
Re: 滝の写真綺麗〜。
タッチさん、続けてコメント、ありがとうございます!

> 流石の滝の写真!羽衣の様な水の流れが美しいです。
ありがとうございます!
スローシャッターを切ったので、手ぶれていないか、
少々心配でしたが、大丈夫でした。

小見出しにしているタイトルのうち、
いくつかは実際に走っている時に感じた事や、
考えた事をそのまま使っています。
最近、忘れてしまう事も多いので、
ボイスレコーダを持ち歩こうかと思案中・・・(笑)。
2013/06/02(日) 10:18 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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