日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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BRM511神奈川400興津 オマケ編

 これを書いている本日、'13年5月19日には、東北地方では一大イベントである、「蔵王ヒルクライム」が行われました。
 当初、雨だった天気予報は、日が経つにつれて回復し、今日はそれほど風も強くない、絶好のヒルクライム日和になっていたようです。

 ま、私はヒルクライムが苦手なので、最初から参加していない訳なのですが・・・(^^;)。

 しかし、同じショップでお世話になっている皆様をはじめ、ブルベでご一緒した皆様など、本当に多数の自転車乗りが参加したイベントでした。
 色々なルートで流れてきたリザルトや走行報告などからは、例年通り、楽しいイベントになったようです。

 来年は・・・いや、ヒルクライムは苦手なんで・・・(^^;)。
 (ブルベのスケジュールと被る可能性もあるしね・・・)

 では本題です。
 今回のブルベを走っている間、およびその後に色々と考えたり感じたり、色々試した装備についてのあれこれなどを、オマケ編として上げておきましょう。

 オマケと言いつつ、相当に長い話になってしまったので、本編は裏置きします。
 興味のある方は、Read moreをクリックして下さい。

1.400kmを走る感覚
 何というか・・・走ってしまった後になると、まあ、こんな感じなのね、と、それくらいの物であるのが何というか・・・。

 普段、200を走り終わったあとは、「400や600は、これを2回、3回繰り返す・・・」と考えて、かなりゲンナリするのですが、最初から400を走るのだ、という前提で行動すると、案外、走れてしまう物です。
 逆に、200や300で終わるんだ、という前提で走ると、そこに到達した段階で気持ちも体も切れてしまい、それ以上、動くのが苦痛になってしまっているだけのような気がします。

 まあ結局、気持ちの持ちようだ、という結論なのですが、今後、長距離ブルベに挑戦する、という皆様の参考になれば・・・。

 ただし、何度もSRを取得した皆様いわく、400kmは、最初の一回目は体が緊張しているので、案外勢いで走れてしまうものだが、2回目以降になると、慣れや安心感から、想像以上に厳しい道行きになる事が多い、との事です。

 実際、400kmは制限時間が27時間であり、標準的に24時間で走る参加者が多い事を考えると、一昼夜走り続ける必要がある割には仮眠の時間が取れないという、案外サバイバルな制限時間設定にありますから・・・。
 次回の、2本目以降の400がどうなるのか、少々、心配になってきました・・・。

2.雨天走行のダメージ
 これはかなり深刻でした・・・。

 まず、車体の汚れに関しては、本当に悲惨なレベルであり、洗っても洗っても、どこかに必ず汚れが残っていて、あとでどこかに手を触れると、なぜか黒い汚れが手に残るという・・・。
 長時間、雨に降られ、ブレーキシュー(R55C3)が半分以上、なくなっていたレベルだったので、削れた分のシューが黒い粉になって、あちこちに飛び散っていて・・・。

 しかもこれが、水で流したくらいでは落ちず、物理的にこすり落とすか、拭き取るかしないと、全く落ちてはくれないのです。
 まあおかげで、フレームからホイールから何から、本当に隅々まで拭き取る事になりました。
 おかげで、細部の不具合発生度のチェックまで行えましたよ、ついでの話で。
 もう一つ言うと、ブレーキシューは、前後とも、もう溝がなくなっていたので、もちろん交換です。

 で、あらかたきれいになった所で、もう一度、全体をチェックしてみると・・・。

 まず、フレーム側。
 こちらは輪行袋から出して、縦置き、ハンドルは右90度位置でそのままになっていましたが・・・その形でヘッドパーツが固着。
 手で揺すっても全く動かず、掌底でガツンと何度かぶっ叩いて、やっとガコッという感じで固着が外れましたが、ハンドルは左右に振ると、ゴリゴリという感じの違和感が出ています。

 これは・・・ベアリングが錆びたかも・・・。

 その後、ホイールを磨きつつ、チェック・・・するまでもなく、リムを磨く時に、ホイールをクルクル回転させるその動きに合わせて、リムがチャプチャプ音を立てています。

 ・・・リム内浸水か・・・。

 またやったか!
 2010年のツール・ド・おきなわ本島一周の大雨警報中のやんばるの森走行、昨年の宮城400での鳥海山ブルーラインの大雨走行、そして、今回の興津400での15時間雨天走行(だばぁ!の連続あり)。

 タイヤとチューブを外し、バルブ穴から中に入った水を出した後、バルブ穴を真下に向けて、室内放置・・・。
 乾燥した後、リムの方もきれいに汚れを拭き取ると・・・ん?ブレーキの当たり面が、うっすら凹んでる・・・。

 Corratecで使用しているホイールはLightning Alpineですが、使用年数がかなりの長期になってきた事と、度重なる雨天走行もあって、そろそろ損耗が酷くなってきたようです。
 あと一回くらい、雨天で100kmほど走行したら、もう限界かもしれませんね。
 (リムウォールが薄くなり過ぎて、高圧を入れるとリムが割れる可能性がある)

 ブルベのベテランの皆様の中には、「雨でDNS/DNFなんて・・・」と言われる事もありますが・・・。
 まあ確かに、「あらゆる状況下でも目的地まで辿り着く」のがランドヌールの一つの形であるとは思いますが・・・。

 「状況を客観的に分析し、自分にはリスクが高過ぎると判断されるなら、出走取りやめや撤退を選択する」のもまた、ランドヌールに求められる資質の一つである、と私は思います。
 特に、こうしたパーツの損耗も考えると、安易に雨天走行をする事は、お勧めできません。

 結果的に、車体およびパーツに喰らったダメージは以下の通り。

フレーム&ホイール
 ・各種汚れ(洗浄が滅茶苦茶大変だった)
 ・ヘッドパーツが錆びて固着
 ・リム内浸水
 ・リムウォールの摩耗進行

ライト類
 ・HL-EL520×2基 発光部レンズに結露。
  ※逆さ吊りだった1,500 cdモデルは、電池接点端子に錆発生。
 ・その他ライトは浸水なし(ただし、物凄い汚れっぷり)
 ・SG-305のズームの沈胴部に泥が入り、ジャリジャリに。

 ヘッドパーツに関しては、ショップ持込みで、対応するベアリングが在庫していたので助かりましたが、そうでなかったら、2週間以上、修理が終わらない可能性もありました。
 ちなみに、ヘッドパーツはすぐに浸水する場所であり、何度か雨に降られたら、必ず開いて点検する必要があるとの事。
 (ましてや、ブルベの雨天走行なんて・・・。一回でも経験したら、開いて点検しないとね)
 ベアリングも消耗品と割り切っておく必要があるそうです・・・。

3.雨天走行で役立った装備
 今回、まあ、半分望んで雨天走行に飛び込んで行った訳ですが。
 その中で、役立った装備も色々ありましたので、それについて触れておきましょう。

モンベル サイクルレインスーツ
 日本のアウトドアメーカー、モンベルの、ゴアテックスを使用したサイクルレインスーツを、今回も上下ともに装着。
 言わずとしれた、ブルベでの定番アイテムの一つであり、今回のブルベでも装着率はかなり高く、参加者同士で渋滞したら、「モンベルトレイン」になっている事もあったり・・・(笑)。

 しかし、さすがはブルベの定番アイテム。
 中からの蒸れは避けられませんが、外からの浸水はなく、風が強くても動いていれば、衣服内の温かさを持続してくれるという、相変わらずの高性能っぷりを発揮してくれました。

 雨中ライドも、これがあれば、ある程度の時間は快適に走れる・・・かもしれません(そこはもう、道路環境&天候の状況次第ってことで)。

モンベル ウールソックス
 雨が避けられない事がわかってから、本番の2〜3日前に投入を決め、急遽、仙台のモンベルショップで購入したソックス。
 メリノーウールを混紡した繊維で織られた生地を用いており、自転車で使用する事から、トラベル用の薄手のソックスを選んでみたのですが・・・。

 大正解!

 最初から最後まで、足先に関しては、冷たさや寒さ、あるいは濡れによるふやけた感じなどの、とにかく色々、不快な思いはしませんでした。
 まあ、これは同じモンベルのレインシューズカバーを装着していたため、風の影響が少なかった事もありますけれどね・・・。
 (しっかし、本当に上から下まで、全部モンベル・・・)

 ただし、惜しかった点。
 モンベルのメリノーウール混紡ソックスですが、その他に混紡されている繊維が、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル・・・。
 この、アクリル繊維が、アトピー持ちの私の肌には大敵過ぎる存在であり・・・まあ、含有率はほんの少量なので、問題ないかな、と思ったのですが、ブルベ後2日経ってから、ソックス型にかぶれが出ました・・・。

 モンベルさん、このソックス、ウールとダクロンとポリエステルだけで作って頂く事はできませんか?
 (サイクル専用品とは言いませんから・・・)

SKS レースブレード
 いわゆる、後付のドロヨケです。
 シートポストから尻尾のように張り出す形ではなく、両側のシートステーに装着するタイプのドロヨケで、しっかり装着すれば、ダンシングしてもほとんど左右にたわまず、タイヤとの接触もありません。

 そして今回、これを使用したおかげか、去年の宮城400ではレインカバーを使用しても浸水してしまったTOPEAKウェッジバッグ II Mサイズですが、今回は少々、結露による内部濡れはありましたが、浸水までは行きませんでした。
 ちゃんと周辺装備を固めていれば、この製品、なかなか良い装備かもしれません。
 昨年の評価は、私の経験不足だったという事で・・・。

 というか、今回走ってみて、実際にドロヨケあり、なしの両方の参加者の後ろを走ったのですが、ドロヨケがある人とない人では、跳ね上げの水量が全く違っていました。
 本編にも書きましたが、ドロヨケ装備の方は、ほとんど跳ね上げが見られなかった反面、未装備の方は、ホースでサドルバッグに水をずっとぶっかけているのと同じレベルで、跳ね上げが当たっていました。
 そりゃ、そんな水をずっと喰らっていたら、レインカバーをかけても、叩き付ける水圧で縫目や開口部から浸水して当然ですわね・・・。

 ちなみに、ドロヨケ装備と言っても、このレースブレードと同様に、シートステーに装着するタイプなど、左右方向にガタツキが少ないタイプのドロヨケを装備している人は、跳ね上げがほとんどありませんでしたが、シートポストに尻尾のようにつけるタイプのドロヨケだと、タイヤの中心線を微妙に外していたり、走行中に左右にズレたりして、ほとんど意味のない状態になっている人もちらほら・・・。

 また、後続の皆様への跳ね飛ばしについても、尻尾型でなく、上面被覆型の方が、何倍も高そうです。
 少々、面白い状況として、上面被覆型のドロヨケは、水たまりの中など、跳ね上げ量が多くなりそうな場所を通っている時は、跳ね上げられた水がドロヨケ内を伝って落ちて、タイヤからの跳ね上がりの上に滝のように流れ落ちる事から、それが跳ね上げを押し戻し、跳ね上げ水量を抑制している様子も見られました。

 雨天走行をする場合、尻尾ではなく、なるべく上面被覆型のドロヨケを装備するようにした方が、自分の装備、そして他の参加者の不快度指数も上げる事なく、走行できるように思います。

 なお、今回装着したのは、後輪側のみです。
 前輪側は・・・R.T. Carbonはダウンチューブとタイヤの間の間隙が狭く、ドロヨケを装着できない・・・(物理的に不可能だった)。

装備ではないけれど
 ちょっとした小技。

 私の使用しているサドルは、Specializedの体に優しいシリーズなのですが、その特徴として、サドルの中央には穴があいています。

 ここから落ちる水がシートポストを伝って、サドルバッグやその他装備を濡らしてしまう事があったため、今回はここをガムテープで塞いでおきました。
 おかげで、か、今回はサドルバッグに浸水なし。
 シートステーに設置していたKnog SKINK(カバー、ビニテ固定付)にも、浸水はありませんでした。

 穴あきサドルを使用している皆様も、ちょっと試してみると良いかもです。

 まあ・・・気付いたら水がたまっていたりするので、定期的にチェックしないといけないのが珠に傷ですけどね(^^;)。



 という訳で、今回のブルベに関するあれこれは回収・・・できていない話題もありますが、まあそれは別途話題にしましょう。
 今回は、ここまで!

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コメント
経験者は語る
経験しないとわからないことってありますよね
エクスペーリエンスが大事です

頭でっかちになってしまう昨今の若者は
もっと外に出て経験値を積みましょう!

なーんて
言ってるおぢさんですが・・・
自転車以外は結構インドア。


蔵王は私もエントリーのエの字も考えませんでした。
あれやる人たちは究極のマゾヒスト!
だと思うのですが・・・・

おこられちゃいそうですね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
2013/05/20(月) 22:54 | URL | cos69 #/.OuxNPQ[ コメントの編集]
Re: 経験者は語る
cos69さん、ありがとうございます。

いやあ、今回みたいな経験は、できれば二回目はいらないです(^^;)。
一応、車体は何とか走れるようになりましたが、
まだまだ色々、手を入れたい部分もあったりしますし・・・。

そうそう、蔵王は、参加者の皆様同士での会話などを見ていると、
物凄く楽しそうに見えるのですが、あれは一種の罠だと思っています(笑)。

まあしかし、クライマーの皆様に言わせれば、
24時間もサドルの上に座って、ただ走ってるだけの方がマゾいのでしょうが(笑)。
(実際、自分でも「ようやるわ」と思う時があったり・・・)
2013/05/20(月) 23:17 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
No title
でも
ツールドさくらんぼは出ます!(^^)/

さて
ASで何食おう・・・・うふふ
2013/05/22(水) 01:36 | URL | cos69 #uRckqWJE[ コメントの編集]
Re:
> ASで何食おう・・・・うふふ

あ~、地域密着型のイベントだと、それが楽しみなんですよね!
ブルベだと、全国どこに行っても、コンビニ飯かファミレス飯・・・(笑)。

十和田では、ちょっと変わったものを食べてこようと考えています!
・・・が、そんな時間的余裕を作るのが大変そうなコースなのが・・・。
(前半が登りっぱなし・・・)
2013/05/22(水) 18:15 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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