日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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電装系の工夫?あれこれ

 毎年、年度末は多忙期ですが、今年もついに本格的な「多忙期」に突入しつつあります。

 さてさて、3月末までの間に、今年はどれだけ消耗するのでしょうか?(^^;)
 まあ、毎年のことなので、もう慣れましたが・・・。

 では本題です。
 先日、Twitterで、長距離ブルベ走行時のライト、GPS等の電源管理について、フォロワーさんとの間で色々話題になりました。
 今回はそこから発想を膨らませて、ちょいと考えてみた内容をネタにしてみます。

 ただし、内容は随分、マニアックな方向に行ってしまったので、裏置きします。

 興味のある皆様は、以下のRead moreをクリックしてください。

 ブルベで長距離を走る際、電装系への電源確保が結構シビアになる時があります。
 例えば、前照灯一つをとっても、十分な明るさのライトのランタイムは比較的短いため、一晩なら何とか運用できても、2回目のナイトライドを迎えることになる600km以上の距離を走る場合には足りない、という事がよくあります(という話をよく聞く。私は600未出走なので、まだ体験はない)。

 また、近年は乾電池を使用した製品ではなく、内蔵リチウムイオン電池にUSBで充電するタイプの製品が主流を占めてきているため、電池切れになったライトは、実質、再充電できる環境がなければ使えない、ということにもなりかねません。
 つまり、自分の使っている機材等の状況に応じて、予備の電池や電源をどう確保するのか、色々と工夫が必要になってくるわけです。

 もちろん、走行中に安定的に電力を供給するように考えた場合、最も確実な手段は、ハブダイナモ等の駆動系に装着する発電機を導入することです。
 これは、とにかく走っている間であれば、常に電源を得ることができるため、ライトを点灯させていない時には、充電池に電源を供給する、なんてことも簡単に出来てしまうでしょう。
 近年はUSB出力に対応した配電系もあるため、ライト、GPSなどへの給電が、以前よりずっと簡単になってきているそうですから、実は、これがほぼ確実な「正解」なのではないかと思えるほどです。

 ただし、欠点は、それなりの製品を導入するためには、イニシャルコストがそれなりにかかること。
 現在は、ロードで使用可能な仕様の、ハブダイナモを組み込んだ完組ホイールは製造されていないようなので、基本的にはハブダイナモ+リムで手組ホイールの作成をショップにお願いしないといけませんし、配電系にそれなりのコストが必要です(整流器、コネクタ、変換機、etc.)。

 そんな訳で、私はそれよりは低コストで導入が可能だった、ポータブルソーラーパネルを先に入手したのは、以前お伝えした通りです(リンク先の真ん中あたり)。
 導入したGOALZERO NOMAD3.5については、冬季でも晴天であれば、6時間程度でエネループ4本を70~80%程度の所まで充電可能であり、補助電源としての役目は果たしてくれそうです(パネルで電池を充電→コネクトケーブルで各機器と繋ぐ、という形で運用可能)。

 しかし、ソーラーパネルは、NOMAD3.5ほどの大きさでも、エネループ4本の充電にそこまでの時間が必要になるくらい、充電効率が悪いというのも、また事実です。
 これ以上、効率を上げるには、パネルを大型化する必要がありますが、自転車で走っている間での運用を基本と考えた場合、GOALZERO製品では、NOMAD 7(Guide 10 Plus Adventure Kitとして国内販売されている)くらいの大きさが限界でしょう。
 このNOMAD 7も、開けば人の背中全面くらいの大きさになりますから、バックパック等にくくりつけて背負う形での運用になると思われます(NOMAD3.5は、まだぎりぎり、400幅のドロップハンドルの間に装着可能)。

 まあ、結論めいた事を書いてしまえば、ソーラーパネルはあくまでも補助的に使用するための器具と割り切って、基本は予備電池や大容量バッテリーを許される限り持ち歩く、という対処が必要になるかと思われます。

 しかし、それではハブダイナモの優位性が際立つだけではないか。
 それ以外で、何か役に立つものはないか、と考えていて・・・。

 以前、自転車のハンドルバーに装着可能な、超小型風力発電システムという物の製品情報を見た事を思い出しました。

 ・・・え~?
 効率性という意味では、相当に課題のあるシステムだよね、風力って・・・。
 (詳細は別に譲るが、一般に言われるほどエコでランニングコストも安く、資源賦存量も十分な物なら、法の規制がまだ厳しくなかった+国の助成金も普通につきまくっていた'90~'00年代までに、何で国内にバンバン立たなかったのか、を考えたら、実際には「割に合わない」商売である事はご理解いただけるかと・・・)

 まあ、確かに、普通に考えて、ネタ程度にしかならないシステムであろう事は予測できますが、とにかく、ちょっと調べてみたところ、比較的実用的な製品として、こんな物がありました。

HYmini
 風力発電用の超小型ファンと、ソーラーパネルがセットになった機器。
 小型ファンの本体には1200mAhのリチウムイオンポリマー二次電池が内蔵されていて、ファンの回転やソーラーパネルで内蔵電池に充電し、外部端子で給電する仕組み。
 発想として悪くない製品だが、売れなかったのか、メーカー終息のため、現在市場には出回っていない模様・・・。


ポータブル風力発電機
 USB電源による「ヒーター付ひざかけ」だの、「猫耳イヤホン」だの、何かとおかしい製品(たぶん褒め言葉)を世に送り出している、サンコー株式会社の製品。
 単三型充電池2本を内蔵可能で、ファン以外にも、microUSB端子からの入力で充電が可能な仕様になっている。
 スペックを真面目に読めば読むほど、色々作り込んであるけれど、突っ込みどころも満載に思えてくるのはどうしたものか・・・。


 HYminiの方は、残念ながら、どこかに眠っているデッドストックが発掘されるか、中古品が出ていない限り、入手困難になってしまっているようです。また、開発年代が少々以前だったため、内蔵電池が1200mAhと、現在では見劣りする仕様なのが残念ですね・・・。
 とはいえ、風力に、ソーラーも併用できるというのは、移動時・静止時の両方で発電手段が確保されていた、という意味では、なかなか考えられた製品だと思われます。

 一方の、ポータブル風力発電機に関しては・・・真面目に作り込んでいるのか、ネタなのか、ちょっと紙一重な仕様が色々面白い製品ではあります。
 一応、本体に装着されているLEDは、それなりの風で風車が回っていれば点灯もしくは点滅で使用できるようです。 

 また、LEDは白色と赤色が同時に装備されているので、自転車のフロント/リアのどちらにも使える、ということらしいのですが・・・。
 「自転車の後方に着ける時は、ファンが回りにくくなるので、装着位置には注意」という説明書きがあったり(その前に、どこに着けるんだ?という疑問もある)、いまいち煮詰めが甘い所がありますね・・・。

 また、Amazoneでのレビューを見ると、どうやら発電量に関しては、電池の消耗をある程度抑えられるかどうか、というレベルであり、基本的にUSBやコンセント等で充電した電池を装着し、その電力を使って他の機器に給電する、という仕組みになっているようです。

 ・・・おいおい(笑)。

 まあ、この風力発電系の製品の運用については、某鉄腕DASHで日本一周の旅に出ていた、「ソーラーカーだん吉」を思い出して頂ければちょうど良いかと・・・(ブルベ年代の皆様であれば、記憶に新しい事でしょう)。
 あの「だん吉」も、スタート時点ではフル充電されたバッテリーを装備し、走行中はソーラーパネルで発電した電力を補助的に使用することで、バッテリーの電力消費をおさえながら航続距離を延ばすシステムでした。

 この、風力システムも、基本的なシステムは同様の物だと考えておいた方が良さそうです。
 私的には、ネタとしては面白いけれど、そのためにわざわざ購入するか?と聞かれたら・・・ま、二の足を踏みますね、既にソーラーもあるので(^^;)。

 結果的に、「ハブダイナモ最強!」という結果になってしまったような気がしますが、思いもよらぬものを、思いもよらぬ形で運用して驚かせてくれるのが、ランドヌールの皆様の恐ろしい所です。
 いずれ、ハブダイナモだけではない、個性的かつ画期的な電源確保手法を見せていただけるのではないか。
 あるいは、自分で何かできることはないか、と、そんな事を楽しく妄想している所です。

 ・・・ええ、現実逃避ですが、何か?

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コメント
No title
やはりここは燃料電池の出現を待つのがいいのではないかと思うですよ。
日本でも販売されればいいんですけどね。ランニングコストも安そうだし。

http://gqjapan.jp/2012/03/16/powertrekk/
2013/01/29(火) 14:54 | URL | 漬物 #-[ コメントの編集]
燃料電池!
漬物さん、コメントありがとうございます。

燃料電池!その発想はありませんでした!
まだ実用化まで遠い話だと思っていましたので・・・。
これ、本当に宣伝通りのスペックなら、凄いですね。

あとはもうちょっと小型・軽量化してくれたら・・・(そこは日本メーカーの得意分野のような気がする)。
2013/01/29(火) 15:10 | URL | YO-TA #GY0.Hv3k[ コメントの編集]
No title
リム近接発電で5000mA充電はやろうかなと考えております。
高校率ソーラーサドルバッグもテストするかなぁ。
2015/03/24(火) 13:11 | URL | DeepWestRightHiko #HfMzn2gY[ コメントの編集]
Re: No title
DeepWestRightHikoさん、コメントありがとうございます。
この記事も少し古いので、情報のアップデート版を作る必要があるかもしれませんね(^^;)。

リム近接発電ですか!
どのメーカーだったか、発電用の素子をリムにズラッと配置した、何だか見た目に強烈なホイールを出していましたね、そういえば……。
走っている限り回転し続ける物を利用するという意味では、ハブダイナモ同様、効率的だと思いますが、発電圧が気になる所です。

以前、リム近接発電を利用したMagnic Lightという製品が、明るさが足りない、という事で、ブルベ装備候補から外されて行った思い出が……。
2015/03/25(水) 12:29 | URL | YO-TA #sTEMGF/E[ コメントの編集]
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YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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