日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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最後まで絞り尽くされた日。BRM1006宮城200km Part.3

 今回のブルベで、自宅にストックしてあった補給食の類が底をついてしまいました。

 ブルベ参加は、今年はこれが最後のつもりですが、一応、来月の菅生のエンデューロへの参加を予定しているのと、個人的に紅葉見物ライドを考えている事などから、補給食需要はまだまだあったりします。

 という訳で、近所のスポーツショップに出かけて、ジェルなどの補給食を仕入れたのですが・・・。

 その中で一つ。
 パワーバーのエナジーバー(固形)についてなのですが、あれを一度でも食べた事がある方は、「毎日、進んで食べたくない」という思いを持つと思います。
 しかし・・・その、パワーバーの中で、「エナジャイズ(ENERGIZE)」と呼ばれるシリーズの中にある、「ベリーブラスト味」が意外に美味しくて・・・。

 パワーバーを美味しいなんて感じると、何かが終わった気がするのですが・・・でも、あれって美味しいですよね?ね?
 ねってば、ね?(しつこい)

 (以上、ここまでの記述に関して、関係者の皆様、申し訳ありません。悪食で有名な奴の、個人の主観ですので、ご容赦願います・・・)

 では本題です。
 世界遺産地域を抜けてPC1に至り、仕事に追われてゲンナリし。
 さらに厳しくなったアップダウンを経てPC2に至った所までをお送りしました。

 PC2から先は、さらに深い山岳地を抜けて、クオーターボスの七曲峠を越えます。
 ちなみに、ファーストクォーターは多分、PC1手前のアップダウン地帯。
 ハーフクオーターは、PC2手前のダラダラ登りになるでしょうか・・・?

 で、ここから先は、コースプロファイル的にアップダウンの険しさは増して行き、スリークォーターボスの七曲峠を越える事になります。
 それさえ越えれば、登米・栗原の平野部に出ることが出来ます・・・が・・・。

 既にPC2の段階で脚が限界近い私に、残り約100kmを走り切る事が出来るのか・・・。

 という所で、詳細は裏置きします。
 興味のある方は、以下のRead moreをクリックして下さい。

1.スリークォーターボス、七曲峠へ
 PC2に到着時、スタート地点でご挨拶したTさんと軽く言葉を交わし、脚が終わりかけである事を軽く愚痴ったりしました。
 200のブルベ、という当初のイメージとは異なり、ずいぶんと過酷な道行きになってきましたが、よくよく考えると、要因は色々と考えられます。

 まず第一に、この日の体のコンディション。
 まともにロードに乗ったのは、一ヶ月前のツール・ド・三陸が最後で、しかもその時に乗った車体は、しなやかな乗り味のCorratec R.T. Carbon。
 しかも、前日まで仕事が立て込んでいて、ギリギリのギリギリまでデスクにかじり付かねばならず、さらにはブルベ当日まで仕事が追いかけて来た、という状況ですから、単純に、体がなまっていた&調整できていなかった、という事が考えられます。

 第二に、いきなり実践投入した装備の失敗。
 前回も話題にした、強い着厚で足回りを固定するソックスとか、自転車とランの運動特性の違いを考えたら、いきなり使って何とかなるような物ではない事ぐらい、わかりそうな物ですけどね、今考えたら・・・。
 PC2で普通の靴下に履き替えましたが、ここから先の道筋では、足先の快適さが雲泥の差になった事を考えても、奇をてらった事をやるべきではなかったように思います。

 第三に、この日乗っていた車体が、平坦地〜緩斜面を高速で駆け抜ける事を前提に作られているフレームであり、コース特性(小間切れのヒルクライムの繰り返し)を考えた場合、あまり得手とするシーンが存在しなかったこと。
 さらには、このフレームはCorratecの車体よりもBB周りの剛性が高く、反応がサクサクと快適な車体である事から、自分の実力を忘れて踏み過ぎてしまった事などが考えられます。

 フレーム特性の件で付け加えると、私はロングライドに適したフレームは、いわゆる初心者向けのコンフォートロードのようなフニャフニャの車体ではなく、それなりの剛性があるフレームだ、という考え方に首肯するクチです。
 しかしそれはシクロツーリスト Vol.6&ランドヌール Vol.1にもあった通り、自分の脚力に応じた剛性のフレームで、自分の脚力に応じたペダリングが出来ていれば、自ずとパワーロスが少なくなり、ロングライドでも快適に走る事ができる、という事になる訳です。
 一方で、私が今回、早い段階で脚が売り切れ状態になっていたのは、このフレームのBB周りの剛性から来る加速の快適さに騙されて、自分の実力を越える勢いでガシガシ踏み倒してしまった・・・事が原因だったのかもしれません・・・。

 難しい話はさておき、簡単にまとめてしまうと、「日常の疲れを引きずっていた上に、新車に浮かれて力配分を間違って自爆した」という事になりますね。
 (ここまでクドクド書いた文章、まとめると短いな・・・ ^^;)

 それはさておき、PC2で休憩中に、気がついたら周囲から参加者の姿は消え、私ひとりだけ、ぼんやり座っているような状況になっていました。
 PC1からPC2に来るまでに、随分沢山の人に抜かれましたから、最後尾になったんだろうな、と考えた反面、後ろから何か恥ずかしい事をやってる姿を見られる事もなくなるからいいか、と開き直って、コースへと復帰しました。


12101201.jpg
コース脇にススキの穂が揺れる。
これも秋の訪れを教えてくれるサインだねえ・・・。


 千厩駅付近からPC2までは、長くて嫌らしい斜度の登り坂でした。
 という事は、帰りは逆に、下り基調の道、という事になります。

 最初にちょっとした登り返しがありましたが、それを越えると、後はもう、路面勾配に従ってシャーッと滑走するだけ。
 ついでなので、ギアを軽々の段に入れて脚をクルクル回し、筋疲労の回復を試みてみる事に。

 う〜ん、少しは楽になった・・・のかな?と思ったら、対向車線側に、反射タスキを肩から脇腹にかけた自転車乗りの姿が。
 先程の状況で、自分が最後尾だと思っていましたが、まだ後ろに何人かの人が走っていたようです。
 挙手と会釈で挨拶を交わしつつ、すれ違い。長く続くダラダラ坂を、苦しそうに登っています。そういえば、私は2回ほど途中で止まったよなあ・・・。


12101202.jpg
千厩駅付近に戻ってきた。
駅周辺は、さすがに賑やかな雰囲気だ。


 千厩駅近くで、駅前方向ではなく、国道284号をトレースする形で南西へと進み、半ば折り返すような方向へのカーブを曲がって、国道456号へと進路を移します。
 そして再び、道は山間部へと入り、アップダウンが再開されました。

 脚の調子は、一旦、小康状態、という感じになったのか、少々の程度の坂道であれば、何とかクリアして行けます。
 しかし、そんな余裕が持てたのは、最初の2〜3回のアップダウンのみ。
 そこから先は、両足ともに、脹脛の、シシャモの腹の下辺りにキリキリと痛みが走り、下手に力加減を間違うと、一気に筋肉が硬直しそうな、危険な気配を感じながらの前進になります。

 とにかく、いつまでもしつこくアップダウンが続いてくれます。
 どんなに軽い段のギアに入れていても、登り坂ではある程度、トルクをかけて足を回さないと前進せず、かといって、下りは一瞬で終わるために、足を休める助けになる訳でもなく。
 平坦な場所がないので、軽段ギアで足をクルクル回して血流を促進し、回復を促す、という王道パターンも使えません。

 筋肉に痛みと硬直が広がったら、最も効果的な対処は、一旦停止してそれが収まるのを待つ事のみ。
 ぐぬぬ、これは苦しい・・・。


12101203.jpg
ここから先で時々、見つけた、
安売り自販機。
この黄色いボードの看板に、
「無人島」とか「宝探し」とか、
そんな言葉が書いてあった。


 幸いにして、こういう自販機コーナー(関東でいえば、ハッピードリンクショップ、という感じの物)が何カ所かにあるので、この前ならば、止まっていてもおかしくはない&ドリンク補給にもなる、という訳で、かなりの回数、多用させて頂きました・・・。
 ちなみに、100円ドリンクなどと書いてあっても、全てが100円販売なのではなく、多くは普通に定価販売で、一部の、これはどこのブランドなの?というようなドリンク類が100円になっていました(笑)。

 そして、こういう場所で止まっていると、通りかかった地元の皆様に話しかけられる率も高くなる訳で・・・。
 どこから来て、どこまで行くのか、という質問は、ブルベの周回コースを走行中には、微妙に答え辛い物だったりする訳です。

 そんな訳で、この区間中に何度か話しかけられた際には、「平泉の方から、千厩を越えてこっちに来た」「これから登米、栗原に抜けて、鳴子の方に行く」といった事を答えたりした訳です。

 地元の人「ほだら、鳴子の温泉に泊まりにいぐんかぁ」
 私「あ、いえ、泊まらず帰りますけど」
 地元の人「はぁ?」
 私「いや、夕方にはゴールできますから。自宅は仙台だから、夜は帰ります」
 地元の人「んだかぁ・・・」(不審人物を見る目で)

 ああ〜、絶対、コイツおかしいとか、そんな風に思われてる、とか思いつつも、やっぱり、きちんとした自転車で走る距離感というのは、実際に乗らない人に伝えるのは難しいなぁ、と思わざるを得ません。
 ある程度は仕方ないか、と割り切るしかありません(笑)。

 そんな、地元の皆様との心温まる(?)交流を何度か挟み、国道456号を南下して行きます。


12101204.jpg
何度登って、何度下ったか。
最初から数えていないけど、
数えていたら、確実に嫌になってるな、
という数を越えてきた。


 ある程度、進んだ所で、周囲が急に開けて、それなりの大きさの集落に差し掛かりました。
 その入口にコンビニがあったのと、距離的にそろそろ峠が近付いているはずだったので、ボス戦前の準備も踏まえて一時停車。
 ドリンクを新たに補給するとともに、携帯食料が尽きかけていたので・・・何かのロングライドレポートで、ジェルフラスコ代わりに、ハチミツを買って吸いながら走った、という物があった事を思い出し、試してみようと購入し、ジャージのバックポケットに放り込みます。

 ハチミツが大きめのボトルしかなかったため、生地が後ろに引っ張られて、首元が苦しい・・・(笑)。

 ちなみに、この時の場所は藤沢の集落付近だったようで、この先で国道456号は不規則に迷走する様相を見せ、コースも集落内で右に曲がったり左に曲がったり・・・。
 交通量が少ないので、危険の回避は容易でしたが、これ、事前にちゃんと地図を見ていなかったら、行き先がわからなくなって、途方に暮れていたかも・・・という位の迷走っぷり。
 スタート直後に走っていた国道457号も、色々迷走している区間が多い(白石近くまで行くと、折り返しているポイントまであるからね・・・)事で有名ですが、456号も負けていません。
 逆に、国道450番台は、迷走するのが特徴なのか、と、そんな風に考えてしまうのは、多分、間違っているでしょうけれど・・・。

 そして、その集落の出口付近で・・・。

 とある民家の庭先に、鮮やかな黄色とオレンジの中間くらいのカラーの自動車が止まっていて、その屋根に、特徴的に突き出すフィンのような物が見えます。
 遠目には、「幼稚園児の送迎のための、ピカチュウカーが止まっているのかな?」という風景でした・・・が、妙に、そのフィンの立ち上がり方が、鋭角的で威圧的なような・・・。

 ボチボチ、下り坂に差し掛かるぞ、という位になって、その黄色い車がちょうど自分のすぐ真横になったので改めて見てみたら・・・。

 オレンジ色の星印がついた球体をあしらったペイントに、同じ世代なら誰もが知ってる、亀マークの道着を着たキャラクター達が・・・。

 これは送迎用のピカチュウカーでなく、痛車! 

 それも、ドラゴンボールやったんかいっ!

 つまり、あの斜め上に突き出した威圧的なフィンは、スーパーサイヤ人の髪型を表していたと・・・。
 ちょっと、意表を突かれ過ぎましたよ・・・。

 と、あまりの衝撃に、一瞬の思考の空白が生まれてしまい、その間に車体は下り坂に差し掛かってしまったので、画像に収めるのを忘れてしまいました・・・。
 私の心の中では、今となっては、悔やまれ過ぎるほど悔やまれる、痛恨の事態として刻まれています・・・。
 (でも、ストリートビューで見てみたら、その車は確かにそこにあった!皆様、探してみて下さい・・・)


12101205.jpg
そういえば、この藤沢の周辺は、
「縄文の里」として
町おこしを行っているらしく、
街角などのあちこちに、
こんな埴輪が飾られていた。

コイツはちょっといい感じで、
ラピュタのロボット風に
なっている気がする(違)。


 ところで、この埴輪を見て思ったのですが、埴輪ってのは「古墳時代の墳墓の副葬品」であって、縄文時代とは何の関係もないっていう事は、黙っていた方が良いのでしょうかね、この場合・・・。
 (縄文時代だったら、土偶、だよな・・・)


12101206.jpg
とりあえず、
細かいツッコミは黙っておく事にして、
道を先に進もう。


 この先の道も、相変わらずのアップダウンが・・・アップだう・・・アッぷ・・・

 下りが現れん!

 ちょっと待て!
 いつの間にか、これ、峠の登りに差し掛かってないか!
 突然、強烈な斜度なんかも現れやがってくれてるんだけど!

 何やら、余計なツッコミをかまそうとしていたバチが当たったのか、意表を突かれまくった攻撃を喰らいました。
 最大斜度部分は、どう見ても10%近い勾配になっていないか?というレベルでしたから、今の脚ではもちろん、押し歩きです(開直っ!)。

 しかし、そのうち、「残念でした、本番はまだ先です!」と言わんばかりに下り坂が現れるんだろう?という気持ちで、勾配が幾分か緩んだ所で乗車して登坂を開始すると・・・。


12101207.jpg
やがて峠の頂上近くにある立体交差が出現。
おい、ホントに峠やったんかい!


 いやはや・・・当日にツイッターで呟いた言葉から引用すれば、アップダウンに次ぐアップダウンに次ぐアップダウンに次ぐ峠、という強烈なコンボは、両足に強烈なダメージを与えてくれました。
 もう、何かちょっと力の加減を間違っただけで、どこかの筋肉が悲鳴を上げて硬直する事は間違いなく、足の指先に至るまで、筋が張って違和感を感じない場所はない、という酷い状況です。
 これ程のダメージを受けた200kmブルベは初めてのような気が・・・。
 (青葉の十和田ブルベも、傘松峠の登りが強烈だったけれど、あれはずっと登っていた訳で、登って下ってを繰り返した後に峠ってパターンは初めてだ)

 仙台周辺でいえば、富谷町から宮床ダムまでを何度も往復した後に泉ヶ岳ヒルクライム。
 関東地方の皆様にわかるように言えば、大垂水峠を何度も往復した直後に、上川乗から都民の森に登る、と想像していたければ、どれ程のキツさだったかおわかりいただけるのでは・・・。


12101208.jpg
七曲峠。
棒になる寸前の足を引きずって到着。

さあ、ここからは一気に下って、
平坦ゾーンだ!


 最後の最後、もう脚は完全に終わった、というレベルでピクピク痙攣していましたが、それほどのダメージを負いつつも、スリークォーターボス、七曲峠を攻略終了。
 残るはラスボスのみ・・・。

 時間的にも、心肺機能的にもまだまだ余裕ですが、脚の筋疲労的にはかなりヤバい状態になっています。
 しかし、スリークォーターボスをクリアした事で、行けるんじゃないか?という思いが強くなりました。

 七曲峠から登米市方面への下りは、その名前の通り、クネクネと蛇行しているだけでなく、所々でアスファルトに大穴が開いていたりして、あまりスピードを上げられる状況ではありませんでした。
 特に、最小半径で回るヘアピンで、ちょうどイン側のラインのアスファルトに、無視できない大きさと落差の穴があいているのを見たときは、ちょうどそのラインに突っ込みそうになっていた事もあり、大いに焦りました。
 (急減速してラインを取り直した。間に合って良かった・・・)

 そんな事もあったので、七曲峠のダウンヒルは、スピード控えめで慎重に・・・。
 しかし、そのうち道幅も広がり、舗装状態も良くなってきたので、高速でダウンヒルを継続・・・と思ったら、民家が出てきてしまったので、結局、速度は控えざるを得なくなってしまいました。
 集落の入口で国道456号とは別れを告げて、市道や街路を抜けて国道346号へと南下して行きます。

 残るセクションは、登米・栗原のフラット地帯と、最後の峠越えのみとなりました。


2.最後まで絞り尽くされた体で
 峠を下り切り、国道346号に接続すると、待ちに待った・・・はずの平坦区間に出ましたが・・・。


12101209.jpg
宮城の明治村、を名乗るだけあって、
登米市内には、
少しレトロな構えの民家が多い気がする。

12101210.jpg
そして、国道346号に接続。
二股川沿いを抜ける快速ルート!
・・・のはずだったのだが・・・。


 ここで残念ながら、脚、終了のお知らせ!

 フラットな道なのに、アウターギアを回せません。
 ゼロスタートの加速で、軽くトルクをかける、その動きだけでも両方の脹脛がピキ〜ンと突っ張り、激痛を発してくれます。
 そんな事が起きる度に、クランクの上に立ち上がり、両足ともに踵を水平位置より下に落とすようにして、アキレス腱を同時に伸ばす、という、ちょっと器用な事をしないといけなかったりしますが・・・。

 徐々に、そういう対処療法的な誤摩化しも効かなくなってきて、違う意味でインナー縛りで走らざるを得なくなりました。
 しかし、それでも時間とともにピキピキと、脚のツボに低周波マッサージ機を装着されたかのような、嫌な痙攣と痛みが広がって行きます。

 これはもう、限界だ。
 そう考えて、近くにあった道の駅森林館に緊急避難。
 車体を止めて足をついたら・・・例によって、両足ともに硬直してくれて、しばらく、激痛に耐える必要がありました・・・。

 そして、そんな状態なのに、遠慮なく飛んで来るのが、「どこからどこまで行くの?」の質問。

 ・・・今日だけで、何回答えてるかな、この質問・・・。
 どうも周期的に、先行している皆様が通り過ぎ、あの蛍光ベストの自転車の集団は一体何なんだ?と皆が思いはじめた頃に、私がその辺に休憩に立ち寄る、というパターンが出来上がっているようです。
 やれやれ・・・困ったものだ・・・。

 それっぽく答えておいてから、やっとの思いでフレームから降り、屈伸やアキレス腱のストレッチなどで、少しでも硬直した筋肉をほぐそうとしてみます。
 しばらく休憩したら、何となく動けるようになったので、再びフレームにまたがって前進しようと試みますが・・・数秒で硬直復活・・・。

 こらあかんわ、と開き直り、後はどうにでもなれ、と、痛みでギシギシ感の強くなった脚のまま、インナー縛りで道を進んで行く事にしました。


12101211.jpg
平坦ゾーンとはいえ、
微妙なアップダウンがあるので、
ある程度の登り、下りはあるのが嫌らしい。

特に、河川橋梁を通るときは、
どうしてもその前後で坂になるのが・・・。
この錦桜橋で北上川を渡り登米市街地へ。


 微妙な勾配変化にさえ苦しみつつ、登米市街地に入り、そろそろ午後中頃になって、交通量も増えてきた国道346号を、ひたすらに真っ直ぐ、進みます。

 そうそう、途中で峠の前に仕入れたハチミツを、ジェルフラスコからジェルを補給するように吸い込みながら走ったのですが・・・。

 これ、失敗だったかも(^^;)。

 なぜかと言うと、ハチミツって、いわゆるシロップ状の物ですけれど、主成分は糖分なわけで・・・。
 ダイレクトに糖分を摂取し続けるって、それはつまり、喉の渇きを誘発するわ、水分不足になって、足つりを助長する要因にもなりそうだわ、今考えたら、色々問題ありそうじゃないですか・・・。

 しかし、この時はそんな事はあまり意識せずに、小腹減り感が出たら、ボトルの注出口を直接、口に突っ込んで、グイッと握ってました・・・。

 やがて、個人的に曲がりどころの目印にしていたカラオケ店が遠くに見え始めたので、PC3も近い事を意識します。
 キューシートとコマ図に示された交差点を指示通り右折し、国道を離れてしばらく行くと、道路の左側に蛍光色のベストを纏った皆様が集まっているコンビニが。

 苦しい苦しい道のりを経て、何とかPC3に辿り着いたのでした・・・。

 PC3チェック:15:01

 多分、今回の参加者中では、かなり遅い時間帯でのチェックだと思いますが、実はこれでも当初想定からは約1時間、先行していたりします(笑)。
 まあ、どれだけ早く戻るか、は、私の中ではそれほど重要視されておらず、時間内に、どれだけ楽しんでゴールできるか、が、一番重要な事ですからね。

 しかし、これだけ脚がガクガクだと、どうしても「楽しむ」方向がスポイルされてしまう訳で・・・。
 コースは、まだあと40km。いや、もう40kmしかない、と考え直して、モンスターエナジーをグイグイ飲み干しました。


3.最終区間。暗闇のラスボス攻略へ。
 このPCは、有人PCではありませんでしたが、ランドヌール宮城のスタッフの方がいらっしゃったので、色々お話をさせて頂きました。
 そこで判明して驚いたのですが、私の後ろには、まだ6人の参加者が頑張っていたらしいです(DNFになっていなければ)。

 いやあ・・・PC1での足止めと、PC2で無人状態からのスタート、そして、ここまで脚がガックガクの状態だった事を考えたら、そんなに沢山の人がまだ後ろにいるとは思っていませんでしたよ・・・(絶対、最後尾を争っていると思っていた)。
 ちなみに、このPC3に到着した時点でも、脚のガクガクは酷い状況で、気分的には、「産まれたての子鹿」状態でした(笑)。
 やっとの事で力を振り絞って、何とかレシートチェックを通過。

 車体の所に戻ると、休憩中だった皆様がちょうど出発して行く所でした。
 その背中を見送った後、スタッフの方と、特に気になっている、来年の宮城1000kmの開催について、色々聞かせて頂きました。

 まあ、予定は変更になる可能性もあるので詳細は正式なアナウンスがあるまで伏せますが・・・挑戦し甲斐、という物は確かに感じられます。
 ただし・・・私はまだ、400も満足に完走できておらず、600はスタート地点にすら立っていない、という状態。
 ・・・これで、いきなり1000は・・・大丈夫なのか?という思いの方が先行しています・・・。

 まあ、それはさておき、今は目の前の40kmを走破しないといけない訳で(笑)。
 色々、話を聞かせて頂いている間に長逗留になってしまいましたが、覚悟を決めてコースに復帰しました。

 ・・・結構、長時間止まっていたのに、後続の方がこない事がちょっとだけ、気になりましたが・・・(大丈夫だったのでしょうか?)。


12101212.jpg
ここから先、しばらくの間は、
本当にフルフラットゾーンと言っても良い。
風がなかった事を、本当に幸運に思う。


 ここから先、コースの近くには、日本の不凍湖の北限にして、ラムサール条約登録湿地にもなっている伊豆沼とその周辺地域を通過して行きます。
 道はひたすら平坦、と言いたい所ですが、数十メートル前後のアップダウンや、鉄道を越える跨線橋などを越える場所で登坂を強いられるという、今の私には、微妙に厳しいコース取りだったりします。

 というか、PC3を出発してすぐの橋梁への坂で、早速足がつってたんですけど・・・(^^;)。
 (PCでの休憩とは、なんだったのか・・・)
 その後も、一旦運動を停止してから、再び急に動かしはじめた事が災いしたのか、強烈な硬直が両足に広がったので、国道沿いのコンビニの駐車場に逃れ、フェンスにつかまり立ちしてじっと痛みに耐えていたとか・・・。

 そういう事が何度もあった上に、フロントは相変わらずのインナー固定なので、頑張っても巡航速度はMaxで28km/h程度。平均的にはサイコンの読みで24〜25km/hという所でした。
 まあしかし、その速度でもブルベの標準的な移動距離である、時間15km以上のラインは上回れますから、急ぐ理由もないし、これでいいや、という感じで前進を続けます。

 厚い雲の合間から覗く夕日で、ごくうっすらとオレンジ色に染まった頭上を、ガン・カモ系のシルエットの鳥が編隊を組んで飛んで行くのは、さすがに伊豆沼地域だなあ、と思わされます。
 左右は水田か、用排水路。
 遠くに伊豆沼や内沼の水面がキラキラと光って・・・いや、この日は曇っていたので、周囲の地面より幾分か白い平板として見えています

 基本、視界の変化があまりないので、この区間については、どんな出来事があったのか、印象はあまり残っていません(笑)。
 ついでに、私自身が何を思い、何を考えながら走っていたのかも、イマイチ印象に残っていないのですが、まあ、多分、印象に残っていないという事は、「足、痛ェ〜なこれ」的な、どうでも良い事しか考えていなかったと思います(笑)。


12101213.jpg
で、内沼の湖岸にあるスワントピアの所で、
水面を見渡せる場所があったので、
走りながら一枚。


 もっと天気が良かったら、陽光に映える水面などが奇麗な場所だった事でしょう。
 それに、そろそろ冬鳥の先遣隊が飛来をはじめているはずのシーズンなので、そちらに造詣が深い皆様であれば、私よりずっと良い発見をして頂けたはず・・・。
 (一応、私にわかったのは、内沼にいたハクチョウは飼育個体だな、という事くらいで・・・ ^^;)

 観察ブルベ派を自称する奴が、こんな事でいいのかっ!(爆)


12101214.jpg
やがて標識にも栗原や大崎など、
ゴール付近の地名が出始めた。

12101215.jpg
少しずつ民家が増えはじめ、
そろそろ栗原の市街地に入る。


 栗原はもう少し前から標識に姿を現していましたが、大崎が出たのは、私が気付いた限りでは初めてだった気がしますが・・・(疲労と脚の痛みで余裕のない頭だったので、確証はなし)。
 コースはこのまま道なりに進めば、国道398号に繋がり、さらに直進を続ければ、国道457号に接続して、ゴールへとダイレクトに繋がって行きます。

 ミスコースの心配はほとんどなくなった今、懸念されるのは、日没時間です。
 可能であれば、明るいうちに最後の峠を越えたい所ですが・・・現在の時間(上の画像撮影時間)は16時を回っていて、残り距離は30km以上。
 どう考えても、日没前にゴール近くまで行く事は不可能でしょう。

 まあ、日没後の走行も想定して、ライトはCATEYEのEL-540を装備しているので、余程の事がない限り大丈夫だとは思いますが・・・。


12101216.jpg
栗原市街地を通過後。
やはり周囲が暗くなってきた。

12101217.jpg
でも、まだ日が残る時間にここまでは来た。
朝、スタート地点を出発し、
峠を越えて正面から向かってきて、
画像右へと曲がって行った場所だ。


 ここに至るまでの間は、16〜17時という、交通量が爆発的に増える時間帯に、市街地ど真ん中を抜ける事が多かったため、画像を撮影している余裕なんてありませんでした(笑)。
 まあ、覚えている事と言えば、脚の硬直がさらに進行して、もう、ほんの少しでもトルクをかけると電気が走るように痛みが走るので、最後の峠前の自販機前で休憩しよう、と、それだけを考えて走っていた事ですかね・・・。

 ちなみに、この日の脚の痛みは、あくまでも筋肉疲労による筋肉の硬直に起因する物であり、6月の400の時のように、膝関節の内側の深い部分が痛むとか、そういう事はありませんでした。
 このレポートを書いている一週間後の現在、筋肉痛は奇麗になくなり、そして関節の痛みは一切出ていません。

 とにかく、昨年、平泉からの帰路として走った時と、その日の朝のうちの沿道確認で、上の画像でいえば、朝に右に曲がって行ったあの交差点の少しスタート側にチェーン装着場があり、そこには何台かの自販機がある事は確認済みでした。
 やっとの思いでその場所にたどり着いたので、時間的に夜間走行が避けられない事もあり、一旦停止して休憩&補給に加えて、夜間走行準備(と言っても、Fibre Flareを点灯させるだけ)を行う事にしました。

 そして、ここでの補給などの準備中の姿を、PC3で待機していたスタッフの方がゴールに戻るその時に目撃されていたようで、後ほど、「最後、気合い入れてましたねぇ〜」とか言われてしまいました・・・。
 (気合いを入れていた、というより、萎え切らないように必死で繋ぎ止めていた、と言った方が正しい気がする ^^;)

 さすがは秋の夕暮れ。
 そんな事をしている間にも、肉眼ではっきりわかるレベルで、周囲が暗くなって行くのがはっきり分かります。

 ライトを、サブ灯火として点灯してあったSG-305に加えて、EL-540を点灯。
 照射角度を調整し、Fibre FlareをONにしてから、フレームにまたがってラスボス、栗原〜大崎間の、私的通称、『ぬか喜ばせの峠』に取り付きました。


12101218.jpg
走行を再開して、
最後の峠の登り口に至った。

デジカメは自動増感がかかっているため、
画像は明るく見えるが、
肉眼では自動車の輪郭は確認できず、
テールランプくらいしか見えていなかった。


 この峠は、市境と、そのさらに奥(大崎市側)の2カ所にピークがあり、どちらかというと、大崎側の方が標高は高い、という、嫌味のようなトラップが仕掛けられている峠です。
 最初の、市境の峠の直後、かなりの距離を一気に下るので、ここで「峠終了!」と思ってしまうと、かなりしんどい思いをして登り返さないといけません。

 そういうコースプロファイルを頭に浮かべつつ、坂道を登りはじめ・・・ましたが、勾配変化がはっきりとし始めて、数百メートル進んだ所で脚の筋肉が例によって硬直してくれて・・・。
 右ハムストリングが固まりはじめたので、これが完全に硬直する前に、と思い、停車して、車体から完全に降りてしまいます。

 もう、この日は何度足をつこうが、いまさら押し歩きになろうが関係ない気分だったので、そのまま押し歩きに移行します。
 歩き出した所・・・3歩目で、痛みを発していた右のハムストリング、ではなく、何の痛みの兆候もなかった左のハムストリングがつって、膝がビクッと、ジャンプする時のような勢いで引き延ばされてしまいました・・・。

 激痛が脳天まで駆け上がるのと同時に、これが車体に乗ったままだったら・・・体が左足の硬直と同時に右前方に投げ出され、落車確定だったな、と、過去の失敗の苦い記憶を掘り起こされました。
 とにかく、硬直が解けるまでは、痛みが酷いのとともに、膝を自分の意思では曲げられないため、歩くのも困難な状況のため、そのままそこに留まるしかない状況でした。

 既に、周囲は日が落ちて暗くなってきており、そしてそこは山の日陰になる斜面の樹林内ですから、道路はほぼ真っ暗の状況です。
 しばらく、路肩でフレームに寄りかかるようにして硬直が解けるのを待っていたら・・・後方のカーブを曲がって現れた自動車が、私の20mほど後方で急ブレーキ。
 ・・・何だ?と思ってそちらを見て、ライトが眩しいので顔を手で覆う動作をしたら・・・その動きに何を思ったか、車はゆっくり近付いてきて、そして一気に私の横を通り抜けて行きました。 

 何だったんだ?と思って、そのまま進行方向を見て・・・私の立っている場所のすぐ頭上に、不法投棄防止目的で設置された、赤い大きな鳥居型がある事に気付きました。

 ・・・えと・・・。
 ちょっと、意識し過ぎ、ってか、考え過ぎかもしれませんけど・・・。

 この時、私、もしかして、幽霊と間違われました?(^^;)

 暗い山道の、赤い鳥居型の下で、脚を押さえて俯いている人影って・・・。
 そりゃ、こんな時間のこんな場所に人がいる事自体、イレギュラーでしょうから、びっくりするとは思いますけど・・・。

 それにしても、その時の私って、蛍光色の反射ベストを身に着けてるわ、ヘルメットにも反射テープを張ってあるから、それも光って見えていたでしょうし、傍らの自転車には、2つもテールランプを取り付けてあったりする訳ですし・・・。
 普通に考えて、こんなに目立つ格好をしている幽霊なんて、存在するんでしょうかね?(^^;)

 まあ、ここが新しい心霊スポットとして、変な噂が立ったりしたら面白いなあ、とか思いつつ、何とか回復した脚を引きずって、押し登りを再開させます。
 やがて、幾分か勾配が緩くなったので、インナーローにギアを入れてから車体にまたがり、自走登坂を開始しました。


12101219.jpg
はい、もう暗くて何が何だか分からないけど、
栗原市と大崎市の市境のピークに到着。


 ここから一旦、下りを経て、最終ピークに登り上げます。
 右に大きめの道路(県道253号)が分岐する場所が最終ピークで、その先、道は急にストン、と落ちるように下りはじめます。

 すぐに道幅が狭くなる、プチ酷道区間が始まるので、スピードは出し過ぎないように注意して進みます。

 EL-540の光は、外灯が全くないプチ酷道区間の暗闇でも、しっかりと路面を照らしてくれました。
 また、最近指摘されたのですが、私はどうやら、暗順応が進んだ後は夜目が効くタイプの人間らしく、まだギリギリなんとか、微妙に薄暮が残っていたこの時間帯(17:30頃)ならば、ヘルメット灯がなくとも、カーブの先を見通す事は、何とか可能でした。

 再び道路が広くなってきたら、ブレーキの回数も押さえ気味でも平気で、一気に国道47号との交差点まで進みます。
 ここまで来たら、ゴールは目の前。
 国道47号を左折したら、もうゴール、「あ・ら・伊達な道の駅」の入口を示す標識が、暗闇の中でも白く見えていました。

 交通量が増えている47号を注意して進み、ゴール地点へと滑り込みました。

 ゴール:17:50分頃

 ええと・・・正確な時間は失念してしまいました(^^;)。
 いや、ゴールのチェックを受けている間、道の駅の多目的スペースの椅子に座ったのですが、その動作だけで脹脛がつってしまい、激痛でそれどころじゃなくなっていたからです(笑)。
 (最後、どうやってブルベカードに自分がサインしたかも、良く覚えていない:笑)

 その場で、今年のブルベはこれで終了する事。
 今年はランドヌール宮城さんのブルベ×4本(600以外全部)、VCR青葉主催の十和田ブルベの合計5本に出走している事などから、「いつの間にかこの世界にどっぷりはまりつつある人」という評価を頂いてしまいました(笑)。

 まあ・・・確かに、否定できませんよね、それ(^^;)。
 そして、来年の1000kmの開催について、もう一度話を聞かせて頂き、さてさて、自分はどうするかなあ・・・なんて考えながら、その場を辞去しました。

 ちなみに、両足は完全に終わっており、道の駅の施設の中を歩いているだけでも、相当の重労働になっていました・・・。

4.ブルベはおうちに帰るまでっ! 

12101220.jpg
ゴール受付終了後に、
愛車のもとに戻って撮影。
もう、完全に真っ暗だ。


 さて、毎度当然の事ではありますが、ここまで来たからには、帰らないといけない訳です。
 宮城ブルベに参加する皆様は、スタート地点が道の駅やキャンプ場など、公共交通機関で近場まで乗り付ける事が困難な場所にある事が多いためか、自動車で直接、スタート地点に乗り付けている方が多いように思います。

 私は、宮城県に住む者としては珍しく、自動車を所有していないという奴なので、毎回、近場で一泊+自走という形で参加しているという奴です。

 こういうスタイルの場合、DNFしても、車を回収しに戻る手間が省けるため、いちいちスタート地点まで戻らず、直接自宅に帰れるという利点があります。
 反面、困るのが、ゴール時間が公共交通機関の運行時間外になってしまう時や、今回のように疲労困憊して動けなくなっている時などです。

 事前の想定では、今回はブルベ終了後、体力に余裕があれば自宅まで自走で帰宅、心もとなければ、古川まで自走して帰宅、というパターンで考えていたのですが・・・。
 正直、古川までの自走も厳しそうな状況でした。

 幸いにして、あ・ら・伊達な道の駅は、目と鼻の先に奥の細道ゆけむりラインの池月駅がありますから、最悪、ここから輪行で帰れるな、という事は考えてありました。
 が、本当にこうなるとは思っていなかったので、時刻表などは一切調べていなかったり・・・。

 さらには、山間部を通り抜けていたためか、スマホは既にバッテリーがアウトの状況でした。

 仕方なく、自走で池月駅まで向かい、時間を確かめると・・・おお、ちょうど良い!
 15分後(18:20)に古川方面行きの電車が来るじゃないか!

 という訳で、池月駅でパッキングして、古川へ。
 そこから(奮発して)新幹線と、地下鉄を乗り継いで、泉区の最寄駅へ。
 最後は、もう一度車体を組み上げて、自走で自宅まで戻りました。

 それからはもう、大変です(笑)。
 何をしても、脚のどこかの筋肉や筋が伸び、突っ張り、硬直するという有様で、寝床に転がる事さえ重労働。
 翌朝は、文字通り棒のようになった脚を引きずって仕事に出なければならず、これまた、本当にしんどい思いをしましたが、それはまた別のお話なので、ここまでにしましょう・・・。


 それにしても、今回は凄い回数のアップダウンをこなさないといけないコースであり、当初の想定とは異なって、かなり激しく体力、それも、筋肉の持久力を削られるコースでした。
 走りごたえという意味では、今期走った200のブルベの中では最高だったと思います。

 十和田ブルベも、傘松峠への登りがキツかったですが、あれは登り始めたらずっと登っているので、ペース配分を間違わなければ、何とかなります。
 こちらのコースは、登って、下って、また登り返して、下って、さらに登って・・・の繰り返しなので、強制的にインターバルトレーニングをさせられているかのような、そういうしんどさが際立っていました。
 近いうちにもう一度走るか?と聞かれたら、今は思いっきり首を横に振りたい気分です(笑)。
 (しばらく、体を回復させるか、あのアップダウンへの対抗手段を考える時間を頂きたいものです:笑)

 そして200らしく、今回が初のブルベだった、という皆様も多かったようですが、さてさて、今回のコースを走って、皆様、どう思われた事やら・・・。

 ただし、ブルベとは、本文中でも触れていますが、一時間にトータルで約15km以上、進み続けていれば、タイムアウトを気にせずにいられる物でもあります。
 時間短縮に心血を注いでいる皆様もいらっしゃいますが、私は、せっかく主催の皆様が色々と考えて引いて下さったコースですから、できるだけ楽しみ尽くす事を考えて走る方が楽しめると思います。

 とはいえ、走る時の楽しみ方は、人、それぞれですからね・・・。
 今は、何があっても誰よりも速く走るのが楽しみなんだ、という人も、できるだけ制限時間いっぱいギリギリに、周囲にハラハラされながらゴールするのが快感なんだ、という皆様も、私みたいに、とにかく道中キョロキョロしまくって、どうでも良いものを見つけてケタケタ笑っているような奴でも、それぞれの楽しみ方でアプローチできる、そういう楽しみを味わってこそ、の物が、ブルベという物だという気がしています。


 さて、とりあえず、今年は、これが私のブルベ最終戦になりました。
 まずは今年、無事故で(DNFは一回ありますが ^^;)終われて良かった。
 そして、開催に際して、色々とお世話になった、ランドヌール宮城のスタッフの皆様、VCR青葉のスタッフの皆様に心から感謝したいと思います。

 また、スタート/ゴールやコース/PC上で、色々有益な情報やアドバイス、直接間接的な激励を頂いた、ランドヌールの皆様にも感謝いたします。

 来年、またどこか「遠く」でお会いしましょう!

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コメント
お疲れ様ー
ははははっ。楽しく読ませていただきました。痙攣でしたか。来年の1000は三陸のアップダウン以外は、下り主体ですから、参加ご検討ください。
2012/10/14(日) 21:17 | URL | 山形1号 #/WLvOrvc[ コメントの編集]
絞り取られました・・・。
山形1号さん、コメントありがとうございます。

今回のコース、200としては、本当にハードでした(^^;)。
今年走った200の中では、一番、走り応えのあるコースだったと思います。
来年、同じコースで開催があるなら、押し歩きしない事を目標に設定します(笑)。

1000kmは、確かに魅力的なコース設定ですよね。
しかし、さらっと触れられている、三陸のアップダウンが恐ろしい訳なのですけど・・・(^^;)。
まあ、開催予定まで1年ありますし、冬の間、体がなまらないように注意したいと思います。
2012/10/14(日) 22:35 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
お疲れ様でした
三部作
完結!ですね

私もミスコースしたりしたんですが
他の人も結構やってるんですね
ちょっと安心です。

ぬか喜ばせは
私は完全に忘れていて
下り始めた時には
「終わった―!」
って
叫んでました。

帰りは軽トラで自転車積んで帰りましたが
自走の方を見て唖然。

見習いたいものです。

楽しく読ませていただきました
また、よろしくです。
2012/10/14(日) 22:47 | URL | cos69 #/.OuxNPQ[ コメントの編集]
Re: お疲れ様でした
cos69さん、コメントありがとうございます。

随分長くなってしまいました。
今までは、まあ、十和田ブルベみたいに観光コースを除けば、
大体、100kmごとに区切りがついていたのですが・・・。

ミスコースは、ある意味、ブルベではお約束というか「華」というか・・・。
「まずやらかす事だ」と思っておいた方がよろしいかと(笑)。
しかし、このミスコースからの復帰で、数々の伝説が生まれているのもまた事実です。
(信じられない話が多々あります:笑)

次回、お会いするのは来年春になっているでしょうか?
その時には、またよろしくお願いします!
2012/10/14(日) 23:32 | URL | YO-TA #GY0.Hv3k[ コメントの編集]
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YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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