日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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ライト周りをブルベ用夜間装備に

 来週、5/19~20日は、こちら東北地方の自転車乗りは、色々と忙しい週末になります。

 まずは、5/19日。この日はBRM519宮城300の開催日。
 私を含むランドヌールが、300kmのコースを、20時間以内の完走を目指して走ります。
 そして、5/20日には、宮城・山形県境にある蔵王において、ヒルクライムレースが開催され、東北圏のみならず、関東をはじめとした各所からの遠征参加組を含めて、盛大な大会となるでしょう。

 来週、東北の自転車クラスタは、熱くなりそうです!

 では本題です。
 さて、冒頭脱線でも触れた、来週、私が出場するブルベ300ですが・・・。
 さすがに前回より100km、距離が伸びるだけあって、ナイトライドの時間が長くなる事が予測されます。
 さらに、勢いでエントリーしてしまった、6月の400kmでは、オールナイトランが必要となるなど、ライダーに求められるハードルは、どんどん上がって行きます。

 そして、ブルベで設定されるコースは、自転車が走り易い(信号や自動車が少ない、等)の条件を満たすようにされているため・・・どうしても、郊外や山間部を走る事が多くなります。

 で、問題になるのは、こちら、東北の道路事情。
 市街地を離れると、一桁番号国道でも外灯の設置は交差点などに限定され、夜間に灯火が全くない区間を走る、なんて事も普通になってしまいます。

 これに備えて、ブルベを走る自転車乗り(ランドヌールと呼ばれる)は、それぞれに工夫した強力なライトを装着しています。

 そして、私もナイトライドが長くなる今後に備えて、灯火を一新する事にしました。


12051301.jpg
そしてこんな感じに完成。
全6灯構成。


 なにしとんねん!

 というツッコミが大量に飛んできた気がします(^^;)。
 昨年は、3連装でしたが、今年は倍に増えました(笑)。
 さすがにここまでやると、やった本人も「ちょっとやり過ぎたか?」と思う部分もない訳ではありませんが、夜間の山間部道路の暗闇を一度でも経験したら、やっぱりそれなりの装備を整えたくなりますよ(^^;)。

 だからって、ここまでやるか、という話もなきにしもあらず・・・。
 ま、まあともかく、安全装備はできるだけ妥協なく揃えておかないと、あとで後悔する事になりますからね。

一応追記(2016年春段階)
 このライトを積んでいた頃は、ナイトライド経験が浅く、どの程度のライトを準備したら良いかわからなかった時期です。
 現在は、もっと少ない数のライトで運用しています(予備電池は多くなったかな?)。
 ま、というか、ここの情報は2012年現在の物です。追記を入れている2016年春時点で、自転車用ライトは、リチウムイオン電池搭載モデル等、かなりの進化が見られていますので、あまり参考にはならないかと思います。



 と、いう所で、詳細は裏置きします。
 興味のある方は、Read moreをクリックして下さい。

 さて、それではグレードアップしたのか、余計な進化を遂げたのかわからない、我が家のナイトライド装備。
 使っているライトは、こんな感じになります。


右側ライトユニット
・CATEYE HL-EL540RC(上左)
・LEZYNE Super Drive(上右)
・FENIX LD20(下左)
・CATEYE HL-EL520(下右)

左側ハンドル部
・CATEYE HL-EL340
・GENTOS 閃 SG-305


 全6灯(笑)。
 昨年の全4灯から、二本増えました。

 どう考えてもやり過ぎだろ、というツッコミが正しいかどうかは、これから来週の300kmと、来月の400kmのブルベで検証してきます(^^;)。


12051302.jpg
ハンドルを上から見ると、
こんな感じ。
ちょっと左が重そう(^^;)。

12051303.jpg
前後&上下の関係はこんな感じ。
強力な灯火で遠くを照らし、
分散光が大きいライトで近場を照らすポジション。


 ちなみに、今回のライトユニットを構築した課程で、今までメインライトの位置にあった、Owleye 3Wは日常用の車体であるtikitに移植される事になりました。
 去年は外部電源を装着して、稼動時間を無理矢理延長させてまで使用していたライトですが・・・ブルベという特殊な条件で使うには、専用リチウムイオン電池内蔵のUSB充電型ライト、ソーラー充電時間が35時間(ミスタイプではない)という電源条件は、ちょっと厳しいです。
 日常の、通勤通学用などには良いと思いますけどね・・・(USBにすぐ繋げるし、200lmの明るさがあるし・・・)。

 また、左側2灯のうち、EL340は夜間になったらヘルメットに装着したライトマウントに付け替え、閃305は予備灯として、実際に使うかどうかは微妙な所・・・。
 どちらかというと、宿からスタート地点までの移動などで使って、主灯の電池を温存させるような使い方になると思います(個人的意見で、実際のブルベの現場では、イマイチ使い辛いのよ・・・GENTOS系のライトは)。

 といった所で、これからブルベをはじめるという皆様に、こういったライトを選ぶ上での、私的に考えている注意点などを。

 ブルベ用にこういったライトを選ぶ時、当たり前の話ですが、市街地で一般に通勤・通学用として使うライトのような、『自分の居場所を周囲に示す』ような物ではなく、『路面を明るく照らす』レベルの物である必要があります。
 探してみるとわかると思いますが、市販の自転車用LEDライトの多くは、ブルベでは使い物にならないレベルに暗い(居場所を示す程度の明るさしかない)です。

 一方で、明るさを求める場合でも、単なる光源の明るさではなく、照らされる対象の見易さで物を選ばないと、ギラギラする割には視界が暗い、なんて事になりかねません。
 あるいは、「光が当たっている場所は良いけど、その他は暗黒で、視界には白い円しか見えない」なんていう、逆に危険な状態にもなりかねません。

 明るいに越した事はありませんが、自分の目も暗順応で、そこそこの明かりがあれば周囲の風景はぼんやりながら掴める、という状態になってきますから、あまりにスポット光オンリーなライトを使うのは、あまりお勧めできません。
 対象物だけでなく、周辺のそれなりの範囲(少なくとも、5~10m先の道路幅くらい)に、ぼんやりと光を分散させるような配光のライトを主灯にして、スポット系のライトはヘルメット灯などにすると良いでしょう。

 ではここで、自分が使っているライトの感想などを簡単に書いておきましょう。

GENTOS 閃 SG-305
 現在は世代が変わって、355や325になっている製品。
 ブルベライダーの間でも、かなりの普及率を誇るSG-300シリーズですが、どの世代も、配光がかなりスポット光気味なので、少し明るさを感じる場所(市街地とか、少し郊外の、外灯完備の幹線道など)でもなければ、自転車の速度では使い辛いです(外灯のない山間部の道や、峠の下りでは、むしろ使い辛い)。

 何でかというと、そりゃもう、ステージでピンスポットを浴びる花形役者の長セリフの後ろで、大道具さんが舞台転換中、なんてシーンを思い浮かべて頂けばお分かりのとおり、光の照射円内だけが明る過ぎて目の暗順応が進まず、その外側が全く視認できないと言う事態になるためです。

 結果的に、ライト自体は明るくても、視野が狭いため、ロードのスピードで走っているときは、光の中に異物が見えた瞬間、同時に緊急回避しないと間に合いません。
 峠の下りなどでスピードが出ていた場合、光の中に何か見えた瞬間、どっか~ん、となりかねませんので、注意しましょう。
 他に使い易いライトも増えてきたので、そろそろ通勤車のサブライトに降格しようかと考え中です(既にロードで使っているのは自宅にある3個体中、この1個体だけだし)。

 ついでに、他の300系モデルはどうかは知りませんが、このSG-305に関しては、実用光量は10時間というカタログスペックになっていますが、ブルベで使えるくらいに明るいのは、最初の2時間程度だけです。
 そこから急にスッと視界が暗くなり、その後、数時間で突然、ストンと切れてしまいますので、そういう意味でも、ブルベではメインの灯火として使わない方が良いと思います。

FENIX LD20
 私の中での信頼度は高いライトですが、いかんせん、これだけの装備の中では存在が霞んでしまいます・・・。

 メーカー推奨の用途としてはハンドライトですが、スポット光に加えて、周辺にも大きな円形に光を分散させて照射する特性があるので、光がグラデーション状になり、外灯がない場所でも意外に広い場所を視認可能なライトです。
 ちなみに、私はターボモードは使わず、ノーマルモードの最高光量で使用。
 この状態だと、光束数では先程のSG-305よりやや劣りますが、ピンスポットのSG-305よりも分散光が多く、自転車でも使い易い部類のライトになります。

 で、分散光が広いという事は、暗がりの中でのメンテやパンク修理の照明にも役立ってくれそうなので、当面、装備から外すつもりはありません。

CATEYE HL-EL540
 Web上では猫目540なんて呼ばれているライトです。
 今までのCATEYE製品は、ランタイムこそ驚異的だったものの、明るさという意味では数段見劣りするものが多かったのですが、このライトは完全に別物。
 ブルベライダーの間にも、愛好者が急速に増えていて、DosunのA2と並んで、定番ライトになりつつあるらしいです。

 4,000カンデラという光は、確かに明るいですし、近所の無外灯細路(かなり暗い。東京では考えられないレベルで)を走っても全然不安がないレベルでした。
 配光特性は、スポット気味ではありますが、スポット光が横に広いため、随分広い範囲を照らしているように見えます。

 視野は、少なくとも10mくらい遠くまでは、ぼんやりと視認できるレベルだったので、実用上も、かなり役立ってくれそうな気がします。
 まあしかし、従来のCATEYE製品と比べたら、ランタイムが短い(Hiで2~5時間程度)ので、使いどころには注意が必要そうですね。

CATEYE HL-EL340
 EL540の廉価版的位置づけのライトで、一応は"ハイパワーモデル"なのですが、光は1,000カンデラと、後述の旧型ライト、EL520にも負けているという不遇な存在です。
 まあ、これ1灯だけでは、ブルベの、夜中の峠越えでは力不足なのは目に見えていますね(という訳で、サブライト扱いです)。

 配光特性は、かなり極端な、横長長方形型のスポット光。
 最大明度範囲がEL520よりも広いのと、ランタイムが結構長い(Hiで7時間)ので、視線の先を照らすための、ヘルメット灯としての使用を考えています。

 で、何でこんな微妙なライトを買ったんだと言われたら・・・。
 パッケージのECONOMのロゴを見て、EL540と間違っただけだった、というのは内緒の話・・・。

CATEYE HL-EL520
 その本体形状から、通称「樽」とも言われるライト。
 私が自転車趣味の世界に入ってきた頃に、一世代前の510を使っていて、「何だよ、LEDなのに明るいじゃねーか!」と感動して以来、この樽ライトとのお付き合いが続いています(^^;)。
 (当時は、なんて素直だったんだ・・・俺・・・)

 ちなみに、ロードで使用しているのは回路特性を見直して、1,800カンデラに改良されたグレアボディのモデルです。
 もともと、1,500カンデラ(マットボディ)だったので、自転車用LEDとしては、発売当時段階ではそこそこ明るいモデルでしたが、このライトも1灯のみでは力不足でしょう。

 とはいえ、これくらいの明るさのライトになってくると、長い峠の登りなど、それほど速度が出せない条件だったら、暗順応が進んだ目には、1灯のみでもかなり広範囲をぼんやりと視認可能になります。
 また、ランタイムは60時間と、他のライトに比べて驚異的な長さを誇りますので、電池切れを気にせず使える、というのは大きな利点です。

LEZYNE Super Drive
 自転車パーツメーカーとしては、新進でありながら、その質の高さで知られるLEZYNE製のライト。
 Hiモードでの明るさは、公称数値で450 lmという強烈な物で、テストしてみた感じでは、EL540をも凌ぐ、強烈な光を周囲に広く照射しました。

 配光としては、中心のスポット光に加えて、相当範囲に分散光を飛ばすタイプであり、自転車でも使い易いタイプのライトだと言えます。

 ただし、問題はランタイムの極端な短さ。
 Hiモードで1.5時間。Lowでも4時間しか持ちません(公称値)。

 使いどころが限られるため、夜の峠下り専用灯になるかもしれません(^^;)。



 という訳で、以上が今期、ブルベを共に走るライト群です。
 しかし、さすがにこれだけの数をハンドルにぶら下げた訳なので、重量増は避けられず、それがハンドリングにどんな影響を与えるかは、実際に出走する前に試しておく必要があります。

 という訳で、本日、七ツ森周辺の南川大周回を3周ほど走ってきました。
 アップダウン、ダラダラ長登りに、長い下り、軽い峠越えなどの色々なパターンの道が出てくるコースで、ずっと走り続ける事で、体のコンディションに加えて、パーツの締め付けにガタが出ないか、等のテストにもなるコースです。

 そして、山間部を走るため、景色も良い場所なんですよね・・・。


12051304.jpg
このコース沿いには落葉広葉樹が多く、
四季折々の景観が楽しめそうだ。
現在は新緑の柔らかい緑がきれいだ。

12051305.jpg
少し足を伸ばせば、
宮床ダムにも行ける。


 今日は大周回を3回周り、宮床ダムを経由して帰ってきました。
 周回の途中、TwitterでフォローいただいているTOYさんとすれ違い、こちらは下りで勢いがついていて止まれなかったのですが、追いかけて頂き、峠越えの登りをご一緒しました。
 一人で登っていると、どうしてもヘタレ気味になる所ですが、誰かと一緒に登っていると、不思議と力が出てくるものです。

 TOYさんとは峠の頂上でお別れ。来週、私はブルベ、TOYさんは蔵王のヒルクライムに参戦するとの事で、互いにエールを交換して健闘を祈りました。

 そして、このライトユニットの感覚ですが・・・。

 普通に平坦路を走っているときは、特に問題になる事はありません。
 多少、頭が重くなるので、登り坂での出足が鈍るのと、多少、パワーが必要になりますが、まあ誤差の範囲でしょうか?
 (でも、泉ヶ岳の、激坂の長登坂だと、ちょっと苦しいかも・・・)

 カーブでのハンドル操作に関しては・・・それほど気にするレベルではないですが、右に切った後の直線への戻りが、若干、クイックになりました。
 また、停車中にハンドルから手を離すと、ハンドルがクイッと左を向いてしまいますが、これは重量バランスを考えたら仕方がないですかね・・・。

 まあ、何にしても、極端にクリティカルな状況にはなりませんでしたから、本番もこのライトユニット装着状態で行ってみる事にしましょう!

 あ、でも、青葉200十和田では、外した方がいいかな・・・(長距離登坂の200kmだし・・・)。

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コメント
宮城300
きのう試走してきましたが、おおざっぱにいうと、遊佐まで向かい風、あとは追い風で、7時前につきました。ライトはそんなにいらないかと・・。新庄からは、普通向い風です、追い風にあったことはないです。がんばってくださいネ。青沢越えも追い風でした。初めてです。ちなみに400は、ずっと向かい風のあと、ブルーラインのぼりますよ。楽しんでください。
2012/05/14(月) 09:31 | URL | 山形1号 #-[ コメントの編集]
No title
光害1号をほうふつとさせますね…すごいw
http://yfrog.com/mm80225425j

前回のブルベで、私は日が落ちてからごーるしたわけですが、ヘルメットにつけたライトはすごく便利でした。サイコンは見れるし目線の先が常に明るいし…ということで、余力があれば是非メットにも。

※ あまり重いライトをのせると肩が凝ります。
2012/05/14(月) 10:47 | URL | 漬物 #-[ コメントの編集]
Re: 宮城300
山形1号さん、試走の報告、ありがとうございます。

ライトは半分(いや、八割がた?)ネタでやっています(笑)。
実際には、2~3灯ほど間引いて行く予定です。

300のコース、新庄から遊佐までは向かい風ですか・・・。
海風・陸風の法則を考えたら仕方がないですが、これは楽しめそうですね(自棄 ^^;)。
7時前に到着、という事は・・・6時スタートとして、13時間くらいですか?
(は、速い・・・私は200を走り切るくらいの時間です)

まあ、山形には前回の200で初めて訪れた事もあり、今回、走るのは全て初めての場所。
じっくり(タイムオーバーにならないくらいに)時間をかけて、楽しんできます!

400も楽しめば・・・大丈夫かな?(^^;)
(コースプロファイルで、鳥海山の立ち上がりっぷりの見事さに、ちょっと圧倒されています)
2012/05/14(月) 22:49 | URL | YO-TA #GY0.Hv3k[ コメントの編集]
目指した訳ではありませんが(^^;)
漬物さん、コメントありがとうございました。

光害1号、私もファンの一人です(笑)。
まあ、今回はそこを目指したのではないのですが、行き着いた所は似ていたような・・・?

ヘルメットライトは便利、というか、ナイトライドの必須装備だと私も思います。
一応、ハンドルの右側についているEL340は、暗くなったら頭上に移設するつもりです。
(ヘルメットへの装着は、CATEYE純正のヘルメットマウントを使用)

まあ、そこそこ軽いのと、暗くなるまではハンドルの上なので、
肩こりにはそんなに影響はない・・・と思いたいですね(^^;)。
2012/05/14(月) 22:58 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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