日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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新天地で初のブルベ。BRM1001宮城200km

 ・・・山形県は遠かった・・・。

 47都道府県中、いまだ一度も足跡を残せていない、唯一の県なのですが・・・。
 宮城転居に伴い、峠を越えたら山形県なので、すぐにでも47都道府県全制覇となるかと思ったのですが・・・案外、遠いものです・・・。


 では本題です。
 宮城に引っ越して初めてのブルベ、BRM1001宮城200kmを走ってきました。
 結果は、PC1でDNF宣言・・・。まあ、色々あったんですが、そこから先を安全に走り抜く体力を完全に削られた、と自分で判断した結果です。
 実際、PC1からスタート地点に戻るのも結構キツかったし・・・。

 そんな、敗走の記録(^^;)に興味がある方は、以下のRead moreをクリックして下さい(例によって、無駄に長文です)。

1.前線待機
 ランドヌール宮城さんのブルベは、例年だと名取市のサイクルスポーツセンター(以下、名取市CSC)をスタート&ゴールに設定されています。
 しかし、名取市CSCは、東日本大震災の津波被害が甚大だった(NHKの、津波到達の空撮生中継が行われてしまった)名取市閖上地区(名取川河口右岸)にあった施設です。
 現状は推して知るべし、というわけで、今年は宮城県の県南部、福島県との県境に近い、丸森町の「丸森まちづくりセンター」をスタート&ゴールに設定したコースになっていました。

 そして問題になったのが、スタート地点までの移動。
 仙台市の中でも北側にある泉区の自宅からは、名取市CSCまでは35kmほどなので、自走で問題ないのですが、丸森まちづくりセンターは丸森町役場に併設された施設で、自宅からは60km近く。
 さすがに、当日朝にまともに自走するのは、ためらわれる距離です。

 そんな訳で、前夜のうちに自宅を出発し、途中のネットカフェに前線待機。
 ネットカフェという物を初めて利用してみましたが・・・思ったより快適で、過ごし易い場所ですね・・・ウチの近所に系列店があるので、ちょくちょく使ってみるか・・・?

 ただし、こういった施設で仮眠等を行う場合、装備にちょっと課題が残りましたが・・・。
 (そして、ああいう場所でも委細構わず寝られる、強心臓が欲しい・・・)

 結局、寝たような、寝ていないような、変な気分のままでしたが、短時間ながら、時間経過がおかしく感じる時間帯があったので、寝たんだろう、と考える事に。
 残りの走行距離から所要時間を逆算して、午前2時45分頃、ネットカフェを出発します。


11100101.jpg
途中の道路の風景。
多分、阿武隈川沿いの堤防直下の道路沿い。

って、何を撮ったかって?
そんなの、私も覚えてないって!


 途中までは、国道4号沿いを走っていきますが、国道4号でも、市街地を離れると外灯が全くない場所が何度も現れ、周囲どころか、路面状況でさえも全く分からなくなる場所が多くあります。
 そんな訳で、夜ブルベ対応で装着したままの、CATEYE EL-520(1,800cdタイプ)、SG-305、Owleye 3Wの三連灯で路面を照らして走ります。
 どうせ200kmだから、ライトは端折ってもいいか、とか考えていましたが、端折っていたら、ここの自走で挫けていましたね・・・

 未明の、真っ暗闇の道の上。
 周囲の気配から、凄く開けた場所にいる、とか、漂ってくる畜舎や鶏舎の臭いで、どんな場所にいるか、何となく類推されるのが怖い所です。
 何もない場所よりも、中途半端に人の気配がある場所の方が、余程怖い訳で・・・。
 そして時々、交通安全人形(ブキミちゃん)がライトの中に、にょっきり現れるのが、色んな意味で心臓に良くありません。

 そのうち、3:00頃から西風が急激にキツくなり、車体が煽られるようになってきます。特に、阿武隈川の堤防沿いは風を遮る物がないためか、容赦ない。
 向かい風になったら前に進まず、横風になったら路面に押し倒されそうになる、という状況で、丸森まちづくりセンターに着いた時には、自走してきたのをかなり後悔していました・・・。

 ちなみに、到着時刻は4:45分頃。
 既に何人かの参加者が、車の中で待機していたようです。


2.ブリーフィング
 朝5時になったら、まちづくりセンター前に受付ブースが作られ、出走受付が開始されました。
 ちなみに、出走者中、自走してきたのは結局、5~6名だけだったでしょうか?
 ほとんどの皆様は、車に車体を積んでの参加になっていました。


11100102.jpg
やがて夜が明けはじめた。

11100103.jpg
今回のブルベカード。


 ブリーフィングでは、キューシート、コマ図のミスの修正と、各PCのチェックの注意点について説明がありました。
 PC1、道の駅七ヶ宿は、有人チェック。PC2はレシートチェック、PC3は通過チェックで、道の駅七ヶ宿のスタンプを押してくる、という物でした。

 それ以外の点では、白石市を過ぎると、山形県高畠町までコンビニがないため、補給には十分注意する事、等の説明がありました。

 その後、検車に入り、ライト、リアライト、ベル、反射ベスト(またはタスキ)、ヘルメットの装着を確認されました。
 なお、この時、リアライトがサドルバッグに装着されていたため、車体に装着するよう注意を受けた方が、何人かいらっしゃったようです。
 (実際、リアライトをサドルバッグに装着している人は多い。ブルベを走る皆様、ご注意を・・・)

 私は関東でのブルベ装備をそのまま維持しているので、指差し確認で全項目、一発クリアでした。


3.スタート!そして異変
 朝6時になったら、「それでは準備の出来た方からスタートして下さい!」の号令がかかり、最初に10人ほどが走り出します。
 私もそのグループの中に紛れて走りはじめました。


11100104.jpg
最初は阿武隈川を渡り、広域農道を北上。
大小さまざまなアップダウンが続く・・・。


 スタート直後のこのアップダウンで脚力配分が行われ、私は見事に一人旅に転落(笑)。
 早くも先頭集団からは落っこちです。

 まあ、先頭集団は足に自信があるか、飛ばしたい皆様が中心でしょうから、ここでの落っこちは想定内です(^^;)。

 一人旅のまま、国道113号に出る・・・直前に、軽トラックが妙な挙動で前に被ったので、車輪がロックするレベルの急ブレーキ。
 このとき、路面の穴に前輪が落ち、バキッという嫌な跳ね方をしました。

 今思うと、この時に、何らかの異変が発生したのかもしれません・・・。
 直感で、うわ、ヤバいか?と思ってしまったほどでしたから、一度止まって、点検すべきだったのかも・・・。

 パッと見、ホイールの回転に異常はなさそうだった(まっすぐ向いていた)ので、そのまま前進を続けました。


11100105.jpg
国道113号を西進すると、
やがて登りが現れる。


 この日は早朝から西風が強く、国道113号を西進すると、見事に逆風を喰らいます。
 それでも序盤はまだ元気なので、自分のイメージではずいぶん良いペースで坂へと突入していきます。

 ・・・が・・・。

 おかしい、と徐々に思いはじめます。
 いつもより、ずっと走行感が重いのです。

 良くある斜度の坂を、いつもと同じようなギア比で登っているつもりなのに、何でかクランクが重く、前に進んでいく感じがしません。
 逆風だからか?と、ギアを軽めに入れて回しても、あまり伸びず・・・。

 そんな状態なので、後から来る皆様に次々と抜かれていきます。
 順位を争う競技ではないのですが、あまりに軽々と、次から次へと抜かれると、どうしても焦りが出てきてしまいます。

 そのためオーバーペースになったのか、こんな序盤の段階で、ふくらはぎの筋がピキピキと危険な痙攣をはじめます。
 ボトルのドリンクとともに、塩分補給タブレットを飲みますが、効果なし。筋肉疲労の方が先に広がっていきます。
 こんな序盤の段階なのに、道の脇に車体を止めて、ストレッチしないとダメなほどの状態でした。

 下りに差し掛かっても、速度は伸びません。
 何だこれ、何でいつものように走ってくれないんだ?
 焦りがどんどん先行してきます。


11100106.jpg
いつもと違う違和感を覚えつつ、
白石市街地へと進んでいく。

あ、今気付いた。
東北新幹線、はやて&こまちの連結編成だ。


 違和感と同時に、早朝の冷えから腹痛も発生してきたので、白石市内で早くもコンビニストップして、新聞とドリンクを追加購入。
 新聞を腹に突っ込み、ドリンクはボトルに残っていた分を全部飲み、新たに継ぎ足して足の様子を見ます。

 しかし、良くなる気配は無し。
 ここまで、要所要所でデジカメで画像を撮りながら走ってきましたが、ここから先は登りが本格化し、そんな余裕は一切なくなります。

 相変わらず、登りでも下りでも伸びないし、インナーローでも決定的に重い。
 ディレイラーが狂ったのか、とリアを見ても、チェーンは正しく噛んでいます。
 何度か緩い下りになりましたが、足を止めると失速するような感じが強く、全然前に進みません。

 さらに悪い事に、白石市内に入った後から、向かい風が猛烈に強くなり、地形的に風の通り道になっているポイントや橋の上では、車体が、まるでブレーキをかけたかのようにグッと減速しますし、横風を受けると、ブルンブルンに煽られます。

 不調、坂、風・・・。

 三重苦をまともに受けながら何とか前進。
 想定でPC1に到着するだろうと考えていた時間には、振動と荒い息でチラつく視界の中、まだ「道の駅七ヶ宿まで16km」の標識が前に見えている状態でした。

 何が悪いのだろうか?

 ハンガーノック?いや、出走前に補給食とオニギリを食べており、まだそんなに消耗する事はないはずです。
 睡眠不足の影響?いや、2~3時間程度しか寝ずに、センチュリー越え、200km越えのサイクリングなんて、結構普通にやっています。
 腹痛?それは適宜ガス抜き(文字通りの意味で)を行っていると楽になるので、大きな問題ではない。
 インシュリン・ショック?その前に、甘い物は摂ってないから!

 ぐるぐると考えて、トンネルが連続するアップダウンをクリアしていきますが、その頃になると、前後に参加者の姿は全くなくなりました。
 抜かれる相手、全てに抜かれて、最後尾近くになったのだろうな・・・こうも調子が悪いなら、仕方がないでしょう。

 道の駅まで16kmの標識を通過後、斜度を増す坂の前で、サイコンの速度表示は2桁から1桁へ。
 時間を逆算すると、いつもならすぐに走っていける距離が、恐ろしく遠い場所に感じます。

 この時点で、かなり心が折れた状態になっていました。
 普段、自分で好き勝手に走っている時であれば、とっくに自宅へと引き返しているであろう状態です。
 こんな状態で200kmは無理、DNFだな、という思いが固まりましたが・・・。

 この先、PC1は有人チェックで、スタッフの皆様が参加者の到着を待っていて下さるはず。
 ブルベカードの緊急連絡先に連絡して終了、というのは味気ない。
 せめて、PC1まで行って、口頭でDNFを宣言しよう、と決めて、あちこち筋が張って、ちょっとした事であちこちの筋肉がピキピキと吊る足を回転させます。


11100107.jpg
ダム堰堤付近だったかな。
ヨレヨレで、何とか到着。


 やがて七ヶ宿ダム近くの橋梁&トンネル連続地帯になると、風の影響はさらに容赦がなくなり、体が吹っ飛ぶかと思うほどの勢いで叩き付けてきます。
 トンネルは風の通り道になっており、そこだけに集中的に吹き付けてくるため、道路脇の風車付き反射板が物凄い勢いで回転しているのが見えます。

 トンネルの入口に差し掛かると、吹き付けてくる風に押され、今の自分の力では全く前進できない状態。
 ダメだ、と停車して、車体を歩道に持ち上げて、ヨロヨロと押し歩きで前進。いつもならスイスイ押せる車体も、何となくズルズルと引きずるような感覚になります。
 このとき、追い越された参加者の方は、このトンネル内の強風を、「風洞実験みたいですね」という、言い得て妙な表現をしていました。
 本当に、煙を流して、自分の体の流体特性を見てやりたくなる気分です。

 それにしても、足の状態は最悪です。
 大型トラックの通過時に巻き起こる、ふいご作用の強風で転びそうになるほど、足の踏ん張りが利かない。
 腹立たしくなり、このやろっ、と強く車体を押したら・・・ジャックナイフ(前輪の回転が止まり、後輪が高く跳ね上がる現象)がかかりました。

 ・・・あれ?
 このとき、初めて車体の異常に気付く・・・。

 とにかくトンネルを出た先、明るい場所でチェックしたら・・・。
 前輪のブレーキシューが、リムに接触していました・・・。
 つまり、私はここまで、前輪をブレーキで「当て効き」させたまま走っていたと・・・。

 がくーっと気分が萎えました・・・。

 あれこれ考える前に、車体を止めてチェックしていれば、ここまで酷い事にはならなかったはずのトラブルですからね・・・。
 出発時には全く異常がありませんでしたから、やはりあの、「ヤバい」と思った時に、何らか変な方向の外力がかかって、ブレーキのアーチがズレたのでしょう(車輪がロックしたまま、衝撃を受けたからね)。

 車輪がスムーズに回転しないまま、向かい風登坂。
 しかも、後輪の何倍も制動力がかかる前輪側が止まっているのですから・・・。

 そら、進まんわ・・・。
 無駄に力を使ってしまった・・・。

 ブレーキアーチを力ずくで修正し、止まっている間に、風に吹かれて冷えた体を温めるため、レインスーツを着用。
 こんなに軽かったのか、と思うほどの乗車感に変わった車体にまたがり、ダム湖脇の道を進みますが・・・。

 止まっている間に体が冷えてしまったためか、もう、足の状態は最悪を通り越して酷い有様。
 最後のトンネル内で、風に抗って力を込めたら、両足がともに硬直をはじめギリギリと痛みが広がっていく・・・。

 根性で足を回し続け、トンネルを出たところで歩道に逃れましたが、もう、ビンディングを外す動作さえ出来ないほど、硬直が広がっています。
 クランクも回せないので、ストレッチも出来ず、地獄の痛みに耐えながらガードレールを掴んで静止し、硬直が解けるのを待つ事数分。

 何とか動けるようになり、もう歩いていくか、とも思ったのですが、さすがに自転車乗りとして、それは躊躇われたので、クランクの上に立って、微妙な前後移動だけで微妙なトルクをかけて前進(ロードのハブの滑らかな回転に感謝だ)。
 風の強い橋梁上では、風圧を受ける面積が大きい分、相当に怖い思いをしましたが、何とかPC1、道の駅七ヶ宿に到着。

 スタッフの皆様の前までゆっくり進み、「リタイアします」と宣言しながら地面に両足をついたら・・・。

 その瞬間に両足が「ビキッ」と硬直、しばらく、全く動けなくなりました・・・(痛ェ・・・)。


4.開き直った帰り道
 DNF宣言すると、気分的に物凄く楽になりましたが、肉体的には全く楽になっていません。
 屈伸などをすると、曲げるときも、伸ばす時も、必ずどこかの筋が張り、筋肉が硬直するという酷い状態。
 久々だな、こんな酷い有様なのは・・・。
 (レースイベントで、無茶なオーバーペースで走った時以来じゃないだろうか?)

 とにかく、ランドヌール宮城のスタッフの皆様には、色々心配をおかけしてしまいました。
 しかし、ここでのDNFの判断は、自分では間違っていなかったと思います。
 ここから、さらに山形方向に向かった所で、やっぱりダメだ、なんて事になったら、さらに傷を広く深くしただけになりますし・・・。
 山形県に入ってからダメだ、なんて事になったら、もう目も当てられない状態でしたからね・・・。

 ブルベは、最後まで(自宅まで)無事に帰ることを考えないとダメなもの。
 これ以上はダメだ、という最終ラインを誤らなかった、という事で、今回はひとつの収穫だと思いましょう。


11100108.jpg
まあそれでも、ここまでは走った。
PC1、道の駅七ヶ宿。


 そして、どうやらPC1到着は私が最後尾だったようです。
 先頭集団の中に紛れて出発したのですから、全員に抜かれた事になりますね・・・(^^;)。

 ちなみに、私のチェック時刻は、8:37。
 あんなにヘタレてボロボロだったのに、クローズまで25分も残しているとは(^^;)。
 絶対、クローズに間に合わないと思っていましたが・・・。
 (まあ、それでも完走ギリギリの、キツいペースではありましたね・・・)

 その後、足が回復するまで道の駅でゆっくり休み、コーラを体、ドリンクをボトルに補給してから、預かって頂いている荷物を引き取るため、スタート地点の丸森まちづくりセンターへと引き返しはじめました。


11100109.jpg
帰り道は、ずいぶん余裕ができていた。
途中にあった橋のひとつ。

足が残っていないので、
登り返しの時には自歩道も普通に走った。


 追い風で下り基調ですから、かなり楽勝!と思っていたのですが・・・途中、結構キツい登り返しもあったりするのが怖い所。
 しかも、一度、足が完全に硬直する(文字通り、足が棒になる)所まで疲労が進んでいますから、ちょっと休んだだけで回復している物でもありません。

 途中でクリアしたアップダウンは、そのままアップダウンとして立ちふさがり、下った所は登りとなってそびえ立ってくれます。
 いつもなら、鼻歌混じりで登る坂も、筋肉がピクピクしはじめたら休憩を取るなど、本当にゆっくりとしたペースで走る必要がありました。


11100110.jpg
ただ止まるだけではなんなので、
写真を撮るふりをして誤摩化した。
まあ、実際に撮っていたんだけど・・・。
(この画像みたいに)


 特に、白石市前後の長い登り返しはキツくて、坂の途中で2回ほど止まってやり過ごす事もありました。


11100111.jpg
やがて角田市に入り、
周囲は平野の風景に。


 本当は一旦、角田市街地に入ってから丸森町方向に行くと、勾配変化が少なくて良い(その分、遠回りになる)のですが、せっかくなので、復路はコース通りに帰る事にして、広域農道方向に折れました。
 来年、同じコースでブルベが開かれるとの事なので、リベンジするためにも予習しておくのは悪い事ではないでしょう。


11100112.jpg
動物飛び出し注意標識。
ほう、イノシシか。
これは新しく見るな・・・。

11100113.jpg
動物だけでなく、
野獣も出るのか。

いや、出なくていいぞ。
出たら跳ね飛ばしたくなるかもしれないからさ。


 さすがに時間等を気にする必要もなくなっているので、帰り道はいつも一人で走っている時と同じ感覚で走ります。
 そういえば、コース上にいた時は、焦りのあまり、こんな感覚さえも忘れていたな、と反省点が浮かんできます。
 いつもだったら、「何かおかしい」と感じた時点で、車体のチェック等も行うと思いますからね・・・。


11100114.jpg
震災直後だから、
こんな場所も結構あった。

実際、PC1までの間にも、
道路補修工事等で片側通行の場所が結構あった。


 今回のブルベは、宮城単独では震災後初開催だった?ように思います。
 来年は200~600までの開催を予定しているとのこと。PBPレポートで見た、来年からのSRメダルがカッコいい(と個人的に思う)ので、SRを目指したくなりますね。

 それには、色々と越えるべきハードルもありますけれど。
 (まずは色々、「強さ」を身につけないと・・・)


11100115.jpg
広域農道を阿武隈川沿いに出た所で気付いた。
崖の一部が、鮮やかな赤色をしていた。

画像中ではくすんでしまったが、
崖面の右半分、肉眼では鮮やかに赤かった。
酸化鉄を多く含んでいるのか?

11100116.jpg
阿武隈川の水は少し濁っていた。
しばらく前には台風が来ていたし、
前日まで雨が残っていたし、
当日、晴れたのが奇跡的だったから。


 まだ風が吹き荒れる阿武隈川沿いを走り、横風に煽られながら丸森市街地へ。
 役場に到着したのは11:30頃。まだランドヌール宮城のスタッフの方は戻っていなかった(ゴールは13時から設営)ので、先に食事をする事にして、役場近くのうどん屋さんに出向きました。


11100117.jpg
スタート時点では気付かなかったが、
まちづくりセンターも地震で基礎が浮き、
凄い事になってる。

どうりで入口の階段、
一段目の落差だけ、やたら大きかった訳だ・・・。


 昼食後、ちょうどスタッフの方が戻られていたので、預けていた荷物を引き上げ、その場を後にする事に。
 ゴールのお出迎えも、ちょっと魅力的でしたが、この日はもう、気力も萎えていたので、そのまま辞去する事に。

 阿武隈急行線の丸森駅まで走り、そこから輪行で仙台に戻る事にしました。


11100118.jpg
丸森駅にて。
ふ・・・今回は頑張れませんでしたよ・・・。


 阿武隈急行線は、「良い感じ」という意味でローカル感のある鉄道でした。
 しかし、行き先表示を見ても、どっちがどっち方面なのか、転居直後で余所者感丸出しの自分には全くわかりません。

 とりあえず、福島方向とは逆の、槻木 (つちのき、と読むらしい。間違ってた(^^;)。つきのきが正解。読めねぇよ・・・)方向行きに行けば良いんだな、と、仙台までの連絡切符を買い、改札を抜けます。
 改札は、窓口で駅員さんにスタンプを押してもらうという、今では仙台周辺区域でも珍しくなった、古き良き昔の鉄道の味が残っているものでした。
 (来年も帰りに使おう。うん、そうしよう)


11100119.jpg
最後にオマケで、
泉区から見た夕焼け。

来年、同じコースでリベンジ果たすぞ、絶対!


 帰りは電車の中で爆睡。
 槻木駅の乗り換えも、ぼーっとした頭のまま行い、仙台駅までまた爆睡。
 自走する元気もなかったので、そのまま地下鉄も輪行し、泉中央駅から自走。

 泉中央駅で車体を組み上げていると、姉弟らしい二人の小さな子供さんを連れたお父さんが、しきりにこちらの方を見ています。
 子供もしげしげとこちらを見ており、切れ切れに聞こえてきた会話を聞いていると、どうやらお父さんは自転車趣味に興味がある様子。

 ロードを組み上げ、カチカチと変速をチェックし、ブレーキでキュッと空転する車輪を止める動作を一通り見た後、「なあ、パパもあんな事ができたらカッコいいと思うか?」という問いかけを子供さんに発します。
 私も興味を持って、耳だけダンボになって、二人の子供さんの答えを待っていると・・・。

 『微妙』

 ハモるな。>子供達。
 というか、子供達って、残酷ですねえ(^^;)。

 多分、お父さんとしては、子供達を取り込んで、お母さんの反対に対抗したかったのかもしれませんが・・・。
 結果は、子供さん達の答え通り、微妙な所でしょうか?(^^;)

 まあ、今後の健闘をお祈り申し上げます・・・。

 という訳で、今回は自分の機材チェック不足で、余計な所で極限まで体力を削ってしまった結果、DNFを判断しました。
 引き返せる所で諦めて引き返すのも、ブルベでは重要な判断であり、そう考えると、今回のブルベは私にとっては、次への教訓を残した、ということで、意味のあるものだったと思います。

 とりあえず、ネカフェのような仮眠場所で寝られる強心臓と、異変を感じたらすぐに止まって、あらゆる物をチェックする余裕を持たないと行けませんね。
 それに、苦行度が高いと、走っていて何も楽しくありませんから、いつも通り楽しんで走る余裕も持たないと・・・。

 来年4月に、同じコースを走るブルベを開催する、との事ですから、冬の間にダレないように注意して、リベンジを果たしましょう!



 なお、今年のブルベは結局の所・・・。

 BRM416西東京200km:完走、認定。
 BRM312改め528青葉200km:悪天候DNS(スタート地点までの自走で心折れ)
 BRM1001西東京200km:仙台転居により宮城1001に参加、DNS
 BRM1001宮城200km:DNF

 完走、DNS、DNFと、エントリーがたったの4件(って、PBP開催年だったから、走りたくてもエントリー受付が終わっているケースが多かったのよ・・・)の割に、バラエティに富んだ結果を残しました(自慢にならん ^^;)。

 来年は、もっと「完走」の結果を多く残せるよう、頑張ります。
 (これを書いている'11.10.02現在、両足とも筋肉痛が凄い ^^;)

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コメント
リタイアを究めし者より
いろいろと大変だったようで、お疲れ様でした。
ネットカフェについて、私はそこそこ利用経験があるので(もちろんキャノボ中もw)、よほど寝息の
ヒドイ人が近接ブースにいるのでも無い限り、それほど困った経験はありません。
が、今回のYO-TAさんの場合は、初利用の慣れない場所でちゃんと寝れたのかどうかもよく分か
らないまま深夜出立・・・というのが、何かあった時の車体チェックを忘れてしまった原因の一つとして
関係しているかもしれませんね。
ちょっと経費がかさみますが、スタート地点までのアクセスが悪い場合は、レンタカーを1日借りて
自炊輪行(?)のうえ車内泊、というのも良い方法かもしれません。

さて、こちらもロングライド再始動に向けて、多少は前進しなければ・・・。
荷物の積載に凝りだすと、そこで止まってしまっていけませんねw(^^;ゞ
2011/10/04(火) 00:31 | URL | DFR.@XRF #0WSlQOM6[ コメントの編集]
Re: リタイアを究めし者より
DFR.@XRFさん、コメントありがとうございます。

今回は半ば自爆でした(^^;)。
ネットカフェ、店の雰囲気自体は悪くなかったのですが、隣のブースでオンラインゲーム&チャットにはまっている人がいたのか、キーボードのカタカタ音が止まらなかったのが、ちょっと・・・。
次回は、耳栓を準備して、リクライニングシートでなく、フラットスペースを確保するようにしたいと思います(笑)。

レンタカーも考えたのですが、今、仙台は、あらゆる業界の皆様の復興前線基地になっているためか、レンタカー需要が物凄くて、金曜夜は満車になっている事も多いのがね・・・。
これも、早目に手を打つか、ギリギリの飛び込みを狙うか、何とか考えないといけませんね。

> 荷物の積載に凝りだすと、そこで止まってしまっていけませんねw(^^;ゞ
あ~、わかります!
あれがいい、これがいい、と考えて、色々試しているうちに時間が過ぎている・・・。
私も、そのスパイラルに落ちないように注意しないと(笑)。
2011/10/04(火) 22:20 | URL | YO-TA #sTEMGF/E[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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