日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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仙台移住後、初の100km走

 ぐあ・・・暑いなあ・・・。

 東北地方の夏は過ごし易い、と、東京で誰かが言っていましたが、30度を超えたら、どこでも灼熱地獄に早変わりです。
 そりゃ、東京の都心部のように、空気が停滞している上に、周囲のコンクリートが熱を持ち、輻射熱がジリジリと迫ってくるような、そんな暑苦しさはなく、風通しの良い日影にいれば、ずいぶん涼しく感じますが・・・。

 しかし、自転車で路上を走っていると、そんな風よりも、照りつける日差しと、アスファルトからの照り返しで、地獄のような暑さを実感できます(^^;)。
 この暑さは、恐らく、日本全国、どこに行っても同じなのかもしれませんね。

 なお、今夏は節電の夏、と言われていますが、節電に一番効果があるのは、テレビを消す事です。
 消費電力もさることながら、テレビって、意外に熱を持ちますからね。稼動すればするほど、部屋の気温を上げまくってくれる、とんでもない邪魔な存在だったりもするのです。
 テレビ放送では、エアコンを控えろ、と、何とかの一つ覚えを放送していますが、こんな暑い日は、そんな事は無視して、テレビを消しましょう。
 (暑さは裸になっても凌げない。文明の利器に頼って何が悪い!)

 では本題です。
 今日は、こちら、宮城に引っ越して来てから初めて、1日100kmを走ってきました。
 全く土地勘のない地域なので、どこまで走ればどれくらいの距離になるのか、全く見当もつかずに、手探りでルートを設定し、実際に走るとこのルートで会ってるのかどうか、半信半疑で進んで行ったりするため、なかなか実走距離を伸ばせていません・・・。

 ただでさえ、いきなり決まった異動の話に振り回され、6月以降、ほとんど自転車に乗れていなかったので、体も鈍っていると思いますし・・・。
 (ああ、連休前後の、何も考えずに200kmを走り切れたあの感覚が、遠い昔の事に感じる・・・)

 ちなみに、「仙台または宮城+自転車ツーリング」のキーワードで色々情報を検索しても、関東圏ほどには情報が出てきません。
 今思えば、関東圏は(趣味人の人口が多い事もあるでしょうが)山から海から、様々なツーリングルートが開発され、それを惜しげもなくブログ等で公開している人も多い、自転車趣味的な視点から見れば、もンの凄く恵まれた地域だったと思います。
 ロードど初心者時代の私でも、世田谷~奥多摩~山梨県に抜けて、相模原経由で帰ってくるとか、普通にやっていましたからね・・・。

 しかし、情報が少ない=これから自分なりのアプローチで、色々コースを設定する楽しみがある、という事でもあります。
 その手始めに、まずは100kmほど走って、体のなまり具合等などを確かめておく必要があるでしょう。

 というか、今日の場合は、走ったらその距離が100kmになっていた、というだけなのですが・・・(^^;)。

 まあ、とにかく、そんな感じで、移住後初めて、100km走ってきましたので、その記録です。
 本文は、例によって長文なので、裏置きです。興味のある皆様は、Read moreをクリックして下さい。

 前回、泉ヶ岳のヒルクライムにチャレンジして、見事に暑さに撃退された身だったりしますが・・・。
 地図を眺めていたら、国道457号を泉ヶ岳方向に折れずに進むと、宮床ダムというダム湖の脇を抜けて、さらに北の町へと抜けて行ける事に気付きました。

 そういうルートに気付くと・・・走りたくなるんですよね(笑)。
 そんな訳で、今回のルートは泉中央付近から西進した後、国道457号を北上、宮床ダムを経由して大和町、大衡村方面へと向かうつもりで出発しました。


11081401.jpg
国道457号、泉区内。
相変わらず影がないねえ、この道筋(^^;)。
今日は泉ヶ岳がはっきり見えていた。

11081402.jpg
この十字路を左折すれば泉ヶ岳。
今日はここを直進。


 地形図で確認した段階では、泉ヶ岳方向に折れずに直進すると、ダラダラとした登り坂でいくつかの集落を抜けた後、ダム湖まで一気に登る、というイメージを持っていました。
 途中、通り過ぎたバス停が、「要害」という、何とも難攻不落な名前である事に軽くビビりながら、予習通り、緩やかな坂を登って行きます。


11081403.jpg
道の雰囲気は、どんどん私好みに。
やがて道は大きく右に曲がり、
ダム方面への登りになる。


 予習段階では、ここからずっとダム湖まで登りだと思っていたのですが・・・何度か勾配変化しつつ、体感でそれほど登り切った感がないうちに道は下りに転じ、グイグイと速度に乗りはじめます。
 その下りのまま、途中にあるトンネルを二つ、クリア。あれ、トンネルを抜けるという事は・・・。

 予習してあった通り、二つ目のトンネルの先、右側に駐車場が出現。
 そこが宮床ダムの管理事務所の駐車場でした。


11081404.jpg
宮床ダム湖は、奥多摩湖ほど大規模なダムではなかった。
まあ奥多摩湖は東京の非常時水源だから、
ダム湖としての規模もデカくなって当然だ。


 ストリートビューで見たときは、ここに公園施設も併設されているので、自動販売機くらいあるか?と思っていましたが、実際には何もなし。
 残念ながら、補給ポイントとしては使えないですね・・・。

 そして、ダム湖からは大和町の市街地方向へとそのまま、道を進んで行きます。
 2回ほど、尾根幹線のようなアップダウンが続きましたが、その先は概ね下り基調です。
 クライマーな皆様は、逆ルートを辿った方が満足度が高いと思います(実際、逆ルートで来ている人と、何人かすれ違った)。

 坂を下り切ると、泉区内のような、見事な水田地帯を貫く平坦路になります。


11081405.jpg
ずいぶん私好みの道筋(笑)。
向かい風を喰らったらひとたまりもないが、
それがなければ、思い切り回して走りたくなる道だ。


 国道457号自体は、どこかで左折して北上し、大和町の市街地に向かう筈ですが、今回は曲がりどころに気付かずに直進してしまい、そのまま国道4号まで東進してしまいました。
 (というか、上の画像みたいな風景の中で、目印も無く曲がりどころがわかる人がいるか? ^^:)

 国道4号は、右:仙台、左:大崎の標識が出ていましたが・・・この時の時間は午前8時半くらい。
 迷わず左折し、国道4号を北上します。


11081407.jpg
さすが一桁国道。
整備度は関東の幹線国道と全く遜色無し。
国交省東北地方整備局、良い仕事しています。


 で、実はこの先、目的地を全く考えていませんでした(笑)。
 また松島経由で帰るか、欲を出して石巻まで行ってみるかと思ったのですが、全く下調べをしていなかったので、進行方向を変更すべきポイントを見落としてしまい、そのまま北上する事に。
 まあ、石巻方面はまだ津波の影響が残っている・・・のかどうか、現在帰省中の後輩が戻って来たら情報を聞いて、改めてプランを立てる事にしましょう。

 しかし、ただ幹線国道沿いを走るのも、何か目的がないと退屈になるだけだったりします。
 車線も広く、勾配変化も少なく、走り易いのですが、景観変化に乏しく、印象が単調になるのですよね・・・。

 ふと気がつくと、キロポスト(道路起点からの距離表示)が、380km程度になっている事に気付きます。
 国道4号は、東京の日本橋を起点にしていますから・・・これがそのまま、東京からの距離という事になります。
 どうせ、大した予習もなく走っているのですから、4号の400km距離標を目的地に設定して進む事にしました(安易な解決 ^^;)。

 380km代の国道4号は、片側2車線の4車線区間から、2車線対面黄線、2車線対面破線の白線区間まで、案外道路断面形状に変化がありました。
 途中、農地に隣接する区間では、北国特有の道路構造物、冬期の地吹雪軽減のためのカーテンが立てられていたり、スリップ防止の砂置場や、融雪剤置場などを横目に見ながら走ります(関東では、まずお目にかかれない物ばかり)。

 途中、対面通行2車線区間で、左側に雑草の繁茂が激しい場所があり、そこはちょっと走るのが大変でした。
 何しろ、アスファルトの継目を突き破って生えているのが、どう見たってイネ科系の、葉の端部が皮膚を切り裂く系の植物(爆)。
 ロードの速度であまり寄せて走ると、どれだけ傷を受けるか、わかった物ではありません。
 特に、自転車乗りは"すね毛"という最後の砦もきれいに剃り落しているのですから・・・こんな事で、脛に傷を持つのは勘弁です。

 まあ、後続の自動車のドライバーさんが良い人だったので、助かりました・・・。


11081406.jpg
そういう馬鹿な事をやりつつ、
到達した国道4号、400kmポスト。

そういえば、移住後初だね、
ロードの画像がこのブログに載るの。
引っ越しの際は、輪行袋に入れて、
東京から担いで持って来たのだったりする。


 その後、古川の市街地を抜けて、少し行った先、かつてはコンビニだったんだろうな、という、あまりに特徴的な形の建物(現在は空物件)の前に、東京から400kmのキロポストはありました。

 400km。
 ブルベであれば、27時間以内に、一気に走り抜く距離です。
 ちなみに、仙台市中心部からは、約55km。
 東京から、仙台から、それぞれ近いと感じるか遠いと感じるかは、自転車経験値に比例する気がしますね・・・。
 (私は、東京からでも、案外近いと思ってしまった ^^;)

 まあしかし、これを見て、東京から仙台まで、一気に走り通してみようと思った皆様。
 国道4号は福島~郡山間で、放射性物質のホットスポットの近くを通る筈ですから、あまりお勧めできません・・・(残念な事ですけどね・・・)。

2013年1月追記
 この文章を書いたのは、原発事故から半年以内の時期であり、まだまだ予断を許さない状況の中でした。
 しかし、現在は除染も進んできた+短寿命核種の崩壊が進んだことにより、4号沿いの地域は、日常生活を送る上で、ほとんど問題ないレベルになっていますので、自転車で走っても大丈夫でしょう。
 心配だという皆様は、公的機関の発表する線量値等を参考に計画を立てるのがよろしいかと思います。


 で、物凄い余談になりますが、原発事故がらみで「ホットスポット」という言葉を使っている事について、「ホット=暖かい=安全」というイメージがあるという事で、「被害を軽く思わせる陰謀」だとかなんだとか言ってる皆さん。
 「ホットスポット」ってのは、純粋に学術用語です。ちなみに、放射性物質の話だけでなく、環境汚染(ダイオキシン等の汚染物質の高濃度地域)やバイオハザード(ウイルス等による高度汚染区域)にも使われる言葉です。
 何でもかんでも陰謀に結びつけるその思考回路、大丈夫ですか?(ちなみに、陰謀論は初歩のマインドコントロールで、聞く人の思考誘導または思考停止を誘うための手段である事をお忘れないように)

 危険な余談はそこまでにして(^^;)、ここに到達した時点で時間は9時半。
 気温はぐっと上がって、30度に到達。
 日影の少ない幹線道上では、アスファルトからの照り返しもあり、体感温度は35~40度近くまで上がって来ていました。

 一応、今日はここまでで良いよな、と、そう納得させて国道4号をそのまま南下。
 途中、暑さを避けるために、道の駅三本木に避難したら、自販機が軒並み売切で、ドリンク購入のために施設内店舗まで入らなければならなかったとか、大和町~富谷町~泉区北部に至る間のどフラット区間では、コンビニもなければ日影さえない地獄を味わった、なんて事もありましたが、熱中症になる前に何とか帰宅。

 時間は12時半頃で、走行距離は99.7km。
 出発が7時頃でしたから、約100kmに5時間半かかった計算です。

 この数字、ブルベでいえば200kmを11時間半程度(休憩見込み)と同じですから、6~7月にほとんど走れなかった事と、8月の酷暑による持久力低下を考えたら、思ったよりも悪くない結果でしたね。
 10月には、こちら、宮城で200kmに出る予定ですから、暑いからといってダラダラしすぎないよう、かといって無理しないよう(^^;)、楽しめる範囲(重要)で続けて行きたいですね。

 とりあえず、次回、狙うのは石巻往還くらいでしょうか?
 (津波の影響の程度によっては、変更するかも)


 そうそう、こちら、東北でも、安全運転に関する私のアプローチは、関東にいた頃と何ら変わりません。
 可能な限り、周囲に自分の存在をアピールするとともに、自分の方でも周囲をちゃんと確認しているぞ、というサインを随所に織り交ぜ、手信号で進行方向の意思表示をしっかり出して。

 実際、仙台周辺は、あまり車道を走る自転車には慣れていない人が多いと思われますが、上に書いた通りの走り方を心がけていたら、いきなりクラクションを鳴らされたり、邪魔物扱いをされる事はほとんどありません。

 まあ、例外はありますけどね(^^;)。

 例えば、恐らく全国共通で、自転車乗りには嫌われるタクシーとか。
 仙台は、もんんんっっっっっの凄く、タクシーが多い町です。
 そらもう、金曜や週末の夜の一番町~国分町(歓楽街周辺)には、普段、どこに停めてあるんだ?と言いたくなるほど、物凄い台数のタクシーが列をなして客待ちしていますし、自転車を追い越し直後にドアを開きながら左に寄せてくるなんて荒技も、普通にやらかしやがる、危険極まりない存在です。

 そして、仙台の路上で最も恐ろしい存在が、バス
 あの巨体で、平気で幅寄せしてくるわ、追い越し不十分の状態で左折してくるわ、移住から一ヶ月程度ですが、何度も、「殺す気か!」と叫びたくなっています。
 大体、同じ自動車のドライバーからも、「仙台のバスはホントにたちが悪い」と苦々しく吐き捨てるくらい、とんでもない事をやりますからね。
 (道路端や中央分離帯と、バスの車体との間に挟まれそうになったという人は、非常に多い。ホントに客を乗せているという意識があるのか?あれ)

 そんなわけで、もし、他の地域の自転車乗りの皆様が仙台を走る事があるなら、タクシーバスには、本当に、十分に注意して下さい。

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コメント
仙台参上
こんばんは、お初です。昨日名古屋から転勤してきた、なんちゃってローダーです、右も左もわからず、店もどうしよーと思いながらベランで待機中、いろいろ参考にさせてください、よろしくおねがいします。
2012/06/25(月) 01:43 | URL | こーじ #HfMzn2gY[ コメントの編集]
Re: 仙台参上
こーじさん、ようこそ仙台へ!
・・・というほど、私も仙台市民歴が長い訳ではありません(まだ一年未満です)が(^^;)、同じ趣味を持つ人たちが来て下さるのは嬉しいですね!

仙台は少し走れば、自転車で走りやすい郊外の道に出られますし、
峠もド平坦も、酷や険まで、色んなコースがあります。
この一年弱で、私の行動半径もずいぶん広がり、
今では色々な場所を、楽しく走り回っています。

生活が落ち着くまでは、色々と大変だと思いますが、
時間があったら、まずは自由気ままに走ってみることをお勧めしますよ!
2012/06/25(月) 21:48 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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