日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

07月≪ 2017年08月 ≫09月

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

おかえり、はやぶさ!

 しばらく、暗くした室内で、PCの画面に食いついていました。

 もちろん、小惑星探査機、「はやぶさ」の帰還を見届けるためです。

 イオンエンジンの長期連続稼動実験ほか、「月の石」以来の、地球圏外天体の岩石類採取など、世界初やら宇宙開発史に残る偉業やらがてんこもりなプロジェクトの、最後のハイライトなのですが・・・。
 日本の放送局は、ワールドカップは中継しても、こんなに凄い偉業は中継しないという、理系人にはかなり理解しがたい状況を演じてくれやがりました(どーなってんだよ、ヲイ!日本人飛行士の乗ったシャトル打ち上げは中継しただろ!)。

 幸い、地球帰還ポイントであるオーストラリアから、和歌山大学のチームがネットで観測映像をリアルタイム配信してくれたため、交信時間のみの時差で、その瞬間を見届ける事が出来ました。
 実際、ネット中継には凄い数の人(10万人規模?)が張り付いていたようで、ツイッターの私のタイムラインは、サッカーよりはやぶさの話題が多かったですね。

 そして最後の光。
 0.5等級というその明るさは、雲までくっきりと照らす美しさ。
 和歌山大学の映像中にも、「おかえりー!」という声が飛んでいますが、本当にそんな気分でした。

 色々なトラブルが起きて。
 帰還は絶望的とまで言われていたのに。
 何度も復活して、地球を目指した小さな探査機。

 小惑星のカケラを採取したかもしれない小さなカプセルを地上に託し、最後の最後に振り返って地球をそのカメラに捉えたはやぶさ。
 最後に見た、地球の姿(リンク先、はやぶさのラストショット)は、もしその体に感情という物があったら、どんな姿に見えたのでしょうか・・・。

 長い長い旅路を経て、一度は重力圏を抜け出した後、帰ってきたはやぶさ。
 大気中で燃え尽きた・・・のではなく、地球の物質循環の中に帰り、いずれ大地に、海洋に、そして一部は私達を含む、生命体の中に取り込まれて行く事でしょう。

 「はやぶさ」は、本当の意味での「地球への帰還」を果たしたのだと思います。

 最後の地球撮影は、本来予定外だったらしいが、JAXAスタッフの、最後に地球を見せてあげたい、という思いで実現したらしい。理系人は、文系人が思う以上に、根っからのロマンチストが多いのだ。そうでなければ、ただの機械のはやぶさに、ここまで感情移入できないって!

 あとから追加したはやぶさのラストショットは、本当に本体が壊れる寸前の映像らしいです。画像が途中で切れているのは、つまり、その瞬間にはやぶさは機能停止したという事なのでしょう。 ちょっと修正。実際には、日本から見て、地球の「食」の位置に入ってしまったため、通信が途絶したらしいです。でも、最後の交信だったことは間違いない・・・のでしょうね、多分。

関連記事
コメント
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

Twitterでつぶやき中
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
雨雲レーダー
リンク