日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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改めて、インプレ Corratec R.T. Carbon

 昨夜は、あまりの湿度の高さによる寝苦しさに負けて、ついつい、文明の利器(エアコンのドライ運転)に頼ってしまいました・・・。

 しかし、文明の利器の効果、恐るべし。
 その力で生み出された快適空間のおかげで、普段よりずっと遅くまで「朝寝」をしてしまいました・・・。

 改めて思いますね。頼り過ぎると危険だ、と(^^;)。

 では本題です。
 昨年春から乗りはじめたロードバイク、Corratec R.T. Carbonですが、一年以上乗ってきて、そして東京→糸魚川ファストランを完走するなど、積算走行距離もかなりの物になってきたので、現段階でこの車体について感じていることを改めて書いておこうと思います。

 ただし、この車体は私にとって初めてのロードバイクであり、これ以前に乗っていたのは通勤通学用ママチャリと、快速型ミニベロ(BSモールトン&BikeFriday tikit)とコミューター系ミニベロ(Airframe Folding Bike)になります。
 ロードバイクを何台も乗り継いできた皆様から見ると、「???」な内容も多くあると思いますので、その辺りはご注意を。
 また、以下の内容は私の個人的な感想を多く含みますので、その辺りもあわせてご注意ください。

 もう一つついでに。この車体、実は'10年モデルは日本で販売されていません。
 昨年12月のサイクルモード時点でグローブライドの方に聞いた話では、'10年モデルはパーツ供給の関係で取扱いが遅れる、との事です。
 しかし、カーボンフレームは主販路線でもあるため、グローブライドさんとしても、いずれ日本市場に再度投入するとしても、それが'10年夏頃になるか、もしくは'11年モデルとして投入するかは、市場の動向を見て考えるとのことでした(以上、あくまでも昨年12月のサイクルモード時点)。

 まあしかし、今でも'09年モデルのフレームが、67アルテ組で'10年モデルとして、少数ながら流通しているようですから、何かの参考まで、ネタにすることにしましょう。

 というわけで、詳細は例によって裏置きです(興味のある方、Read Moreをクリック!)。


10060501.jpg
一番最近に撮影した車体の姿('10/5/15撮影)。
ウチの車体は'09モデルのサイズ53。
(T.Tubeがホリゾンタル換算535mm)


 あと、参考まで、現在のパーツ等の構成は以下のとおりです。

ハンドル:D-Fitz 400mm
ステム:D-Fitz 100mm
コンポ:SHIMANO ULTEGRA SL(※)
ペダル:SHIMANO PD-A600
ホイール:手組(66アルテハブ+MAVICオープンプロ32H)
タイヤ:VREDESTEIN Fortezza Tri Comp(23C)
シートポスト:FSA SL-250
サドル:SPECIALIZED Toupe

(※)STI、コンパクトクランク、F&Rディレイラー、ブレーキ


2011/01/22追記
 2011年から、このモデルも国内再販されるようです。
 フレーム素材は、3KカーボンからUDカーボンに変更されましたが、'11年1月現在で出ている雑誌やWebのインプレッションによると、「しなやか」な走り味があるとの事で、どうやらフレームの基本特性は変わっていないようです。

 参考:シクロワイヤード '11年モデルのインプレッション

 なお、ウチの車体の現在仕様
ホイール:Lightning Alpine(限定仕様のシルバーモデル)



2011/11/14 再度追記
 この記事に、「corratec R.T. Carbon」のキーワード検索で、ずいぶん沢山のアクセスがあるようなので、再追記。

 この記事で述べた感想は、R.T. Carbonの'09年モデルか、かなり控えめに見て'11年モデルまでしか通用しないと思って下さい。

 2012年モデルから、corratecのフレームは大幅に形状が変更され、R.T. Carbonもスローピング、ロープロファイルチェーンステーを備えた、R.T. Proと同じ形状のフレームに変更されました。
 大幅な変更になったため、恐らく、車体の乗り味等にも大きな変化が出ている物と思われます。

 また、この変更を受けて、Corratecのロードのラインナップは、ハイエンドのR.T. Proから、アルミのエントリーモデルであるDolomitiまで、全ての車種のフレーム形状が見た目に同じとなってしまい、モデルごとの個性がなくなったと言うか・・・。
 全部、判で押したような、同じ見た目になってしまい、私なんかには魅力を感じられないラインナップになってしまいましたね・・・。

 残念ですが、私が次にcorratecのフレームに乗るとしたら、'12年モデルの、「全ラインナップが見た目に同じ」という状態がなくなり、グレードごとの個性が形になって表れるように変更された後になると思います。



 以上の前提条件を踏まえて、インプレを開始しましょう。

 この車体のフレームは、カタログスペック的な所でいうと、Corratecが使用するカーボン素材の中でも最高級グレードの3Kカーボンを用いた、カーボンモノコックフレームです。
 フレームジオメトリは、ドイツ本国サイトの製品紹介ページの下の方にあるので、それを参照頂くとして、よく誤解される点について書いておきますと・・・。

 この車体のトップチューブは、ホリゾンタルではありません。微妙に、スロープしています。
 で、ウチのサイズ53のフレームでは、ほぼ水平に見えますが、50以下のサイズだと、スロープ具合が幾分か目立つようになります。
 まあ、私はピッタリ水平、垂直、という物より、多少斜めでも、バランスが取れているようなデザインが好みなので、この車体は見た目でグッと来ました(ほぼ、それだけで購入を決めたと言っても良い:笑)。

 気になる重量は、上に書いたウチのパーツ構成+α(ライト、ボトルケージ等)で、まだ何とか指一本で持ち上がります(実測していないが、多分8kg前後。56系105組完成車で実測8.2〜8.5kgらしい)。
 他社同グレード(価格帯)のカーボンフレームと比較すると、重量面では目立って軽さを感じませんが、しかし走りは軽く感じます。

 また、Corratecのブランドロゴが、あちこちに、うるさいほどあるのもこの車体の特徴であり、数えてみたら、大小あわせて全部で14カ所もロゴがありました。
 以前のモデル('08くらい?)はこれに加え、パーツ供給メーカーのロゴも入っていたらしいですから、どんだけロゴ塗れだったのやら・・・。
 そんなに、どこにロゴがついているんだ、と思った方は、是非、実車を見たら数えてみて下さい。

 では、以下に私が気付いた部分や、実走していての感想等を書いて行くことにします。


10060502.jpg
フレームで、特に目立つ特徴的な形状部分。
トップチューブが前後で極端な異形&異径。
(前、太い円形。後、細い縦長多角形)


 トップチューブは、(商業ベースのインプレサイト等を見ると)ヘッド周りの剛性を出すために、極端に径が大きくなっている、らしいですが、私にはどんな意味があるのか、イマイチわからなかったりします(^^;)。

 で、何でこんな風に径を変える必要があるのか、と思っていたのですが、ある日、例によって坂でヘロヘロになって下を向いた時に、あれ?と思いました。
 上から見た時の、この後細りになるチューブの形状は、きれいに足の稼働位置をかわしていました。
 つまり、ペダリングの障害にならないような形状&強度を考えた結果、この形になったようです。
 まあ、おかげさまで、(私基準で)どんだけ激しくもがいても、トップチューブに足があたって邪魔、なんてことは避けられています。

 実走した感じですが、これが初ロードの私には、他の車体との違いはわかりませんが、これまで乗ってきた車体(ママチャリ、快速系ミニベロ等)と比較したら、明らかに違うことだらけです。

 まず、軽い(当たり前)。
 そして、操作に対するレスポンスがシビアです。
 乗り慣れていない頃は、ほんのちょっとの体の動きも瞬時にトレースしてラインがずれたり、コーナーを切れ込んだり、逆に大きく膨らんだり、良く言えば機敏、悪く言えば遊びがない車体挙動を返してくれて、恐ろしく感じる上に、気疲れが激しい乗物でした。

 それに、今まで乗ってきた車体と比べて、明らかにフレームが硬い!
 ママチャリやミニベロと比べるな、と言われそうですが、路面衝撃がダイレクトに来るはずのミニベロよりも、路面の凹凸の衝撃が手に、尻に、体にガコガコと響き、最初の1ヶ月は50km走っただけで手首が痺れ、腰が痛くなり、と、本当に大変な思いをしました。

 ま、乗り慣れるに従ってそういった事は感じなくなり、今では峠越えを含む200kmくらいは普通に乗れるようになりましたが・・・。

 ちなみに、ロードバイク基準で見た場合のフレームの剛性については・・・私が「乗り込んでいる」ロードはこれだけなので、正直、わかりません。
 が、他サイトや、過去の雑誌インプレでの評価では、最近の高剛性がウリのカーボンフレームと比較したら、確かに柔らかく感じる時もあるが、必要充分な硬さはあり、「しなやか」という表現がされている場合が多いように感じます。
 よく、フォークが横方向にグニャグニャだ、という話も聞きますが、私にはそんなに悪い物とは感じません('09モデルの話。'11モデルでは、フォークはR.T. Proと同じ物に変更されている)

 そして、この車体の特性として、高速域での直進安定性が優れている、という物が、特にインプレで良く出てきます。
 この車体は速度に乗ると、乗り味がフラットになるというか、低速だとガタガタざらざらした感じで路面抵抗を感じていたのに、(感覚的に、35km/hを越えたら)急に車体が軽くなって、接地圧が減ったように感じられます。
 で、そういう時は、確かにちょっと路面が荒れようが、思い通りのラインをトレースして走れますので、確かに高速時の安定性は優れている気がします。

 もっとも、私はすぐに脚が売り切れて、ヘロヘロと減速してしまうので、そんな走行が楽しめる時間は限られるのですが・・・(^^;)。

 で、東京→糸魚川ファストランを走って、この車体の特性になるのかどうかはわかりませんが、走行中に妙に気になる挙動を感じました。
 それは、既に私としては未知の走行距離に入っていた、大町〜白馬村を走行中の事なのですが・・・。

 大町から白馬村に入ると、道は下り基調になりますが、それでも何度か、ちょっと厳しめの物も含んだ、アップダウンが続きます。
 そこを走っている時、感じたのですが・・・この車体、妙に下りから反復する登りが速いな、という感じです。

 重いギアを意識して回している訳でも、軽いギアを思い切り高回転で回している訳でもないのですが、弾かれるというか、フレームが体を前に押し上げているというか、そういう感じがして、それまで一緒に走ってきた、脚の合う皆様が登りで次々減速して行く横を抜けて追い越し、引き離してしまう事もあったりしました。
 (もっとも、これは小高い丘を超える程度のアップダウンの話。下りの先に待っているのが峠道だったりしたら、そんな効果が感じられるのは、最初の数分だけだ)

 一応、購入時にフレームジオメトリ等から、この車体はヒルクライムを走るよりは、アップダウンが多い場所を高アベレージで走るのが得意な、ロングライド向きの車体だ、という話は聞いていましたが、それを実感・・・出来たのかどうか・・・(かなりヘタれていた時間帯だしなあ・・・)。
 尾根幹線辺りで、試してみようかと考えています。
 (まあしかし、以前と比べたら、尾根幹線もかなり速く走れるようになっているのは確かなのですけど) 

 さて、結局とりとめのない文章になった気がしますが(^^;)、以上が一年以上乗ってきた、R.T. Carbonという車体に対する感想です。

 正直、最初は手に余る車体だと思いましたが、乗れば乗るほど馴染んで来るというか、思い通りに動いてくれるようになったというか、そんな感じがする車体です。
 最初の一台にこの車体を選んだ事は、結果的に良かったんじゃないかな、と、勝手に解釈しています。

 今の所、買い換え等はまったく考えていませんが・・・まあ、今後どうなるかは未知数ですね(^^;)。

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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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