日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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道志みち 1ST. アタック

 3月下旬のある日。

 外に出るとき、マスクを装着し忘れていた事に気付きましたが・・・既に1時間以上、外を普通に歩いているのに、何の変化もナシ。
 どうやら、私の花粉症の季節はもう終了したようです。

 よっしゃー!

 しかし、直前に補充購入した抗アレルギー剤はどうするかな?(^^;)

 では本題です。
 昨日、3日(土)に、以前からずっと走りたいと思っていた、道志みちを走ってきました。

 国道413号、通称道志みちは、神奈川県相模原市から山梨県道志村を抜けて、富士五湖のひとつ、山中湖まで通る道で、都心から富士五湖方面への近道として使われるとともに、バイクツーリング、自転車乗りのツーリングや坂練習などにも使われています。
 道は西進時は上り基調で、穏やかな山村風景を抜けて走る事ができる、とても気持ちのよい道筋だというのが、専らの評判です。

 では、花粉症もシーズンが去った事ですし、現在の体力の程度を知る上でも、ちょっと走りに行ってみますか?
 (ちなみに、自宅から道志みち経由で山中湖を一周後、帰宅すると、約200kmに達する、なかなか良いコース)

 というわけで、初めて走って来た道志みち。
 長くなったので、本編は裏置きします(興味のある方は、Read Moreをクリック!)。

 道志みちを走る場合、ウチからは道に至るまでそこそこの距離(50km弱)を走らなければならないので、出発は早朝。
 桜が咲くほど暖かくなったとはいえ、早朝はまだ冬に近い寒さです。
 厚手のインナーにジャージを重ね着し、さらには風よけのナイロンシェルジャケットを装備しての出発でした。


P1000892.jpg
国道413号の入口、お約束ポイントで撮影。
自宅出発から既に2時間半後。
ここから山中湖までは50kmもないが、
この50kmがキツい。

P1000893.jpg
道志みちの最初の方。
ド平坦に見えて、実はじわーっと登っている。
ここで無理をすると、あとまで足に響く。
この時、空に急に広がった厚い雲の影響で、
薄暗くなった。


 まだ朝早いためか、この季節としては冷え込んだ朝のためか、自転車乗りの姿はそう多くなく、肌寒く感じる気候の中、神奈川県相模原市という政令市とも思えぬ静かな風景を進みます。
 基本、晴空なのですが、時々、急に厚い雲が広がるなど、今日の天気はどうにも安定しない様相を、この時点でも見せていました。

 道志みちの神奈川県内は、いくつかの尾根を越えるアップダウンが続きます。
 かつては地形に沿って、もっと曲がりくねった、細い道だったようですが、所々にまだ見た目に新しい橋が架かっており、なるべく直線かつ勾配変化が少ないように再整備がかけられた事がわかります。

 もっとも、勾配変化が少ないというのは、例によって動力機装備の移動手段(つまり車とかバイク)での話であり、人力移動では十分すぎる高低差になっています(突然、10%の坂が現れたりしますからね)。
 また、所々、「幅員減少!」の標識や路面ペイントが現れ、その先では自動車がやっとすれ違えるかどうか、という程度の幅しかない、曲がりくねった道になっている箇所も多くありました。

 ちなみに、交通量は青梅街道ほど多くなく、かといって全くない訳でもなく、奥多摩方面では吉野街道程度、という感じだったでしょうか?
 まあ、これはシーズンおよびその日によっても違うと思うので、参考まで(夏休みや紅葉期なんかは、もっと増えるかもしれない)。


P1000914.jpg
有名な、ぬか喜ばせの看板(復路で撮影)。
道志みちの最高地点とあるが、
「神奈川県内」の括弧書きに注目。
登りは終わりと喜ばぬように。
実際には、この先もまだまだ登る。
(ちなみに、道の駅どうしの標高が、約700mだ)

P1000897.jpg
道志みちの走行レポートで、
よく紹介されている風景。
この橋(両国橋)の真ん中あたりが県境で、
対岸が神奈川県相模原市。
撮影位置は山梨県南都留郡道志村。

両国橋を渡った直後に急勾配のヘアピンを越え、
この高さまで登り上げる(結構キツい)。

P1000899.jpg
道志村に入ったら、道はほぼ全区間登り。
時々、思い出したように下りがあるが、
一瞬で終わる。
勾配は緩いが、とにかく長いので、
脚がどんどん削られる。

ちなみに、私は両国橋を渡ってから、
フロントはずっとインナーギアだった(^^;)。


 両国橋を越え、道志村に入ると、急激に山間部深くに入って来た、という風景に変わって行きます。
 ついでに、季節の変化も平野部よりずっと遅いようで、今の段階では芽吹きも浅い山肌に、スギ・ヒノキ林の不自然な緑色が広がる、まだ冬の荒涼とした風景が色濃く残っていました。

 この道は、標高から考えると、多分5月の連休から11月の頭までの間が、緑や紅葉などの自然の景観美に包まれて、走行時、最も気持ち良さを感じられるように感じられました。

 しっかし、長々と、どこまでも登る坂です。
 斜度はそれほど急には見えないのですが、とにかく長いので、ずーっと脚に負荷がかかった状態が続きます。
 気がつけば、フロントはインナー固定(笑)、リアもいつの間にかローに落ちていて、「もうちょっと軽い段・・・え?今がインナーロー?」と、動かぬシフター相手に一人漫才をかましたりしつつ前進。

 路面状態はあまり良いとは言えず、所々で網目状の、通称ワッフルクラックが発生している場所もあり、手や尻にゴトゴトと嫌な振動が伝わって来ることもあります。

 道志村に入ると、路上やコンビニ、自販機前などで、自転車乗りの姿が目立つようになりました。
 先行していた皆様に追いついたのか、私がヘタれて追いつかれたのか。

 ま、どう考えても後者だな(^^;)。

 感覚的に、道は9割以上、登りっぱなしという感じで、時々下り坂を経て集落に入ったりしますが、集落内の道も、平坦かと思えばずーっと登っている事が多くあります。
 途中、地元のおばさんが乗る電動アシスト付ママチャリに華麗に抜き去られ、無力感を全身で感じたりもしました・・・。


P1000904.jpg
道志みちに入ってから、1時間半強。
やっと到着した道の駅どうし。

P1000901.jpg
とりあえずベンチで休憩。
この日は日差しがあると暖かかったが、
空が曇ると冷たい風で寒さを感じるような天気。
ちなみに、道志村の中心地より高い地域は、
まだ桜の蕾も堅く、季節は1ヶ月遡った感じだった。


 この日は、この道志みちを走行ルートに設定したブルベが行われていたようで、ブルベ用のリフレクトジャケット装備で、キューシートをハンドルに取り付けた自転車乗りが多数、道の駅の前を通過し、山伏峠へと向かって行きました。

 ブルベ参加者は、追い越しの際などに、「こんにちは!」と声をかけて下さるのが、とても気持ち良く感じました。
 こちらも挨拶を返し、ちゃんと声を出せる事で、案外体力が残っているんだと実感できたりするのは、登山の時と同じです。
 また、それに触発されてか、普段は無言ですれ違うだけの事も多いソロサイクリスト同士でも、この日は何となく挨拶や会釈をかわしたりして、気持ち良く走れました。

 道の駅で休憩後、山伏峠へと、相変わらずフロントインナーのまま進みます。


P1000905.jpg
山伏峠へと向かうが、午後になっても気温が低い。
追い打ちで、峠の向こうから厚い雲が接近。
この画像撮影から数分後、空は灰色の雲で覆われ、
雨が降り出しそうな気配が濃厚になった。

そういえば、川も水路も水量が多く、
結構激しく流れていた。
雪解け水のシーズンだからだろうか?


 山伏峠へ向かう途中、雲行きが急激に怪しくなって来たので、道路外の自販機スペースに一時停止し、携帯で天気予報サイトをチェック。
 そのとき、正午になったようで、頭上に設置されていた防災無線のスピーカーから、超どデカい音で時報チャイムが鳴り響き、大いに驚かされました。
 (山間部で民家もまばらだから、遠くまで聞こえるよう、とんでもなくデカい音に設定されているようだ)

 雲行きの怪しさは、時間とともに色濃くなって来ています。
 地域の天気予報は晴ですが、山岳地の局所地域では、そんな広域対象の天気予報など当てにならない事は、奥多摩でも何度も経験しています。

 今日はここまでにしておいてやる、と意味のない捨て台詞を残し、そこからUターン。
 悪天候を回避するためであり、決してここまでの登りでプルプルしている脚が限界だった訳ではありません(←説得力の程度は、皆様の判断にお任せします ^^;)。
 山中湖は、次回の楽しみにとっておきましょう(←負け惜しみですが何か?)。

 そここから下っている間、道志みちの入口から、何となく前後して走っていた方(一枚目の画像、背中が小さく写っている方)とすれ違い、会釈をかわしてお別れしました。

 さて、ここまでの区間、延々登って来た訳ですから、当然、延々下ることになります。
 ・・・しかし、こんな低温での延々下りって・・・。
 体はナイロンのシェルジャケットで防護していたものの、手は平野部感覚で指切りグラブ装備だった事を、かなり激しく後悔。
 再び道の駅に立ち寄り、体を温めるために、名物のポトフとおこわおにぎりで昼食として、復路の続きを下り続けます。

 このとき、シェルジャケットはウエストポーチのベルト部分が、内側から汗が染みて濡れ、風が当たると冷え易い状態になっている事に気付きます。
 うぐ、圧迫がある時はケチらず(?)、ゴアテックスにするべきだった・・・。

 とにかく、往路、あれだけ延々と上った坂だけに、復路は延々と下り基調が続きます。
 相変わらずの低温で、体がどんどん冷えますが、途中、滝の沢橋?あたりに差し掛かったら、急に体感気温が上昇。
 まるで、エアコンの効いた室内に入ったような、そんな錯覚が生まれるほどの気温の変化を感じ、そこから先は指が凍える感覚もなく、下り坂を利用して、制限速度までガンガン上げて行けます。

 ただし、道志みちは積雪地帯のため、アスファルト表面が酷く荒れている箇所もあるわけで・・・。
 両国橋付近で、時速50キロ(区間制限速度)で突っ込んだワッフルクラックのガタガタは、二度と経験したくないものの一つになりました(^^;)。


P1000908.jpg
神奈川県まで出て来たら、
桜が咲いている場所が多くなった。

P1000911.jpg
ついでだから、
道端の桜でお花見も楽しむ事にした。


 体感時間であっという間(実際の時間でも1時間弱)で両国橋に至り、神奈川県に入ると、急に道路が良くなります(笑)。
 路面もきれいに均されていますし、車線の幅も、広くとってある場所が多く、安心して走れるようになって行きます。

 ただし、道志村と比べると、明らかに気温が上昇。
 シェルジャケットの袖を外し、ベストに換装して先を進み、津久井湖周辺〜橋本までの花見渋滞の脇を抜け、最後はお決まりの尾根幹線へ。
 尾根幹線の、南大沢→稲城方向は、最後の方以外、それほどアップダウンの斜度がきつくなく、最後の足慣らしにちょうど良い感じです。

 そこからはいつもの経路・・・と思いましたが、ちょっと寄り道して、最近、多摩サイの調布区間にできたという、『普通に危険なハンプ』を見に行く事にしました。


P1000915.jpg
これがその、『普通に危険なハンプ』の一部。
京王相模原線を挟んだ上下流側、
かなりの範囲に、同様のハンプが設置されている。


 噂には聞いていましたが、またずいぶん危険なハンプができたものです。
 恐らくはこれ、最近悪い方で話題の、暴走自転車対策なんでしょう。

 高さは、最高部で1.5〜2cm程度。幅は5cm程度の凸部が、5列、並んでいます。
 ロードのような軽量車だったら、結構な衝撃が来るでしょうし、軽量ホイールだと衝撃でダメージを喰らうかもしれません。
 というだけでなく、ジョガーの方が歩幅が合わず、ピョコピョコ変な歩調になっていましたし、ゆっくりゆらゆら走ってきたママチャリのお爺さんが、段差で前輪がつっかえて急停車し、後続が追突しそうになるなど、スポーツ車以外にも非常に危険なものになっているんですが?>調布市。

 確かに、暴走するスポーツ車が危険なのはわかりますが、そういう無法者は、こういう場所では舗装面を離れて芝上を暴走通過するだけ(実際、そうしてる)で、問題の解決にはなりません(自分が良ければそれでいいような連中ですからね)。
 たった一部のために、利用者全員に過剰な不便を強いるものを設置するのは、いかがなものでしょうか?

 もしやるなら、芝面にも車止めブロック(確実に自転車の車輪が破壊されるような奴)を埋めて通れなくするくらい徹底的に対策するか、条例を改正し、一定の速度を上回る自転車は、オービスのような監視カメラ映像から警察通報すればキツい罰則が出るようなルールでも作ってしまえばどうでしょう?
 私は調布市民ではないのでアレですが、多摩サイを利用するものとして、特に後者は強く支持しますよ(いや、マジでね)。

 そういう話はさておいて・・・。

 その後、花見客でごった返す堤防上を最徐行で通過し、都道411号へ。
 最後は都道を外れて仙川の大坂を登り、帰宅しました。

 この日の走行距離はセンチュリーオーバーの162km。
 例年、初のセンチュリー越えは連休くらいなので、今季はずいぶん早くに達成した事になります。

 しかし、まだまだだなあ・・・。
 あと一ヶ月強で、ファストランだから、もっともっと長距離に体を慣らしておかないと・・・。

 そうそう。
 最後の最後、世田谷区に入ってから、急に雨がポツポツ落ちはじめ、筋肉が凝り固まった脚を無理に動かし、自宅まで全力走。
 屋根の下にロードを引き入れると同時に、周囲はにわか雨に降られはじめました。

 実はその直前まで、山中湖まで行かなかった事を、良い選択だったかどうかウジウジ考えていましたが、この後、何度か通り雨がきた事を考えたら、やっぱり引き返して正解だったと思うように(^^;)。

 人間万事塞翁が馬というか、まあ、現金なものですね(笑)。

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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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