日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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アイウェアのテストで奥多摩へ

 今日は久々に奥多摩まで走ってきました。

 奥多摩へは、いつも通り吉野街道経由で向かったのですが・・・。
 JR御嶽駅付近を過ぎてから先は、道が山に沿うように走るため、日陰になる部分が多く、しかも日陰の部分は路面がしっとりと湿っているという・・・。

 雨も降っていないのに、何で路面が湿るのか。
 思いつく要因があるので、その"思いつき"が"確信"になってくれない事を祈りながら、注意しながら前進して行くと・・・。
 新氷川トンネルを迂回するために渡った右岸の道路で、無情にもその表示が現れました。


P1000854.jpg
いっ、嫌ああぁぁァァァ!


 ・・・さすが山岳地。
 東京だからとナメたらあかん!

 というか、凍結した路面に車輪をとられた落車確定です。
 この季節、奥多摩に行く皆さんは、ちょっと遅めの時間に、青梅街道(南斜面に設置され、日当たりが良い)経由で行くのが安全でしょう。
 (ちなみに、トンネル内で湧水が凍っていると、相当遅い時間まで氷が残っているので、大真面目に厳戒態勢で走った方が良いと思います)

 では本題です。
 本日、奥多摩に行った理由は、新年以来今までの不摂生度がどの程度かをはかるためと、先週導入したアイウェア、SWANS CYNIUM-Rphをロードで使用した感じの確認+長時間装用での使用感+調光レンズの色変化状態を見る、というもの。

 ま、平たくいえば、新しく買った装備を試したくて仕方がなかったと(^^;)。
 (オモチャを与えられたガキとか言うな!)

 という訳で、CYNIUM-Rphについて、ちょっと解説。

 このアイウェアは、山本光学さんのSWANSブランドのうち、自転車向けに作られているシリーズの中で、調光レンズを使用したモデルです。
 調光レンズとは、装着時に紫外線の強度に応じて色が変化(紫外線強→黒、紫外線弱→透明)するという物で、可視光透過率は12-80%の間で変化します。

 ちなみに、今回のネタを書く時に、サングラスの性能表記について色々調べた結果、可視感透過率可視光透過率という二つの性能表示数値が出て来て、色々と混乱させられました。
 サイトによっては、可視感透過率可視光透過率という誤用がされていたりもしますが、実際にはこれは似て非なる物です。

 ちょっと難しいですが解説すると、

 可視感透過率
 JIS規格で、メガネレンズの光線透過率を表す数値として設定されている。
 ヒトの目が特に強く感応する、波長550nm(ナノメートル。10億分の1メートルを表す)の光が透過する率を表す。
 この数値が3%未満の(何も見えないくらいの)レンズは、メガネとして使用できない(そりゃ、前が見えないメガネなんて、ありえないよね・・・)。

 可視光透過率
 ヒトの目が光として捉えられる波長域、つまりは可視光線の波長領域(波長400nm~780nm)の光が透過する率の平均値。

 という訳で、両者には特に敏感な光の透過率か、可視光域の光の透過率平均値か、という違いがあります。
 今回は、この数値のうち、可視光透過率をベースに話をしているので、注意して下さい。

 難しい話はここまでにして、実際に装着して130kmばかりを走ってきた感想は、裏置きします。
 続きに興味がある方は、下のRead Moreの文字をクリックして下さい。

 というわけで、CYNIUM-Rphの装着感などについて、感想をダラダラと。

 購入時に、SWANSコミュニケーションセンターでノーズパッドと弦を調整してもらった上に、通勤で使用して自分でもチョコチョコ調整を入れたので、装着感は特に問題ありません。

 問題は、ロードのスピードで走った際の、風の巻き込みや、視界の状況等な訳ですが・・・。
 以前、私は2眼型アイウェアを使用したら、鼻梁側からの風の巻き込みがキツくて、使用を断念した、という事がありました(ハードコンタクトユーザーなので、眼球に風が当たると地獄を見る)。
 それ以降、ロードでは一眼型レンズのSWANS SOUを使用していたので、通勤のミニベロの速度では大丈夫でも、ロードの速度でどうなるのかが心配だったのですが・・・。

 結果、特に問題は生じませんでした。
 CYNIUMシリーズは、レンズとレンズを繋ぐブリッジを高めに設計してあるので、鼻梁側からの風の巻き込みを最小限に抑えられるそうです。
 (ここの高さが1mm違うだけでも、風の巻き込みがグッと減るらしい)

 いや、細かい話をすれば、確かにSOUよりも多少、風の巻き込みは感じますが、それはSOUが私の顔にジャストフィットし過ぎているという(SWANSコミュニケーションセンターで呆れられたくらい ^^;)要因があります。
 今日は、奥多摩湖からの帰りが強烈な向かい風で、足を回さない慣性降下では30km/hにも届かないという状況(もっと高速で下っているのと同じくらいの風を、真正面から受けていたはず)でしたが、涙が止まらない!という状況にはならず、いたって普通に走って来れました。

 2眼型で一番心配していた部分を、あっさりクリアしてしまうなんて、驚きでした。
 まあ、今まで使った2眼型は、サイクルショップオリジナルとか、サイクルパーツ専業メーカー製でも廉価品だったりしていたのが悪かったのかもしれません。
 (実際、購入価格差がとんでもないから、比較するだけ野暮と考え、メーカー名、モデル名は不記載)

 そして、恐らく多くの皆様が気になるであろう、調光レンズの色変化について、実際に試した状況を見て頂きましょう。
 (色変化の度合いは、レンズ裏のグラブの白色部の透け方で感じ取って欲しい。また、画像編集ソフトがある人は、フレームの白色部を(R,G,B=255,255,255)の基準点にすれば、相対的な色変化が掴めると思う)


P1000840.jpg
出発前。
まだレンズはクリアな状態。
可視光透過率、80%程度の状態かな?

P1000842.jpg
途中に立ち寄ったコンビニ前。
屋外活動時間、2時間経過後。
まだグラブの白色が透過しているのがわかる。

P1000849.jpg
奥多摩湖到着時点。
屋外活動時間は4時間ほど経過。
手ブレて失礼だが、
グラブの白がほとんど透過していないのがわかると思う。
可視光透過率、12%近い状態だと思う。

P1000852.jpg
ちなみに、食事をしている間、
30分ほどで色が抜けていた。


 昼間とはいえ冬なので、それほど紫外線も強くないと思いましたが、実際にはレンズがほぼ真っ黒になるほどの紫外線を浴びていたようです。
 冬の日差し、ナメるなって事でしょうか?(特に女性の皆さん)

 しかし、この色変化ですが、実際に装着してる自分の視界では、ホントにほとんどわかりません。
 ゆえに、「まだそんなに色付いてないに違いない」と思っていると、恐ろしい目にあう事もあります。

 具体的には、トンネル通過時。
 今日は奥多摩駅から奥多摩湖まで、青梅街道沿いをまともに登って行きましたが、最初のトンネル内が恐ろしく暗く感じ、こんなに色が変化していたのか、と驚かされたくらいです(壁面の凹凸が見えず、ぶつかる所だった)。

 なお、黒→透明への変化には時間がかかりますが、逆の、透明→黒への変化は、ほぼ数秒でハーフスモーク程度にまで進むため、建物→屋外に出る時は、急に眩しく感じたりする事はないでしょう。
 また、可視光透過率80%程度の状態の時は、クリアレンズと同じ感覚で使用できます(私が通勤の夜間走行で使用し、実感済み)。

 なかなか便利なアイウェアで、すっかり気に入ってしまいましたが、難点も一つありました。

 このアイウェアを使用して、路駐をかわす時などに後ろを振り返った際、今までSOUではほぼ視野全体を見渡す事が出来たのですが。
 このCYNIUMのレンズだと、ちょうど見通したいすぐ右の車線の遠方位置にレンズ端がきて、よく見えない時が何度か・・・。

 それぐらい、慣れろ、と言われてしまうかもしれませんが(^^;)、いつもの感覚が通用しなかったのは、ちょっと痛かったです。
 (まあしかし、慣れの問題だと思う。というか、私にはSOU最強を改めて実感した)

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コメント
SWANS仲間
私はこの日、足柄は大雄山へ向かっていました。
奥多摩と違って、暖かい暖かいw

こちらのサングラスのメインは、WARRIOR-B(ハーフミラー)ですね。
いかつい外観がお気に入りです。
コレに加えて、フリップアップのRUDYと普段メガネも持ち歩くので、自転車の時には、『メガネ3本携帯』 という事態にw
調光1本で済ませてるYO-TAさんとは対極の運用法ですが、もうこれが当たり前になっちゃってるからなぁ。

それはそうと、トンネルはやはり鬼門ですね。
こういう時はフリップアップが最強です。

秋葉原に格安スポーツグラス店があるそうなので、近いうちに偵察に・・・って、まだ買うんかい。(^^;ゞ
2010/01/26(火) 01:14 | URL | DFR.@XRF #0WSlQOM6[ コメントの編集]
Re: SWANS仲間
DFR.@XRFさん、コメントありがとうございます。

アイウェアも、奥が深い装備ですね。
はまって行くと、かけ心地や透過率だけでなく、色とか偏光とか調光とか、沈んで行ける要素が色々・・・。
というか、自分の「目」を守ると考えたら、「これ!」という物に出会うまで、サドルと同じくらい長い「旅」が必要かもしれません。

WARRIOR-Bも自転車推奨アイウェアですね。
SWANSのミラーコートは、過剰なギラつきがなくて、私は好きです。
自転車乗りの間では、ロードレースの選手が使用している欧米ブランドの方が人気ですが、SWANSは、もっと評価されて良いブランドだと思います。
使ってみれば、良さがわかると思うのですけど・・・。

それにしても、3本持ち歩きってのは凄いですね(^^;)。
私は出来るだけ手荷物を少なくしたいので、余程極端な条件でない限り、1本で済ませようかと考えてしまいます。

それと、調光レンズは、通勤での使用(朝、眩しい。夜、暗い)をメインに考えた結果です。
ロードで昼間走るのなら、SOUのライトアンバーが私には合っている感じです。
(しかし、SOUのライトアンバーは'09年でディスコンになり、メーカー在庫も払底したそうで残念・・・)
2010/01/26(火) 22:56 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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