日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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tikitを購入するまでの話。

 最近、職場にもtikitを折り畳んで室内に持ち込んでいますが・・・。
 おかげさまと言うか、物珍しいためか、朝一番にいつもホールを清掃中の掃除のオバチャン達に、顔を覚えられてしまっています。

 で。
 今週のある日、いつものように朝一番に顔をあわせたオバチャンに、これ、良かったら飲んでね、と、ジュースを渡された後、追加で一言。

 「毎日、大変よね~。不景気だし、交通費も出ないんでしょ?」

 ・・・なんか、思いっきり誤解されていますが(^^;)、面白いので現状放置します。

 では本題です。
 今回は、tikitの購入に至るまでの、車種選定の過程についてネタにしましょう。
 当然の事ながら、今回の車種選定時には、複数の車種を比較検討した上で、購入車種を決定しています。

 ウチではAirframeは通勤の足以外に、輪行用の車体としても使用していたので、選定する際の基本条件としては、

 小径折り畳み自転車(自宅の置き場の関係)
 Airframeと同等以上の走行性能を持つ
 輪行し易い(Airframeは輪行用にも使っていた)
 もう個人輸入はヤメ!(保証がきかないのはキツいわ)


 という項目がありました。

 それを踏まえて、以下、Airframeの後継車候補として考えた車種と、それぞれについての長所と短所を(独断と偏見含みで)書き、その上で車種選定に至った流れを書いて行きましょう。
 
 ・・・と、非常に良い所ですが、長くなったので、ここから先は裏置きにします。
 半分以上、自己満足のネタなので、ま、興味のある方は暇つぶしにどうぞ・・・。

 それでは本題中の本題で、Airframeの後継車種候補と、その長所と短所について、以下、だらだらと書いてみます。
 重ねて書いておきますが、ここにあげた長所と短所は「私の独断と偏見」であり、多くの皆様にとっては、短所としてあげた項目こそが長所になる場合も十分、考えられますので、その点、ご注意ください。

BD-1(birdy)
長所:
 オーナー数がとにかく多く、乗りこなしのノウハウやトラブル対応などの情報蓄積量が恐ろしく豊富。
短所:
 重心が高く、見た目によらず高速走行が苦手('08サイクルモードでモノコックに試乗しての感想)。
 フロントフォークの破断などの、フェータルトラブルの報告例が比較的多い。
 あまりに姿を良く見かけるので、物珍しさがないというか・・・。

Brompton
長所:
 折り畳んだときのサイズが、とにかくコンパクトで、輪行も楽にできる。
 オーナー数も多く、乗りこなしのノウハウ蓄積量が非常に豊富。
短所:
 高速走行向きの車体ではなく、車重がやや重め。
 内装変速車であり、後輪のパンク修理が恐ろしく面倒。
 今買うと、某アニメの影響と陰でコソコソ言われる可能性あり(←待て!)。

Ori bike
長所:
 折り畳み、展開時のロックが機械(バネ)式で、クランプ等の固定忘れなどのリスクが小さい。
 意外に軽快な走行性に加え、畳んだときのサイズもコンパクトに収まる。
短所:
 安心して乗れるが、突出した特徴がない('08サイクルモードで試乗した感想)。

Smartcog ANT
長所:
 縦折式のため、横幅をそのままに全長をコンパクトにできる。
短所:
 14 inchという特殊な径の車輪ゆえ、予備チューブの持参必須。
 2009年夏現在、そもそも購入できない(製造中止状態)。

Bikefriday tikit
長所:
 折り畳みと展開にかかる時間が短く、シャワーキャップ(車体カバー)とセットで使うと、輪行が非常に楽。
 セミオーダー(BTO)なら、自分の体に合ったサイズのフレーム&好みのパーツ構成で入手可能。
 高速から低速まで、幅広い用途に対応できる。
短所:
 取扱店が限られる。
 仕様にもよるが、セミオーダーだと高価になり、納期も長くかかる。


 以上、独断と偏見のコーナーでした。
 で、選定時には上記内容を踏まえて、私の好みの方向性に当てはめて考えて行きました。

 まず、そもそも流通していないANTは最初に除外して考えると・・・私はとにかく、ちょいレア系で、高速走行に向いた車体が好みです(BD-1消えた)。
 また、実際に通勤中、Airframe(内装変速車)の後輪パンクで思ったように修理できず、焦った事があったので、メンテフリーよりリペア容易性を優先し、外装変速+クイックレリーズ式の車体を選択する事にしました(Brompton消えた)。

 ここで多くの方が、「トラブルがあったら、すぐ輪行に切り替えればいいじゃん」と思ったでしょう。
 しかし、私が自転車通勤をはじめた理由は、「自宅から職場まで、効率よく移動できる公共交通機関がない!」という物なので、輪行に切り替えようにも、電車もバスも近くを走ってないんですわ。
 ま、一応、環八の一本裏道を走っているので、最悪、タクシーを捕まえる事は可能ですけど、運賃が馬鹿みたいに高いので、それは最終手段にしたいですし・・・。

 結果、Oriとtikitの二者択一だった訳ですが、多少値が張っても、自分好みの一台に仕立てられるtikitに、より興味をひかれる結果となりました。
 (実際に買った後に確認したら、「多少値が張る」程度のつもりが、倍半分になっていましたが・・・)

 で、車種はtikitに絞ったものの、まだ問題が残っていました。
 tikitには近年、小径車専門店で扱われているストックモデル(完成車)と、少数の店舗に限定して扱われているセミオーダーのBTO(Build to Order)モデルの2種類がある訳です。

 ちなみに、関東地方でストックモデル(Model-T)を扱っているのは、和田サイクル、サイクルハウスしぶや、LORO系列各店舗になります。
 こちらで販売されているのは、フレームサイズがS、M、Lの三種類の完成車で、パーツ類の仕様も固定されており、'09年現在、フレームカラーも黒だけになります。

 と、ここまで考えた所で頭の中に浮かんだのは、関戸橋のフリマでお会いした、tikitオーナー様の言葉でした。

 「完成車の仕様でも、tikitの基本性能は十分に引き出せると思う。しかし、"自分だけの一台"を手に入れたいと思うなら、BTO以外にない」

 そこで、チラッとBSモールトンの現状を考えました。
 現在、BSモールトンは、ロードでの乗車感との間で違和感が出ないよう、ポジションを決め直している所です。

 しかし、ワンサイズフレームのため、融通がきかないというか。
 シートポストの長さは足りない、ハンドルのリーチを変えたいのに、スレッドステムで自由が利かない等々、どうにかしないといけない項目だらけです。

 完成車仕様で購入後、体に合ったポジションを出せなかった場合、またこんな大騒ぎをするのは勘弁だな、と思った私は、BTOを決意。
 5月も終わりに近付いた頃、高崎のCYCLETECH-IKDさんを尋ねてtikitのBTOモデルの仕様について色々うかがい、メールのやり取りを重ねて、発注に至ったのが5月末。

 変な所にこだわった結果、面倒なカラーオーダー(キャンディーカラー)をかけた事から、納期は当初想定よりも長くなり、8月頭にやっと納車となりました。
 (その間、どんどん状態が悪くなるAirframeでの通勤に、神経がすり減る思いだった・・・)

 で、実際に手に入れた現在の感想ですが・・・。

 やはりtikitのBTOで正解だったと思います。
 今日は久々に雨が上がったので、自転車で通勤しましたが、Airframeより確実に軽快かつ高速で移動できるため、走行中の爽快感が違います。
 (この週末でサイコンを移植。30km/hでの走行も簡単にできている)
 折り畳んだ後のサイズも、まあまあコンパクトで、職場で室内置きしていても、邪魔者扱いされませんしね。

 しかし、今直面してる問題が、自宅での置き場の問題(^^;)。
 畳んで持ち込んでいても、現在は玄関を完全に潰している状況だったりします(外に出るときは、tikitをまたいで通っている)。

 まだAirframeを片付けていないので、それをどかせば、もうちょっと余裕ができると思いますが・・・。
 まあ、早いうちにAirframeは静態保存状態にして、玄関を普通に歩いて通過できるようにしないと、障害物が多すぎてロードを外に持ち出せません(^^;)。
 (自宅でシクロクロス!ってシャレになってねぇ・・・)

 ・・・あ、そういえば・・・。

 BTOモデルなのに、ネームプレートがついてないんだった、ウチの車体・・・(メーカーの発送ミスでそうなったらしい。ちなみに、最初はオーダーしてないリアキャリアまでついていた。なんてアメリカンなアバウトさだ ^^;)。


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コメント
tikit購入の為のご指南
yo-ta様

ブログ、大変面白く拝読いたしました。
自分もtikit購入を思案している一人です。

loroさんに問い合わせたところ「只今売り切れ状態、次回納入時期も全くの未定」とのこと。
大阪の「イトーサイクル」さんにも同様の問い合わせをすると
「初心者におススメはjust tikitです。170000円(初心者に必要であろうオプション含む)に発注費用50000円です」とのお返事。こちらはyo-ta様が言われていたBTOなのでしょうか?

一番賢い購入方法を伺いたかったのですが・・・
お暇な時間で構いません、ご指南くださいませ。

内田
2010/10/25(月) 10:08 | URL | 内田 幸志 #L8qX7C.g[ コメントの編集]
tikitのBTOなどについて
内田さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

tikitの購入をお考えですか!仲間が増えるのは大歓迎です!

さて、お尋ねの件。
Just the tikitは、BTO(受注生産受付)が可能なモデルの中でも、最もベーシックな性能の車体です。
具体的には、LOROさんなどで販売しているModel-Tとほぼ同じ性能の車体ですね。
Just the tikitでBTOをかける場合、Model-T相当の状態から、車体色、パーツの種類などを自分好みの物に合わせて発注する形になると思います。
車を購入する場合に、内装やオプションを色々付け加えたりするのと同じ感じだと考えて頂くと、わかり易いと思います。
もちろん、高級パーツを選んだり、特殊な車体色を選ぶと、それだけ高額になりますが…(凝れば凝るだけ、高くなると思った方が良いかもしれません)。

そして、BTOで一番賢い購入方法は、これはもう、車体の色やパーツ構成を、発注段階で内田さんのお好みの形に仕上げてしまう事ですね。
といっても、具体的にどうしたら良いかわからない、という場合は、使う目的(通勤、週末のサイクリング、など)と、どんな走り方が好きか(サクサク高速で走る、ゆったり走る、など)のイメージを持って、お店に相談するのが一番良いと思います。

私の場合、「既にロードに乗っているので、軽快に走れるモデルで、主に片道10km程度の通勤に使う」というイメージで、CYCLETECH-IKDさんと相談して決めました。
イトーサイクルさんも、同じような形で相談に乗って頂けると思いますよ。
一回だけではなかなかイメージは固まりませんが、2回、3回と相談を持ちかけて、お店の方も「この人は本気だ」と思えば、それだけ真摯に対応して頂けると思います。

あと、イトーサイクルさんのこんなページや、
http://www.occn.zaq.ne.jp/itocycle/tai.htm

バイクフライデーのアメリカ本国のページもご参考に。
http://community.bikefriday.com/tikit/bto
2010/10/25(月) 22:41 | URL | YO-TA #GY0.Hv3k[ コメントの編集]
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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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