日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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nuvi205、異常値検証ライド。奥多摩、日原。

 暑いぞ!

 いや、もう、ホント。
 今日は暑かった。

 奥多摩からの帰り道、何度、「限界だぁ!」とコンビニに飛び込んだ事か・・・(熱中症寸前ですよ、ホントに)。


 では本題です。
 帰りの苦労話はまた後でする事にして(^^;)、今日のライドです。
 今日は、先日来、ネタにしているnuvi205のトリップメーターの異常値が、地域(ルート)に関係なく発生するのか、検証のために走ってきました。

 行き先は、奥多摩町。
 で。
 奥多摩湖に毎度のように行くのも芸がないので、東京都の奥山の奥多摩町の中でも、さらに奥山になる日原(にっぱら)。

 私のサイトを古くからご覧の皆様は、以前は登山や山林性のチョウの写真撮影のため、よく訪れていた場所と記憶している方も多いでしょう。
 奥多摩駅からは、バスで揺られて30分以上かかるこの場所に、自転車で登るのは初めてです。

 ちなみに、本文は長くなったので、裏置きします。
 興味のある皆様は、続きをどうぞ・・・。

 日原へは、青梅街道から北に逸れる「日原街道」のみが連絡道路になっています。
 奥多摩駅近くから青梅街道の氷川大橋を渡り、青梅街道から日原街道に逸れると、すぐ目の前に「日原鍾乳洞まで9.0km」という表示が・・・。

 やれやれ、いきなり戦意を削いでくれる(^^;)。
 ヒルクライムで一桁キロが当たり前の私には、1時間強の距離じゃないか・・・。

 しかし、「向かい風より坂が嫌い」な私は、最後まで足をつかずに登る!なんてヒルクライマーな考えは最初から捨てて、要所要所で止まったり、写真を撮ったりしながら進みます。
 

P1020009.jpg
日原街道の脇を流れる日原川。
しかし、この風景が東京都内と言って、
どれだけの人が信じてくれるか・・・。



P1020011.jpg
白妙橋停留所と川乗橋停留所の間にある、
奥多摩工業の曵鉄線(トロッコ)。
石灰岩鉱山から、奥多摩駅近くのプラントまで、
これで石灰岩を運送しているらしい。

日原は、石灰岩の産地。
この石灰岩を前線に輸送するために、
戦時中の物資の乏しい時期でも、青梅線は
氷川(現在の奥多摩駅)まで延伸された経緯があるそうだ。


 日原街道は途中、白妙橋停留所を過ぎるあたりまでは、平坦場も下りさえも出てくる道筋ですが、川乗橋停留所を過ぎるあたりから、道ははっきりと登りに転じてきます。
 とはいえ、登りが苦手な私でも、フロントをインナーギアに落としていれば、特に問題なく登って行けるような斜度の道がほとんどです(※ギア構成は、フロント50/34T、リア12-27Tという超軟弱仕様)。

 ちなみに、道幅は所々に待避所があるものの、ほとんどの区間は自動車がすれ違える幅もない、狭い道です。
 幅が広くとられている場所は、桟橋状に谷に道路が突き出しており、純粋に地形が険し過ぎて、これ以上の道路拡幅はほとんど望めなさそうな、そんな谷をぬって道は進みます。

 フロントをインナーギアで、足をクルクル回しながら進んで行くと、日原川の渓流の音は、どんどん下に下にと、遠ざかって行きます。


P1020017.jpg
そして到着したのが倉沢橋。

東京都内で最も高さのある橋で、
谷底からは約61mもあるそうだ。
渓流の音が遠くなる訳だよ。


 倉沢橋の周辺は、今まで以上に険しい地形のため、ほとんど人工樹林(つまりスギ、ヒノキ)が見当たりません。
 紅葉期にここまで走ってきたら、凄い風景の中を走れそうです(予定、立てておくか?)。

 倉沢橋を過ぎると、すぐ先に黒々としたトンネルの入口が出現します。
 全長1.1km、標高差50mを打ち抜いた、日原トンネルです。
 このトンネルは、連光寺坂の稲城市民病院前~連光寺坂上間がそのまま、トンネルになったような斜度と長さです。
 トンネル内は狭く、暗いので、安全のために歩道に避退して登って行きます。

 このトンネルは、奥多摩工業の石灰鉱山下を通っているためか、浸出する地下水に石灰分が多く含まれており、ヌルヌルしたペースト状の泥?のような物が歩道や車道を覆っています。
 安全を考えたら、下る時も車道でなく、歩道をゆっくり下った方が良いかもしれません(私はそうした。このトンネルは蛇行するので、カーブで自動車に突っ込まれかねないし)。


P1020027.jpg
そして長いトンネルを抜け、
その先を少し登ったら谷の幅が広くなり、
そこに日原の集落が広がる。


 日原の集落は、相変わらず、よくこんな所に集落を開いたなあ、と思うような地形の中に貼り付いています。
 古くからあるらしい旧家はともかく、新しい家は桟橋状の台座を貼り出させ、その上に基礎を作っていたりしますし・・・。
 ここに初めて居所を構えた先人達は、現在の日原街道の対岸の急峻な斜面に穿った山道を、氷川(奥多摩駅付近)まで通っていたそうで、生活の不便さは、今とは比べ物にならなかった事でしょう。


P1020034.jpg
日原名物だった茅葺き屋根の家は、
残念ながらリフォームされていた。


 しばらく来ていなかった(2~3年ぶりかな?)日原ですが、以前は登山者相手に何軒か開いていた食堂が開いておらず、鍾乳洞周辺のドライブインにも閉鎖された場所があったり、少し寂れてしまった感じがあります。
 観光収入が減り、過疎化の流れに悩むのは、東京都とはいえ、山村部では例外ではないようです。


P1020038.jpg
それでも日原のシンボル、稲村岩は、
変わらぬ威容を示していた。
今日は鷹ノ巣山に登る人の姿も、結構あった。
(日原からのルートは、奥多摩でも屈指の険路なのだが・・・)



P1020060.jpg
稲村岩は、見る角度をかえても、
あまり山の形姿が変わらない。
(日原鍾乳洞側から見たところ)

稲藁(現地の古い言葉で、イナブラと言ったらしい)を
束ねて立てたような形だから、イナムラとなった、
という説があるらしい。


 少し寂れた様子が残念でしたが、相変わらずどっしりとした存在感を見せる稲村岩の姿に、ちょっと安心して、鍾乳洞まで移動すると・・・人だらけ
 ・・・ま、一時より寂しくなったとはいえ、やはりここは都内の観光地なのでした、

 その後、日原林道の舗装区間を往復したりして、奥多摩駅に帰還。
 青梅街道~新奥多摩街道~拝島~立川~東八道路と経由して自宅に戻ってきましたが・・・。

 平野部に戻ったのが、14:30頃だったというのは、失敗だったかも・・・。
 道路は路面に"逃げ水"が出来るほど熱々になっており、その上を剥き出しの体で走ればどうなるか・・・。

 午後から吹いてきた強い風も、涼感を持たせる以前に熱風。
 ドリンクを飲んでも飲んでも飲み足りず、水を体にかけてもすぐ渇いて冷却効果は消えるという、なかなか凄い地獄な状況。

 1時間置きくらいに、コンビニを見つけたら中に飛び込んで、立ち読みをするふりをしてエアコンで涼み。
 コンビニが見当たらない時は、公園の木陰で涼み、水場でUVアームカバーを濡らして装着、走行再開。
 とにかく「暑さを凌ぐためなら何でもやる!」という、なりふり構わぬ覚悟で走り続けました。

 まあ、おかげで結果的には熱中症にならずに帰って来れました。


P1020071.jpg
というわけで、ずいぶん前置きが長かったが、
これが本日のnuvi205のトリップメータ画面。


 ・・・うん?な~んだ、ちゃんと記録されているじゃないか。
 さすがに、日原トンネルでは衛星をロストしていましたが、それ以外の場所では見事に自車位置を正確に表示していましたからね(この辺は、さすがガーミン)。

 というわけで、奥多摩ルートでは、トリップメーターの暴走は発生しませんでした。
 どうやら、睦橋通りか、檜原村のどこかに「次元断層」が存在し、自転車をマッハ0.9や、大気との摩擦で燃え尽きるような速度にまで加速させているようです。

 まあ、原因は不明ですが、現象の発生範囲などが明らかであれば、笑いのネタとして使う事はできますからね。
 今後、五日市ルートを走った時は、「今日の次元断層走行報告」でも上げる事にしましょうか。


P1020072.jpg
ちなみに、こちらがサイコンの記録。
・・・ん?なんか、走行距離に誤差があるなあ・・・。

ま、別にいいけど(^^;)。



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プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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