日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

09月≪ 2017年10月 ≫11月

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

久々にセンチュリー。奥多摩から風張峠を越えて。

 大型連休開始!
 といっても、私の休みはカレンダー通り(毎年ながら)。

 さて、玄関でAirframeが早く走らせろ、というオーラを発している気がしますが、あれから色々いじって1, 4, 8段が使える、疑似内装3段にまで回復させたので、ちょっと今は現実逃避させろよ、という気分で、外に出る事にしました。

 という所で本題です。
 本日は、ロード購入以来、絶対やろうと思っていた事である、風張峠(東京都の舗装道路最高標高地点)越えにアタックして来ました。

 以下、長くなったので、裏置きします。

※4/30日追記
 読み直したら、何だか全体的に文章がグダグダだったので、大幅に加筆、修正しました(おかげで、裏置き文章はさらに長くなりました)。
 昨夜はどんだけ睡魔が暴れてたんだ?>自分の脳内(^^;)。


 アタックルートは、奥多摩湖側から登り、風張峠をこえて都民の森で昼食(予定)、武蔵五日市方面に下る、というものです。

 都民の森は、標高が1,000m近い(風張峠は1,100mを越える)場所なので、この季節はまだまだ初春の芽吹きの季節です(同じくらいの標高の御前山では、平野部では3月に枯れたカタクリが、今、咲いてるんだし)。
 下りは物凄い寒さが予測されたため、ウインドブレーカーを忘れないよう注意してスタート・・・したら、ボトルを忘れました(爆)。

 気付いた時には野川公園の辺りだったので、もうそのまま奥多摩へと向かいました。


P1010830.jpg
という訳で、奥多摩湖。
いきなりかい!とツッコまれた気がしましたが、
後が長いので、さっさと行きます。


 今日は、往路の前半まで、私の体は、何かが降りたのではないかと思うほど快調で、奥多摩駅~奥多摩湖までのヒルクライムで、先行する2人を軽く抜き去り、ちぎってしまったほど、足が回っていました(いつもは逆!)。
 奥多摩湖で青いビアンキという、ちょっと珍しい車体に乗った方と、この先のルートについて話をし、「余裕があったら、風張峠を越えます」という話をすると、その方も風張を越える、との事。

 しかし、ちょっと地理感覚があやふやなのと、途中で抜くときに見たら、奥多摩湖までの登りで、やたら重いギアをギシギシ踏んでいたのが気になったのですが・・・。
 (大丈夫だったのかな?下りもシャレにならんレベルの峠だし・・・)

 その先、お互いに幸運を、と別れて、私は予定通り風張峠へ。


P1010832.jpg
麦山の浮き橋を越え



P1010835.jpg
三頭橋を渡って、奥多摩周遊路へ


 この辺りまでは、何だか物凄く良く足が回っていました。
 もしかしたら、今まで一ヶ月ほど、Airframeで往復約20kmの自転車通勤をしていた成果なのでしょうか?
 だとしたら、君の尊い犠牲は無駄じゃなかったぞ>Airframe。

 ・・・いや、犠牲って、廃車にする訳ではないですけど(^^;)。

 話を元に戻して、奥多摩ロープウェーの廃墟鉄塔下を抜け、山のふるさと村の入口を過ぎると、道は急激に斜度を増して来ます。


P1010840.jpg
急に勾配を増した道を、グングン登る。


 「登りが苦手」を自認しているので、フロントをさっさとインナーに落とし、足を回そうとしますが・・・き、きつっ!

 結局、この段階でギアはインナーローとなり、速度はコンスタントに6~8km/h。
 自分でも、「歩いた方が速いんちゃうか?」と言いたくなります。

 しかも、リアスプロケはロー側が25Tまでしかなく、さらに斜度が急になって来たら、「27Tが欲しい!」と本気で思うくらい、キツい道に・・・。
 (ちなみに、フロントは最初からコンパクトクランク:貧脚)


P1010842.jpg
登っても登っても、ほんのちょっとの平場さえ見えない。
どこまで続くんじゃあ~!


 奥多摩湖(標高600m前後)から、1,150m付近まで登る道は、さすがに容赦がありません。
 おかげで、最初4回目くらいまでは数えていた足つき回数ですが、途中から面倒になってやめてしまったほどになってしまいました。
 (いいんです。私はヒルクライマーではありませんから ^^;)

 11時を過ぎる頃になると、都民の森方面から登って来たロードの人達が、奥多摩湖に向けて豪快にダウンヒルしているのとすれ違うようになります。
 軽く会釈をかわしたり、「ガンバれぇぇぇぇ!」というドップラー効果付声援を受けたりしながら、何とか前進を続けます。


P1010844.jpg
それでも、今まで登って来た方向が開けると、
ここまで来たか、という気分になる。

なお、この背中側は、
ずっと上まで斜面を固めるコンクリートが見えているので、
絶対に上を見ない事にしていた。
(それが見える限り、上に道があるので・・・)



P1010848.jpg
しかし、長い道も進んでいれば、いずれ終わる。
これは、月読第一駐車場から見た奥多摩湖。

2時間前、あの遠い堰堤を出発し、
ここまで登って来たのだ!


 何度目の小休止か分かりませんが、月読第一駐車場では、サドルから降りてストレッチしたりしながら休憩。
 月読第二駐車場では、疲労度がさらに上がっていたのと、内臓系がSOS(つまり空腹)のサインを出そうとしている気配があったので、地べたに座り込んで薄皮あんぱんを齧ります。

 月読第二駐車場まで来たなら、風張峠ももうすぐそこ・・・のはずなのですが・・・。
 道路脇に立っている、コマドリ模様の道路起点からの距離標識が、サイコンの記録と対比すると、やたらばらつきがあり過ぎて、役に立たない事が判明。

 恐らく、航空測量後、平面図上で距離標識設置位置を決め、現地ではGPSなどで設置場所を決めていると思いますが・・・。
 それだと、水平投影距離は確かに1kmになるけど、実際の路程(アップダウンの分を含めた距離)とは整合しなくなるんでよね(もちろん、路程の方が長い)。
 この現象には、昔、登山地図で良く泣かされました(同じ1kmでも、なだらかな斜面の1kmは普通の1kmだが、起伏の激しい地形での1kmは、実際に歩くと、1.5倍の距離になるのも珍しくない)。

 そんなこんなを考えながら、苦しい道行きを楽しんでいる(?)と、やがて登りの傾斜が緩やかになり、急に道が下りはじめます。
 あれ?と思ったら、今度はすれ違う自転車の皆さんが、苦しそうな息でゼイゼイ言ってる・・・。
 どうやら、いつの間にか風張峠を越えてしまったようです。

 ええええっ!気付かなかったよぉ!
 ナンダヨぉ!達成感が空回りだぞぉ!
 (よって、多くの皆様がブログなど載せている、東京都の舗装道路最高標高点の標識に、全く気付かなかった・・・)

 とにかく、峠を越えたからには、待っているのは下りです。
 これまで登って来たのと同様、急勾配の道を下り、速度が一気に増していきます。

 ・・・そこで気付いたこと。
 こんなに急勾配で、こんなに距離が長く、こんなに複雑なカーブが連続する下り道は、初めてだ・・・。(先に気付け!)

 最初は、騙し騙し進んでいたのですが・・・とあるブラインドカーブで、先が見通せた時、その先に想定よりさらに急なカーブが出現!
 現在の速度では、とても曲がりきれないほどの高速でコーナーに突入している事が分かりました。

 分かったからと言って、どうなる訳ではなく、とにかく減速だ!と、フルブレーキ。
 下ハンで。

 おかげで、効きすぎるほど効いた、ULTEGRA SL。
 結果、車輪が前後とも完全にロック。

 ・・・高速コーナリング中に、車輪がロック・・・。
 それが致命的なまでに危険な事であるのは、ロード乗りの皆様には、お分かり頂けるでしょう。

 キュキュキュという音とともに、テールがアウト側(崖側)に滑り出し、車体挙動がアンコントロール状態に!
 初夏のアスファルト上なのに、まるでアイスバーンに乗り上げたかのように、右に左に、車体が持っていかれます。

 しかも、ここは奥多摩湖周遊道路!
 ガードワイヤーを越えたら断崖絶壁!
 事故っても、目撃者がいなければ通報なし!
 通報してもらえても、病院までは最低でも2時間かかる!


 死ぬ!死んじゃう!

 次の瞬間、少し先に切通しのような場所があり、「雪置場」という不思議な広場がカーブのアウト側、道路に隣接して設置されているのが見えました。
 そこには、自然に吹き溜まったのか、人為的な清掃で集められたのか、落ち葉と枯れ草の山が!

 せめてあそこに突っ込め!

 次の瞬間、ズボッという柔らかい衝撃。
 そして車体と私の体(の上半身)は、見事に落ち葉の山に埋まって止まっていました(コントか?)。

 結構派手な落車でしたが、落ち葉がクッションになり、体、無傷。(またも ^^;)
 車体は、左クランクとフロントフォークの左に傷がついた(あうっ!カーボンだぞ!)だけで、落ち葉がクッションになってメカ系は全て無事。

 状況を考えたら、良くこれで終わった、という所ですが、あとでヘルメットの通気孔から虫がヒョコヒョコ這い出して来たり、なかなか違う意味のダメージが大きかったです。

 それにしても、ビンディングペダルでの立ちゴケより先に、本格的な落車を経験するとは・・・。
 とりあえず、気分転換がてら、ウインドブレーカーを羽織って、再出発です。


P1010855.jpg
そんな事があったものの、都民の森到着。
ちゃんと峠を越えた証拠に(^^;)。


 都民の森は、連休モードでライトハイカーの皆様で一杯・・・だと思っていたら、私の到着直後、武蔵五日市方面から、20名ほどのサイクリスト集団、登場!
 どうやら、どこかのショップかチームの走行会のようで、(恐らく)ヒルクライムのタイムが遅かった(?)人が、罰ゲームで東村山音頭の「白鳥」を着せられ、記念写真撮影になっていました。

 都民の森からは、数馬の湯を経て、檜原村役場、武蔵五日市方面に下ります。
 しかし、大人数の中に巻き込まれるのは勘弁なので、走行会の皆様が全て出発して、看板前で写真を撮影した後に出発。

 ここから先、武蔵五日市側料金所を経て、数馬の湯に至るまでの区間は、斜度9%という急勾配(最大斜度は12%とか聞いたが、真偽はいかに?)。
 今までの斜度がかわいく見えるほどの急斜面で、恐ろしいったらありゃしない!
 
 ロックさせないよう注意しながらブレーキを操作し、何とか安全に降りようと思っても、聞いた話では9%にもなる斜度なので、下手なブレーキ操作では速度を殺せず、また車輪をロックさせそうになったり・・・。
 さっきの落車の後遺症でビビリが入っている私は、なるべくソロでゆっくり降りたかったのですが・・・。

 最初のヘアピンの向こうに、さっきの集団の後続部隊が何故か停車中・・・。
 嫌な予感がチラッと脳裏を駆け抜けましたが、深く考える暇もなく、高速コーナーが連続して現れます。

 多少、直進する場所でチラッとミラーを見ると・・・予感的中。
 後ろから、10人ほどの車列が迫ってくる~!
 煽るのはやめてくれ~!こっちは落車後遺症でビクついてんだって!

 しかし、その集団の皆様は慣れたもので、私が右コーナーなのに左端を進んでいたら、意図を察してインから抜きにかかってくれました(先頭側2~3人だけでしたが)。

 集団の車列の間に巻き込まれたまま、何とかその速度に合わせようとしますが、やはり無理(^^;)。
 前を行く人達の速さは、今の私についていけるレベルをはるかに上回っています。

 早々に追走は諦め、後ろの皆さんがイライラしない事を祈りながら、数馬の湯に到達しました。
 (後ろにいた皆さん、もしも、先行するヘタレcorratecにジリジリしてたら、すみません・・・)


P1010859.jpg
都民の森からのダウンヒルで、
結構なスピードが出ていた証明。

アイウェアに虫が衝突して死んでいる・・・。


 これまでも、尾根幹線の下りなどは走った事がありますが、こんなに長くて急勾配の距離を一気に走るのは初めての事でした。
 おかげで、途中から手の疲労でブレーキが握れなくなったり、エアガンで撃たれたような、ガツンという衝撃をアイウェアに感じたり(ハチかアブか、大型の飛翔性昆虫が直撃したんだと思う)、色々ありましたが、今まで楽しんでいた下り坂は、お遊び同然レベルであった事を痛感・・・。
 いやあ、怖かった(^^;)。

 走行会の皆様は、数馬の湯で一事集合してから再度、走り始めるようで、そこからは一人旅に(気楽でええわぁ・・・)。
 途中、「超急カーブ」というインパクトのある路面ペイントを見たりしながら、檜原村役場に到着。

 下り続きで、ブレーキを握る手がだるくなっていたので、ここで小休止。
 時間は14時過ぎ。ここから自宅までは50kmなので、今の疲労度を考えたら、自宅到着は3時間後かな、とあたりをつけて、再出発。

 しかし、この時間になっても、まだ都民の森方面に登っていく皆さんが沢山いたのは・・・。
 帰り道、暗くなりません?(それであのダウンヒルは、自殺行為では?)

 とにかく、私はそこから武蔵五日市駅前~睦橋まで走り、今回は、もう疲れ切っていたのと、どうせそんなに高速を出せない事もあり、主義を曲げて多摩サイに流れました。

 多摩サイは・・・相変わらずの状況だったのに加えて、強烈な横風が!
 小径車では感じなかった、ホイールが横に持っていかれる感覚が、恐ろしかったです。

 そんなこんな、色々ありましたが、自宅到着は・・・檜原村役場前での想定より30分以上早く、16時20分。
 ・・・おいおい、疲れてたんじゃなかったのかよ、オレの体・・・。
 (っつーか、これは踏む力はなくても、回せば速度が出るR.T. Carbonの特性のおかげか?)


P1010863.jpg
で、今日の走行距離。
はい、センチュリーです。


 しかし、東京都の西側2/3を往復しても、200kmの壁は破れないのかぁ・・・。
 どこまで「遠く」に行けば、この壁を越えられるのか・・・。
 (ブルベに出ればいいじゃん、という恐ろしいツッコミはナシでお願いします ^^;)

関連記事
コメント
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

YO-TA

Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

Twitterでつぶやき中
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
雨雲レーダー
リンク