日々是遊歩。見て、聞いて、感じて、それを殴り書き。

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「春の女神」撮影、当分やめます。

 はあ・・・今週頭の「嵐(気候的な意味で)」はキツかった・・・。

 マスクをしても、ツンツン鼻に響く花粉と黄砂。
 何発出ても止まらぬくしゃみ。

 家に帰ったら目が真っ赤でかゆく、いつまでも鼻詰まりが解消せず、眠るに眠れず・・・。

 ・・・黄砂はある程度自然現象なので仕方ないとしても・・・。
 早く発情を収めろ、杉!

 ってゆーか、東京近郊の、資源価値がほとんどゼロのスギ放置林は、全部、問答無用でなぎ倒していいんじゃない?マジでさ・・・。
 (とはいえ、鉛筆みたいにヒョロヒョロで下枝伸びまくりの、割箸にもできないような屑杉でも、役所が伐採する時は財産補償として一本ン万円という額を持ち主に払わないといけない(釣り上げようとゴネる人も多いらしい)んだそうで・・・。手塩にかけて手入れされた杉林ならともかく、何年も放置された屑杉がそんな風に扱われるなんて、何かおかしいだろ、と思うのは私だけか?)

 では本題です。
 さて、毎年、この季節の恒例(ちなみに、去年の様子はこんな感じ)だった神奈川県北部にある、「春の女神」ことギフチョウの繁殖地探訪ですが・・・。

 今年からは当分の間(半永久的に)、やめることにします。

 理由は・・・最近のあの山の状況は、あまりに人が入り過ぎていて、人威圧で環境がどんどん悪化している気がしてならない、というのが一番でしょうかね。
 私がこの山のギフチョウについての話を初めてWebに載せたのが2003年頃(当時はまだ、HTMLサイトオンリーで運営)で、その時に大体、交通のアクセスまでが特定できるような書き方をしたのは、かなり間違ってたかな、と、今では後悔していたりします。
 (私のサイトを読んで来た~、という人にも会った事があるので・・・)

 私がそこに通いはじめた2003年頃には、ハイシーズンでも登山中に5~6人の撮影者に会えば多い方でした。
 しかし近年、ネットで「ギフチョウを見れる場所」という情報が急速に広がったためか、年々、人の数は増え続け、気がつけばハイシーズンの休日には、正午頃の頂上広場だけで20~30人は当たり前、という、物凄い数の撮影者&観察者が押し寄せるようになってしまいました。

 頂上広場はそんなに広い場所ではありませんから、正午近くになると、広場全体がヒトで埋め尽くされ、入れないヒトが周囲の山林の中に踏み込み、レジャーシートを敷いて昼食タイムになってしまうなど、環境の保全を考えたら好ましくない状況が当たり前に発生するようになってしまっています。

 そして、それだけの数の観察者や撮影者が集まると・・・好ましくない人達も増えるんですよねぇ、なぜか・・・。

 最近は、撮影者同士の譲り合いのマナーを全く無視して、我先にチョウに群がる人がやたら多いですし。
 撮影時に絵にならないから、と、スミレなどの野草の周辺にある草木をへし折ったり。
 同じスミレなどでも、写界に萎れた花をつけた株があったら、抜き取って捨てたり。
 わざわざ霧吹きでシュッシュと水をかけてから撮影するような人まで現れる始末で、呆れて物も言えなくなるような酷い状況になる事も珍しくありません。

 (多少、落葉をどける程度ならともかく、そこまで「演出」したネイチャーフォトに、何の意味があるのやら・・・)

 しかも、そういう人達に限って、ブログの中では「演出された写真」とともに、「ギフチョウとの出会い」を、ことさら神秘的な体験だったかのような文章にしてるんですよね・・・(頭痛)。
 ギフチョウは、この山域なら場所を間違わなければ普通に姿を見られる虫ですし、それほど際立って目を引く姿ではないので、一般の人の目には、飛翔中は昼行性の蛾との区別もつかない虫だったりする訳ですが・・・。

 実際、撮影中は目の前にギフチョウが居ても、カラスアゲハに歓声をあげたり、スズメバチに悲鳴をあげる人の方が圧倒的に多く、キアゲハを見て、「すごい大きなギフチョウがいる~!」と感動している人までいるんですから・・・。

 現場の実態はこんな感じなのに、「春の女神」という、一人歩きしまくっている別称のイメージと、演出し尽くした写真を材料に、ことさらに稀少で美しい虫に出会った体験だったかのような文章にしているのが、あまりに現実離れし過ぎている気がするわけで・・・。
 そんな文章を目にした人達が、「こんな素晴らしい体験ができるなら!」なんてノリで集まって来てるのだとしたら、完全に何かを間違ってるとしか思えませんし、それは私の求めるネイチャーフィールドの姿には程遠いので、そんな場所でシャッターを切る意欲が失せた、というのが、本当の理由かもしれませんね。
 (もちろん、感動するポイントは人それぞれなので、私がこんな事を偉そうに言える筋合いではないのは十分承知。しかし、私は別にギフチョウだけが特別じゃなく、地味茶一色のミヤマセセリであれ、元気に飛んでいてくれると凄く嬉しいし、萎れた花も、そこにある事が凄く愛おしく感じるのだ)

 まあ、それ以外には・・・ちょっと現地の保護活動の方針に、個人的に違和感(間違っている訳ではないが、何かが違う、という感じの引っ掛かり)があるのも、何となく近付きにくい感覚を持つ要因だったり・・・。

 もちろん、あの山の環境を維持するために、熱心に活動されている皆様には最大の敬意を表します。
 ・・・が、しかし、多分「環境」に対するスタンスに微妙な違いがあるため、私の考えとは何かがかみ合わない、という感じでして・・・。
 とにかく、こんな考えの奴がお邪魔するのは、ちょっと気が引ける、というか・・・ね(^^;)。


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コメント
特に
撮影者のマナーは年々悪くなってきてると私も思います。
それも特に年配者のマナーが悪すぎます。
2月に大阪城の梅林で見た光景は柵の中に荷物を置き三脚を立て堂々とファインダーを覗いておられました。
その方だけではなく梅林のあちらこちらで見られる光景でした。
柵の中に入ってるのは殆どが年配者でした。
それもグループで入ってリーダーらしき人が撮影のウンチクを語ってるのを横で聞いてて笑ってしまいました。
2009/03/27(金) 09:45 | URL | AUeno #EBoMi4rc[ コメントの編集]
Re: 特に
東京も似たような感じですね。
これから、花見シーズンを迎えますが、有名どころのサクラの下は、どこも三脚だらけ。
立ち入り禁止のバリケードを設置しても、平気でまたぎ越して侵入する人達で溢れる事でしょう。

>撮影のウンチクを語ってる
これも、東京でもよく見かけます。
でも、そういう人に限って、レフ当てのクローズアップ(紅葉期は逆光透かし)のみ、というのがこちらのお約束です(苦笑)。
色々な意味で、笑うしかないときがありますよね。
2009/03/28(土) 00:36 | URL | YO-TA #-[ コメントの編集]
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Author:YO-TA
2011年7月に東京から仙台に移住。
相変わらず、デジカメ片手に、サイクリングやハイキングを楽しんでいます。
突然、突拍子もないことをやらかしますが、それはまあ、ご愛嬌という事で…。

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