サイクルロードで、たまにあること。
BSモールトンで走行中、ちょっと自分より速いロードに抜かれる。
いい感じの速度なので、無断で(^^;)後ろにつかせてもらう。
しばらくそのまま走り、楽をさせてもらった御礼に、今度はこちらが引こうと、前に出る。
後ろで変速音。マジ加速で逃げていく背中を見送る・・・。
・・・あの~、別に張り合ってないんだけど(^^;)。
(小径車に抜かれるのって、そんなに嫌なことなんですか?>ロードの皆さん)
では本題です。
今日は、ちょっと便利か微妙か良くわからないアイテムのご紹介です。

それがこれ。
TOPEAK フラッシュスタンド・スリム
ソケット部に収納されている足を引き出して開き、
ソケットにクランクを差し込んでスタンドにする。
なお、クランクはシマノのロード用のものに近い形状でないと、
うまくはまらないらしい。
人気商品らしく、入荷待ちが続いている自転車店も多いこのアイテム。
現在、Web上で評判をあたると、評判が良いのか悪いのか、全くわからない状況です(^^;)。
ま、とりあえず、まちなかポタでは有効そうなアイテムなので、店頭で見つけて即、衝動買いしてしまいました(爆)。
そんな訳で、まずはBSモールトンで試してみました。
あっさり転倒しました。 ・・・おいおい、何でだよ・・・(ウチのBSMは、ドロップ化した以外標準状態。これでダメってことは、BSMには使用不能という事だ)。
まあ、BSMには標準でセンタースタンドがついているので、このスタンドが使えなくても全然、問題はなかったりしますけどね。
とにかく、BSMで失敗したので、改めて説明書を読んでみた所・・・このスタンド、地面からペダル軸中心までの高さが、85~92mmの車体にのみ、対応、と書いてあります。
・・・あの・・・シマノのロード用クランクって、グレードごとに165~175mmまで、2.5~5.0mm刻みで長さが用意されてるのに、そのサイズ範囲より対応範囲が狭いって・・・。
シビアにも程があるんでない?この製品。
とりあえず、このままでは引き下がれないので、もう一台、Airframeでも試してみることに・・・したんですが・・・。
この車体は、折り畳み機構が特殊なので、まず使えないだろうな、という前提なのが・・・ね(^^;)。

これが折り畳み途中段階。ネコの背伸び状態、

完全に折り畳んだ状態(折り畳みに要する時間、20秒ほど)。
あまりに姿が変わってしまうため、
輪行時、駅の前で畳んだり開いたりすると、
滅茶苦茶驚かれる。
とにかく、Airframeは、こんな風にトランスフォームする構造なので、センタースタンド等をつけても、車体が折れ曲がって支持できないという欠点があります。
で、最初試した時は、予想通り
「トランスフォーム!」(コンボイ指令の声でどうぞ)してしまい、使えませんでした・・・。
しかし、シートポストが持ち上がらないよう、ストラップで結束しておくと、こんな感じで立てることができました。

何とか立った・・・けど、バランスが凄く微妙。
間違っても、メンテ用スタンドには使えないし、
チョイ止めでも、引っ掛けられたら確実に転倒するだろう。

ちなみに、ウチのAirframeのクランクは、
旧型DURA-ACE FC-7400に換装してある。
標準のクランクで使えるかどうかは不明。
そんな訳で、このスタンド、ウチでは
「使えない訳ではないが、ホントにチョイ止めにしか使えない」という位置づけになりそうです。
・・・まあ、しかし、スタンド未装着の車体で走っている時は、それだけでもありがたい場合も多いので、しばらくはAirframeの実装アイテムとして使ってみることにしましょう。
あ、皆様がこのスタンドを使おうと考えている場合、もし周囲にこのスタンドを使用している知り合いがいたら、まず一度借りて試してみることをお勧めします。
お手元の車体が、先に書いた適用範囲に適合していても、使えない場合がありますので・・・(ウチのBSM、ペダル中心軸の地面からの高さは90mmでしたが、使えませんでした)。